必殺技データベース



【凡例】

技の名前
使い手登場シリーズ
  • 『聖闘士星矢コスモスペシャル』での説明
  • 『聖闘士星矢アニメスペシャル』での説明
  • 管理人のコメント
  • 『聖闘士星矢大全』での説明


  • 登場シリーズは
    なし…始まり〜聖域編
     海…ポセイドン編
     冥…ハーデス編
     AS…アスガルド編
     ア…アニメオリジナルの技
     劇…劇場版
    となっています。

    【更新】

    ・劇場版3、4の分を追加:バーニングコロナ、ゴールデン・デスヘアー、シャイニング・ヘルクロウ、ガルーダヘルウィング、キラーファングドコブラ、聖魔蟷螂拳、デモンファンタジア(05/02/20)
    コンプリート!





    【ア】

    アグリィイラプション
    地妖星パピヨンのミュー
  • ミューの第一形態が放った一発技。訳すと「醜い噴出」。ヘドロ状態(卵?)の表面からいくつもの光条が飛び出してムウを襲うが、クリスタルウォールによって阻まれる。「ブオッ」という擬音からしてガスか何かが噴出しているものと思われる。
    それにしてもこいつは一体何物だったのだろうか? 人間形態になった時に「わたしたち冥闘士は亡霊ではない、おまえたち聖闘士と同じようにこの地上に生まれ生きている存在だ」(20巻P164)と言っているのだが、登場時の姿があれだったので説得力皆無である。実はあの中に人間が隠れていたならそれはそれで笑える…。
    (↑聖闘士星矢大全により、冥衣の力によって体質が変化されたものであることが判明)
  • パピヨンのミューの第一形態時の技。体中にある穴からガスを噴出する。効果は不明だが、おそらく有毒。

  • アテナ・エクスクラメーション
    サガ・カミュ・シュラ・ムウ・ミロ・アイオリア
  • 黄金聖闘士が三位一体となって放つ技。究極まで高めたゴールドの攻撃的小宇宙が一点に集中し、その破壊力は小規模ながら宇宙創造のビッグバンにも匹敵する。そのあまりのすさまじい破壊力のため神話の時代よりアテナに禁じられた究極の影の闘法。
    聖闘士の闘いはあくまで正々堂々であるため、黄金聖闘士が三人がかりで一人を倒すこの技は卑劣な技としてアテナが禁じた。使った場合完全に聖闘士の証を剥奪され死してのちなお未来永劫鬼畜にも劣る賊の烙印を押されてしまう。(すさまじいから禁じられたのか卑怯だから禁じられたのかハッキリしてくれ)
    そんな技をサガ・カミュ・シュラに使わせるよう仕向けたシャカの真意はさっぱり不明だが、シャカほどの無敵ぶりになると死にたくても死ねないので、冥界に行くには使ってもらわないと困る状態だったのだろうか。(あの人ならむしろ冥界なんて自由に出入りしてそうな気もするが…)
    そしてあの3人には賊の烙印が押されてしまったのだろうか。まあ全員すぐに忘れそうだから大丈夫だろう(笑)
    ムウ・ミロ・アイオリアは使うにあたり何の躊躇もなかったが、3対3だから別に卑怯じゃないしということか(笑) あるいは「使うとみんな消し飛ぶぞ!」という脅しのための構えで、実際は使う気はなかったのかもしれない。それにしてもサガ達、アテナに聖衣を届けに来たのに聖域すべて消し去ってどうしようと言うのだろうか。それともその後の展開を見るとすべて消滅というのは単なるムウ様のハッタリで、あっさり見抜いたサガが技の掛け合いを選んだのだろうか。(それで紫龍にやられてれば世話ない)
    とまあいろいろと謎の多い最強の必殺技でありました(^^; 直訳すると「アテナもびっくり」。
  • アテナも驚天の必殺技。3人の黄金聖闘士が揃うと発動可能となるが、聖闘士の資格を剥奪される禁じ手。

