<証言 キャラット・シールズ>
で、今度は花屋へ。あーめんどくさい。
「ちーすっ」
「あっ、リラさんこんにちはっ!」
「こんにちはっ!」
キャラットがセロと一緒に花を運んでた。平和ね…。激動に身を置く探偵には不似合いな場所ね。(何言ってんだあたしは)
「若葉ちゃんとリリトさんもこんにちはっ!」
「こんにちはっ!」
「まあ、ご丁寧にありがとうございます」(ふかぶかー)
「今日はいったいどうしたの?」
あたしは手短に用件を説明した。
「と、いうわけで若葉のパンが行方不明なわけよ」
「うん、あの日はボクも一生懸命探したけど、かけらも見つからなかったよ」
「何か気づいたことは?」
「え、えっ? ち、ちょっと待ってね。うーんうーん」
思いっきりダメそう。
「例えば周りに怪しいヤツがいたとかさー」
「そんなっ。この街の人はみんないい人だよっ!」
「さすがはキャラットさんです!」
「帰るか…」
「捜査はどうするんだっ!」
帰る
もう少し聞く
犯人はおまえだ!→キャラット