○○○○○:うまいぐあいに今日はお祭りだ!めいっぱい楽しむぜ!
ウェンディ:…それはよかったですね。
○○○○○:あ、ウェンディ…。
ウェンディ:私のことなんて気にしないで、せいぜい楽しんできてくださいね。どうせ私なんてこんなところには不似合いなんだから。
○○○○○:‥‥‥‥‥。
ウェンディ:な、なんですか…どうせあなただってそう思ってるんでしょう!?
○○○○○:そんなことないってば…。
ウェンディ:ウソばっかり、男の人なんて信用できません。すぐ調子のいいこと言うんだから。
○○○○○:(なにか俺に恨みでもあるのかこいつ…)
ウェンディ:な、なんですかそんな目で見るなんて…。早く行けばいいじゃないですか。
○○○○○:はいはい、行きますよ。
ウェンディ:あ…。
○○○○○:…一緒に行く?
ウェンディ:い、いいです。無理しなくても。
○○○○○:だったらそんな声出すなよ!
ウェンディ:ご、ごめんなさい…。嫌な性格ですよね、私って…。
○○○○○:はあ…とにかく一緒に行こう!
ウェンディ:で、でも…。
○○○○○:ほら早く!
ウェンディ:は、はい…。
選択肢
屋台を見に行く。 1−1
イベントを見に行く。 1−2


1−1

○○○○○:いろんな店があるね。
ウェンディ:そ、そうですね。でもインチキも多いから…。
○○○○○:‥‥‥‥‥。
ウェンディ:だ、だってそうじゃないですか。だまされたことないんですか?
○○○○○:だからってねえ…。
ウェンディ:…やっぱり私となんて一緒じゃない方がいいですよね…。
○○○○○:わーわー!と、とにかく見て回ろう。
ウェンディ:どうせ私なんて…。
<フェードアウト・フェードイン>
○○○○○:どうだいウェンディ、水をやらなくても花が咲く植物だって。
オバサン :安くしとくよ。
ウェンディ:そんなのウソに決まってます。
オバサン :‥‥‥‥‥。
○○○○○:す、すみません!それじゃっ!
(ダダダーッ)
○○○○○:‥‥‥‥‥。
ウェンディ:だ、だって…人間なんて信用できません。
○○○○○:ウェンディ…。
ウェンディ:信じたって裏切られるだけなんです。だから…
選択肢
いい加減にしろ! 2−1
そんなことないと思うよ。 2−2
別の所へ行こう! 1−2


1−2

○○○○○:あ、あそこでなんかやってるぞ。
ウェンディ:そ、そうですね。
○○○○○:行ってみよう!
<フェードアウト・フェードイン>
ウェンディ:なにかの踊りみたいですね。
○○○○○:どれどれ…。

『驚異の伝統芸能!ラッパッパ踊り』

○○○○○:‥‥‥‥‥。
ウェンディ:…だから来たくなんかなかったんです…。
○○○○○:そ、そんなこと言われても。
ウェンディ:どうせ私にいいことなんてなにもないんです。もう…なにもしない方がいいんです。
選択肢
たかが変な踊りくらいで大げさな…。 3−1
まったくその通りだ! 3−2
店を見に行こう。 1−1


2−1

ウェンディ:そ、そんな怒鳴らなくても…。
○○○○○:付き合ってられるか!すぐそんなことばかり言うし…。
ウェンディ:だって…。
○○○○○:なんだよ。
ウェンディ:…○○○○○さん、怖い…。
○○○○○:‥‥‥‥‥。
ウェンディ:みんなそうやって私のこといじめるんです…。ひどすぎるわ…。
○○○○○:…いじめたなどとは心外な。自分のやってることよく考えてみろよ。
ウェンディ:わ、私がなにしたって…。
○○○○○:いい加減にしろよホントに…。
ウェンディ:いいわよ…死んでやるわ!
○○○○○:お、おい!
ウェンディ:当てつけよ!あなたのせいなんだから!
○○○○○:ちょっと…。
ウェンディ:どうせ人間なんてみんな自分がかわいいのよ!あなただってそうなんでしょ!?
○○○○○:確かに自分の身もかわいいが、でも…。
ウェンディ:聞きたくない!
選択肢
じゃあ勝手にしな。 4−2
聞け! 4−1


