八重花桜梨・イベント



<出会い>
<デートすっぽかされる>
<主人公逃げられる>
<体育館裏・未練>
<退学>
<気まぐれ本気モード>
<お魚とともに……>
<スキーで足をくじく>
<さよなら>
<信じられる人>
<星の光のように……>
<咲き遅れの桜・決意>
<バレー部への入部歓迎>
<ビーチバレー飛び入り>
<迷い込んだ猫>
<みかんのかんづめ>
<喫茶ウエイトレス>
<二人だけのクリスマス>

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<出会い>

主人 「う〜ん、風が気持ち良いなぁ〜。
    ん?
主人 (誰だろう…。
    同じ学年みたいだけど)
主人 (あっ……、帰るのかな?
    うーん、気になる……)

選択肢
『声をかける』
『声をかけない』

→『声をかけない』
主人 「ま、いいか……。

→『声をかける』
???「……。
主人 「あ、あの……。
    えーっと……。
???「……何か用?
主人 「いや、用ってほどでもないんだけど。
    その、えーっと……
???「用がないなら、私、帰るから……。
「ま、待って、その、名前教えてよ。
???「……。
主人 (うーん、気まずい……)
???「……花桜梨。八重花桜梨。
    それじゃ。
主人 「あ、ちょ、ちょっと待ってよ。
八重 「まだ何か?
主人 「良かったら、
    今度どこかに遊びに行かない?
八重 「……私と?
主人 「そうだけど。
八重 「……都合があえば。
    じゃ……。
主人 (ああ、行っちゃった……。
    まあ、名前が聞けたからいいか。
    後で匠に色々聞こう)


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<デートすっぽかされる>

主人 (………)
主人 (来ないな。
    もう少し待ってみるか…)
主人 (来ない……帰ろう……)
<自分の部屋へ>
主人 「あ、留守電が入ってる。
<ピー>
八重 「八重です……。
    ごめんなさい。
<ピー>
主人 「……。


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<主人公逃げられる>

<河川敷公園で質問>
主人 「そういえばさあ。
    八重さんの好きな場所ってどこ?
八重 「……。
主人 「あ、えーっと、その……
八重 「私、そういう事聞かれるの嫌いなの。
    じゃ……。
主人 「あっ、八重さん!
    ……帰っちゃった。


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<体育館裏・未練>

主人 (あれ?
    八重さんかな?)
主人 「八重さん、何やってるの?
八重 「……。
<視線を逸らし、消える>
主人 「……俺、何かしたっけ?


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<退学>

坂城 「やあ……。
主人 「あ、匠、どうしたんだ?
    めずらしく、暗いぞ。
坂城 「知ってるか?
    八重さん、退学したんだってさ……。
主人 「え!
    ……そうか……。


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<気まぐれ本気モード>

主人 (あ、八重さんだ)
主人 「やあ、八重さん。
<1枚CG表示>
八重 「……。
主人 「水泳の授業が始まると、
    夏が来たって感じだよね。
八重 「そうだね……。
主人 (うーん、何か話題を……。
    そうだ!)
主人 「そういえば八重さんって……

選択肢
『水泳嫌いなの?』
『水泳得意なの?』
『実は泳げないとか?』

→どれを選んでも同じ
八重 「あなたには関係無いでしょ……
主人 「そうだけど、気になるんだ?
八重 「そう……。
<通常画面へ>
八重 「じゃ、私、次の競技だから……。
主人 「がんばって!
八重 「……。
    :
    :
    :
主人 (え?八重さん滅茶苦茶速いぞ!
    うわ、光に勝ってる……。
    うーん、謎が多いなぁ……)


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<お魚とともに……>

八重 「あ……。
<CG『お魚とともに……』表示>
八重 「すごい……。
    魚がこんなに……。
    綺麗だな……。
主人 (……今日の八重さん、
    何だか知らないけど綺麗だ)


