わたしの思い出
初体験!インターネット




初めてのホームページ閲覧はハマショー♪

1996年11月、私の大好きな浜田さんのNEW ALBUM『青空の扉』が発売になったのね。
その告知の新聞広告が目についた。
ぶどうとパインとバナナの書いたラグの上にね、省吾さんが寝そべっている。
素足なのよ。
「えっ?!」
て思ってるとその上ギターじゃなくって ほうきを持ってる!!
「なぬー?」
そんな新聞広告には、イベントの告知もあったの。

11.9.Sat.15:00〜渋谷にあるTOKYO FM″スペイン坂スタジオ″
そこから生放送される番組に浜田さんが出演して、
その様子がインターネットでも 同時配信されるのだと。
これにあわせて浜田省吾インターネットホームページも当日オープン!って。
イベントを見に行けるわけもなきゃFMも聴取できるわけもなし。
でもインターネットでは、見られるのね(^◇^)やーりぃー。
ってなことで、見ましたよー。http://www.sonymusic.co.jp/ShogoHamada/

奇遇にもその日から、とある大学と自治体が共催で中級パソコン実用講座を開講され
私は(内容はインターネット概論とホームページ作成)参加することとなっていたのだ。
『URLとは』とか『WWWとは』とか『サーチエンジンとは』
の講義を聞きながら目の前のモニターに表示さするは「ネットスケープ」と、
smeなるソニー・ミュージックエンタテインメントの、かの↑Shogo Hamadaページである。
うっしっし。(ただし音は出せず。だからあんまりよくはわからない)
ともあれ、 強烈な印象とともに
(だって好きなアーティストがラジオ出演してる様をパソコン画面で見られるんだよぉ。すごいことだ)
「ホームページ」とは なんぞやがそれはもう、洪水のごとく私の中に流れ込んできたのだ。

あ、そうそう翌週(毎土曜に講義があった。)は、
『体験・電子メール』だった。メールソフトは、『Al-mail』でしたね。
赤いポストのアイコンがかわいい。(今も大学生が学校では使ってるパソコンではポピュラーなソフトかな?)
そして期間限定で大学のメールサーバーのアドレスを借りて講座内の人とやりとりを してた。座席の前後で、とか。「送信してみたよ。受信してみて」って声かけながら。(笑)
もちろん使用は講座内だけに限られていたわけじゃないんだけど、その時メール友達いませんでしたしね。
会社でも「社員各自に電子メールアドレス」なんてまだなくて。
ただ、有志が作成したパソコン通信(当時○○○-Netとかって名前つけてたなあ)には
参加させてもらっていて社内の友達と メール交換をしたことはあった。
だけど、インターフェースっていうの?モニターに表示されるされ方が全然違ってたね。
windowsを使ってないパソコンだったしね。
もしGUIなんかを使ってたとしてもきっと、文字ばかりが、ただひたすら画面に流れ込んでくるっていう感じよね。きっと。

ニフティ・サーブだって10年前から会員だったけど(まだそのころはパソコン通信会社ですね。)
ずっと会費なんていらなかった。
モデムを使ってアクセスしてニフティに接続していた時間分の料金をクレジット決済で 支払うだけ。
でも、1200bpsのモデムでつないでたので電話代がもったいないなって思ってずっとほとんど幽霊会員でしたよ。
windows95になってからはじめてニフティマネージャーっていうのが できて、操作も画面もぐんと良くなった。
だけど、それ以前は、コマンドを覚えてコマンドキーを入力するかメニュー(階層)をひとつずつたどってEnterキーで進んでいかなくちゃならなかったの。

ブラウザでホームページを閲覧なんて今のような感じのことはパソコン通信ではできなかったけど、
メールのやりとりしたり、不特定の会員同士の掲示板っていうか電子会議を読んだり、
データをダウンロードしたりするというのは、現在メールソフトやブラウザを使って やってるのと同じようなものだから、
その点においてインターネットでやってることとパソコン通信とどう違うんだー?
っていう命題を解いてみたよ。↓↓

パソコン通信は行きつけのデパート、インターネットはそこかしこの駅ビルと線路、
こんな感じかなあ。さいしょの頃だと一見、新聞とTVほどの差があったかもね。←画面での見え方がね。

で、今はどちらにもよく似た商品がラインアップ、見ためも似てる。
デパート(ホストコンピューター)までは自分でこの道を通ると決めたただ一つの経路しかなくて、
その経路=デパートまでの足代(交通費)は自分が払っている。
デパートに着いたら「会員です、入れてください」とやりましてID/パスワードチェックされ認証されればその中に入る。
いつ入りいつ出たかをデパートが管理していて、その時間の分だけ利用料を支払わねばならない。
(固定制での料金支払いも含む)
インターネットの駅ビル(サーバー)に行くためには、自分の最寄り駅(プロバイダー)までの足代は自分が払う。
しかし、駅からへ駅の交通費は別途支払うことはいらない。
目的とする駅ビルまでの経路はいくつもあって途中の駅ビルに自由に出入りできるし利用料を支払う 必要もない。
そういう認識のもと、12月にはCD-ROMが(CD-Extraが先だったか)見たくてパソコンを購入しまして、プロバイダにも加入 (だって、ニフティは従量制とか固定制でも料金が高かったんだもん)しまして、ネットな人(どんな人やねん)となりました。

そんなこんなで今もメールやホームページとわたしは切っても切れない仲となっているの。



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Ayako M.
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