アルザ :‥‥‥‥。
○○○○○:あれ、アルザだ。
アルザ :‥‥‥‥‥。
○○○○○:おーい。
アルザ :しっ!
○○○○○:ど、どうした?
アルザ :静かに!マイマインが逃げるやんか。
○○○○○:マイマインて?
アルザ :ほらあそこにいるやろ。のんびり草食べてるやつや。
○○○○○:…あのでかいカタツムリみたいのか?
アルザ :あれを焼いて食べるとおいしいんや。とれたら○○○○○にもあげるわ。
○○○○○:いや、いい…。
アルザ :そや!せっかくやからいっしょに狩らへん?
○○○○○:お、俺が?
アルザ :狩りはおもしろいでー。やったことないんやろ?
○○○○○:狩りはいいけど、相手がカタツムリじゃあ…。
アルザ :マイマインやて。
○○○○○:マイマインねえ…うわ、こっち歩いてきた。
アルザ :静かに!頭下げて、気づかれんようにするんや。
○○○○○:ぬとーっとしてる…。
アルザ :マイマインやからあたりまえやろ。
選択肢
やっぱ俺やだ。 1−1
しょうがない、付き合うか。 1−2
1−1
アルザ :なんでやー?別にいいやんか。
○○○○○:いや、でもね…。
アルザ :ほな近くまで来たら飛びかかるで!
○○○○○:いやだっつーに。
アルザ :しっ!あいつはああ見えても音には敏感なんや!
○○○○○:(俺の自由意志って一体…)
アルザ :逃げ足もけっこう早いから、気づかれたらおしまいやで。
○○○○○:と言いつつ、さっきからペラペラしゃべってるじゃないか。
アルザ :…そう言われてみればそうやなあ。
○○○○○:あのなあ…。
アルザ :ま、別にええやんか。気づかれてへんみたいやし。気にしない気にしない!
○○○○○:それしかないのかおまえは!
アルザ :そろそろやな。一気にぶすりといくで。
○○○○○:なんか体液とか飛んできそうな…。
アルザ :そらそうや。そんなのあとで洗ったらええやん。
○○○○○:‥‥‥‥‥‥。
アルザ :ほな合図したら飛び出すんや!いっせーのー。
○○○○○:おい…。
アルザ :せ!
選択肢
死んでも嫌だ! 2−1
こうなりゃヤケだ! 2−2
1−2
アルザ :おおきに!ほな近づいてきたときが勝負やで。
○○○○○:どうやってしとめるんだ?
アルザ :うーん、うちはいつもこの槍でさしてるけど。
○○○○○:なんか原始的な槍だなあ…。
アルザ :そらうちの手作りやし。
○○○○○:ふうん。
アルザ :でもあいつ相手ならこれでも十分や。動き遅いし、柔らかい。
○○○○○:で、俺はなにするわけ?
アルザ :なんでも大丈夫や!近づきさえすればこっちのもんやから、別に素手でも平気やで。
○○○○○:あんなのに素手で触りたくないよ!
アルザ :そうなん?なんで?
○○○○○:なんでって…なんか気持ち悪くない?
アルザ :うちはぜんぜん平気や!
○○○○○:はー。
アルザ :どしたん?
○○○○○:別にいいけどさ…。じゃあその槍かして。
アルザ :うんっ。
○○○○○:なんか貴重な体験だなあ。
アルザ :とか言ってる間に近づいてきたで!息をひそめるんや!
○○○○○:わ、わかったっ!
アルザ :(ひそひそ)あと3つ数えた飛びかかるんや。
○○○○○:よし…いーち。
アルザ :にーい。
○○○○○:さん!
アルザ :でやあーーーー!
マイマインと戦闘
勝った 3−1
負けた 3−2
2−1
アルザ :あーっ!出てこないなんて憶病者や!
○○○○○:うるさいっ!俺は文明人なんだ!
アルザ :ずーるいずーるいー。
○○○○○:うるさい奴だ…。
アルザ :あ!マイマイン!
