会話1
○○「丘野さんっ!」
丘野「○○…」
○○「どうしたの?
みんなのところに戻ろうよ」
丘野「………」
丘野「嫌っ!」
○○「どうして…?」
丘野「嫌ったら、嫌なのっ!」
○○「丘野さん…」
丘野「あたし…○○と離れるの嫌っ!」
○○「えっ!」
丘野「どうして転校しちゃうの!?
ねえ、どうしてっ?」
○○「………」
○○「引越すから…おれの家…ごめん…」
丘野「……ごめん。
○○を困らせるつもりじゃなかった…」
○○「転校することがわかってたのに…
ずっと黙ってて……ごめん」
丘野「………」
丘野「○○は、あたしのことなんか
どうだっていいんだ…」
丘野「あたしのことなんか…」
○○「違うよ。おれは…」
○○「おれは…丘野さんが好きだ」
丘野「えっ!」
○○「だから、言えなかった…」
丘野「ほ、本当?」
○○「ウソなんて言わないよ。
言えるわけないだろ?」
丘野「あたしも○○のこと好きっ!
大好きっ!」
丘野「お互い好きなのに…
どうしていっしょにいられないの?」
○○「………」
○○「戻ってくるよ」
丘野「…いつ?」
○○「高校を卒業したら…」
丘野「…そんなに待てないよ」
○○「………」
丘野「…だから、会いに行っていい?」
○○「も、もちろんっ!
おれも会いに来るよ」
丘野「うんっ! ず〜っといっしょだよっ!」