(1998/03/20)

なんとなく思いついたので一発ネタ(^^; 元ネタはサディスティック19。
登場:シェリル、ローラ

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「お願いシェリルちゃん!あたしにポエムの書き方を教えてっ!」
「おことわりですローラちゃん。
 聞きますけど…なぜ突然ポエムを書こうと?」
「そっ…それはぁ…。今あたしぃ好きな人がいてぇー。
 この気持ちを詩に託して伝えたいなぁ…って」
「あなたはポエムを甘く見てる! ポエムは心の叫び!ポエムは血のたぎり!
 魂の自己主張なんです!!!」

「そ、そーゆーもんでしたっけ…」
「来てください。私がポエムの奥深さを教えてあげます」

 物陰から彼の様子をうかがう2人。
「第三部隊の主人公(2)さんですね…」
「かっこいーでしょー」
「ポエムは自分の心を率直に表現することが大事です。彼を見た感じはどう?」
「どうって…
 それは…切なくて胸がきゅっとしめつけられるような…」
「じゃあこんな感じですね」

 あなたを見た
 その瞬間
 胸に痛みが走ったわ
 この痛みは
 心筋梗塞?
 それとも狭心症?
 嗚呼痛い
 胸が締め付けられるように


「ええーっ!
 ちょちょちょっと待ってくださーいっ!なんか考えてたのと違う…」
「おだまり。
 倒置法を用いたハイテクニック!字にちょっぴり震えがきてればパーペキ」
「それじゃ病人です!」
「さらにポエムにはするどい観察眼が必要です」

 あなたの頬に
 ほくろが一つ
 あなたの髪に
 白髪が一本
 吹き出物の跡点々と
 裂けたあなたの唇に
 塗ってあげたい
 メンタム
「字足らず」

 ‥‥‥‥‥‥‥
「これは自分がどれほど彼を見つめているかとゆーことを表現してるんです」
「いやですこんなん見られてたら!」
「ちょっとシュールな感じも知性が感じられてグー!」

 満月の夜
 うろこから出る
 涙は霧とともに
 消えていった
 お前は川沿いの
 アヒルのように
 走っていった

「なんだか全然わかりません!」
「シメに『ときめきときめき!』。これで決まり!
 さあこれを今すぐ彼のもとへ!」
「え〜〜〜っ、マジっすか…」

 そして

「どうでした?」
ウケてました(泣) とっても」
「良かったですね。きっと彼あなたのこと一生忘れませんよ」
「(忘れてほしい。今すぐに)」
 思わず倒置法を使ってしまったローラだった。




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