○2% さん
- 04 母のあゆみ (採点:8)
- 素敵なおはなしでした。ひとつひとつのエピソードがあったかくて良かった。ただ、晴子の泥臭さに比して地の文にポエティックな言い回しがちょっと多すぎるかなぁ、という微妙な違和感も。
- 09 WINTER (採点:9)
- 楽しめました(というか、安倍某が某物語の真の作者! のくだりで吹きました)。それなりにAIRの本筋に絡んでいって、それでいてコメディ調のおはなしというのは実際かなり貴重なんじゃないでしょうか。タイトルもシンプルながらSUMMERとの対比が端的に示されていて好印象。満点じゃないのは、ひとえに「これに満点を付けるのは人としてちょっとどうか」という疑問が浮かんできたからです。
- 10 夢の汀 (採点:6)
- 上手くいえないんですが、AIRっぽい雰囲気が良く出ているように感じました。ところどころ曖昧で詳細のぼやけた描写で、読んでいてなんだか地に足が付いていないような感覚。美凪、佳乃、と来てラストの少年少女に繋がる構成はとても腑に落ちるというか、読後感が良かった。難点を挙げると、文章にちょっと手抜き感を覚えました。個人的な感覚かもしれませんが、特に序盤。
- 14 マジカルを考えよう (採点:7)
- AIRそっちのけでベタなギャグに走る、その真っ直ぐな心意気に惚れました。これ往人じゃなくて作者だろ、とは思いましたが。
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