メイヤー :もうすぐシルフの里の近くですね。
ティナ  :本当にシルフに会えるのでしょうか…。
○○○○○:なあ、シルフってなに?
フィリー :風の精霊よ。めったに里からは出てこないけどね。
楊雲   :…私も、見たことはありません。
<ポロロン>
ロクサーヌ:1つは 風の翼宿りしもの
シルフの里は疾風の谷の奥。しかし谷には魔物が徘徊し、容易にはたどり着けませんよ。
リラ   :ああ、やっぱそうなるのね。
カイル  :フッ、そんなものこのオレが蹴散らしてくれるわ!
○○○○○:誰もお前と話してない…。
レミット :シルフかぁ。会ってみたいよね、ね、アイリス。
アイリス :そうですねぇ。
キャラット:みんなで会いに行こう!
○○○○○:なんだか遠足になりつつある気がする。
フィリー :もーっしっかりしてよ!あんなやつらに負けたら承知しないわよ!
カレン  :ふふっ、○○○○○クンなら大丈夫よ。
ウェンディ:‥‥‥‥‥。
アルザ  :ウェンディ、どないしたん?
ウェンディ:な、なんでもないの。
レミット :べーだ。
カイル  :このオレが敗れるはずはない。もはや貴様らの負けは確定しているのだ!
○○○○○:はあ…うおっ?
<ビュウウウウウウ>
レミット :すごい風…。
若葉   :前に進みにくそうですねえ。
メイヤー :ロクサーヌさん、これは?
ロクサーヌ:それは疾風の谷ですから。それでは皆さん、お気をつけて。
<ポロロン、ポロロン>
○○○○○:いつもどこにいるんだろう、あの人。
フィリー :わかんないわよねぇ…って、もう2人とも行っちゃったわよ!
若葉   :まあ、みなさん行動が素早いですね。
○○○○○:しまったぁぁ、行くぞ!


<主人公が勝った>

○○○○○:ここがシルフの里か…。
楊雲   :シルフの、出迎えのようです。
シルフ  :ようこそ、旅のお方。よくあの谷を抜けられましたね。
○○○○○:あ、どうも。初めまして。
若葉   :お初にお目にかかります。
キャラット:こんにちは!
フィリー :あなたたちがシルフなのね。
メイヤー :これは感動です!
シルフ  :魔宝を求めて来られたのでしょう?確かにこの地にありますけど…。
ウェンディ:本当だったんだ…。
アルザ  :やったあ!
○○○○○:く、ください!いやその、どうしても必要なんです!
ティナ  :どうかお願いできないでしょうか?
リラ   :できればタダで。
シルフ  :くすっ…妖精さんが共にいるところを見ると悪い人ではなさそうですね。魔宝を集めて何を願うおつもりですか?
○○○○○:実は俺、別の世界から飛ばされてきて…。
フィリー :元の世界に戻るには他に方法がないの、お願い!
カレン  :このコ本当に困ってるのよ。私からもお願い。
シルフ  :…貴方はどうしても、元の世界に戻りたいのですか?
○○○○○:そ、そりゃあ…もちろん!
シルフ  :わかりました、この「白の翼」を…
リラ   :さあんきゅー!
フィリー :あ…
○○○○○:これが最後の魔宝!
楊雲   :…そして、空中庭園への道標…。
<突然、一条の白い光が発せられる>
<ポロロン>
ロクサーヌ:ついに…ついにこの時がやってきたのですね!
○○○○○:ロクサーヌ…。
ロクサーヌ:空中庭園を追い求めて幾年月、最後の光が指し示されました。
風の精霊よ、あの先に庭園があるのですね?
シルフ  :いいえ、あの先にあるのはイルム・ザーン。貴方もご存じの落ちた遺跡です。
ロクサーヌ:し、しかしそれでは…!
シルフ  :そしてその上空に庭園は存在します。唯一落ちなかった聖域。
ロクサーヌ:!
シルフ  :イルム・ザーンにて貴方の詩を歌いなさい。必ずや扉は開かれるでしょう。
ロクサーヌ:…わかりました…!
フィリー :よかったね、ロクサーヌ!
ティナ  :よかったですね。
メイヤー :おめでとうございます!
ロクサーヌ:あなたたちのおかげですよ。
○○○○○:ロクサーヌがいなかったらここまで来られなかったさ。
若葉   :心からお礼申し上げます。
レミット :ちょっと待ったぁ!
カイル  :これですべてが終わったと思うのはまだ早いぞ!
○○○○○:こいつら連れてこなけりゃなお良かったんだけどな…。
リラ   :あーまったく。
レミット :い、言ったわね!その魔宝もわたしが必ず奪い取ってやるんだから!
カイル  :フッ…我が宿命のライバルよ、次で本当に決着のようだな。
○○○○○:勝手に人を宿命のライバルにするなよ。
<ポロロン>
ロクサーヌ:では行きましょう、落ちた遺跡イルム・ザーンへ。伝説の空中庭園が私たちを待っていますよ。
フィリー :そうね!ここまで来たんだもん!
レミット :アイリス、絶対勝とうね!
アイリス :もちろんです、姫さま。
カイル  :オレたちが敗れるはずがない!
○○○○○:(元の世界に帰るんだ…)
<ポロロン、ポロロン>
ロクサーヌ:いざ、イルム・ザーンへ!