2−2

ウェンディ:そんなの、裏切られたことがないから言えるんです。
○○○○○:そんなこと言われても…。
ウェンディ:いいですよね、あなたは幸せだから。どうせ私の気持ちなんてわからないんです。
○○○○○:俺のどこが幸せだよ!
ウェンディ:どこって…。
○○○○○:いきなりワケわかんない世界に飛ばされて、おまけに旅までしなくちゃならないし、いったいどのへんが幸せなんだよ!。
ウェンディ:で、でも昔は幸せだったんでしょう?
○○○○○:それは…。
ウェンディ:だったらっいいじゃないですか。私なんて昔からいじめられてばかりだったし…。
○○○○○:じゃあ今は?
ウェンディ:え…?
○○○○○:今は幸せじゃないのか?
ウェンディ:…○○○○○さん…。
4−1へ


3−1

ウェンディ:だって…。
○○○○○:なかなか楽しそうな踊りじゃないか。
ウェンディ:…本気で言ってるんですか?
○○○○○:いや、まあ、見てみないとわからないと思うよ。
ウェンディ:やっぱりウソなんじゃないですか…。
○○○○○:あのねえ。
ウェンディ:こんな踊り、どうせくだらないものに決まってます。
○○○○○:踊りの話はもういい!
ウェンディ:でも…。
○○○○○:そんなことばっかり言ってると、
ウェンディ:…なんですか。
選択肢
人に嫌われるよ。 4−2
本当に不幸になるよ。 4−1


3−2

ウェンディ:ひどい…。
○○○○○:どっちが。
ウェンディ:…どうせあなたに私の気持ちなんてわかりません。
○○○○○:じゃあおまえに俺の気持ちが分かるのか?
ウェンディ:‥‥‥‥‥。
○○○○○:自分だって同じくせに偉そうなこと言うな。
ウェンディ:そ、そこまで言わなくても…。
○○○○○:相手の気持ちも考えずに言いたいこと言ってたのはどこのどいつだ。
ウェンディ:だ、だって…。
○○○○○:もう知らん。
ウェンディ:‥‥‥っ‥‥‥。
○○○○○:な、なんだよ。俺悪くないぞ。
ウェンディ:‥‥‥‥‥。
○○○○○:(こ、ここで弱気になっちゃダメだ!)
ウェンディ:ひっく…ひっく…。
○○○○○:ええい泣くなっ!
4−2へ


4−1

○○○○○:ウェンディ…。
ウェンディ:は、はい。
○○○○○:え〜と…昔はどうだったか知らないし、ウェンディの本当の気持ちなんてわからないかも知れない。
ウェンディ:‥‥‥‥‥。
○○○○○:でも少なくとも俺たちはここにいるんだ。それじゃダメかい?
ウェンディ:○○○○○さん…。
○○○○○:大事な仲間だろう。
ウェンディ:で、でも…私なんてそんな風に言ってもらう資格は…。
○○○○○:…ま、いいや。とにかく旅を続けよう。
ウェンディ:え…?
○○○○○:そのうち慣れると思うしね。
ウェンディ:は、はい…!
(成功)


4−2

ウェンディ:ひどい…ひどすぎるわ…。
○○○○○:ああーもう。
街の人  :まーあの男ったら女の子泣かせて。
子供   :ママーあの人なにしてるの?
街の人  :しっ!近よっちゃいけません!
○○○○○:‥‥‥‥。
○○○○○:いい加減泣きやんでくれよ…。
ウェンディ:だって…だって…。
○○○○○:(もう知らん!)
(失敗)



シナリオ集に戻る
不思議リュートに戻る