Top Ka1 Ka2短 Ka2中 痕短 痕中 痕長 ONE短 ONE中 家計 月姫 Ka3短 Ka3中 Ka3超短 Ka4小 Ka4本 オリ肉 Ka5短 CLA1短 ONE2 Ka5中 CLA1中 オリ2 オリ3 Ka6小 Ka6本 AIR オリ4掌 オリ4短

○Longhorn さん

01 スケッチブック (採点:8)
こんな話があってもいいかもしれませんね。

02 HEARTS (採点:1)
楽しそうで、なによりです。

03 春遠からじ (採点:4)
ゲームしかやったことのない僕はオールエンドというのはどうもイメージし辛いのです。
栞の話なら栞エンドだけでいいんじゃないかな? とつい思ってしまうのです。

04 ハッピーエンドをもう一度! (採点:7)
王道中の王道。
一つくらいあると安心できますね。やっぱりたいやきだよねというか。

05 ごきげんよう、お姉さま (採点:9)
……(゚д゚ )

( ゚д゚)……

…( ゚д゚ )…

(゚д゚)シメジ

06 彼女の子 (採点:2)
どこまでオリジナルでどこからギャグかパロディなのかわからない話でした。
"V"とか"エイリアン"のパロディっぽいところもあるし……昔の探偵小説なんかにも似たフレーズがあったかもと思うところも幾つか。
うーむ、そしてパロディ満載でないとすると、残念なことに筋が現実離れしている上にストレート過ぎて面白く(または怖く)ないんですよね。

心配なのは、もっとこういう話に対しておおらかな時代だったら笑い話(または怪奇物)で済むところを、今の時代だけに味噌糞に批判する人が出てきそうなことです。

07 確率と戯れながら君は凛とする (採点:8)
ダーク読んで「切ない話だな」と思うことがたまにあるんですよ。
これはそんな話でした。コンペでは第三回かのんこんぺの「受精卵」以来でしょうか。
GJ。

08 今日から今までの日 (採点:3)
そういえば、舞バッドで舞のお母さんてどうなるんでしょう。
「まるで10年以上前に死んでいたような状態」で家から見つかるんでしょうか。
ちょっとホラーですよね。

09 いつかの夏に、届くよに。 (採点:10)
すいません、舞のところシングルカットしてください。
ボーナストラックで佐祐理さんと祐一の掛け合い付けて。
買いますから。20枚くらいは。

10 けれど輝く夜空のように (採点:5)
実は7年前に死んでいたんだよ! な、なんだってー!
 ……という構成は、実はあゆ本人を使ってやった方が効果的だったのではないでしょうか。

11 光 (採点:7)
悪夢落ちとはおもわなんだ。
直球と見せかけて実は手元で揺れて落ちる球というか、不思議な構成のお話でした。

12 Secand two (採点:8)
青春だなあ。
テレビドラマだとこれが第1話で、ここからドロドロのグチュグチュな人間関係が始まるんでしょうけれども、このお話でそうなったら寂しいかな。
いや、見たいかも……

13 今宵もまた、逢いましょう (採点:6)
今回内々の競作なんでしょうか、ほぼ同様のネタのお話が3つも……
これはその中では王道というか、普通に始まって普通に終わるお話で、やや印象が薄くなってしまったのが残念です。

14 女狐観察日記 (採点:4)
ファンディスクみたいな内容で、こういうのは絵付きシステム付きでやる方がいいよなあと。
短編でぎっちりと纏めると綺麗なタイプのお話ですね。

15 この街コンクール (採点:3)
すみません、並べられたスピーチを続けて読むのは苦手なもので。

16 妖狐物語 (採点:5)
設定的にちょっと無理っぽいところや、本編のリフレイン的な筋など、何か物足りない部分があるのです。
ただ、安易に美汐と祐一をくっつけていないところなど、細かい部分がこの筋立てに合っていて、全体としては上手に纏まっていると思います。

17 風の盆 (採点:9)
仕掛けに多分完全にやられました。
最初名雪が死んでるんだろうなと思いつつ読み進めたのに、北川と香里の「水瀬だって……」「名雪の前よ」でアレ? 離婚かと戸惑わされまして。
そうすると死んでいるのは栞か? とソワソワし、最後にやっぱり……という流れ。
くそう。でも満点は上げないぞ。これで勘弁。

