『緋色の記憶』(システィナ編)

背景:施療院内

担当医師 「助かった!S&Wの生徒だね?」
ルーファス「はい?そうですけど…」
担当医師 「いや、実は記憶喪失の患者がいてね…彼女なんだが」
ルーファス「だ、大丈夫ですか?だいぶ顔色悪いですよ」
担当医師 「名はラミカ。S&Wの学生証をもっていたので素性はわかったんだが、見ての通り衰弱する一方なんだ…記憶さえ戻ればどうにかなるかと思うんだがね」
ルーファス「…え?俺たちにやれっていうんですか?」
担当医師 「何かあるだろう、学園の話とか先生の話とか…そういうのがきっかけで記憶が戻るかも知れないんだよ。頼む!」


「喜んで!」                   0−0
「同じクラスの方の方がよろしいんではないかと…」 0−1

0−1
システィナ「同じクラスのかたの方がよろしいんではないかと…」
担当医師 「お、おい」
システィナ「すみません」
ルーファス「どうしたんだ?めずらしい」
システィナ「いえ…なにかまがまがしい感じがしたもので」
(失敗)

0−0
システィナ「よろこんで!」
ルーファス「お、おい。そんな簡単に…」
システィナ「この方とここで会ったのも神様のお導きです。ほうってはおけませんよ」
ルーファス「まあ…いいけどさ」

システィナ「こんにちは。私、システィナ・マーレイです」
ルーファス「俺は、ルーファス・クローウン。本当に何も覚えてないの?」
ラミカ  「名前以外はだめだわ…」
デイル  「それはなかなか大変だな」
ルーファス「げ!」

第1分岐           セリフNO
・学校の話をする        1−1
・医師の話を聞く        1−2
・魔法を使う          1−3

1−1
システィナ「この前呪文詠唱室が新しくなったんですよね。前の部屋デイルさんが壊しちゃって」
デイル  「余計なことを…」
ラミカ  「…だめ、何も思い出せない」

第2分岐
・授業の話           2−1
・建物の話           2−2
・アカデミーの話        2−3

2−1
システィナ「えーと、魔法学科の方ですよね?」
ラミカ  「そうらしいわ。何も覚えてないけど生徒手帳にはそう書いてあった」

第5分岐
・精霊魔法の授業        5−1
・神聖魔法の授業        5−2
・召喚魔法の授業        5−3

5−1
システィナ「精霊魔法が一番最初なんですよね」
ルーファス「火の魔法でイモ焼いたりしてな」
ラミカ  「…全然思い出せない…」
(失敗)

5−2
システィナ「神聖魔法!私得意なんです!」
ラミカ  「神…聖!?」
ルーファス「何か思い出した?」
ラミカ  「すごく嫌な気分…あ!」
(成功)

5ー3
システィナ「ふざけて悪魔召喚しようとした人がいたんです。とんでもないですよね」
デイル  「ニヤリング」
ラミカ  「悪魔…」
システィナ「あ、何か思い出しました?」
ラミカ  「…だめだわ」
(失敗)

2−2
システィナ「それで何でOBが平気で出入りしてるんだってすごく問題になって…」
デイル  「その話はもういい!」

第6分岐
・教室の話           6−1
・食堂の話           6−2
・裏の林の話          6−3

6−1
システィナ「そういえば机に文字彫る人がいるんです。『部員募集中』なんて、公共物をなんだと思ってるんでしょう」
ルーファス「だ…誰だろうね全く!」
(失敗)

6−2
システィナ「この前からイモリの黒焼きが始まったんですよ」
ラミカ  「食べたことないわ」
ルーファス「…俺も食う気はせんな」
(失敗)

6−3
システィナ「そうそう、裏の森で記憶喪失になる方が続出してるんです」
担当医師 「この子もその森で発見されたんだよ」
ルーファス「いえそんな重いのじゃなくて、ちょっとした前後不覚というか…どうかした?」
ラミカ  「う…うそ…!」
(成功)

2−3
ルーファス「ウィザーズアカデミーって知ってるだろ?いや知ってるはずだ!」
ラミカ  「…そう!確か廃部になったとこよね!」
システィナ「まだ、なってませんよ」
ルーファス「まだって何だよ…」

