高雄

1994年11月24日撮影

その1へ


 一週間後。「そろそろ色づいたろうし、今回は『午前に三尾、午後に嵯峨野・嵐山』!」という無茶な計画を立て、自転車だけで高雄まで直行。さすがに運動不足の身で山道は辛く、途中半分くらいは自転車押して歩きました…。


 再び神護寺到着。赤くなってる、赤くなってるよ!



 神護寺金堂。中には国宝の薬師如来立像など。



 神護寺はかなり広大なお寺です。
 これは金堂の石段から下りる途中で、五大堂、毘沙門堂を写したもの。




 境内西端にあるのが地蔵院。清滝川を囲む「錦雲渓」に面しています。



 地蔵院から眺める錦雲渓。
 清滝川の渓谷、高雄から清滝までの4kmを錦雲渓、清滝から落合までの1.5kmを金鈴渓というそうです。



 かわらけ投げ。かわらけというのは素焼きの板で、錦雲渓に投げると厄除けになるそうです。地蔵院の売店で2枚200円…だったかなぁ? 当然ながら気分的に遠くへ飛ばしたいところですが、力入れるとダメ。上投げもダメ。フリスビーのように手首のスナップを効かせ、と言ってもなかなか上手くいかず、3回くらいはすぐ下の茂みに突っ込みました。(結局6枚くらい買った…)




 木にもよりますが、赤くなっているところは丸々赤くなっており、下をくぐると圧倒されるものです。
 弱い風が吹いていて少し揺れ、それがまた風情がありました。

 この日は槙尾・栂尾には行かず、ここから嵯峨野・嵐山へと向かったのですがそれはまた暇ができましたら。



 その後年末に帰省する際に、「紅葉の天麩羅」を買いにまたもや自転車で行って来ました。
 秋の賑わいが嘘のように人っ子一人おらず、外国人観光客が一組歩いていただけでした。なんか居ちゃ悪いような気がして天麩羅を買ってすぐに帰る…。土産物屋は一応空いてましたが、さぞ暇だったでしょうな。(シーズンオフはどこもそうか)
 当の天麩羅ですが、高雄で取れた紅葉を一年(だったかな?)ほど漬けておいて、それから揚げるそうです。紅葉シーズンなら揚げたてのを売ってます。
 実家に戻って食べてみたところ、天麩羅というよりかりんとうのような感じ。味はあまりしませんでした。(紅葉の味なんてわからんし(^^;)



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