(c)シバッタ・アーミン
文句ばかり言ってるのでたまには悠久の良かった点。
横の繋がり。最初のキャラ紹介はEMよりずっと良かったです。キャラ全体を見ても全員顔見知りだし、位置づけのばらつき加減もまあまあちょうど良い。←近すぎると個性の差がないし、遠すぎると繋がりが考えにくい。もっとも内向的なキャラがシーラ・シェリル・クリスと3人もいたり、WH、EMであれだけいた「ひねくれ系」なキャラがエル1人だったりともう少しばらけても良かった気はしますが、友情を語るには一応十分。ということで単体で大好きなキャラというのはいないんですが、シーラ&パティ(+主人公&アレフ?)とかトリーシャ&シェリル(+イヴ)なんかの組み合わせは結構好きです。
生活感。EMはこれが薄かったですが(幻想的な空気がそれはそれで長所だったけど)、悠久はエンフィールドという場所でそれぞれが足を地につけて日々生活している。「ファンタジー世界での日常」というのは個人的に好きな話なのでそれが想像しやすいというのは十分惹かれるものがあります。普通の人たちの些細な出来事。薄目のメインキャラも今考えればちょうど良かったのかも。ちょっとしたことだけどそれぞれにとって大事なことを見つけていく…というような話が何か書けんかな。
といっても設定で好きなだけで、シナリオできちんと描かれているとはお世辞にも言えないんですけどね(^^; 横の繋がりはあるだけで薄い。イベントは非日常の非現実的なドタバタ。私にとって悠久幻想曲は「うまく料理すればすごくいい話になったかもしれないつくづくもったいないソフト」として永く記憶に留められるでしょう…結局文句かい。
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