ときメモ2サブストーリーズ
Dancing Summer Vacation

(2000/10/11)
※ネタバレを含みます。




ネット上の評価がボロボロだったので期待せずにやってみたら、結構楽しめました。美帆が可愛いったらありゃしねぇ、くぅぅ。

話としてはドラマシリーズのサブキャラシナリオだけ集めたような感じです。メインの3人は旅詩の、脇役(光、琴子、茜、ほむら、楓子、舞佳)は虹春のそれに近いでしょうか。
(前者−それなりに葛藤や成長がある小シナリオ。如月さんの話が一番近いか? 後者−単なる日常のワンシーンイベント)
ドラシリと比べるとメインの主人公青春話がないので、ボリューム的にはかなり落ちます。会話も3択だけ。ただ話自体はキャラの個性を上手く使っており、台詞も笑えるものが多く楽しめました。
あとは値段との兼ね合いか…。私は5200円で買いましたが、この分量ではプラコレの3800円くらいが妥当だろって感じです。(オープン価格ということは小売店が決めてるのか? よく分からん) 立ち絵使い回しといい、全体的に安い造り。一枚絵が多いのが救いか…。
操作性についてはメモ2本編同様L2スキップがあるので、繰り返しプレイが楽。
音楽はこれも本編と同じく環境音。キャラテーマ曲は長めになったのですが、やはりBGMは常時欲しいなぁ…。
OP・EDは映像は手抜き。EDでネタバレするなよ〜。ほむらの話なんてやる前からオチが分かっちゃったよ…。曲数はOP×2、ED×4と多し。

・白雪シナリオ
1stプレイで「寿さんが好きだから」を選んだら、何故か白雪シナリオ突入。このへんの選択肢はちょっと意地が悪すぎ。
真帆があんなに怒ったのはよほど美帆が大事なのだろうなぁ…というか願望。
感情爆発イベント(後述)を経て、遊園地。背景のグラサンに大笑い。
んで大会当日。電話に出なかったためバッドED…。ああいう場所では携帯は切るのがマナーだろ? 今回の話で一番の不満点です。
ロードし直して、助太刀に入ることに。DDRで他人に指示してもらうのって本当に助けになるんだろうか…? つーか何だこの振り付けはぁ! 死ぬかと思った…ランクEで何とかクリア。
その後のドタバタは、まあゆっきーだから何事もなく終わるはずもないし、ただのトラブルよりは紐緒さんの仕業という方が面白いので不満はなし。紐緒閣下に師事するメイ様というのは意外でしたが、美味しい組み合わせです。確かに自分以上の科学力を見せられれば素直に感嘆しそうだしな…>メイ
んで、ラスト。な、なんで最後が真帆なんだァーー! いや嫌いなわけじゃないですが、てっきり美帆と真帆別々にEDがあるものとばかり…。白雪はひとまとめかよ。
この歌あんまり好きじゃないしな。(真帆はもっと神経太そうだし、自分で主人公騙しておいて「わかってよ」もクソもないと思います) 「大好きな人」か、「Garden」だったら100点だったのですが。風邪ネタは面白かったので落ち自体は満足。

発売前は「美帆ぴょんにDDRだぁ? 合わねぇ!」と思っていましたが、「真帆が得意だったため巻き込まれる美帆」という流れで、逆に双子入れ替わりが上手く生かされていました。ゆっきーのため苦手なDDRを頑張る美帆ぴょん。いい子だ〜。
会話はあからさまにボロ出しすぎの気はしますが、まあこのネタ自体好きなので良し。主人公撲殺(→DISK2直行)シーンは笑った…。
互いの呼称が「美帆」「真帆(ちゃん)」なのも良かったです。やはり双子で「姉さん」は違和感があるので。
失敗ルートでのお祈りCGでこちらを見上げる構図が激萌え。

シナリオの核は感情の発露と、そういう自分を発見する話。
描かれ方は浅いですが、突っ込む点としては上手いところを突いた感じです。確かに美帆って常時微笑んでる感じで、切れたり嫉妬したりってなかったしねー。こういう子が感情を表に出してしまう展開は大好き。(アーシアン3巻を思い出す) 可愛い。
自分の意志でおっとりさを保ってる美帆ぴょんならではですね。古式さんでこれをやったら逆にキャラ壊してただろうな…。

・八重さん
あんたもええ人や…。愛想なさそうながら何だかんだで手伝ってくれます。
話としては過去の傷とか自己嫌悪とか、基本的な部分をそこそこ取り揃えましたという印象。
美幸との組み合わせは良し。確かに一番裏表ないもんなぁ。ただせっかく上手い取り合わせなんだから、もう少し深く絡めて欲しかった。八重→美幸の評価は聞けたけど、逆はよく分からんかったし。(それにしても美幸への評価を見る限り、八重さんてちょっと暗いだけで根は素直ですね)
花火大会のCGが、他のキャラと同じく見下ろすアングルなのが×。身長考えろよ…。
最後の手は取らないパターンの方がいいです。あがいてる感じがして。

・ゆっきー
取説の表紙、こうして見ると美少女だなー。
AIRやった後にこの子を見ると、つくづく救われた気分になります。ああー、素朴だ。
核は「無理して笑わなくていいんだよ」という話。ある程度自分で意図しての明るさだったか…。(本編でもカラオケでの台詞等でそんな感じはしたけど) うむうむ、幸せのために協力してあげたくなるな。
ただDDR中の声は…やっぱりうるせー。

・主人公
「そ、そう…」と「う、うん…」が多すぎ。もうちょっとシャッキリせいや。
こんなところまで本編通りにしなくていいっての。

・朝日奈さん
んー、いや、悪かったわけじゃないけど居ても居なくても同じだったような…。
テーマ曲は懐かしかったです。

・DDR
見るのもやるのも初めてです。やってることは彩ソンのギターゲームと似たようなもんですね。
そこそこ面白いけど、取説にはちゃんと説明を書け。

・夏
「夏休みのワンシーン」という視点は徹底しており、『高校生活の一部を切り取った』という感じが出ていました。(ラストへの繋ぎとかも)
ただ夏の暑さを感じさせるような描写はなし…ってときメモは元々そんなもんか…。

・追記
このサブストーリーズ、キャラ>ストーリーの方向性のようです。話は大したことないけど、ヒロインの掘り下げはドラマシリーズよりは深かったと思います。(つーか、ドラシリのヒロインはある意味主人公の引き立て役だったしな)
幼年期イベントと絡めたりもしているので、完全に「ときメモ2が好きな人」向け。
かつ自分の萌えキャラでなければちと辛いですね。今回は3人とも好きだったので十二分に楽しめましたが、今後はキャラ次第では見送るかも。
あとは事前に方向性をきっちり宣伝して、値段を相応にしてくれ…。方向性自体はアリだと思うので。





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