お久しぶりです。お元気でしょうか?
私は今パーリアの街に住んでいます。
この街の人形屋さんが私の腕を認めてくれまして、人形を作りながらそのお店で働かせてもらっています。
もう1人の私は
今も私と一緒にいます。時々入れ替わったり、頭の中で会話したりしているので周りからは変な目で見られたりしますが。
でも今は彼女が私に力をくれる、そう思います。
『くっだらないこと書いてるわね。それよりお腹すいた。食事はまだ?』
「ちょっと待って…。この手紙を書き終えたらね」
あの後しばらくしてようやく私は
吸血行為が恥ではないことを…私が生きていくための自然な行動であると納得できるようになりました。
ヴァンパイアとしての誇りを少しでも持っていけたらな、と思います。
幸い一緒に旅した仲間たちが、私に血をくれることを快く了解してくれました。
『あんまりおいしくないけどね』
「駄目よ、みんなには感謝してもしきれないんだから」
『ふん』
もしもまた会えることがあったら
今度はお互い笑顔で会えるといいですね。その日を楽しみに
あなたにもう一度お礼を言える日を楽しみに…これから精一杯生きていきます。
それでは、このへんで。
12月19日 ティナ・ハーヴェル
『そんなに未練があるなら会いに行けばいいのに』
「ううん…。あの人の側にいるとまた頼ってしまいそうだから。
私たちは私たちで強くなりましょう」
『本当にそれが望みなの?私が疎ましくないと言い切れるの?』
「…だって、あなたは私だもの」
『自分の影の部分。もう1人の自分』という話は個人的に好きな設定です。
この設定で理想とするのはやはりプリティサミーの美紗緒&ミサなので、ティナも
主人公とらぶらぶやってるよりは自分の中のダークティナと向かい合う姿が見てみたいですね。
Dティナは本当は優しすぎるティナがどうしても心配で、だからこそ主人公を消そうとしたのかも。
あの世界は魔族もいい奴だし(笑)