■バッテリー充電器
 バッテリーユニットを製作したら、次に必要なのがバッテリー充電器。私は三端子レギュレータを定電流モードで使い、キッチンタイマーとACアダプターの組み合わせで電池充電を行っています。 本講座は初心者を対象としているため、この方法はお勧めできません。
 
電池充電は危険な行為です。十分認識してください。ビデオ用のリチウム電池には、充放電を厳密に管理するために電池一個一個にマイコンが内蔵されているぐらいです。市販品を使うことをお勧めします。

 
要注意:バッテリー充電はエネルギーの移動を行うという非常に危険な行為です。常に細心の注意を払ってください。(たとえば充電中は席を立たない。可燃物を周囲に置かないなど) 


■市販品を使おう
 バッテリー充電器は市販品を使用するのが安心です。私はラジコンショップで扱っている 、
YOKOMO YZ−114 A/Dを使用しています。14セル(14本)まで充電可能で、充電電流も0.5Aから4Aまで可変できます。もちろん放電機能つきです。お勧めです。


■説明書抜粋
 ○ニッカド、ニッケル水素電池両対応
 ○AC100V対応
 ○各種充放電データをリアルタイムに表示
 ○1〜14セルに対応
 ○充電電流:0.5A〜5.5A
 ○放電電流:0.6A〜4A
 ○サイズ:150x129x71
 ○重量:596g
 ○実売価格:
14800円

電池充放電器


RoBo-Oneでも使用しました

■キットを改造しよう
MAX713使用-?V制御超急速充電器キットを12本対応に改造する方法を解説する予定
基本的には市販品のものをお使いになることをお勧めしますが、秋月のキットを若干変更するだけ12本対応にすることができます。このキットと24VACアダプターを組み合わせることによって2500円で充電器が作れます。市販品の8分の1の値段。ちょっと魅力的。
 
改造の方法は、キット付属の解説書に書かれています。モードの変更とトランジスタの追加。腕に自信のある方は挑戦してみてください。