第7分岐
・ラミカのアカデミーの話    7−1
・ウィザーズアカデミーの話   7−2
・他のアカデミーの話      7−3

7−1
システィナ「アカデミーはどこに入ってたんですか?」
ラミカ  「…どこにも入っていなかったわ…」
ルーファス「ならウィザーズアカデミーへ!…あ、いや」
(失敗)

7−2
デイル  「ほら、聞いたことあるだろ?部長が役立たずでいつもロクなことしないっていう…」
ルーファス「大ウソ吹きこまないでください!」
(失敗)

7−3
システィナ「リトルベアってお人形のアカデミーがあるんです。かわいいんですよ」
ルーファス「でも一番はウィザーズアカデミー」
システィナ「……」
ルーファス「…俺が悪かったよ…」
(失敗)

1−2
システィナ「学校はなんて?」
担当医師 「それがひどいんだ。家族も友人もいないからそっちで面倒みてくれって」
ラミカ  「…私はお荷物ってわけね…」

第3分岐
・発見された状況        3−1
・衰弱の理由          3−2
・本人のこと何でも       3−3

3−1
担当医師 「学園の森に倒れてたんだよ…切り株で頭を打ったらしい」
システィナ「まあ…痛かったですか?」
ラミカ  「だからおぼえてないって!」

第8分岐
・ケガの具合          8−1
・第一発見者          8−2
・ラミカに聞く         8−3

8−1
担当医師 「全く傷はなっかったんだよ。妙な話だがね」
ラミカ  「…それはそうよ…あれ?」
システィナ「何か思い出しました?」
(成功)

8−2
担当医師 「見つけたのはクラスメートの子だったんだが、どうもあまり詳しく話してくれんのだよ」
システィナ「それじゃその人に話を聞きに…」
ラミカ  「余計なことしないで!」
(失敗)

8−3
システィナ「森で何をしてらしたんですか?」
ラミカ  「覚えてないわよ」
システィナ「バードウォッチングとか…」
ラミカ  「…わからない」
(失敗)

3−2
担当医師 「さっぱり分からん!きちんと食事は取ってるんだが…」
システィナ「ひそかにダイエットでもなさってるんですか?」
ラミカ  「……」

第9分岐
・ラミカに聞く         9−1
・神に祈らせる         9−2
・薬を飲ませる         9−3

9−1
システィナ「ちゃんと食べてるんですよね?」
ラミカ  「…でも食べると気持ち悪くなるの」
システィナ「はあ…少食なんですね」
(失敗)

9−2
システィナ「祈りましょう!こうなっては神のご加護に頼るしか…」
ラミカ  「じゅ…十字架!」
システィナ「ど、どうしたんですか!?」
(成功)

9−3
ルーファス「薬は?」
担当医師 「全部戻してしまった…点滴もかえって具合が悪くなるのだ」
システィナ「やはりそんなものに頼ってはいけませんねえ」
担当医師 「…悪かったね」
(失敗)

3−3
システィナ「どこに住んでらしたんですか?」
担当医師 「寮だそうだ…あまり外にはでなかったらしい」

第10分岐
・理由を聞く          10−1
・部屋の様子を聞く       10−2
・慰める            10−3

10−1
システィナ「いけませんよ、どうして部屋に閉じこもってばかりなんです?」
ラミカ  「それは太陽が… !」
ルーファス「どうした!?」
(成功)

10−2
システィナ「部屋には行かれたんですか?」
ラミカ  「行ったわよ…でも何も思い出せなかった」
担当医師 「なんか薄暗い部屋でなあ…どっちにしろ病気になってたぞ、あれじゃ」
(失敗)

10−3
システィナ「あの…元気出して下さいね。きっと記憶は戻りますから!」
ラミカ  「ありがとう。でも気持ちだけで十分よ、私はもう…」
システィナ「そんなこと言わないでください…!」
ラミカ  「な、泣かなくてもいいじゃない…ごめんね」
(失敗)