  • アトミックサンダーボルト
    射手座サジタリアスのアイオロス
  • 原作では技のなかったアイオロスにアニメスタッフが贈ったオリジナル技。第65話「うなる聖剣!シュラ対ドラゴン」の回想シーンで、シュラに対して使用。その実態は右手に小宇宙を溜め、背景に鳴り響く雷とともに拳を打ち出すと無数の光球が相手を襲い、爆発を起こす。の割にシュラにはほとんどダメージを与えなかったが、実は故意に技を外していた。このあたりの心情はアニメスペシャル2の「聖剣秘話 サガ!野望の序曲」(←名作!)を読むと理解できる。(もっともシュラの方は「死ね!アイオロス!」とどこが「アイオロスを兄のように慕っていた少年」なんだと言いたくなるが…>アニメ) ちなみに戦いは赤子アテナが間抜けにもシュラの所へだあだあ寄っていったためアイオロスは攻撃できなくなり、結局聖剣で吹っ飛ばされた。自分を守る聖闘士に対してこのしうち、ひどい女神様もいたもんである。
    シュラもシュラで「この子も長くは生きられまい」と赤ん坊に聖剣食らわそうとするあたりどこが正義の聖闘士なんだ(アニメのシュラは最初から正義という設定)と思うが、ここで「この子は身寄りがないのか。よしオレが育てよう」と言って連れ帰ってたりしたら物語が始まらないので難しいところだ。
    話を元に戻して、技としてはどうということもないが、やはり射手座なんだから弓矢をかたどった攻撃をして欲しかった。(ビューティセレインアローとか…)

  • アナイアレーションフラップ
    天捷星バジリスクのシルフィード
  • 嘆きの壁前の戦いで紫龍に使用。怪鳥バジリスクの大いなる風で敵を異次元まで吹き飛ばす。普通バジリスクと言えば石化なのだが、絵にならないせいか羽ばたきが武器になったようだ。(アイアコスと少しかぶる)
    紫龍も吹き飛ばされかけたが、まさしく完璧な嘆きの壁にぶつかったおかげでそれ以上飛ばされずに済んだ。「おまえたちは自軍の城にも見捨てられたのかもしれぬな…」(by紫龍)
    「annihilation」は「消滅」の意味。
    百龍覇と相打ちするものの絶命はしなかったが、最後は紫龍を追って神以外通れぬ超空間に飛び出し、消滅。
  • バジリスクのシルフィードの必殺技。怪鳥バジリスクの羽ばたきによる風圧で、相手を異次元に消し飛ばす。

  • アナザーディメンション
    双子座ジェミニのサガ
  • 双子座の黄金聖闘士・サガの技。小宇宙を爆発させることにより次元の壁を破壊し、異次元への入り口をつくる。そして自らは飲み込まれることなく敵だけを異次元へと送ってしまう。
  • 双子座の聖闘士サガ&カノン兄弟の得意とする技。異次元の彼方へ敵を送り込む。

  • アメジストシールド
    デルタ星メグレスのアルベリッヒAS
  • アルベリッヒの基本技。無数のアメジスト(紫水晶)の欠片が敵を襲い、結晶の柱の中へと閉じこめる。閉じこめられた者は徐々に生気を吸われ、最後には白骨と化す。
    魔鈴、星矢の師弟を倒した恐るべき技。氷河も倒しかけたが、助けに入った紫龍に阻まれた。(ドラゴンの楯には通用しない)
    人質作戦にうってつけの技で、「オレを殺せばヤツは永久にあの水晶の中から出られないのだぞ」というハッタリにより聖闘士たちを追いつめる。実際はお約束通りアルベリッヒを倒せば水晶は解けるのだったが、そうでなければ魔鈴と星矢はお亡くなりだった。
    ただし単体の技としては隙が大きく、ジャンプしてかわしたり技の最中に攻撃したりすれば簡単に破ることができる。そのため「動けなくなった相手に使う」のが基本となる。魔鈴は腕から出した変な液体(酸?)を仮面にかけるという卑怯技の後攻撃で、星矢は炎の剣で、氷河はネイチャーユーリティでそれぞれ弱らせて使用した。最後は脱いだ紫龍の「人間往生際が大切と言うからな」というウソに引っかかり、安心して技を放ったところへ昇龍覇を食らい倒された。(「アスガルド一の頭脳を誇る」という割に情けなすぎ…)
    ポーズ:両手を下でクロスさせた後、上に広げた形で放つ。
    「シールド」は技から考えて「Shield(楯)」ではなく「Sealed(封印された)」の方かも。