<カイルが勝った>

カイル  :ここがシルフの里…。
ティナ  :静かな場所ですね。
シルフ  :ようこそ、旅のお方。よくあの谷を抜けられましたね。
カイル  :おまえらがシルフか。オレたちにかかれば造作もないことよ。
リラ   :よー言うわね。
シルフ  :魔宝を求めて来られたのでしょう?確かにこの地にありますけど…。
○○○○○:渡しちゃダメだ!
フィリー :そいつは悪いやつなのよ!
アルザ  :そうやったん?
ティナ  :言われてみればそうだった気が…。
カイル  :ええい、貴様らは黙れっ!
シルフ  :困りましたね…。魔宝を集めて何を願うおつもりですか?
カイル  :知れたことよ。大魔王様を復活させこの世を闇に染めてやるのだ。ウワーッハハハーーッ!
楊雲   :無理なことを…。
カレン  :まだ言ってるのね。
シルフ  :何故ですか?
カイル  :ま、魔族として当然のことだろう。
ウェンディ:…それだけ?
シルフ  :それが本当に貴方の願いなのですか?
カイル  :…貴様は何が言いたいのだ。
若葉   :カイルさんは本当はいい人なんです!
キャラット:根っからの悪人じゃないと思うんだ。
メイヤー :見果てぬ夢を追い求める気持ちはよくわかります。
カイル  :い、いきなり何を言い出すのだ!
シルフ  :…いいでしょう。この「白の翼」を受け取ってください。
フィリー :ああっ!
○○○○○:なんて事をっ!
カイル  :これが…これが6つ目の魔宝か!
アルザ  :やるやんかカイル!
カイル  :フッ…はーっはっはっはっはっ!
<突然、一条の白い光が発せられる>
<ポロロン>
ロクサーヌ:ついに…ついにこの時がやってきたのですね!
カイル  :ロクサーヌ…。
ロクサーヌ:空中庭園を追い求めて幾年月、最後の光が指し示されました。
風の精霊よ、あの先に庭園があるのですね?
シルフ  :いいえ、あの先にあるのはイルム・ザーン。貴方もご存じの落ちた遺跡です。
ロクサーヌ:し、しかしそれでは…!
シルフ  :そしてその上空に庭園は存在します。唯一落ちなかった聖域。
ロクサーヌ:!
シルフ  :イルム・ザーンにて貴方の詩を歌いなさい。必ずや扉は開かれるでしょう。
ロクサーヌ:…わかりました…!
キャラット:これで空中庭園に行けるんだね!
カイル  :フッ、これでお前の願いも達せられたわけだな。
ロクサーヌ:あなたたちのおかげですよ。
カイル  :なに、大したことではない。ハーッハハハ!
リラ   :ホントにこれでいいんだろーか…。
レミット :ちょっと待ちなさいよっ!
○○○○○:こっちは困るぞ!
カイル  :フン、せいぜいほざくがいい。すでにオレの勝利は決まったのだ!
若葉   :カイルさんはいい人ですから、きっと○○○○○さんも大丈夫ですよ。
カイル  :わけのわからんことを…。
レミット :なに勝手なこと言ってんのよ…。アイリス!こうなったら最後までつきあってね!
アイリス :は、はいっ!
カレン  :私たちのことも忘れないでね。
○○○○○:俺たちも空中庭園に行くぞ!
フィリー :もちろんっ!
アルザ  :いよいよや!
カイル  :いいだろう、そこで最後の決着をつけてやろう!
<ポロロン>
ロクサーヌ:では行きましょう、落ちた遺跡イルム・ザーンへ。伝説の空中庭園が私たちを待っていますよ。
フィリー :そうね!ここまで来たんだもん!
レミット :アイリス、絶対勝とうね!
アイリス :もちろんです、姫さま。
カイル  :オレたちが敗れるはずがない!
○○○○○:(元の世界に帰るんだ…)
<ポロロン、ポロロン>
ロクサーヌ:いざ、イルム・ザーンへ!