1−3
システィナ「記憶よ、戻りたまえ!」
ルーファス「…そんな呪文はない」

第4分岐
・ちゃんと魔法を使う      4−1
・催眠療法           4−2
・ショック療法         4−3

4−1
システィナ「精神関係の魔法でなにかないでしょうか」
ルーファス「さあ…」

第11分岐
・リード・マインド       11−1
・ファイア・トランス      11−2
・奇跡             11−3

11−1
ルーファス「それって禁呪だろうが!」
システィナ「そうなんですか?どおりで教えてくれないわけですね」
(失敗)

11−2
システィナ「この火をじっと見て…あなたは何か思い出す…」
ラミカ  「…目が痛い」
(失敗)

11−3
システィナ「神よ、我が祈りを聞きとどけ給え…この者の過去を呼び覚ましたまえ!」
ラミカ  「神…! 思い出した…」
システィナ「本当ですか!?ああ神よ、ありがとうございます!」
ラミカ  「神…神なんて…」
(成功)

4−2
担当医師 「おい!素人がそんな真似しちゃいかん!」
システィナ「やっぱりだめですか」
デイル  「かまわんかまわん」

第12分岐
・5円玉            12−1
・ルーファス          12−2
・デイル            12−3

12−1
システィナ「さあこれをじっと見て…あなたはだんだん思い出す…」
ラミカ  「…だめ」
システィナ「やはり素人じゃだめですねえ」
(失敗)

12−2
ルーファス「よし、暗示をかけてみよう」
システィナ「暗示?」
ルーファス「…喝ーーーーーーーッ!!!」
ラミカ  「?」
ルーファス「何か思い出した!?…あ、やっぱだめ?」
(失敗)

12−3
デイル  「あなたは鳥だ…さあ空を飛んでみよう、ぱたぱたぱた…」
システィナ「まあ、これで記憶が戻るんですねえ」
ルーファス「戻ってたまるか!」
(失敗)

4−3
システィナ「頭打ったんですよね?」
担当医師 「そうらしいな」
システィナ「よく聞きませんか?もう一回頭を打つと記憶が…」
ラミカ  「ちょっと!」

第13分岐
・頭を打つ           13−1
・状況を再現する        13−2
・あきらめる          13−3

13−1
システィナ「この棒なんかいかがでしょう」
ラミカ  「冗談じゃないわよ!」
ルーファス「すまん…悪気はないんだ」
(失敗)

13−2
システィナ「なるほど、ここに切り株が?…イスでいいですね」
ラミカ  「もう一回ころべっての!?」
システィナ「ころんだんですか?」
ラミカ  「違うわよ!突き飛ばされ…あれ?」
(成功)

13−3
システィナ「記憶を無くしたというなら、それが神のご意志なのでしょう。ああ神よ!あなたの慈悲に感謝します」
ラミカ  「…さっさと連れて帰ってくれる?」
ルーファス「ハイ…」
(失敗)


(イベント成功)

ルーファス「完全に思い出したんだね?」
ラミカ  「ええ…でも思い出さなかったほうがよかったかもしれない…」
ルーファス「は?…そ、その姿は!?」」
ラミカ  「見ての通りよ。私は吸血鬼…あの日、クラスメートの血を吸おうとして森に連れ出したけれど、相手の抵抗が思ったより強くて、つき飛ばされた私は頭を打って気を失った」
ルーファス「そうか、その時の打ち所が悪くて記憶を…でも今までそうやって生徒たちを犠牲にしてきたのか!?」
ラミカ  「そんなことしないわ!命に別状ないだけの血をもらって、相手の記憶を消していた…でももうだめね、人間の生活に憧れて学園に入り込んだけど、しょせん私は吸血鬼なのよ…」
ルーファス「そうか、命に別状はないのか…わかった、俺の血をやる」
ラミカ  「え!?」
ルーファス「血が吸えなくて衰弱したんだろう?とりあえず俺ので我慢してくれ。きみのこと学校にはばれてないし、これからはうちの部員の血を吸いに来ていいから」
ラミカ  「…ありがとう…ありがとう!」


(イベント失敗)

ルーファス「記憶が戻ったんだって!?」
ラミカ  「ええ…完全に思い出したわ…」
ルーファス「え…ラミカさん?」
ラミカ  「自分が吸血鬼だってことをね!」
ルーファス「ちょっ、冗談…ぎゃああああああああああああ!!」
ラミカ  「ふう、生き帰った。さあ今度はあなたが今の記憶をなくす番よ」



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