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○nao さん

01 部屋の明かり (採点:6)
文体は好み。
話の構成は簡易にして明快。

02 追跡者 (採点:6)
文章は軽妙で読みやすい。
ただネタと結末が少々陳腐。
人物造詣に妙がある。

03 雨の中 (採点:3)
事故の意味合いが全く不明。
題材についてのありきたりさを克服出来ていない。

05 また明日 (採点:6)
人物描写と情景描写に好評価。

06 It's possible to think of you. (採点:5)
静謐な雰囲気が好き。

07 待ち合わせは、傘の中 (採点:5)
文章に問題なし、
話の流れは手馴れたものを感じる。

08 deracine[デラシネ]: エンドロールの後で故郷喪失者の瞳に映るもの。 (採点:7)
タイトルが鮮烈。
意味は良くわからないが。解説求ム。
こんな彼女もアリかな。
素直に面白い。

11 なついろとみさきと (採点:6)
重量級が予想される闘いに本作を投入できた心意気に評価を。

12 子供ノ世界ノ速度 (採点:6)
途中までは8点ぐらいかな、と思っていた。
読み終わると結末に少し落胆。

13 憧れの あの女の子は もういない (採点:2)
「ところで長森は?」
と統一して書くべきではないかという気もする。
あと「ごめんだもん」は、表層だけなぞっただけに見えて変。
一発ネタに突っ込みはヤボと言うものだとは思いつつ。

14 雨の日の心は千々に乱れて(So,We make friends with...) (採点:5)
微妙に見知った書き方に安心感。
ただ何か足りない読後感を覚える。
「足りないもの」を補えばもっと面白くなるはず。

15 桜散る (採点:5)
素直に書いた文章。
……のように思われた。
「ウィンドウサイズの横読みを考えて改行は一文の終わりにする」とか
「文章。」という形は避けたほうがいいとか
「○○○」といった伏字は使わないほうがいいとか
枝葉の指摘はあるが点数評価には影響させていない。
本コンテスト後、従前のコンペティション作品を読まれると良いでしょう。
今後の参考になることと思います。

17 重ねた手と手の中に (採点:5)
いい話。

18 玉手箱 (採点:5)
別にoneじゃなくってもいいよねと思いつつ……
人物の掛け合いを楽しめばいいのかなと思い直す。

19 澪の演劇部ブログな日々 (採点:7)
いい話。……ちょっと前に同じ感想を書いた気が。
而してこちらのほうが好みなので加点。

20 学生生活は糾える縄の如く (採点:5)
個人的な理由で皆が指摘すると思われるそれには触れない。
周りの作品を見たあとが大事です。
これからもがんばって下さい。

21 シイナロケッツ・ネコゼスタイル (採点:9)
作者氏と対話がしたい、と思わされる話。
機会の訪いを祈る。
仔細はそのときにでも。

26 トントン拍子 (採点:6)
タイトルと内容の技あり一本。

30 『packaging replica』 (採点:6)
センスのある構成。
漫画原案にもなりそうな。
この尺では全体の流れがわかるだけで感情移入は難しいだけに惜しい。

32 蘇る少年 (採点:6)
前半は面白かった……後半のページでちょっと失速が残念。
氷上の手紙はよいかんじでした。

35 それでも生きて (採点:7)
切ないな。
そしてヒトは簡単に壊れてしまう……のだった。

37 Ever Follow ever (採点:7)
いい話だ。

38 みるく・ろーど (採点:5)
設定的に矛盾?
保留、5

39 あなたはこの世界に必要とされていますか? (採点:5)
先輩はこんなに弱かったかな。
解釈としては面白い。

40 あの人 (採点:2)
書きたいテーマに心理描写能力がついていってない感じ。

42 ありがとうを君に (採点:5)
幻想的なモチーフを描くのにはもう少し緻密さを求めたいところ。

44 髪弄り (採点:7)
対価をくださいと言い切る彼女に萌え。
台詞のインパクト勝負にwinな感じ。

49 輝く季節へ (採点:8)
綺麗にまとまっている。
文章も流麗、素直にいい話だと納得できる秀作。

52 演劇部の伝説 (採点:5)
個人的な理由で皆が指摘すると思われるそれには触れない。
周りの作品を見てこれからもがんばって下さい。

54 青ぐらい修羅をゆく (採点:8)
瑞佳の強さと瑞佳の周り――世界の優しくなく温かくもなくただ空回るだけの有様を描くことに成功している。
彼女の強さは、つまり、そうでなければえいえんの盟約など結べようもないのだ。

57作の中で異質さを際だたせることに成功した良作。

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