  • 暗黒鳳凰幻魔拳(あんこくほうおうげんまけん)
    暗黒フェニックス
  • やることは鳳凰幻魔拳と同じ。一輝に「黒い鳳凰の足で首を絞められる」幻覚を見せた。おまけに自分の手で実際に締めていた。この時の一輝は一輝と思えぬほど弱かった。
    星矢たちが到着すると手を離したが、「こいつは間もなく自滅する!」の台詞とともにその後も幻覚を見続けさせた。(…最初に首締めた意味は何?)
    エスメラルダの声を聞いた一輝に破られる。

    この暗黒フェニックスは原作に出ていた雑魚ではなく、アニメオリジナル話で出てきたジャンゴの手下。(顔は同じ)
    アニメスペシャル2に「イメージであらわれる黒いフェニックスはカラスにしか見えない」などと書かれていた。

  • 暗黒裂牙魔風拳(あんこくれつがまふうけん)
    暗黒スリー
  • 「あんこくれつがまふうけん!」という台詞以外に資料がないので、漢字は違うかも。
    暗黒スリーの三人同時攻撃。伸びた爪で相手を切り裂き、さらに蹴りを追加。威力は頬に切り傷ができる程度だが、一輝の聖衣箱の紐が衝撃でちぎれてしまい、聖衣を落として装着できない!という危機を演出した。(けど結局どこからか飛んできて装着された)
    暗黒スリーは暗黒四天王(フォー)とは全く関係なく、アニメオリジナルのジャンゴの部下で雑魚顔×3。

  • アンドロメダ星雲(ネビュラ)
    アンドロメダ星座の瞬
  • アンドロメダ星座の青銅聖闘士・瞬の防御技。アンドロメダ聖衣のネビュラチェーンによる攻防一体の鉄壁の陣。一見、ガラ空きに見える真上が一番強固。敵の攻撃形態に合わせて変化するスパイダーネット、キャスティングネット、スパイラルダクト、ブーメランショット、ワイルドトラップ、グレートキャプチュアーなどの応用技もある。

  • イーグルクラッチ
    スキュラのイオ
  • ポセイドン七将軍・スキュラのイオの六聖獣拳のひとつ。両ヒジに装備されているワシの爪を使い、相手を切り裂いてしまう。その姿はさながら獲物を追い求めて爪を光らすワシそのものである。
  • スキュラのイオの六聖獣拳のひとつ。鷲の爪の鋭い一撃を模した技。

  • イーグルトゥフラッシュ
    鷲星座イーグルの魔鈴
  • 鷲星座の白銀聖闘士・魔鈴の必殺技。空高く舞うワシのように飛翔し、相手の急所めがけて急降下して強烈なつま先の蹴りをくわえる。
  • 鷲星座の魔鈴の必殺技。鷲のごとく空に舞い、急降下してつま先で強烈な一撃を加える。

