ティナ  :あ、○○○○○さん。
○○○○○:ティナか、ちょうど今お祭りみたいだね。
ティナ  :は、はい。そうですね。
○○○○○:ナイスタイミングだったよな。
ティナ  :は、はい…。
○○○○○:あ…もしかしてこういう賑やかなところは苦手だった?
ティナ  :い、いえ。そんなことないですよ。
○○○○○:そう?でも人混みの中だと貧血起こしやすいだろうし。
ティナ  :だ、大丈夫です。今日はけっこう調子いいですし。
○○○○○:…やっぱりもう少し静かなところへ行こう。
ティナ  :え、○○○○○さん。
○○○○○:え〜と…
ティナ  :…優しいんですね…。
○○○○○:え?
ティナ  :い、いえ。なんでもないんです。
<ちゃ〜ららら〜ちゃ〜ら〜>
ティナ  :あっ…。
○○○○○:ん?
ティナ  :風弦弾きさんがいますよ。
選択肢
なにそれ。 1−1
じゃあ、聞きに行くか。 1−2


1−1

ティナ  :え、○○○○○さんの世界にはないんですか?
○○○○○:風琴(オルガン)ならあるけどさ。
ティナ  :ほら、あそこの人です。
風弦弾き :‥‥‥‥‥。
<ちゃ〜ららら〜ちゃ〜ら〜>
○○○○○:あれ、弦だけで弓がないじゃないか。
○○○○○:おまけにあの人目つぶってるだけで何もしてないような…。
ティナ  :くすくす…あれは風の精霊の力で弦を弾いてるんです。
ティナ  :だからこんなに綺麗な音が出るんです。大気にそのままとけ込むような…。
○○○○○:そりゃあ、俺の世界にはないわけだ。
ティナ  :え、そうなんですか?
○○○○○:まあね。
ティナ  :えっと、気に入っていただけましたか?
選択肢
もちろん。綺麗な音だね。 2−1
あんまり俺の好みじゃない。 2−2
もっと近くで聞こうよ。 1−2


1−2

ティナ  :は、はい。行きましょう…。
<フェードアウト・フェードイン>
風弦弾き :‥‥‥‥‥。
<ちゃ〜ららら〜ちゃ〜ら〜>
ティナ  :綺麗な音色…。
○○○○○:ティナって、こういうのが好きなの?
ティナ  :は、はい。大好きなんです…。
風弦弾き :それは嬉しいですね。
ティナ  :えっ…?あ、あの。
風弦弾き :どうです?聞くだけでなくひとつ挑戦してみては。コツさえつかめば簡単ですよ。
ティナ  :え?ど、どうしよう…。
選択肢
やってみれば? 3−1
俺にやらせてください。 3−2


2−1

ティナ  :そ、そうですか?嬉しいです…。
○○○○○:本当に、心が洗われるようだね。
ティナ  :は、はい…。
<ちゃ〜ららら〜ちゃ〜ら〜>
<ちゃららら〜ら〜ちゃ〜ら〜>
ティナ  :‥‥‥‥‥。
○○○○○:(でもなんか眠くなってきたな…)
ティナ  :‥‥‥‥‥。
○○○○○:ねえティナ、そろそろ別の所行かない?
ティナ  :え?で、でも…。
○○○○○:あ、いや。聞いてたいならいいけどさ。
ティナ  :は、はあ…。
<ちゃららら〜ら〜ちゃ〜ら〜>
○○○○○:‥‥‥‥‥。
ティナ  :あ、別に別の場所に行きたいなら構いませんよ。
○○○○○:そ、そう?
ティナ  :はい、私はここで聞いてますから。
選択肢
そう、それじゃ。 4−2
いや、ここにいよう。。 4−1
もっと近くで聞かない? 1−2


2−2

ティナ  :そ、そうですか…。
○○○○○:いや別に、ティナの好みにケチつけるわけじゃないよ?
ティナ  :は、はい…。
○○○○○:‥‥‥‥‥。
ティナ  :‥‥‥‥‥。
○○○○○:(いらんこと言ったなあ…)
ティナ  :えっと、それじゃ私しばらく聞いてますから…。
○○○○○:そ、そう。
ティナ  :それじゃ…。
○○○○○:い、いや。付き合うよ。
ティナ  :そんな…。別に無理していただかなくても…。
○○○○○:いやその…。
4−2へ