○○○○○:…逃げちゃったね。
アルザ :あああ〜、うちのマイマイン〜。
○○○○○:ま、まあ縁がなかったと思って。
アルザ :おいしそうやったのに〜。
○○○○○:…店で売ってないの?
アルザ :ああいいうんは自分でとるからおいしいんや!なんでも店で買うたらいいってもんでもないで!
○○○○○:ううっ、言われてみればそのような。
アルザ :…まあ、過ぎたことは仕方あらへんけど。
○○○○○:そ、そうだよな。また見つければいいじゃないか。
アルザ :そうやな!その時はいっしょに戦ってくれる?
○○○○○:死んでも嫌だ!
アルザ :‥‥‥‥。
○○○○○:あ、いや、だからね。
アルザ :ふうん…しゃあないわ…。
○○○○○:その…。
4−2へ
2−2
○○○○○:うおおお!
アルザ :こ、こいつマイマインのくせに手強いで!
○○○○○:そ、そうなの?
アルザ :せやけどそれだけ食べたらうまいゆうことや!
○○○○○:…なんか気分悪くなりそう。
アルザ :そんなこと言ってる場合とちゃうで!ぜったい仕留めるんや!
○○○○○:お、おうっ!
マイマインと戦闘
勝った 3−1
負けた 3−2
3−1
○○○○○:はあはあ…なかなかハードだったなあ。
アルザ :せやけど大成功や!○○○○○おおきに!
○○○○○:いやあ。
アルザ :けどずいぶん丈夫なマイマインやったなあ。普通もっと楽なのに。
○○○○○:初心者にはつらかったよ。
アルザ :あはははは…。ほなさっそく料理しよ!
○○○○○:え゛。
アルザ :少し待っててなー。
<フェードアウト・フェードイン>
アルザ :いーい匂いやなあー。
○○○○○:確かに匂いはいいんだが…。見た目が、ねえ。
アルザ :なんで?おいしそうやんか。
○○○○○:まあ食文化の違いだけど…。
アルザ :よーし焼けたで!このくらいがちょうどいいやろ。
○○○○○:ずいぶん縮んだなあ。
アルザ :せやけどこれがおいしいんや。はいどうぞ。
○○○○○:う…
アルザ :(にこにこ)
○○○○○:食べますよ…食べりゃいいんでしょ…。
○○○○○:(ぱく)
アルザ :どうや!?
○○○○○:う‥‥‥うまい…!
アルザ :そやろー!?がんばって仕留めたかいがあったやろー。
○○○○○:意外だなあ、歯ごたえのある一方で一口かむとジューシィな…。カタツムリと思うとすごくやだけど…。
アルザ :おいしいからええんや!どんどん焼くからいっぱい食べてやー。
○○○○○:あ、俺焼くよ。アルザも食べなよ。
アルザ :そう?ほないただきまーす。
○○○○○:幸せそうだね。
アルザ :うん!うち幸せや!
(成功)
3−2
アルザ :う〜ん…
○○○○○:強いじゃないかあ…。
アルザ :変やなー、いつもは簡単に仕留められるのに。
○○○○○:今日のやつは特別だったのか?
アルザ :きっとマイマインの親玉やったんや!あー、食べたかったぁ…。
○○○○○:本気で食べる気だったのかあれを…。
アルザ :そらそうや。そのための狩りやん。
○○○○○:そ、そう。そりゃ残念だったね。
アルザ :うん…。
4−2へ
4−2
アルザ :はあ…。
○○○○○:な、なんだよ。そこまで落ち込むことないだろ。
アルザ :おなかすいて悲しい…。
○○○○○:…食うことしか考えてねえ。
アルザ :そらそうや、何のために生きてるんや。
○○○○○:まあ、そうかもしれないけどさ。
アルザ :うーん、やっぱりうちもう一度マイマイン探してくるわ。
○○○○○:そ、そう?俺は遠慮しとく。
アルザ :そっか…ほな。
(失敗)
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