  • ウルフ・クルエルティ・クロー
    イプシロン星アリオトのフェンリルAS
  • 鋭く凶悪な狼の爪のようなフェンリルの光速拳
  • 同じ爪でもバイキングタイガークロウのように直接切り裂くのとは違い、「爪の形をした拳を放つ」という感じ。しまいには「龍が狼の姿になっただけで、実態は昇龍覇と同じ」になった。
    普通狼なら牙なのに、なぜか爪なのは瞬のウルフズファングとかぶるのを避けたのだろうか?
    しかしイメージ画像で狼が出たときは、位置的に思いっきり牙だった。
    「cruelty」は「残酷さ、冷酷さ」。

  • ウルフズファング
    スキュラのイオ
  • スキュラのイオの六聖獣拳のひとつ。マスクのオオカミのパーツで相手の体の肉をえぐりとってしまう技。
  • スキュラのイオの六聖獣による技のひとつ。狼の牙を模している。

  • 聖剣(エクスカリバー)
    山羊座カプリコーンのシュラ・龍星座ドラゴンの紫龍
  • 山羊座の黄金聖闘士・シュラの必殺技。鋼のようにとぎすまされた両手両足の中で、手刀はいかなるものでも切り裂く聖剣と呼ばれている。その威力は、最強の防御力をほこる龍星座の盾をも真っ二つにしてしまう。後に紫龍へと引き継がれる。
  • 山羊座のシュラの手刀。その切れ味から、聖剣と呼ばれている。紫龍に受け継がれる。

  • エターナルドラウジネス
    眠りの神ヒュプノス
  • 相手を永遠の深い眠りへと落とす技。もはや二度と目覚めることはない…はずだが、瞬はいつの間にか目を覚ましていた。
    ポーズは左手を真っ直ぐ下に伸ばして股の間に当て、右手は上に伸ばして手の甲を相手に向け人差し指だけ立てるという、かなり変な格好。(特に左手) 背景にはタロットカードの絵柄が舞い飛ぶ。
    瞬を眠らせたが、「聖闘士に同じ技は〜」で見切った紫龍と氷河に、背後から二人がかりというかなり卑怯くさい攻撃で倒された。
    エターナルは「永遠の」、ドラウジネス(drowsiness)はそのまんま「眠り」。

    どうでもいいが、冥王編の瞬はハーデスの肉体関係で目立ちこそすれ、戦績の方はカロンに負けルネに負けファラオに負けかけオルフェに負けタナトスに負け、最後にヒュプノスに負けるというどうしようもない結果であった。
  • 眠りの神ヒュプノスの必殺技。相手を永遠の眠りへと誘う。

  • エディングカレントクラッシャー
    天間星アケローンのカロン
  • オール以上の力を持つという両腕で放つ、カロン最大の技。
    技の名前(edding=eddy(うずを巻く)の進行形 current=流れ)と背景効果からすると、両腕で渦を起こす技らしい。アケローン河の水を利用しているのかもしれない。イオのビッグトルネードと同じ?
    瞬がいなかったら星矢はこれで倒されていたので、結構強力らしい。
    星矢との一騎打ちでもう一度使うが、「聖闘士に同じ技は〜」で無効。(「流星拳を撃ちながら身をかわしたから今度はカスリ傷で済んだぜ」)
  • オールなしでも放てるアケローンのカロンの必殺技。両手で渦を巻き起こす。

  • オーディーンシールド
    ドルバル
  • アテナを殺すことができなかったドルバルが、殺すかわりに封印した技。「永遠に苦しみだけの世界に封じ込めてやる。小宇宙を放つことも意志を伝えることもできぬ生き地獄にな!」
    ドルバルの身体に吸い込まれたアテナが、宙に浮かぶバイキング船の舳先の像に封じ込められた。
    (毎回ピンチになるアテナだが、今回は相手がおっさんな事といい、直前に大口叩きながらあっさりやられる事といい、無表情で舳先のマネキン人形と化した姿といい、一番情けないパターンだった)
    星矢との戦いでも「面倒だ」と言って使用したが、瞬の星雲鎖に邪魔された。

