「あ、はい。正解です。どうしてわかったんですか…?」
「いや、どうしてと聞かれても…」
「カンでしょカン」
「でも、これで9人全員の答えを出し終わったんですね」
「あ、ああ!ありがとう、ティナ」
「これでもとの世界へ帰ってしまうんですね…」
「うっ…
(ほ、本当にもとの世界で苦労ばかりの生活を送るのが幸せなことなのか!?ここならデイル先輩もいないし…。ああ、でもでも…)」
ピシャァァァァン!
「ちょーーっと待ったぁ!」
「ああっなんか変なのが出てきた!」
「フッハハハハーーッ!そう易々と貴様ごときの願いをかなえさせると思っているのか!」
「そーよっ!だいたいわたしたちを無視するなんて許せないんだからっ!ね、アイリス?」
「は、はあ…」
「おやおや、これはにぎやかになってきましたねぇ」
「すみません、私はこういうのは苦手で…。ちょっと失礼します」
「ああっティナーーー!」
「ではまずはオレからだ。とうっ!!」
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