1994年4月撮影




京都で花見というとまず挙がるのが円山公園です。場所は祇園の東、八坂神社を通り抜けた先。
写真は公園中央にある枝垂れ桜で、京都で最も美しい桜と言われているとか。別名「祇園の夜桜」。
撮り方下手ですね…。もう少し上に向けりゃよかった。




同じく円山公園の、もう少し奥に入ったところにある別の枝垂れ桜。
平日の昼に行ったのでそんなに混んではいませんでしたが、夜はすごかったんだろうなー。




円山公園から北に出ると、目の前にあるのが知恩院。浄土宗の総本山で、開祖・法然が念仏の拠点にした場所に、後に弟子が建立。
百万遍にある「知恩寺」と紛らわしい…。
写真は有名な「三門」。普通は山門と書くところを、空・無相・無願の解説の境地を表しているらしい。




石段を上がったところの桜…だと思う。(記憶に自信なし)

知恩院七不思議:
鶯張りの廊下、白木の棺、忘れ傘、抜け雀(雀がいない雀の絵。上手く描きすぎてどこかへ飛び立ったらしい)、三方正面真向の猫(どこから見てもこちらを正面から見ているように見える猫の絵)、瓜生石(石から胡瓜(きゅうり)が生えたという)、大杓子(すべての人々が救いとられるという杓子。重さ30kg)
左甚五郎作の忘れ傘が有名ですが、御影堂の天井に組み込まれているため高すぎてよく見えなかった。







哲学の道。琵琶湖疎水べりに続く約2kmの道で、哲学者西田幾多郎が歩きながら思索にふけったのでこの名前が…というのは有名ですが、桜並木が植えられているため花の名所でもあります。近くの白沙村荘に居を構えた日本画家、橋本関雪の夫人が植樹したことから「関雪桜」と呼ばれます。
写真は橋の上から。




同じく哲学の道。
この日は結構暑くて、道端の売店では冷やした缶ジュースがよく売れてました。
(風情ないけど(^^;)




哲学の道は銀閣寺橋までですが、疎水ぞいの遊歩道と桜並木は90度曲がって今出川通りの方へも続きます。
写真はそのあたり。



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