(ぱかぱかんぱーぱぱーん ぱんぱかんぱぱん)

こにゃにゃちはー!
みんな愛ちゃんの誕生日にちゃんとプレゼントは送ったかー?忘れとるやつはわいが噛みついて思い出させたるでー。ほな誕生日記念、ムクちゃんにおまかせのコーナーや!
今回最後に申し訳程度に変身したキューティメグ、もともとは1996年の愛ちゃんの誕生日に初登場したもんや。あれから2年やから時の経つのは早いもんやな。シリーズについてはこっちを参照してな。

キューティメグの衣装。狐鉄丸さんが描いてくれたもんや。ほんまおおきになー。
装備としては動物の危機をキャッチする「うさぎイヤー」、相手をメロメロにするねこパンチの「ねこグローブ」、発泡スチロールすらへし折る「らいおんブーツ」、空も飛べる「ピジョンウィング」、最強のタイガービームを発射する「虎さんフェイス」が主なものや。後ろの「きつねしっぽ」の効果は今のところわかってへんが、実は自動で敵の攻撃を防ぐガードシステムやけど今は故障中ゆうんが有力な説や。
変身は頭上に掲げた手にワンダフルパワーを受けることで行うはずやったが、後の話ではいつの間にかコンパクトが出てきとる。ほんまいい加減な作者やな。
詳しくは『動物愛護キューティメグ!』を見たってや。


『カードキャプターさくら』にムクちゃーーんチェーーック!
原作、アニメとも実に丁寧に作られとるという感じやな。アニメはよう頑張っとるわ。良作ゆうんはこういう作品やな。
特筆すべきは主人公の木之元桜のキャラクター。主人公ゆうたらたいていは底抜けに明るいとかとことん元気とか、ある程度極端な性格付けするもんやろ。その方が楽やさかいな。せやけどさくらちゃんの場合わりと普通で、一言で説明できるような性格とちゃう。それでいて無個性というわけではなく「さくらちゃんの性格」ゆうんがちゃんと出とるんはさすがや。知世、ケロちゃん、李君他脇を固めるキャラクターもしっかりしとるし、『クロウカード』のアイデア自体いくらでも話を作れるという点で見事なもんや。もっともCLAMP作品全般に言えることやけど、完璧すぎてちょいとばかりのめり込みに欠けるっちゅうところもあるな。作者の手の上で踊らされとるっちゅうかな。贅沢な悩みやけど。逆にアニメ版レイアース第2部なんかは話としてはいろいろ穴があったんやけど、これ書いとる奴はあれが一番好きらしいで。(ノヴァ〜光〜ノヴァ〜。本当にこの2人の絡みが大好きだった…) どうでもいいけどアニメさくらオリキャラの苺鈴を見て「プリメーラか!?」と思うたんはわいだけやないはずや。(笑)
文句ゆうとしたら観月先生、あれだけ思わせぶりに引っ張っておいて実は単なるアイテム渡し役っちゅうんはないやろ(^^; アニメではまだ出てきてへんけどどないなるんやろうな。原作1部ラストもちょっと説明的な感じもあるな。ただいろんな意味で「単純やない」のがCLAMP作品の長所やから、これはまあしゃあないな。単純明快な話はこの作者には似合わへん。
そういう意味でさくらの今後の展開も実に楽しみやな。男が男を好きになっても誰も疑問に思わない(笑)この世界で恋愛関係がどう収束するのかも期待大や。やっぱええ作品に出会えるんは幸せなこっちゃ。ほななー。


(98/09/05)   


# いつもさくらのビデオを貸してくれる暗黒仙人さんに大感謝。BSの映らない私にはこの人がいなかったら今回のSSは書けませんでしたm(__)m


(c) CLAMP/講談社/NEP21

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