ルーファス:おーい、真琴!
真琴 :ルーファスか。部員は集まったか?
ルーファス:…はは…。
真琴 :ま、気長にがんばれよ。
ルーファス:真琴…おまえアカデミー入ってなかったよな?
真琴 :おいおい、3年を勧誘してどうする。
ルーファス:危機的状況なんだよぉ!せめて5人集めないと…。
真琴 :わたしが入ったって1年たてば元の木阿弥だろう。1年を探せ1年を!
ルーファス:つ、冷たい…それが元クラスメートに対する仕打ちか!?
真琴 :わたしが知るか、馬鹿者。
ルーファス:真琴ぉ〜!
真琴 :ええいひっつくな!わたしは卒業の準備で忙しいんだ!
ルーファス:今から始めなくてもいいだろ…最後の1年を楽しもうよお。
真琴 :貴様、アリとキリギリスの話を知らんな?アカデミーにばかりかまけていて、就職できなくなっても私は知らんぞ。
ルーファス:やかましい!アカデミーは俺の命なんだ!
真琴 :そうか…そこまで言うなら仕方ない。がんばって心中しろ。じゃあな。
ルーファス:貴様は鬼かーーー!?
真琴 :あー忙しい。
ルーファス:真琴ぉぉぉぉぉっ!頼む!
真琴 :しつこいぞ!
選択肢
1.この通り!助けると思って!
2.なんならおまえがマスターでもいいからさ
3.おまえと一緒に活動したいんだ!
1.
真琴 :つくづく情けない…5人くらい集める気になれば簡単だろう?
ルーファス:それがなかなかねえ。いっぺん減ると後からは入りにくくなるしさ…。
真琴 :まーったく!普通ならそんなアカデミーはさっさと見限るものだがな。
ルーファス:はは…でも俺マスターだしさ…。
真琴 :つくづく貧乏クジを引く男だな。
ルーファス:ははは…はあ。
真琴 :まあ、どうしてもと言うなら入ってやらんでもないが…。
ルーファス:ほ、本当か!?
真琴 :そのかわり来年のことは責任はもてんぞ。
ルーファス:そんなのかまうもんか!ありがとう真琴!
真琴 :わあっ!ひっつくなと言ってるんだ!
2.
真琴 :不甲斐ない。おまえにとってマスターの座というのはその程度のものなのか?
ルーファス:そ、そうじゃないけどさ…おまえのほうが向いてると思うし。
真琴 :そんなことはない!おまえのその一途さはきっとアカデミーを救うに違いない!
ルーファス:真琴!
真琴 :そういうことで、頑張れよ。
ルーファス:は?…おい、真琴ぉぉ!
3.
真琴 :わたしと?なんでまた。
ルーファス:だってかっこいいしさ。強いし、頭もいいじゃないか。
真琴 :つまらんおべっかを使う奴だ。
ルーファス:お、お世辞じゃないぞ!俺は本気で…
真琴 :わかったうるさいだまれ。
ルーファス:お、俺、おまえが…
真琴 :悪いな。許せ。
ルーファス:真琴…(ガク)。
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