終わりと始まり:後書き


 鏡告白は他の女の子の告白とはまた別の意味を持つと思います。
 他の告白がそれまでの自分自身の延長上にあるのと比べ、鏡さんのものはそれまでの自分、仮面、復讐、そういったもの全部捨てて、いわばまったく逆の方向を向いて告白するんですよね。自分の弱みすらさらけ出して。
(いや紐緒さんもだろと言われそうですが(^^; 紐緒告白はー…やっぱ納得いかねぇ)
 だから受け止める方もちゃんと受け止められなくちゃいけないし、それをきちんと書くのは私にはまだちょっと無理くさいです。今はこれがせいぜい。

 知っての通り、ときめいた状態の鏡さんと近所の公園でデートすると、「家はそんなに裕福でなく、弟が六人いる」ということを聞くことができます。彼女が少しだけとはいえそういうことを話すというのは…ゲームでは全然見えなくても、きっとかなりの葛藤があったんでしょうね。

 余談ですがこの近所の公園での最終情報、SS1本書けるほどのものが多いです。特にめぐめぐとかひなちゃんとか詩織ちゃんとか清川さんとか…どんな想いで口にしたのかを考えると、あるいは告白と同じくらいの重みを持つかもしれません。
(でも優美ちゃんの「好雄がいろんな女の子にアタックしている」はどうともできませんが(^^;)


(11/29)   


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