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<スキーで足をくじく>

主人 「八重さんはスキーの経験は?
八重 「……少しだけ。
主人 「やった事あるんだ。
    じゃ、大丈夫だね。
八重 「うん……。
<姿消える>
主人 「あ、待ってよ。
<滑降音>
八重 「きゃ!
主人 「八重さん!
<CG『意地っ張りな私』表示>
主人 「大丈夫?
八重 「……うん……っつ!
主人 「足首、ひねってるみたいだね……。
八重 「……。
主人 「とりあえず戻ろう。
    おぶってくよ。
八重 「大丈夫……。
主人 「……。
    じゃ、立てる?
八重 「……ごめんなさい。
主人 「俺なんかは役不足かもしれないけど、
    少しの間の我慢だから……。
<ロッジ前へ>
主人 「軽いねんざだけで良かったね。
八重 「……うん。
主人 「ゆっくり帰ろう。
    時間はまだあるし。
<駅へ>
八重 「今日はごめんなさい……。
主人 「謝ることなんかないさ。
    足が治ったらまた行こう。
八重 「う、うん。
    それじゃ……。
主人 (ちゃんと歩いてるし、
    大丈夫かな……)


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<さよなら>

主人 「八重さん、待った?
八重 「……。
主人 「ご、ごめん。
    一応、時間通りのつもりなんだけど。
八重 「……ごめんなさい。
    もう……、もう、私のことかまわないで!
    さよなら!
主人 「え!?
    八重さん!
主人 (八重さん……)


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<信じられる人>

主人 (あっ……。
    八重さんだ)
主人 「八重さん。
    今、帰り?
八重 「……。
主人 「一緒に帰らない?
八重 「……もう、
    かまわないでって言ったと思うけど。
主人 「聞いたよ。
    でも、納得する理由を聞いてないし。
八重 「……だって私、
    あなたの事、信じたくない……。
主人 「……俺、
    八重さんを何か傷つけたの?
八重 「ううん、
    今はそうじゃないけど……。
    いつかきっと、きっとそうなる気がする。
主人 「……そう、そうやって、
    信じられるかどうかわかる前に
    あきらめちゃうんだ。
八重 「……。  <はっ!>
主人 「……八重さん、
    一緒に帰らない?
八重 「……うん。
主人 「じゃあ、帰ろう。


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<星の光のように……>

<ホテルの廊下で>
八重 「……あの。
    ちょっと、いい?
主人 「あ、八重さん。
    うん、いいよ。
    どうしたの?
八重 「このそばに、景色の良い場所、
    あるって聞いたんだけど……。
主人 「それって、
    一緒に行こうっていうお誘い?
八重 「えっ、あ、あの……。
    ……うん、そう。
主人 「喜んで行くよ。
    すぐ出られる?
八重 「うん。
主人 「じゃ、行こうか。
<外へ>
八重 「綺麗な星空……。
<CG『星の光のように……』表示>
八重 「星っていいよね……。
    何万年も変わらずに、
    あんなに美しく光り続けられるんだから。
主人 「八重さん、星が好きなんだ。
八重 「うん……。
    でも、好きっていうより、
    うらやましいだけかも……。
主人 「……。
八重 「……ごめんなさい、
    変な事言ってるね、私……。
主人 「いや、
    俺も星みたいになれたら
    いいなと思うよ。
八重 「うん、ありがとう……。
主人 (八重さん……)


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<咲き遅れの桜・決意>

主人 「八重さん、お待たせ。
八重 「ううん……。
    今日は無理に誘ってごめんなさい。
    どうしても話したい事があるの……。
主人 「話したい事?
八重 「……。
主人 (八重さん?)
<桜並木へ>
八重 「桜が……綺麗ね……。
主人 「そうだね。
   (八重さん、
    話があるって……なんだろう?)
八重 「あっ……。
主人 「八重さん?
<一枚CG表示>
八重 「この樹、花が咲いてない……。
主人 「そうだね……。
八重 「私みたい……。
主人 「そんな!
    どうして……
八重 「だって、私……。
    私ね、本当は留年してるんだ。
主人 「八重さん……。
八重 「私、一年、別の学校に通ってたの。
    一生懸命、バレーをやってたの。
    だけど……。
主人 (だからバレー部を覗いてたのか…)
八重 「ある日、部室から部費が消えて……。
    みんな知ってた、ある先輩がやったって。
    でも、それで部がなくなるのは嫌だったの。
主人 「まさか……
八重 「そう。
    私がやったって言った……。
    それでうまく行くって思った……。
八重 「停学なんか平気だと思ってた、
    バレーさえできればよかった!
    けど、けど……。
八重 「停学がとけた後、
    私とバレーをしてくれる人は
    誰もいなくなってた……。
主人 「八重さん……。
八重 「だから……、
    だから、私はこの桜の樹と同じ。
    花も咲かない……ただ迷惑な人間……。

