美月


 出番は少ないながら、もしかしてEMで一番まともな人ではと思う今日この頃(笑)

「生命の価値は…」での彼女の説得については楊雲の方で書いたとおりですが、その裏を想像するにそもそも影の民全体が運命に逆らわない、死んだような存在。その長老か誰かから「幼なじみのお前の口から伝えよ」とか言われ、死をもたらす事実を告げるという辛い役目を負わされる。黄泉の口を閉ざすには仕方ない…。
 しかし楊雲の幼い頃から彼女が傷ついていくのをずっと見てきた美月。見てきながら何もできなかった。そして今彼女は死のうとしている。むしろその方が幸せなのかもしれない、でも……そんなのは悲しすぎる!
 そしてあの説得になったのではないかと考えます。運命として何もせず受け入れてしまった方が楽だ。でも楊雲には生きて、少しでも幸せになってほしい。自分の我が儘かもしれないけど…。ということで、美月は楊雲より一歩先に「運命に逆らった」人だと言えるかもしれません。

 イメージとしては常識的な判断のできる落ち着いた女性で、楊雲のことを誰よりも大事に思っている。楊雲とともに影の民としての呪縛を振り払った後、背景つきEDでは仲良く暮らしているようで何よりです。楊雲もいい嫁さんを持って幸せですね。(ちょっと待て)



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