第二次世界大戦時ドイツが開発した機関銃の一つ。
大半がプレス加工という安易な作りにも関わらずその性能は良く、終戦までに大量に生産された。
"ヒトラーズ・バズ・ソウ"(ヒトラーの電気ノコギリ)との異名は発射速度と大きな銃声から付けられ、
発射速度や埃等に強い構造に信頼性の高さから前線の兵から歓迎された。
その優秀さは現在もわずかに改造されただけでヨーロッパ各国で使用されていることからもうかがえる。
また、米軍のM60機関銃の初期試作はMG42の機関部が使われていたという話もあるほどである。
〜実銃データ〜
口 径 :7.92mm×57
給弾方法 :ベルトリンク
全 長 :1219mm
重 量 :11.5kg
銃 身 長 :533mm
発射速度 :1200発/分
そんなMG42を電動ガンで作ってみようということになり、無謀(?)にも挑戦してみました。
母体:G3 SG/1(東京マルイ)
全 長:1211mm
重 量:2kg(バッテリー&弾含まず)
装弾数:6mmBB弾1000発(推定)
2008/03/02
再度塗装をおこない、改めて完成たMG42。
ただ、機関部関係はほとんど変更無し。
外装変更部分は2008/02/11日記を参照ください。
全体的には大きな変更はなし。
ストックとグリップを茶色に塗装したことで幾分違って見えるかな
ディテールアップさせたことで感じが出ているかなと自己満足
グリップの一部は塗装でごまかしている部分が‥‥‥
セレクターを新造できなかったのでベースのG3のを加工。
唯一G3の面影を残す部分かも。
やっぱベルトリンク付いてると格好いいかも。
当然この状態で発砲可能。ドラムマガジン必要なショウエイ等とは違います。
2008/02/11
ヒスカルイベント「第12回ヶ号作戦」の参加にあわせて修理・改造を実施。
経年と使い込みによる劣化も目立ってきたのでその修理と、
ついでに技術力が低い頃(今もそれほど進歩していないが)に作ったこともあり、
手抜きな不部が多かったので一部作り直すことにした。
全体の塗装はまだだが、逆に修理・改造点が判りやすいかな
黒くない部分が何らか手を加えた部分
リコイルブースターの穴を再現。
何でこれくらい作らなかったかなと自問
フィードプレート&フィードカバーを使用弾の7.92mm×57
に対応させるため新造。
以前は写真から寸法をおこしていたので全然短かった。
リリースキャッチを作り直し。
今までは回りと同じ外装にしか見えなかったが、すこしは感じが出たかな
リアサイトもディテールアップ。
リア対空サイトは無稼働。
フィードカバー右側面は今までのっぺらぼうだったのだが、メタルリンクを排出するためのイジェクションポートを新設。
おかげで内部に仕込んだ電池ボックスやらが丸見えに‥‥
今回の改造の最大の変更点、グリップ回りのデザイン変更
今まではベース銃のG3のままであったがパテ等で盛りつけ・成型
原型は留めてないが寸法としてはほとんど変化無し。
本来グリップの溝はもっと細くて本数が多いのだが強度上の問題と面倒すぎるので手抜き
レシーバ両面にリベットをこっそり再現
12/8
本体及びバイポット塗装。
実戦評価試験を除き作成終了!!
右側 up
左側 up
上から
バイポットを使った状態で
「人狼」でやっていた持ち方も可能 サイトを上げた状態
ちなみに機関部内部はこんな感じ
12/2
本体及びバイポットパテ隙間埋め。
12/1
11/25
11/24
給弾口まわり作成。
バレルリリースキャッチ部作成。
コッキングレシーバ本体に取り付け。
本体はパテ塗りと塗装を残し実質完成
〜11/23
11/3
前回の初速ダウンを直してから初めて弾速チェックをかける。
初速91m/sできれいに安定。
フィールドのレギュオーバーになったため、実際には使用できず(苦笑)
10/14
当初の目標である御殿場「SAVAGE GARDEN JP 3」に実戦投入!
ところが初速が38m/s程度と全く出ない状態。
給弾ユニットも接触不良なのか動いたり動かなかったり。
事前のテストでは出なかったトラブルがおき、実質使い物にならなかった(涙)
後に調べたところチャンバーのゴムがへたっていたために初速が出なかった模様。
チャンバーゴムを交換したところかなりの初速アップ!