選択肢
『それは違うよ!』
『……』

→『……』
八重 「……さよなら!
主人 「あっ!八重さん!
主人 (俺は……、
    八重さんに何も言えなかった)
<翌日、退学イベント発生>

→『それは違うよ!』
主人 「それは違うよ!
    この樹だって花は咲くさ。
    それが人より少し遅いだけだよ。
八重 「でも……、
    たとえ、咲いても……。
主人 「遅く咲いてもいいんだよ。
    焦って早く咲いたところで、
    色も香りもなかったら意味が無いさ。
八重 「……。
主人 「八重さんは、
    八重さんのペースで咲けばいいんだよ。
八重 「……ありがとう。
    私、決心がついた。
    ……バレー部に入る。
主人 「うん。
<公園入り口へ>
八重 「今日はありがとう……。
    私、やっと……。
主人 「勝負はこれからだよ、八重さん。
八重 「うん、そうね。
主人 「じゃ、帰ろうか。
    送ってくよ。
八重 「うん。


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<バレー部への入部歓迎>

主人 「あ、八重さん。
    バレー部にようこそ!
八重 「う、うん。
    ありがとう。
主人 「やっぱり、
    バレーのユニフォーム姿が
    似合ってるね。
八重 「そ、そうかな。
主人 「そうだよ。
    もっと自信持って、ね?
八重 「うん。
    ……あなたがそう言うなら。
主人 「え?
八重 「う、ううん。
    何でもない。
主人 (それにしても、
    八重さん、ホントに似合ってるな)


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<ビーチバレー飛び入り>

主人 「八重さん、
    ビーチバレー大会やってるみたいだよ。
八重 「ホント……。

選択肢
『一緒に出ようよ、八重さん!』
『泳ぎに来たんだぜ、俺達は!』

→『一緒に出ようよ、八重さん!』
八重 「でも…、
    うまい人ばかりみたいだし……。
主人 「参加する事に意義があるんだよ、ね?
八重 「うん。
主人 「じゃ、出よう!
<バレーの音>
八重 「はい、行くわよ!
<CG『飛び入り!』表示>
<通常画面へ>
主人 「惜しかったね!
八重 「うん……。
    でも、私、あんまり悔しくない。
    すごく、楽しかった……。
主人 「そうだね。


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<迷い込んだ猫>

主人 (ふ〜、
    涼しくて気持ちいいなぁ〜。
    あれ、八重さん?)
主人 「どうしたの、八重さん?
    あっ……
<ニャー>
<CG『迷い込んだ猫』表示>
八重 「ほら、可愛いでしょ?
    迷い込んできちゃったみたいなの……。
    きゃ、くすぐったいってば。
主人 (……なんか、むかつく猫だな)
<画面暗転>
<ニャーン>
八重 「あっ!
<通常画面へ>
八重 「行っちゃった……。
    大丈夫かな、あの子。
主人 「八重さん、猫好きなんだね。
八重 「うん、猫はね……。
主人 (猫はね?)


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<みかんのかんづめ>

<ピンポーン>
主人 「げほげほ、はーい。
<玄関へ>
主人 「八重さん?
八重 「駄目じゃない!
    寝てなくちゃ!
主人 「あ、もうそんなに悪くないよ。
八重 「いいから、ほら、早く部屋に戻って。
    あ、ちょっと、お台所借りていい?
    ……迷惑じゃないといいけど。
主人 「うん、どうぞ……。
主人 (八重さん、何するんだろう?)
<ガチャッ>
八重 「体、起こせる?
<CG『みかんの缶詰』表示>
八重 「ごめんなさい、
    料理ってそんなに上手じゃないから。
主人 「あ、ありがとう。
    八重さん……。


