友情のAIR劇場:後書き


 AIRの感想でも書いたようにヒロイン同士の絡みがなかったのが残念だったので、ひとつSSで補完しようかというのが発端でした。
 けどよくよく考えたら、観鈴って呪われてるじゃん…。
 これで友人関係を書くとなるとギャグにするか、悲劇にするか、奇跡を起こすか、設定無視するかしかないですわな。まったく難儀な世界設定だぜ。


 AIRで一番好きというか、心を打たれたのは観鈴の孤独感です。
 あんな風に独りぼっちで、でも明るくて、友達が欲しいと強烈に思っている姿はすげえ切なかった。
 だからあのラストはさぁ…。翼人の物語なんかどうでもいいから、観鈴の物語を見たかったよ。観鈴がどう考え、何を求め、手に入れるかを見たかった。話が地球レベルになったせいでそのへんが拡散してしまった。家族愛なんて晴子さんが一方的に与えてるだけで、観鈴は何もしてねーじゃん。
 ということで創作だけでも観鈴ちんに友達を作らせたかったのデース。
 ってギャグSSで語るなよって感じですね…。


(00/11/12)   


感想は一行感想板へお願いします。

ガテラー図書館へ
有界領域へ
トップページへ