3−1

ティナ  :わ、私がですか?
○○○○○:うん、聞いてみたいな。
風弦弾き :いかがします?
ティナ  :は、はい。○○○○○さんが聞きたいって言ってくれるなら…。
風弦弾き :それじゃこちらの風弦を。
ティナ  :は、はい…。
○○○○○:ティナ、ファイトだ!
風弦弾き :いいええ、そんなに興奮してはいい音は出ませんよ。気を静め、風の声を聞かなくてはね。
○○○○○:そ、そうですか。
ティナ  :えと…。
<ちゃららら〜ら〜ちゃ〜ら〜>
○○○○○:あ…
ティナ  :‥‥‥‥‥。
<ちゃらちゃらら〜ら〜ちゃら〜>
風弦弾き :ほう…。
<ちゃららら〜ちゃら〜ら〜ら〜ら〜>
○○○○○:すごいじゃないか!
風弦弾き :いやあ、お見事お見事。
ティナ  :そ、そんな…恥ずかしいです…。
風弦弾き :大したものですよ。
選択肢
さすがはティナ。 4−1へ
次は俺の番だな。 3−2へ


3−2

ティナ  :わあ、頑張ってくださいね。
○○○○○:よしやるぞ!
風弦弾き :いいええ、そんなに興奮してはいい音は出ませんよ。気を静め、風の声を聞かなくてはね。
○○○○○:そ、そうですか?ええと…
○○○○○:‥‥‥‥‥。
(しーーーん)
○○○○○:うっ。
ティナ  :‥‥‥‥。
風弦弾き :はははは…なかなかに難しいですかな。
○○○○○:い、いやもう一度。
器用さ高ければ 3−3へ
低ければ 3−4へ


3−3

<ちゃららら〜ら〜ちゃ〜ら〜>
風弦弾き :おっ。
ティナ  :な、鳴りましたね。
○○○○○:‥‥‥‥‥。
<ちゃら〜ちゃら〜ら〜ら〜>
○○○○○:…ふう。
ティナ  :すごく綺麗な音色でした…。
○○○○○:そ、そう?
風弦弾き :どうです、コツさえつかめば簡単でしょう。
○○○○○:そ、そうですね。
風弦弾き :それではお礼に、もう一曲ご披露いたしましょう。
ティナ  :わあ、お願いします。
<ちゃららら〜ら〜ちゃ〜ら〜…>
4−1へ


3−4

(しーーーん)
○○○○○:‥‥‥‥‥。
風弦弾き :おかしいですね。少しくらいなら音が出てもいいはずなんですが…。
ティナ  :あ、あの。気を落とさないでくださいね。
○○○○○:どうせ俺にはこんな運命しか待ってないんだ…。
ティナ  :そんな…。
風弦弾き :大げさな人ですね…。
○○○○○:ふっ…。
4−2へ


4−1

<ちゃららら〜ら〜ちゃ〜ら〜>
○○○○○:なかなか貴重な体験だったな。
ティナ  :そ、そうですね。
○○○○○:もう少し聞いてる?
ティナ  :い、いえ。せっかくですから別の所にも行きましょう。
○○○○○:そうだね。どこに行きたい?
ティナ  :わ、私は○○○○○さんとならどこへでも…。
○○○○○:え?
ティナ  :い、いえなんでもないんです。どこでもいいです。
○○○○○:そう、それじゃ…。
ティナ  :‥‥‥‥‥。
<ちゃららら〜ら〜ちゃ〜ら〜…>
(成功)


4−2

ティナ  :え〜と…。
○○○○○:えと…
<ちゃららら〜ら〜ちゃ〜ら〜>
○○○○○:うるさいっ!
ティナ  :…! そんな言い方って…。
○○○○○:い、いやティナじゃなくてね。
ティナ  :そのくらいわかってます。でもあんな綺麗な音なのに…。
○○○○○:いやその…。
ティナ  :…もう、いいです。
○○○○○:(あうー…)
(失敗)



シナリオ集に戻る
不思議リュートに戻る