  • オーディーンソード
    アルファ星ドウベのジークフリートAS
  • ジークフリートの指から出た光線が敵の周りの地面を円形に切り裂き、その円の中にあるものを宙に吹き飛ばす。飛ばされた敵は下から飛来してきた石の小片に貫かれる。
    なんだか原理がよくわからない技。別にわざわざ石を使わなくても、最初から指の光線で貫いてしまえばいいような気もするが…。

  • オーディーンテンペスト
    ロキ
  • 相手を宙に浮かせ、両手を組んで相手の腹めがけて思い切り振り下ろすだけの技。
    画面演出上は衝撃波を出して相手を吹き飛ばしているようにも見えた。
    星矢には大して効かず、流星拳→ペガサスローリングクラッシュのコンボを食らって撃沈。この時のローリングクラッシュはプロレスのバックドロップにしか見えなかった。

  • オーロラエクスキューション
    水瓶座アクエリアスのカミュ・白鳥星座キグナスの氷河
  • 水瓶座の黄金聖闘士・カミュの必殺技。両腕のパーツを重ねて水瓶の形をつくり、その水瓶の口から限りなく絶対零度に近い凍気を放出する。カミュとの闘いの中で氷河は絶対零度に目覚め、この技を体得した。
  • 水瓶座のカミュの必殺技。両腕を合わせ水瓶の形を作り、その水瓶の口から冷気を放出する技。

  • オーロラサンダーアタック
    白鳥星座キグナスの氷河
  • キグナス氷河、最大の拳。ダイヤモンドダストを静とするなら動の拳。氷河の両腕から連射される凍気の嵐は炎ですら凍らすことができる。原作での名前はロシア語で冷たい竜巻を意味する”ホーロドニー・スメルチ”である。
  • アニメ版ホーロドニースメルチ。「ロシア語のむずかしいパンチ名はアニメでは英語に変更されている」(byアニメスペシャル1)。ロシア語の方がカッコいいのに…。キグナスダンスはともかく、バヒュン!バヒュン!と連射するのはなんか間抜け。

  • オーロラボレアリス
    クラーケンのアイザック
  • アイザックの唯一の技。これひとつでは氷河に勝つなど無理な話だった。
    見たところかめはめ波のように構えた両手から、凝縮された凍気を撃ち出しているのでは…と推測する。衝撃によって氷河の首の傷が開いたのでなおさらそんな感じだ。
    「ボレアリス」は「北の」の意味。「オーロラ・ボレアリス」は北半球で見られるオーロラ現象の正式名称。
  • 直訳すると「北の極光」。クラーケンのアイザックの必殺技。氷河のそれと同様、凍気の技。


  • 【カ】

    カーン
    乙女座バルゴのシャカ
  • 乙女座の黄金聖闘士・シャカの防御技。古代インド語で不動を意味する。あらゆる攻撃を、それをしかけた相手にはね返す。
    追記・オームは宇宙意識の響きを意味し、日本音訳は南無である。これはシャカが小宇宙攻撃をするときに発する気合いの言葉である。

  • 乙女座のシャカの防御技。オーム同様、シャカが梵字で繰り出す。古代インド語で不動の意。あらゆる攻撃をはね返す。

  • カイトススパウティングボンバー
    白鯨星座ホエールのモーゼス
  • 白鯨星座の白銀聖闘士・モーゼスの必殺の投げ技。相手の体を空高く放り投げる。この時、敵が受け身が取れないように回転を加え、落ちてきた敵の急所めがけ拳をくりだし、とどめをさすのだ!!
  • 白鯨星座のモーゼスの必殺技。相手を上空に放り投げ、落下してきたところを再度、拳で突き上げるという投げ技。

  • カリツォー
    白鳥星座キグナスの氷河
  • 白鳥星座の青銅聖闘士・氷河の技。ロシア語で”輪”を意味する。指先から放出された凍気が氷の結晶のリングをつくり相手の体をとりかこむ。このリングはしだいに数を増していき完全に相手の動きを封じてしまう。
  • 氷河の技。ロシア語で「輪」の意味。氷の結晶がリングとなり、相手を取り囲む。リングは時間と共に数を増し、相手の動きを封じる

