○○○○○:ふう、ひと休み…。
○○○○○:あ、楊雲。
楊雲   :‥‥‥‥。
○○○○○:楊雲ってば。
楊雲   :…なにか、ご用ですか?
○○○○○:いや別に、用ってほどのことはないんだけど…。
楊雲   :では失礼します。
○○○○○:ち、ちょっと待ってよ!
楊雲   :用はないのでしょう?
○○○○○:ないけど…そっちはなにか用あるの?
楊雲   :ありません。それが何か?
○○○○○:それじゃ話でもしよう!
楊雲   :誰とですか?
○○○○○:…楊雲と。
楊雲   :なぜ?
○○○○○:…お前、俺のことバカにしてるだろう?
楊雲   :してません。ただ理由がわからないだけです。
○○○○○:いや、旅の仲間として友好を深めようと…。
楊雲   :私は特に深めたいとは思いません。
○○○○○:…じゃあ暇つぶしに。
楊雲   :そうですか…。他に用もありませんから、仕方ありません。
○○○○○:仕方ないっておい…。
楊雲   :‥‥‥‥‥。
○○○○○:(ちょっと話するのにここまで手間のかかるやつが他にいるだろうか…)
選択肢
えー…好きな食べ物は? 1−1
もうちょっと明るくいこうぜ! 1−2


1−1

楊雲   :特にありません。
○○○○○:‥‥‥‥‥。
楊雲   :‥‥‥‥‥。
○○○○○:(誰か助けてくれえっ)
楊雲   :‥‥‥‥‥。
○○○○○:で、でも何かあるだろう?なんとなく好きー、とか。
楊雲   :‥‥‥。
○○○○○:そ、それじゃあ趣味は?
楊雲   :ぼんやりと景色を見ることです。
○○○○○:そ、そう。楊雲らしいね。
楊雲   :そうでしょうか。
○○○○○:うん、そうとも。
楊雲   :先ほどからかなり無理をしているように見えるのですが…。
楊雲   :私は気にしませんから、早く立ち去ってはいかがですか?
○○○○○:‥‥‥‥。
選択肢
そんなことないよ。 2−1
いい加減にしろこの野郎! 2−2
それじゃ…。 4−2


1−2

楊雲   :大きなお世話です。
○○○○○:そう言われると…。
楊雲   :‥‥‥‥。
○○○○○:ほら、とにかく明るい方が人生楽しいじゃないか。
楊雲   :それはそうでしょうね。
○○○○○:だからひとつぱーっと…。
楊雲   :別に私は明るい人生を送りたいとは思っていません。
○○○○○:で、でも明るい方が楽しいんじゃ…。
楊雲   :それはさっき聞きました。
○○○○○:いや、だからね、楽しい方がいいだろ?
楊雲   :そんなことはありません。
○○○○○:…暗い方がいいの?
楊雲   :そんなこともありません。
○○○○○:結局、どういう人生を送りたいわけ?
楊雲   :人生そのものを送りたくありません。
○○○○○:‥‥‥‥‥。
選択肢
そんなこと言うなよ! 2−2
まあ、人の勝手だけど…。 3−2
(「生命の価値は…」をクリアしてれば) まだそんなことを言っているのか? 3−3


2−1

楊雲   :まだ何か?
○○○○○:なにかって言われると困るんだけど…。
○○○○○:別に無理なんてしてないからさ、うん。
楊雲   :‥‥‥‥。
○○○○○:えと…嫌いなものは?
楊雲   :…余計なことに首を突っ込む人です。
○○○○○:あ…その、別に興味本位じゃなくて…。
楊雲   :‥‥‥‥‥。
○○○○○:…ごめん。
楊雲   :貴方に悪気がないのは知っています。それでも、世の中には取るべきでない行動というものがあるのです。
○○○○○:悪かったよ…。
楊雲   :別に悪くはありません。誰も悪くはないのです…。
○○○○○:‥‥‥‥‥。
楊雲   :…銀氷瓜です。
○○○○○:は?
楊雲   :私の好きな食べ物です。瓜よりも少し小柄で、食べると水晶のような感触がします。
○○○○○:そ、そうなんだ!俺も一度食べてみたいな。
楊雲   :この方向へしばらく行けば、産地にたどり着くでしょう。
○○○○○:そうかぁ…。嬉しいな。
楊雲   :そうですか。
○○○○○:いや、そうじゃなくてさ…。まあいいや、とにかく嬉しいから。
楊雲   :‥‥‥‥。
4−1へ


2−2

楊雲   :‥‥‥‥‥。
○○○○○:どうしていつもそうなんだよ!俺たち仲間だろ!?
楊雲   :‥‥‥‥‥。
○○○○○:そうやって拒んでたらずっとこのままじゃないか!だいたい…
楊雲   :‥‥‥‥‥。
○○○○○:…なんとか言えよ。
楊雲   :では、これで失礼します。
○○○○○:おいっ!
楊雲   :特に用はないのでしょう?
○○○○○:そうじゃなくてさ!だからこう…
楊雲   :‥‥‥‥。
○○○○○:…もういいよ。
4−2へ


3−2

楊雲   :そうですね…。
○○○○○:(暗いなあ…)
楊雲   :‥‥‥‥。
○○○○○:えーと、さ。
楊雲   :では私はそろそろ行きますので。
○○○○○:な、なんで?
楊雲   :別に話すこともありませんし。
○○○○○:そ、そう言うなよ!もうちょっと…
楊雲   :私の勝手でしょう?
○○○○○:…俺の意志は?
楊雲   :これだけ話したのですから、十分でしょう。
○○○○○:これだけって、まだ全然…。
楊雲   :十分です。
○○○○○:そ、そう…。
4−2へ


3−3

楊雲   :別に私はあの後特に変わってはいません。
○○○○○:で、でも生きることにしたんじゃないか。
楊雲   :霜葉を巻き込みたくなかっただけです。
○○○○○:…でも、空中庭園に行けばわからないんだよな?
楊雲   :そうですね…。
○○○○○:じゃあ、今から願いを考えておけよ!
楊雲   :…別に私はどちらでもいいのですが…。
○○○○○:え?
楊雲   :なんでもありません。貴方の願いは元の世界に戻ることですよね。
○○○○○:うん、まあ。
楊雲   :少なくともそれはかなえられることを祈っていますよ。
○○○○○:そ、そう。ありがとう。
楊雲   :いえ…。
4−1へ


4−1

楊雲   :それでは、そろそろ話し疲れましたので、これで。
○○○○○:そ、そう。(そんなに話したかなあ…)
楊雲   :失礼します。
○○○○○:あ、あのさ。またそのうち話してくれる?
楊雲   :…そうですね。
○○○○○:そ、そうか。それじゃ…。
(成功)


4−2

○○○○○:じゃあな。
楊雲   :‥‥‥‥‥。
○○○○○:(はあ…)
(失敗)



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