(誰に電話かけようかな?)

Trrrr…

「ハイ、早乙女です。
『もしもし、
 主人ですけど。
「おっ、公か。
 良くかけて来てくれたな。
『女の子のことなら
 任せておけって
 言ってたよな…。
「もちろん。
 何について聞きたいんだ?

「ハイ、早乙女です。
『もしもし
 主人ですけど。

「ハイ、早乙女です。
『好雄君は、
 いらっしゃいますか?
「あっ、お兄ちゃんですね。
 ちょっと待ってて下さい。
 おにーちゃーん、電話ー!
「ハイ、早乙女です。
『もしもし
 主人
 ですけど。

「なんだ、主人か。
『何だその残念そうな声は。
 俺からじゃ不満か?
「あたりまえのこと聞くなよ。
 ところで、
 どうしたんだ今日は?

女の子の評価を聞く

『女の子達が、
 俺をどう思ってるか
 知りたいんだ。
「評価か…。
 ちょっと待ってくれよ。
「女の子の、
 お前に対する評価は…。
「こんなとこだな。

デートスポットを聞く

「ちょっと遠いけど、
 きらめき中央公園なんて
 わりといい雰囲気だぜ。
「この間、
 美術館が出来たんだよ。
 わりといいらしいぜ。
「今、水族館が
 人気あるみたいだぜ。
「植物園なんて
 いいんじゃないか?
「隣町のボーリング場なんて
 どうだ?
「プラネタリウムなんて
 暗くていいぜ。
「やっと、この街にも
 カラオケが出来たんだよ。
『サンキュー。
 いつも悪いな。
「お前も
 まめに情報誌でも読めよ。

『いいデートスポットを
 教えて欲しいんだ。
「悪いな。今は特にないんだ。
 別の事なら教えてやれるぜ。

(女の子の情報でも
 聞いてみようかな)

『詩織の
 ことについて
 知りたいんだけど。
「あぁ、いいぜ。
 ちょっと待ってくれよ。
「藤崎、藤崎‥‥と。
「あったあった。
 耳かっぽじって
 よく聞けよ。
「って、とこだな。
『サンキュー。
 いつも悪いな。
「なーに、いいってことよ。
 女の子の情報なら
 俺に任せてくれよ。

「何だ、お前。
 優美に気があるのか?
『い、いや。
 そう言う訳じゃないけど‥。
「別に隠さなくてもいいよ。
 へぇ、お前が優美をねぇ。
 よし、特別に教えてやろう。
「って、とこだな。
『サンキュー。
「なんなら、
 俺から優美に
 言ってやろうか?
『だから、
 そんなんじゃないって。
「まぁ、いいか。
 じゃ、頑張れよ。



「ハイ、藤崎です。
『えっと…
 主人公って言いますけど。

「え、公君?!
 どうしたの今日は?

「公君?
 今日は、何?

「あっ…。
『えっ、どうしたの。
「ううん、なんでもないの。
 ところで、今日は何の御用?

『○月○日に、
 ××へ
 行かない?

「えーとね…
 ごめんなさい。
 その日は、用事があるの。
 せっかく誘ってくれたのに…。
『い、いいよ。
 気にしてないから。
「また、今度誘ってね。
『うん、そうする。
 じゃ、また。
ガチャ
(くそ、次こそ絶対
 誘ってみせるぜ。)

「えーとね…。
 うん、いいわよ。
『それじゃ、○月○日に、
 ××の前で
 待ち合わせということで。
「うん、わかったわ。
 忘れないで来てね。
『忘れるわけないよ。
 じゃあ、また。
ガチャ
『やったー。
 ○月○日が、楽しみだぜ。



「ハイ、如月です。

「主人さん?
 何の御用でしょうか?

「主人さん?
 今日は何の御用?

「公さん…?
 えっと、何の御用でしょう。

「ごめんなさい…。
 その日は、ちょっと約束が…。
『あ、そうなんだ…。
「せっかく誘っていただいたのに、
 ごめんなさい…。
『今度、日を改めて誘うから。
 こっちこそ、ごめんね。

「えーと…。
 はい、いいですよ。

「ええ、わかりました。
『それじゃ、約束したよ。



「ハイ、紐緒です。

「ああ、主人君。
 私に、何か用?

「公君。
 最近、馴れ馴れしいわね。
 何の用?

「えっ、公君?
 私に、何か用?
 用件を、
 早く言いなさいよ。

「あら、残念ね。
 その日は、
 空いてないのよ。
『そう…。
 ちょっと残念。
「私、研究で忙しいから。
『忙しいところを、ごめんね。
 じゃあ、また。

「あら、残念だわ。
 その日は、丁度
 空いているのよ。

「私に命令するつもり?
『それじゃ、どこで
 待ち合わせがいい?
「…さっきの所でいいわ。
 用が済んだなら、もう切るわよ。



「ハ〜イ、片桐です。

「あら、主人君。
 私に用?