給弾ユニットも一部配線半田付けしたところ安定して動作。
もう少しテストを繰り返しながら完成させていかねば。
10/13
10/9
深夜保管してある棚の上から突如落下するアクシデント発生
マズルとバックストックの一部が壊れたが接合部に沿って外れた形だったのですぐに修復
メインフレームの一部もゆがんだが簡単に修復出来た
強度計算上どうしても弱くなった部分に影響が出た格好になる(苦笑)
修理後、試射してみるが特に影響はなさそう。
10/8
カムズマーケット2にて映画の小道具として作られたMG42を見てくる
現在完意外と安易な作りとなっていたのはある意味驚き
一部のパーツで時間短縮出来そうな制作方法が思いついたが時間が‥‥‥
〜10/7
バレルジャケット接合部作成
現在完成している各ブロックを接合
パテによる隙間埋めを実施
黒塗装を実施 ようやくそれらしい姿になってきた。
9/16
未完成状態ながらゲームで使用
初期トラブルにより1ゲームだけあったが、それなりに使えた
初速が38〜80前半とまだ不安定。チャンバーに大きな気密漏れがあったので対策することで落ち着くことを祈る
装弾数は1,000発は越える見込み
〜9/14
8/31〜9/2
メカBOXカスタム
ピストンレール研磨・スプリング交換・給弾ユニット用配線・電源コネクター変更
これで初速はいったいいくつに‥‥‥(上限1J)
8/25
試しに弾速測定実施:74〜85m/s とやや不安定
給弾ユニットが予定通りのパワーが出てないことが判明
〜8/19
6/30〜7/19
給弾ユニット改造 第三次改でようやく予定通りの動作に
6/3
5/26&27
給弾ユニット作成。
弾入れてテストしたら予想外のトラブル発生中‥‥‥‥
本体にアウターバレル固定パーツセット。その他細々と
5/20
5/6
4/22〜5/4
アルミ板の切断と平行して(?)バレルジャケットの放熱口穴開け
アルミ板から切り外す前の方が作業しやすいのだが、数が多いので疲れる‥‥‥
同平行して機関部付近も加工開始
4/15
アルミ板の切断・加工作業開始
MG42作業用に買った特殊ノコギリの切れ味の良さにビックリ。
これなら切り口の処理の手間がだいぶ楽になりそう。
3月末頃〜4月初旬
アルミ板への線引き開始。
これで失敗は出来ないなと言いつつ一部寸法ミスが発覚(^^;
先に作った画用紙製のと照らし合わせして大正解。簡単に修正可能だったので助かった。
あわせて母体のG3を分解。機関部・グリップ周り・インナーバレル&チャンバー等を引き抜く。
予定通り使われないパーツの方が多い(ToT)
3/17
画用紙で1/1メインフレーム作成。
画用紙の方が逆に柔らかく復元力があるのできれいに形にならないがなんとか計算通りの型にになってくれる。
3/11
1/1によるテストをおこなうため画用紙に線引き。
さすがにアルミ板をぶつけ本番でカットは出来ない‥‥‥‥
3/3&4
バレルジャケット用型木完成。
上下兼用の半分のサイズだがちゃんと形になっている。型木を元に曲面部の寸法を調べる。
図面より実物で測った方が誤差が出ないで助かる。
2/11
バレルジャケット用の型木を作成。
木の削りかすが喉に入ってゴホゴホ………作業用マスクを急いで取り出す(^^;
これを元に曲面部の寸法を出し、アルミの加工へとつながる。
2/4
図面引き直し完了。
さて、外装工事に入るか。
ゲームフィールドにフルスクラッチのMG34を持ってきている人がいたので見せてもらう。
きれいに仕上がっており、技術力の高さに脱帽。
バイポットがプラ製というからすごい。どういう強度計算してあるんだろう?
