マウス日記


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1999年 9月

マウスを作るのに、いったいどのくらいの時間が必要なのだろうか。
「今日も私よりマウスを選んだわね」家族批判にもめげず驀進する我がマウス 人生
全国大会までの日々を真実のままに記録してみることにした。

1999年9月4日(土)
今日は土俵作り。今頃とお思いでしょうが、作るとなると160cmx160cmの代物 。かみさんのOKが出るわけもなく今日まできてしまいました。神は私の味方。 午前中かみさんが外出。与えられた時間は3時間。既成事実勝負。自転車を飛ば してコンパネを購入。ついでにカットもしてもらい、家に帰ったのは11時。一気 に作り上げ完成したのは12時10分。帰ってきたかみさんは口をあけて呆然と立ち すくんでました。勝利!
マウス 3時間 お相撲 3時間 仕事0時間 家事手伝い 0時間
1999年9月8日(水)
アームの解除装置を取り付けて1999年関東大会バージョンのハード開発は終了 。
改良の余地はまだまだ沢山あるがきりがないので阿佐美さんを見習って修理以 外は手を加えないことにした。改良前は重力と遠心力を頼りにアームを開いてい たが、ポンプの振動で誤動作することが判明した。そこでバネとロック機構で開 く仕掛けに改良した。バネといっても今回は購入する時間がないのでパンツのゴ ムひもである。アームは相手に応じて開いたり開かなかったりするらしい...

マウス 0時間 お相撲 3時間 仕事12時間 家事手伝い 0時間
1999年9月9日(木)
ぼろぼろになった稽古相手。見てのとおりただの箱。貧乏部屋には稽古相手す らいない。空中に浮かすのだけは駄目というルールでこの箱を使って息子に戦っ てもらっている。今日は○○を想定して左右に秒速2mで移動しながら攻撃しろ と注文。結果、息子は捻挫。喜飛99は負傷。少しは手加減しろよな!
それにしても、追尾ソフトにPDI制御技術を導入してから、かなり動きが良く なった。必至に回り込もうとする息子を徐々に追いつめていくのは痛快である。 頑張れ喜飛99!

マウス 0時間 お相撲 2時間 仕事8時間 家事手伝い 0時間
1999年9月10日(金)
砂田さんのアドバイスで電池をもう一組追加した。追加分は残念ながらサンヨ ー以外の電池セットである。今回のパワーソースはマウスと兼用。マウスの場合 は1セット(7本)しか使わないので7組もあれば充分だったが、お相撲の場は1 試合に2セット使うので勝ち進むと4組でも足りない。勝負を捨ててるわけではな いが物理的にないものはしょうがない。もっと用意すべきだったと後悔してみた い。生まれて始めて後悔してみたいという気持ちになった。
先日、開発完了と豪語したのに、ハードを改造する。いよいよオリジナルロボ ットへの道を歩む。信じろ喜飛99!

マウス 0時間 お相撲 2時間 仕事12時間 家事手伝い 0時間
1999年9月11日(土)
会場の下見に行ってきました。もちろん体育館の中には入りませんでした。
それにしても立派な学校ですね。きっとすばらしい工作設備があるのでしょう 。そーいえば高校受験資格ってあったっけ?もう一度高校生になれないかなー? うーーん。
ロボットの方はサイド攻撃の防御と、後ろに回りこまれた場合に備えてアーム を改良しました。これで思い残すことは何もありません。GO!GO!喜飛99!

マウス 0時間 お相撲 6時間 仕事0時間 家事手伝い 0時間
1999年9月25日(土)
ロボット相撲関東大会1回戦負けが尾を引いて2週間無気力状態でした。
このロボットを負かすにはどうしらいいのだろうと、全試合ビデオ撮りしまし た。結局、去年の世界チャンピオンの新作も熱戦のすえ制し、そのまま勝ち進ん で地区優勝してしまいました。お見事でした。私もこんなロボットが作りたかっ たんだという面構えに悔しさ倍増です。1から出直しじゃー!
明日の東海大会はエントリーのみでパスします。残りのエントリーは2週間後 の北信越大会のみです。どうすることやら。23日に行われたマイクロマウス東日 本地区大会は、支部サーキットは2連覇達成。マウス競技は3位でした。東北大会 エントリーするぞー。(写真は永遠のライバルとなった「とびうお」くんです)

マウス 0時間 お相撲 0時間 仕事0時間 家事手伝い 0時間

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