再生後のメルダルアにまつわる一片の思い出の物語

サイザル王国の統治王家に妾妃の子として生まれたイルグラッド王子(イルーク)は、同じような境遇に生まれた過去を持つ再生後のメルダルア(メルダ)の数少ない理解者だった。しかしまだ年端も行かぬうち、隣国・フロレスト大公国との緊張関係を和らげるため、フロレスト大公国の王女が統治王家に輿入れするのと引き替えに、フロレスト大公国へと婿入りする運命を自らに背負ったのであった。
既に成人したイルークが、妻ミルディアの誕生日を祝う夜会の賑わいの中で、遠い昔の記憶を一人静かにたぐり寄せる。運命を受け入れる者と運命に立ち向かう者。思いのままに生きる道しか知らないメルダの姿は、イルークの心の奥底に、今も鮮やかに焼き付いていた。

詳しくは、「あそびのぺえじ」PART9でね!

PART8掲載 ザルウキリア
PART9掲載 外伝C 緋炎の魔女

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