「あら、公ちゃん。
 どうしたの?

「えっ、公ちゃん。
 わ、私に何か用?

「あちゃー。
 その日は、ちょっと
 約束があるのよ。
『あらー、そうなんだ…。
「悪いんだけど、
 また今度誘ってくんない?
 ごめんね。
『うん、そうするよ。
 じゃあ、また。

「ちょっと待って…。
 OK。
 いいわよ。

「オーアイシー、分かったわ。
 それじゃあ、切るわよ。



「ハイ、虹野です。

「主人君?
 御用は何?

「主人君?
 あら、どうしたの?

「公君?
 わ、私に、御用?

「あれ…、
 その日、約束が入ってる…。
 ごめんね、だめみたい。
『えーっ!
 そうなの?
「ごめんね…。
 今度、また誘ってくれる…?
『うん、分かった。
 じゃあ、今度ね。

「あ、その日部活がある…。
 サボっちゃおうかな?
『嬉しいけど、予定があるなら、
 そっちの方に行かなきゃ。
「うん…。
 ごめんね…。
 今度、また誘ってくれる…?
『よろこんで。
 じゃあ、今度ね。

「えっと…。
 ええ、いいわよ。

「うん、分かった。
 遅れないで来てね。
『分かってるって。
 じゃあ、また。



「ハイ、古式ですけれども。

「あら、主人さん。
 何か御用でしょうか?

「あら、主人さん。
 本日は、
 何の御用でしょう?

「まあ、公さん。
 今日は、
 何の御用でしょうか?

「少々お待ち下さい…。
 えーと…その日は、別の
 約束があるみたいですね…。
『あら、そうなんですか…。
「申し訳ございません。
 ぜひ、御一緒したかったの
 ですけれども…。
『気になさらないでください。
 それでは、この次はぜひ…。
 では、失礼いたします。
ガチャ
(言葉うつっちゃったよ。)

「少々お待ち下さい…。
 えーと。
 よろしいようですよ。

「はい、分かりました。
 遅れないよう、行きますので。
『それじゃ、また今度。



「ハイ、清川です。

「ああ、主人君。
 何か用?

「なんだ、公ちゃん。
 何、私に用?

「えっ、公ちゃん。
 私に、何か御用?

「えーっ。
 その日、駄目だよ。
 用事が入ってるよ。
『なんだそうか…。
「ごめんな。
 この次また、誘ってくれよ。
『ああ、そうしよう。
 それじゃ、また今度な。

「えーっ、その日、駄目。
 用事が入ってるの。
『なんだそうか…。
「ごめんね。
 この次また、誘ってくれる?
『ああ、そうしよう。
 それじゃ、また今度。

「うん、いいよ。

「うん、いいわよ。

「分かった。
 遅れずに、来いよ。

「分かった。
 遅れずに、来なさいよ。
『それは、お互いさま。
 それじゃ。



「ハイ、鏡です。

「あら、何の御用かしら?

「主人君?
 今日は、電話ばっかり…。
 もてすぎるのも、困り物よね。
 で、何の御用かしら?

「えっ、公君?
 そろそろ、貴方から電話が
 来る頃だと思っていたわ。

「あっ、公君。
 ちょっと待ってね。
 輝、鏡、静かにしなさい。
『君の家って、賑やかだね。
「い、いつもは、
 こうじゃないのよ。
 ところで、御用は何?

「あら、残念…。
 その日は、別の人と
 約束があるのよ。
『そう、やっぱり。
「もうちょっと、
 早く、誘って下されば
 良かったのに。
『今度から、そうしよう。
 それじゃ。

「ちょっと待って…。
 あら、珍しく空いてるわね。
 いいわよ。

「知ってると思うけど、
 私、待たされるの
 好きじゃないから。
『分かってるよ。
 それじゃ。



「ハイ、朝日奈です。

「公君?
 どうしたの?

「公君?
 何?
 どうしたの?

「公ちゃん?
 バッチタイミング。
 出かける前でよかったね。
 で、用は何?

「ええーっ。
 何で、その日なの?
 予定、入れちゃったわよ。
『ごめん、もう少し早く
 連絡すれば、良かったね。
「ああっ。
 一緒に出かけたかったのに。
 この次は、早めにしてよ。
『分かったよ。
 それじゃ。

「ラッキー。
 その日、ちょうど
 暇だったんだ。

「うん、分かったわ。
 必ず来てよ。
『分かってるよ。
 それじゃ。



「ハイ、美樹原です。

「主人さん?
 あの、御用件は、
 何でしょう。

「主人さん。
 御用は何ですか?