給弾ユニットトラブルで撃てなかったのが残念。
1/27&28
27日
V-matにてKM企画のTNシリンダー購入(安かったので2号機用も)
ちょうどKM企画の鬼村さんとお話が出来、長めのバレルを使う場合のアドバイスをいただくことが出来た。
28日
MG42を制作することになった原因ともいえる映画“人狼”のビデオを見る。
秋水が欲しくなるのがよくわかった。
コッキング部は稼働させないことにしてたが、ああも見事に演出されてしまうと
なんとか稼働させられないかと考えてしまう(汗)
2001/1/11
ブラックホールにて無可動銃が出品されていたので、こっそり一部の寸法を測ってみる。
すると高さと横幅が今まで引いた図面だと若干大きいことが判明。
まあ写真からの寸法起こしだから誤差も仕方ないけど‥‥‥‥
というわけで、再度図面引き直し。
するとバレルジャケット部で前回解釈したのと違う解釈が発生。
いくつかの資料を照らし合わせてもそっちの解釈が正しいみたい。
なんで前回違った解釈をしてたのか自分でも謎(苦笑)
MG42フルスクラッチ
今月のアームズマガジンにフルスクラッチのMG42が載ってた。
母体はM60のようだが、その完成度の高さにやや自信喪失。
今まで存在は知っていたが実際に(と言っても写真だが)見たのは初めてだったりした。
いい目標にと言えば聞こえがいいが、レベルが高すぎて追いつけないかも(苦笑)
まあいいや、自分は自分なりに頑張るしかないから。
12/3
ユーザとなる秋水に1/1図面を見てもらう。
特に異論はない模様。
この日はゲームだったのでTOPさんM60を持ってきてた人にちょっと見せてもらい
横幅の寸法に大きな誤差がないことも確認。
M60ショーティーと比較してもやっぱ長いな〜と (苦笑)
母体となるG3SG1をゲームで使ってみたが思ったより良かった。
MG42となっても劣らぬようにしたい‥‥‥‥
11/28
昨日は体調不良のため仕事を休んだので、作業が進んでしまった(安静しろって!)
図面引きとりあえず完了
全長:1229mm て、実銃は1219mm 1cm長いぞ!
写真からの寸法取りに無理があったか(ぉぃ!
トリガー&グリップ周りメカボックスとの関係で少し大きくなってるから
まあいいか(どこかだ〜!)
3日にゲームがあるから、秋水にチェックしてもらって。
問題がなければ外装を制作開始(といっても、また図面引きだけど)
11/25&26
図面引き〜
バレルジャケットしか出来なかった‥‥‥‥(^^;;;
これで予定が一週間延びたことになる。
来週は銃のメンテにゲームの予定。たいして進展しないな(苦笑)
なんか全長が長くなりそうな気配が‥‥‥(ぉぃ!!
11/23
1/1図面引き中。
実寸をおこしてみるとやはりでかいね〜
機関部とバレルジャケットだけでも1m。
メカボックスの取り付け位置に無理がありそうだったけど、
なんとか回避できそう(資料データの解釈違いなだけだった)
土日で全ブロックの図面を書き上げる予定(あくまで予定)
はじめます
11月11日
鉄壁ミュラーより母体のG3SG1と多弾倉マガジンを受け取り。
さあ後戻りが出来なくなる(汗
11月18日
外装用の材料等を調達。
・100×50×0.8mmのアルミ板
・直径25mmの1mアルミパイプ一本
・コーナー用L角材(?)2本
・型どり用木材
・金属用ボンド
・特殊ノコギリ
兵器開発局より(byギルティー)
MG42開発について
要望については基本的に応じます。
G3 SG/1を母体にする場合、ピストンヘッド・スプリング・インナーバレルは
交換になります。(バレル延長に伴い弾速確保のため)
資材調達部からの報告では外装パーツは市販品で調達可能性大とのこと。
予算は外装部だけでも電動ガン一丁分はやはりかかりそう‥‥‥
工場よりの連絡で、本作業に伴い新しい工具が必要になる可能性があると。
設計部より。本体及びバックパックの両方から給弾および電源の確保出来るように
おこなってみるとのこと。
もしも・・・(by秋水)
1 新規開発資金は認可されず
よって、現在装備中なるSG/1を母体とする改造に変更すべし
2 上記の結果、必ずしもオリジナルの42を目指す必要はなし
3 弾数はこれまでの経験則から最大でも1000から1500発が適当と思われる
4 弾速はゲームでの使用を前提とするため、最大で85から90の間とすること
5 給弾機構はSG/1のものを利用すべし
以上、兵器開発局へ要求す