「あ、あの…。
『はい、何でしょう?
「わ、私、美樹原愛と
言います…。
『はぁ?
俺は主人公。
「し、知ってます。
『えっ、なんか言った?
「いえ、あの…。
パーティーで
渡そうと思って…。
ど、どうぞ…。
『えっ、ありがとう。
それじゃ、俺も…。
これをどうぞ。
「えっ、私にですか…。
あ、ありがとう
ございます…。
『いいよ。
どうせ、パーティーには
出られないんだから。
「あの…。
‥‥‥‥‥。
失礼します…。
『あっ、美樹原さん。
もっと、お話を…。
行っちゃったよ。
(美樹原さんか…。
どうして、俺なんかに
プレゼントくれるんだ?)
「あっ、公君。
あなたも
招待されてたのね。
『詩織もいたのか。
しばらく詩織と話し込んだ
「そういえば、
紹介したい
友達がいるのよ。
『紹介って?
「ここにいれば、
そのうち来るから
待っててね。
『そのうちって…。
「それじゃ、私は行くね。
『それじゃ、また。
(えっ?
でも、誰だろう。)
「あの…
こんばんは。
『あ、こんばんは。
(この娘、誰だろう?)
「あの…
私、藤崎さんの友達で…
美樹原…愛といいます。
『俺、主人公。
「あの…
‥‥‥‥‥
失礼します…。
『‥‥‥‥。
まだ、何も話してないよ。
(美樹原さんか…。
何の用だったんだろう?
でも、結構可愛かったな。)
ドン
「きゃ。
『あっ、ごめんなさい。
「ちょっと、どこ見て
歩いてるの?
『いや、あのその…。
あっ、あんまり君が
奇麗だから…。
「そう。
ま、そういう事なら
しかたないわね。
(ほっ…。
良かった。)
「君、名前は?
『あっ、主人公です。
「知ってると思うけど、
私は鏡魅羅よ。
それじゃ、失礼。
『あの娘が、
ファンクラブもある、
鏡さんなんだ…。
(性格きつそう。)
「あなた公君ね。
クリスマスの記念に、
改造する気はない?
『はぁ、なにそれ?
何で、俺の名前
知ってるの?
「そんな事はどうでも
いいのよ。
するの、しないの?
『改造って、何の改造?
「決まってるじゃない。
人体改造よ。
『し、しなくていいです。
「そう。
その気になったら、
私の所に来なさい。
『あの、君は?
「科学部の、紐緒結奈よ。
それじゃ、失礼。
『紐緒さんか…。
何だか怖い娘だな…。
(あれ?
あの娘何だか、
顔色が悪いぞ…。)
『あの、大丈夫ですか?
気分でも悪いんじゃ…。
<バタン>
『だ、大丈夫?
大変だ、
人を呼ばないと…。
「だ、大丈夫です…。
『本当に大丈夫?
いきなり倒れるもんだから、
びっくりしちゃって。
「すいません。
驚かせてしまった
みたいで…。
『いや、いいんだけど。
気分が悪いときは、
休んでた方がいいよ。
「ありがとうございます。
私、如月未緒といいます。
良かったら、お名前を…。
『あっ、俺、主人公。
それじゃ、如月さん。
無理しちゃ駄目だよ。
「本当に、
ありがとうございました。
主人さん。
『他に知り合いは、
来てるのかな…。
ドン
『おわっ。
痛ッ。
「何、ぼーっと
つっ立ってんだよ。
『ご、ごめんなさい。
人を捜してたから…。
あれ?
「何?
『もしかして、
水泳部の清川さん?
「そうだよ。
それが?
『水泳部の有名人に
こんな所で会えるなんて、
ついてるな俺。
「へぇ、
私の事知ってるんだ。
『きらめき高校の人だったら、
知らない人はいないって。
「ありがと
嬉しいよ。
えーと…。
『俺、主人公。
よろしく。
「私は、清川望。
あっ、知ってるなら、
言うことなかったね。
『そ、そうだね。
「それじゃ、
あんまりボーッとすんなよ。
危ないからな。
『あ、ありがとう。
清川さん。
(清川って、
言葉は悪いけど
結構、可愛いよな。)
「メリークリスマス。
『あっ、メリークリスマス。
(???
この娘、誰?)
「今、伊集院君と
話してたでしょう。
キラメキ高校の人?
『そうだけど、君だれ?
「私、片桐彩子。
あなたは?
『俺、主人公。
「それにしても、
伊集院君の友達なんて
珍しいわね。
『別に、
友達なんかじゃないよ。
「そう照れないの。
今度は学校で
会えるといいわね。
『そ、そうだね。
(何で、照れなきゃ
いけないんだ?)
「それじゃ、グッバイ。
さよなら。
『さ、さよなら。
(なんか変な娘。)
(あの娘、どうしたんだろ。
ボーッと立ってるぞ。
あっ、人にぶつかる…。
危ないなあ。)
『あの…。
「ハイ。
なんでしょう。
『余計な心配だと思うけど、
ボーッとしてると
危ないよ。
「心配していただいて、
ありがとうございます。
見とれてましたもので。
『何を見てたの?
「大きなクリスマスツリーだと
思いまして…。
ずっと見てました。
『確かに大きいけど、
こんな所で見てると、
人にぶつかっちゃうよ。
「それもそうですね。
ありがとうございます。
あの、お名前は?
『名乗るほどの者じゃ
ないよ。
「親切にしていただいた人の
名前も知らないのは、
失礼ですから。
『俺の名前は
主人公。
君は?
「私は、古式ゆかりと
申します。それでは、
失礼いたします。
(古式ゆかりさんか、
おっとりした娘だなぁ。)
「あっ、好雄君じゃない。
『えっ?
好雄?
「ご、ごめんね。
友達と間違えちゃった。
『好雄の友達?
「えっ?
好雄君知ってるの。
『だって俺、
好雄の友達だもん。
「ねぇ、名前聞いてもいい?
『主人公だよ。
君は?
『私は、朝日奈夕子。
あなたが、好雄君の
言ってた人なんだ。
『好雄から?
何言ってんだあいつ…。
「あっ、もう行かなきゃ。
それじゃ、また。
<ヒュン>
「あっ、危ない。
『おっと。
(あぶねぇ…。
何だって果物が
飛んでくるんだ?)
「ごめんなさい。
手が滑って…。
それにしても、
すごい反射神経ね。
『ぐ、偶然だよ。
君だれ?
「私、
野球部のマネージャーで、
虹野沙希といいます。
『俺、主人公。
「よかったら、
野球部に入らない?
『今のところ
興味無いから…。
「そ、そう。
それじゃ、
しかたないか…。
『ごめんね。
気が向いたら、
見学に行くよ。
「うん。
待ってるわ。
それじゃ…。
(虹野さんか…。
野球部に入っても
いいかな?)
おまけ(あったらいいな)
ドン
『いてっ。
「あっ、
ごめんなさい。
『あれ、学校でも
ぶつかったよね。
「あ…、
ちゃんと
覚えててくれてるんだ…。
『え、何?
「あのね、
これ、プレゼント。
『え?
俺に!?
「そ、それじゃ!
『行っちゃった…。
中身は、何だろう?
(う!なんだよ、
このコアラは…。)
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