「‥‥‥‥。
『もしもし、どうしたの?
「ご、ごめんなさい。
 御用件は、何でしょう。

「……。
『どうしたの?
「ごめんなさい…。
 その日は、
 約束があって…。
『なんだ、そんなこと
 気にしなくていいよ。
「あの…。
 また今度、
 誘って下さい…。
『うん、そうするよ。
 じゃあ。

「えっ。
 は、はい…。
 よろこんで…。

「‥‥‥‥。
『え、よく聞こえないよ。
「は、はい…。分かりました。
『それじゃ、忘れないでね。



「ハイ、早乙女です。

「主人さん?
 優美に、用なの?

「あっ、主人さん。
 優美に、何か用。

「公さん?
 優美に、御用ですか?

「ごめんなさい。
 優美、その日、お友達と
 約束しちゃった…。
『なんだ、そうなの。
「あーあ。
 本当に残念だなあ。
『じゃ、また次の機会に。
 好雄によろしくね。

「うん、いいよ。

「うん、分かった。
 約束破ったら、
 針千本飲ますからね。
『ははは…、忘れないよ。
 それじゃ、好雄によろしく。


この先伊集院です。普通にプレイしていては見られないので、一応改行。




















「伊集院だが。
『もしもし、
 主人公ですけど。

「何だ君か、何のようだね。
『いや、別に用はないんだけど。
 なんとなくね。
『あいにく僕は、君のような
 暇人じゃないんだ。
 それじゃあ、失礼するよ。
ガチャ
『相変わらず、憎たらしい奴。

「何だ、また君か?
 相変わらず暇なようだね。
『……。
「僕は、君をかまっているほど
 暇じゃないんだがね。
 少しばかり、
 時間を割いてあげよう。
『少しって、どれくらいだよ?
「1秒だ。
 おっと、もう1秒
 経ってしまったよ。
 では、失礼するよ。
ガチャ
『……。

「何だ、また君か?
 相変わらず暇なようだね。
『……。
「まあ、貧乏人が
 なけなしのお金で、
 電話をしてくれたんだ、
 話の一つでもして
 やろうじゃないか。
『何の話だよ。
「僕の自慢話をしてやろう。
『いい…。
 遠慮しておく…。
「まあ、そう遠慮するなよ。
 僕の華麗な人生を、君に
 語ってあげようじゃないか。
『あ、キャッチホンだ。
 またな、伊集院。
「おい、待ちたまえ。
ガチャ
『あー、危なかった。

「何だ、また君か?
 相変わらず暇なようだね。
『……。

「それじゃ、
 金のベッドの話でも
 してやろう。
 
「それじゃ、
 プラチナの机の
 話でも…。

「それじゃ、
 ダイアモンドの漬け物石の
 話でも…。

『い、いや、いいよ。
「おい、待ちたまえ。
ガチャ
『あー、危なかった。






















おまけ(勝手に創作)


「ハイ、鞠川です。

「なんだ。
 何?

「なんだ勝馬。
 どうしたの?

「な、何よ。
 勝馬じゃない。
『何よって
 ことはないだろ。
「えっと…
 何?

「ごめん、
 その日は、
 恵と約束しちゃった。
『そっか。
「うん…。
『何だよ。
 また今度でいいだろ。
「そ、そうよね。
 それじゃ。

「いいわよ。
 空いてるから。

「わかった。
 寝坊するんじゃないわよ。
『さあね。
「なんなら私が、
 起こしに行ってあげようか?
『ああ、頼むわ。
「…あんたねぇ、
 私とのデートの日ぐらい
 早起きしようって気はないの?
『じ、冗談だよ。
 じゃあな。
ガチャ
『何だよ、奈津江の奴。
 自分から振っといて…。



「ハイ、十一夜です。

「戎谷君?
 何の御用?

「あ、戎谷君…。
 なあに?

「戎谷君…、
 デート?いつ?
『まだ何も言ってないよ…。

「!
『もしもし、
 どうした十一夜?
「ひどいよ…、
 何でその日なの!?
ガチャ
『…俺が、何をした。

「うん、公丈夫。
 何か起こるような気がして、
 空けておいたの。

「うん…
 良かった、
 おまじないが効いたみたい。
『おい!
 今度は何やったんだ?
「ふふっ、ないしょ。
 それじゃ、楽しみにしてるね。
 



(あ〜あ、留守みたいだな。
 今日はあきらめるか……。)






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