<レミットが勝った>

レミット :ここがシルフの里なんだ…。
アイリス :綺麗なところですね。
ウェンディ:素敵な場所…。
シルフ  :ようこそ、旅のお方。よくあの谷を抜けられましたね。
アイリス :こ、こんにちは。
カレン  :あなたたちがシルフ?
レミット :わたしにかかれば朝飯前ですよーだ。
シルフ  :魔宝を求めて来られたのでしょう?確かにこの地にありますけど…。
メイヤー :おお、やったじゃないですか。
レミット :ち、ちょうだい!どうしても必要なの!
アルザ  :お願いや!
キャラット:そのためにボクたちここまで来たんだ!
○○○○○:ダメだっ!
フィリー :やめてぇっ!
レミット :ううううるさいっ!外野は引っ込んでなさいよ!
楊雲   :‥‥‥‥‥。
シルフ  :くすっ…あの人たちが大好きなのですね。
レミット :な、なに言ってるのよ!そんなわけないでしょ!
リラ   :すーぐ顔に出るんだから。
レミット :そんなんじゃ…
シルフ  :魔宝を集めて何を願うおつもりですか?
レミット :‥‥‥‥‥。
アイリス :…姫さま?
レミット :…欲しいものは、確かにあるの。ずっと旅してきてそれがわかったの。…まだ…うまく言えないけど…。
アイリス :‥‥‥。
若葉   :レミットさん…。
シルフ  :そうですか…わかりました。この「白の翼」をどうぞ。
レミット :…ありがとう!
ティナ  :よかった…。
アイリス :良かったですね、姫さま。
レミット :うんっ!ありがとうアイリス!
○○○○○:あっガーン!
レミット :これが最後の魔宝…
<突然、一条の白い光が発せられる>
<ポロロン>
ロクサーヌ:ついに…ついにこの時がやってきたのですね!
レミット :ロクサーヌ…。
ロクサーヌ:空中庭園を追い求めて幾年月、最後の光が指し示されました。
風の精霊よ、あの先に庭園があるのですね?
シルフ  :いいえ、あの先にあるのはイルム・ザーン。貴方もご存じの落ちた遺跡です。
ロクサーヌ:し、しかしそれでは…!
シルフ  :そしてその上空に庭園は存在します。唯一落ちなかった聖域。
ロクサーヌ:!
シルフ  :イルム・ザーンにて貴方の詩を歌いなさい。必ずや扉は開かれるでしょう。
ロクサーヌ:…わかりました…!
レミット :よ、よかったね。
カレン  :おめでと。
ロクサーヌ:あなたたちのおかげですよ。
レミット :そ、そんなこと…ないよ…。
楊雲   :あなたの力ですよ、レミットさん。
○○○○○:ちょっと待ったぁ!
カイル  :これですべてが終わったと思うのはまだ早いぞ!
レミット :な、なによ!まだやる気!?
カイル  :ガキの分際でこのオレの邪魔をするとは…。次で必ず決着をつけてやるぞ!
リラ   :しつっこいなあ…。
○○○○○:なあ、頼むからそれ譲ってくれない?俺、元の世界に…
レミット :べー。
キャラット:ご、ごめんね。
○○○○○:とほほ…。
フィリー :きーっ頭きた!絶対奪い取ってやるんだから!
レミット :いいわよ、どっからでもかかってきなさい!
アルザ  :うちらは負けへんで!
<ポロロン>
ロクサーヌ:では行きましょう、落ちた遺跡イルム・ザーンへ。伝説の空中庭園が私たちを待っていますよ。
フィリー :そうね!ここまで来たんだもん!
レミット :アイリス、絶対勝とうね!
アイリス :もちろんです、姫さま。
カイル  :オレたちが敗れるはずがない!
○○○○○:(元の世界に帰るんだ…)
<ポロロン、ポロロン>
ロクサーヌ:いざ、イルム・ザーンへ!




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