君は、小宇宙を感じたことがあるか！

○聖闘士（セイント）

　戦いの女神アテナを守るため己の肉体だけを武器として戦う少年たちのこと。聖衣を身にまとい、その拳は空を引き裂き、その蹴りは大地を割るという。レベルによって青銅、白銀、黄金と分けられる。それぞれが守護星座を持つ。


○聖衣（クロス）

　神話の時代から受け継がれてきた聖闘士の鎧。装着することで聖闘士の身を守り、小宇宙を燃やすほど聖闘士のパワーを増大させてくれる。88の星座に応じて88個の聖衣がある。
　小さい傷くらいなら自然に修復するが、あまりに傷ついた聖衣はムウに修復してもらうしかない。ただ一つ鳳凰星座の聖衣だけが自己修復能力を持ち、何度粉々になっても再び再生する。
「聖闘士」の意味で使われることもある。
例)「お前らごとき第一の白羊宮にもいかせん！この白銀聖衣、矢座のトレミーがな！」


○小宇宙（コスモ）

　人なら誰もが持っている体の中の小宇宙。魂の根本となるもの。聖闘士はこの小宇宙を燃焼し、爆発させることによって超人的なパワーを持つ。


○セブンセンシズ

　小宇宙の真髄。人間の持つ五感(視覚・味覚・聴覚・触覚・嗅覚)＋第六感(精神)を越えた第七感。いわば究極の小宇宙で、この第七感に目覚めているのは黄金聖闘士だけである。


○青銅聖闘士（ブロンズセイント）

　聖闘士の第一段階。88人の聖闘士のうちもっとも数が多く、実力的には最下級に属するが、一撃で岩をも粉砕するパワーとマッハを超えるスピードを持つ。


○白銀聖闘士（シルバーセイント）

　青銅聖闘士よりも１ランク上の聖闘士。その実力の差は天地の開きがあるという。青銅聖闘士や聖闘士を目指す者の指導にあたっている者も少なくない。銀色に輝くメタリックな聖衣が特徴。


○黄金聖闘士（ゴールドセイント）

　聖闘士の頂点に位置する12の聖闘士。黄道12宮(牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座、獅子座、乙女座、天秤座、蠍座、射手座、山羊座、水瓶座、魚座）を守護星座に持ち、その拳は光速の速さを持つ。まさに地上最強の戦士。


○教皇

　アテナの補佐役で、事実上全聖闘士の頂点に立つ存在。代々、黄金聖闘士の中から仁・智・勇を兼ね備えた者が選ばれ、前教皇よりその座を受け継がれる。


○アテナ

　ギリシア神話においてゼウスの額より生まれたとされる戦いの女神。しかし自らは戦うことを好まず、常に守るための戦いしかしなかった。数百年に一度、この世に邪悪がはびこるとき、人間として生まれ変わり、それに立ち向かう。現在は城戸沙織としてこの世に降臨した。


○聖域（サンクチュアリ）

　ギリシアにある聖闘士発祥の地で、教皇のいる聖闘士の総本山。黄金聖闘士の守る12の宮の上に、教皇の間とアテナ神殿がある。多くの聖闘士候補生がここで修行している。


○暗黒聖闘士（ブラックセイント）

　正しかるべき聖闘士の拳を自らの欲望のためにだけ使い、アテナからも存在を見放されたものたち。デスクィーン島に拠点を置き、聖闘士の間からも忌み嫌われている。


○神闘士（ゴッドウォリアー）

　北欧の地アスガルドにおいて、大神オーディーンのもと戦う伝説の戦士。北斗七星の７つの星を守護星に持ち、ヒルダを守って戦う勇者達。


○神闘衣（ゴッドローブ）

　神闘士の鎧。その由来は北欧神話関係かららしい。


○ヒルダ
　オーディーンの地上代行者で、神闘士を統括しオーディーンに祈りを捧げる巫女。海皇ポセイドンの陰謀によってニーベルンゲンリングをはめられ、邪悪と化してしまった。


○海闘士（マリーナ）

　海皇ポセイドンのもと戦う海の戦士。鱗衣に身を包み、その実力は聖闘士にも劣らないという。海闘士の中で最強の力を持つものを海将軍(ジェネラル)と呼び、それぞれ７つの海を守っている。


○鱗衣（スケイル）

　海闘士の鎧。海に関係する伝説の生物を形取っている。


○海皇ポセイドン（かいおうポセイドン）

　オリンポス12神の１人で、神話の時代より地上を狙いアテナと戦いを繰り広げてきた海神。海商王ジュリアン・ソロの体を借り、地上粛正に乗り出す。


○冥闘士（スペクター）

　冥王ハーデスと共に復活した、黄泉よりあらわれし108人の戦士。「ハーデス軍108の魔星」ともいう。冥衣に身を包み、ハーデスのため冥界を守る。


○冥衣（サープリス）

　冥闘士の鎧。黒く輝く鎧で、様々な伝説の生物の形を取る。


○冥王ハーデス

　冥界を支配する神であり、アテナの宿敵。愛を否定し、地上を暗黒の世界と化すためアテナに戦いを挑む。神話の時代クロノスとレアから生まれた自らの肉体をこよなく愛し、本体は聖地エリシオンに眠らせ自らはアンドロメダ瞬の体を使おうとした。