18 雨の音 (採点:5)
僕は子供っぽいんで、平行世界ネタだとバックの「ONE」みたいに最後は何らかの結論に達する方が好みです。
このお話、尻切れではないんですけど、ちょっと曖昧な結末だなと思ってしまいました。
謎解きが聞きたいような、自分で読解したいような微妙な雰囲気。

19 春風駘蕩 (採点:10)
暗色じゃなくて、やり直しじゃなくて、お涙頂戴じゃなくて、全員死亡じゃない青空エンドってコンペ初じゃないでしょうか。

さらりと名作。

20 世界の果てでアイに哭く獣たちの賛歌 (採点:2)
残念だけど怖くないんですよね、と書こうと思ったらジャンル表記はホラーアクションじゃなくて「不幸」。
うーん、確かに不幸かもしれない。多分最初でもう死んでるし。

余談ですがこの手の話は筒井康隆の「三丁目が戦争です」だったかな? あれがいいですよね。

21 透明なてのひらが (採点:7)
名雪が可愛いですね。年齢設定もあるのでしょうけれども、妙に大人びていないのが良かったです。
香里が自分の家族のことを(栞のことで深刻な状態になる以前に)名雪に喋っていたのかどうかはグレーゾーンだと思います。
ただ、個人的には本編中で名雪が祐一に対して香里の家族のことを「知っているけど知らないことにしていた」というのもアリかなと思いますので、さほど大きな違和感はありませんでした。

22 密室に踊る猫 (採点:6)
謎解きという味付けをしたラブラブという組み立てに見えてしまいまして……
今回同じような組み合わせが多いものですから、印象がどうしても薄めになってしまいました。

23 言い出せなかった。 (採点:2)
そうですかー、としか。落ちは何かもう一つ二つ伏線でも張ってあればもうちょっと生きてきたかと思うのですが。

24 光があの娘であるように (採点:9)
13、28と好対照の、こちらはこちらで楽しいお話でした。
お相手は立ち位置的には名雪以外でもいいと思うのですが、名雪というキャラクターが上手に活かされているなぁというのが強い印象として残りました。

25 その手のひらに紡ぐもの (採点:4)
視点の女の子の名前を書くときにわざわざ苗字を使うのは、ミスリードを誘うには強引過ぎるかと。
天野さんに沿った視点の部分が長いわけですから、ここはもっと曖昧に「彼女」で行っても良かったのではないかと思います。

26 そこに彼女がいなかったから (採点:7)
マッチを擦り終わった後は、寂しいものですね。
こういう組み立てでなく、あからさまな伏線を幾つか張っておいて含みを残し、伏線は張りっぱなしで終わるとかいうタイプでも良かったかも。
(ガイナックス流ですが……)
うーんKanonのSSとしてはそっちの方がありがちかな?

27 かおりんのお弁当大作戦 (採点:4)
みんだなおの4コマ思い出しました。意外に覚えてる人多いんですね。懐かしいなぁアウト。

28 死んでからやってみたい10のこと。 (採点:5)
最終的に消えたり生き返ったりしないラストは、他の人との接点がないことや一人称がたりという設定と上手くマッチしているかと。
作者当ては苦手ですが、「まことだった。」を書いた作者さんじゃないかな? 
文体と文章が微妙にミスマッチで、雰囲気作りのためにわざわざやってるのかな、とも思えます。
ただ、以前も似たことを感想に書いたことがありますが、序盤の「である」体の混じる文体はかなり堅苦しいイメージで、僕にはいまひとつしっくりきませんでした。

29 サマーソルジャー (採点:8)
軽妙でいいお話でした。なんといいますか、腕の確かな料理人が堅実に作った料理、という感じで、そつなしというか。
でも全体的にビッグマグナム北川先生(31)ほどのインパクトはなかったかも。

30 手と手をつないで (採点:6)
真琴の話といえば美汐が友人というのは定番になっているけれど、実は真琴と美汐が友達になる過程の話は、最近(最初から?)数少ないことに気付きました。
実際のところ、帰ってきた真琴と美汐が友人関係になるかどうかは全くもって不明だし、美汐が真琴をちゃん付けで呼んだりする可能性もあるわけですよね。
このお話はそのあたり丁寧に手を抜かずに描かれていて好感を持ちました。

31 最強の女 (採点:7)
ビッグマグナム北川先生。



ありがちな話にありがちなエッチ話を絡ませて更にありがちな展開に!
でもお約束やステレオタイプの塊は安心して読めるんですよねえ。文章も完成されてますし。
短編に出ていたら9点以上付けてたかな。

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