フィリー :ねー○○○○○、これなんだけどー。
○○○○○:どれどれ。
ウェンディ:‥‥‥‥‥。
○○○○○:あれ?どうしたのウェンディ。
ウェンディ:ひどい…他の女の子とばかり仲良くして…。
○○○○○:は?
ウェンディ:あんまりですっ!
(だっ)
○○○○○:ちょっとっ!?
フィリー :なにあいつ…。
<森の中>
ウェンディ:くすん…みんなで私のこと無視する…。
謎の声  :ちょーっと待ちなあ!
ウェンディ:だ、誰ですか!?
<ざざざっ>
山賊   :おーれーたーちゃー。
山賊   :この地に潜む山賊さ!
ウェンディ:…すみません、今落ち込んでるのでほっといてください…。
山賊   :っておい!どこへ行く!
(すたすたすた)
山賊   :待て待て待てーい!
ウェンディ:なんですか…。
山賊   :いや、だから、俺たちは山賊…。
ウェンディ:私なんて襲っても仕方ないです。どうせ何も持ってないし…。
山賊   :そ、そんなことないさ。こんなに可愛いじゃないか。
ウェンディ:可愛くなんかありません。
山賊   :高く売り飛ばせるぜ。
ウェンディ:売れるわけないです。
山賊   :…なにかあったのか?
ウェンディ:ぐすっ…ふえぇ〜〜〜。
山賊   :お、親分、どうしましょう?
山賊   :いやどうしましょうって言われてもな…。
○○○○○:ウェンディ!
ウェンディ:あ…
山賊   :な、なんでい?
○○○○○:貴様ら、ウェンディに何をした!
山賊   :な、なにってまだ何もしてねえよ、なあ?
山賊   :は、はい親分。
○○○○○:まだ…ということは、これからなにかする気だったな!
山賊   :そりゃあ山賊ですから…。
ウェンディ:○○○○○さん、危険です!私のことなんてほっといてください!
○○○○○:そうはいかん!でやあ!
山賊   :ち、ちょっ…
山賊と戦闘
勝った 1−1
負けた 1−2


1−1

○○○○○:恐れ入ったか!
山賊   :ははー。
○○○○○:とっとと行け!
山賊   :ううっ今日は厄日だ…。
(すたこらさっ)
○○○○○:ふう…。
ウェンディ:な、なんで私のことなんか助けるんですか?
○○○○○:ウェンディ?
ウェンディ:わ、私なんて山賊にでもさらわれてればよかったのに…。
○○○○○:そんなことないだろ。
ウェンディ:だって、私なんてなんの役にも立たないし…。
○○○○○:‥‥‥‥‥。
ウェンディ:だって…だって…。
選択肢
よっぽど怖かったんだね。 2−1
いつでも助けに来るさ。 2−2
ああ、来るんじゃなかった。 2−3


1−2

山賊   :なんだよ、あっけねえ奴だな。
○○○○○:うう…
山賊   :どうしやす、親分。
山賊   :そうだなあ、とりあえず身ぐるみはがして…。
ウェンディ:ひどい…。
山賊   :いやひどいって言ってもね、これが仕事だし。
ウェンディ:…あなたも、私のこといじめるんですね…。
山賊   :いや、だからさ。
ウェンディ:いいんです…。どうせ私なんて誰も心配してくれる人もいないし、好きにしてください…。
山賊   :お、おい…。
ウェンディ:ぐすっ…ひっく…。
山賊   :…あ!急に用事を思いだした!
山賊   :そういえばそうでしたね親分!
山賊   :それじゃさよならー!
(だだだーっ)
ウェンディ:あ…。
○○○○○:いつつ…。
ウェンディ:○○○○○さん、大丈夫ですか?
○○○○○:ああ、情けない…。
ウェンディ:そ、そんなことないです…。
○○○○○:…いいさ、慰めてくれなくても…。
ウェンディ:そ、そんな…。
選択肢
なんてな。 3−1
ああ、来なきゃよかった。 2−3


2−1

ウェンディ:さ、山賊が怖かったんじゃないんです。私…
○○○○○:ん?
ウェンディ:みんなの…仲間外れになるのが怖くて…。
○○○○○:なんだ…そんなことあるわけないだろう?
ウェンディ:だって私なんて、こんな性格で…。
○○○○○:大丈夫だって。
ウェンディ:でも…。
選択肢
俺が信用できないのか? 3−2
大丈夫! 4−1


2−2

ウェンディ:ど、どうしてですか?私なんて…。
○○○○○:大事な仲間じゃないか。
ウェンディ:し、信用できませんっ!本気でそんなこと思ってるわけないです!
○○○○○:ウェンディ…。
ウェンディ:信用…できません…。
○○○○○:…そうか、わかった。それなら行動で示すよ。
ウェンディ:え…?
○○○○○:何があっても必ず助けに来る。それなら信じてくれるかい?
ウェンディ:そ、そんな…
○○○○○:ん?
ウェンディ:…なんで、そこまでしてくれるんですか…?
○○○○○:ウェンディのことが大事だからだよ。
ウェンディ:‥‥‥‥。
4−1へ


2−3

ウェンディ:だ、だったら来なければよかったんです。
○○○○○:いやほんと。
ウェンディ:ひどい…私のことバカにして…。
○○○○○:…どうせウェンディだってそう思ってるんだろ?
ウェンディ:そんな…来てくれて嬉しかったのに!
○○○○○:え?
ウェンディ:な、なんでもありません!もう来ないでください!
○○○○○:おーい。
ウェンディ:人間なんて…。
4−2へ


3−1

ウェンディ:お、おどかさないでください。
○○○○○:ごめん。
ウェンディ:い、いえ…。
○○○○○:…次は、必ず勝ってみせるから。
ウェンディ:そ、そんな。私は来てくれただけで…。
○○○○○:え?
ウェンディ:な、なんでもありません!
○○○○○:そ、そう?
ウェンディ:…どうして私って、素直にお礼が言えないんでしょう…。
○○○○○:そ、そんな。別にお礼ほしくて来たわけじゃないから。
ウェンディ:○○○○○さん…。
4−1へ


3−2

ウェンディ:し、信じられません!男の人なんて!
○○○○○:そんな…。
ウェンディ:どうせなにか裏があるに決まってます。たとえばあの山賊とグルとか…。
○○○○○:そこまで手の込んだことを誰がやるんだよ…。
ウェンディ:いいえ、きっとそうです!
4−2


4−1

○○○○○:よいしょっ、と。歩ける?
ウェンディ:は、はい。
○○○○○:肩貸そうか。
ウェンディ:だ、大丈夫です。
○○○○○:そう?
ウェンディ:あ、あの。○○○○○さん。
○○○○○:…ん?
ウェンディ:…いえ…。
○○○○○:…やっぱり、肩貸してあげるよ。
ウェンディ:そ、そんなっ。
○○○○○:それともおぶってこうか?
ウェンディ:か、肩でいいです…。
○○○○○:それじゃ、早く戻ろう。みんなが心配してる。
ウェンディ:は、はいっ。
(成功)


4−2

ウェンディ:私帰ります。
○○○○○:ち、ちょっと待てよ。
ウェンディ:‥‥‥‥‥。
○○○○○:本当に助けたかったんだってば!
ウェンディ:…私以外の人でも助けに来ますよね…。
○○○○○:え?
ウェンディ:な、なんでもありません!
○○○○○:おーい、ちょっと待ってよ!
(失敗)



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