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<喫茶ウエイトレス>

主人 (何だかうちのクラスに
    可愛いウエイトレスがいるらしいけど……)
主人 (そんな娘、いたっけ?
    どれどれ、誰の事かな……)
<CG『いらっしゃいませ!』表示>
主人 (八重さん!?)
<通常画面へ>
主人 「八重さん……。
八重 「あっ、見られちゃった……。
主人 「どうしたの八重さん。
    その格好……。
八重 「うん、意外と繁盛しちゃって、
    ウエイトレス手伝って欲しいって
    頼まれて、だから……。
主人 「そうなんだ。
八重 「……変、じゃないかな?
主人 「そんな事ないよ。
    すごく良く似合うよ。
八重 「あ、ありがとう。
    すごくうれしい。
主人 「よし、じゃあ、俺も手伝うよ。
八重 「うん!
<キャンプファイヤー前へ>
八重 「……綺麗だね。
主人 「うん、本当だね。
八重 「……ありがとう。
主人 「えっ、何が?
八重 「こうして、みんなと一緒に
    文化祭を迎えられたの、あなたのお陰。
主人 「?
    それどういう意味?
八重 「……ううん、いいの。
    わからなければ。
    今は、ただ……。
主人 「ただ?
八重 「もうしばらく、こうして
    静かに炎を眺めていたいの。
    ……あなたと一緒に。
主人 「うん……。


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<二人だけのクリスマス>

主人 「さて、そろそろパーティーに行こうかな。
<Trrrr>
主人 (ん?……誰だろう)
主人 「はい。
    主人ですけど。
八重 「あ、あの。
    伊集院さんからパーティーの招待状を
    もらったんだけど……よかったら……。

選択肢
『うん、一緒に行こう』
『そんなのはお断りだ』

→『うん、一緒に行こう』
八重 「ありがとう。
    じゃあ、会場で待ってるから……。
主人 「オッケー。
主人 (よし、急ごう!……っと待て。
    八重さんへのプレゼント、
    持っていかないと)
主人 「どれにするかな?
<プレゼント選択>
主人 「よし、準備OK。
<パーティー会場へ>
主人 「ごめん、待った?
八重 「ううん。
    ありがとう、付き合ってくれて。
主人 「俺なんかでいいんならいつでも。
八重 「……うん。
主人 「あ、そろそろ始まるのかな。
八重 「うん、そうみたい。
主人 「さすがに、にぎやかだなぁ。
八重 「……。   <困った顔>
主人 「どうしたの、八重さん?
八重 「うん、何だか落ち着かなくて……
    やっぱり、私こういう所は……
主人 「じゃ、抜け出そうか?
八重 「え?でも……
主人 「八重さんがつまらないなら、
    俺もつまらないよ。
    さあ、抜け出そう!
八重 「うん!
<外へ>
主人 「ふう、出るのも一苦労だな。
八重 「ごめんね……。
主人 「え?
八重 「だって、
    私、一緒に行こうって誘っておいて……。
主人 「さっきも言ったじゃない、
    八重さんがつまらないんだったら、
    俺もつまらないって、ね?
八重 「……ありがとう。
主人 「あ、そうだ。
    これ、八重さんにプレゼント。
八重 「え?
    私に?
主人 「そうだよ。
八重 「うれしい……。
    そう、私もプレゼント用意……
    あっ……。
主人 「どうしたの?
八重 「上着と一緒に会場に……。
    ごめんなさい……。
主人 「いいよいいよ。
    それより、上着が無いと寒くない?
    これ、使ってよ。
<バサッ>
八重 「うふふ。
主人 「え、何?
八重 「今、二人でコート羽織れたらいいな、
    とか思ったでしょ?

選択肢
『すいません。思いっきり思いました』
『そ、そんなことないよ!』

→『すいません。思いっきり思いました』
<赤面>
八重 「素直だね……。
    はい……。
<バサッ>
<CG『二人、一つのコート』表示>
主人 「……八重さん。
八重 「あ、暖かい方がいいでしょ。
    ……ゆっくり……帰りましょ。
主人 「そうだね……。

→『そ、そんなことないよ!』
<赤面>
八重 「あ、ごめんなさい……。
    でも……、
    悪くないよね?
<バサッ>
<CG『二人、一つのコート』表示。以下同じ>




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