  • ガルーダフラップ
    天雄星ガルーダのアイアコス
  • 相手を宙に放り投げ、地面にバッテンを描き「三秒後にここに奴は落ちてくる…。ここがフェニックスの墓だ…」とか予言したところへ本当に落ちてくる技。そのセリフ言ってる間に三秒経ってるんじゃぁなんてのは言ってはいけない事である。カウントダウン「2!」「1!」「0!」はかなり間抜けだった。
    フラップ=flap(羽ばたき)
    一輝の反則技「聖闘士に同じ技は二度通じない。もはやこれは常識!」によって敗れ去る。卑怯だよなーこれ。他のマンガのキャラ達は敵の技を破るため四苦八苦してるってのに、聖闘士だけは何もしなくても破るんだもの。相手にしてみりゃ一撃で倒せなかったらもう負け決定ってことじゃん。個人的には戦闘からドラマ性を奪ったまずい設定だと思う。(例えば紫龍VSシュラや星矢VSアルデバランでこの設定が有効になっていたなら、およそまともなバトルにはならなかったろう)
    しかし「もはやこれは常識!」は一時ファンロードで流行した(笑)(ギャグかと思ったよ一輝…)
  • ガルーダのアイアコスの技。(1)両腕で相手を掴んだら、思いっきり上空に放り投げる。(2)地面に足で×を描く(重要)。(3)3秒後に敵が×印の上に墜落してくる…ハズ。

  • ガルーダヘルウィング
    熾天使セラフのベルゼバブ
  • 高空からの体当たり攻撃。「お前を地獄へ送る聖なる空の翼!」
    両腕を広げて飛んでくる。腕の後ろに広がった髪が羽根のように見える。直撃の瞬間は鳥のようなオーラを纏う。
    こいつはアシタロテがまだ紫龍と戦っている最中に、既に上空へ飛んでいた。つまりアシタロテを全然信用していなかったと。

    ベルゼバブはヘブライ語で「蝿の王」だが、さすがにハエ攻撃では中ボスの立場がなかったらしい。しかしどこからガルーダが出てきたのかは不明。

  • キャスティングネット
    アンドロメダ星座の瞬
  • 対イオ戦でのネビュラチェーンの変化技。格子状の網の形になり、イーグルクラッチを止めた。
  • スキュラのイオの技・イーグルクラッチ対する、瞬のアンドロメダ鎖の変化技。

  • ギャラクシアンエクスプロージョン
    双子座ジェミニのサガ・双子座ジェミニのカノン
  • 双子座の黄金聖闘士・サガの最大の拳。全小宇宙を爆発させ、その威力をすべて相手にたたきつける。そのパワーは銀河の星々すべてを破壊するといわれている。この技をうけた者は一片の肉片すらのこさず宇宙のチリとなる。
  • 双子のサガの最大奥義。「銀河の星星さえも破壊する…」と豪語する通り、凄まじい威力の技。

  • ギャラクティカイリュージョン
    天雄星ガルーダのアイアコス
  • ネーミングが何となくリンかけなアイアコスの技。(ギャラクティカマグナム+ゴッドイリュージョン?) 背景に怪しい目玉をたくさん呼び出すが、特に意味はなくただの吹っ飛ばし技である。「イリュージョン」とついているが別に幻覚を使うわけではない。(ゴッドイリュージョンもか…)
    放つ際は両手を前でクロスさせる。
    幻魔拳&「聖闘士に同じ技は二度も…」によって敗れる。アイアコスはこの設定の最大の被害者であろう。

    ガルーダフラップの項でも不満を述べたが…ファンだからこそ言わせてもらうが、正直この一輝VSアイアコス戦は最悪の出来だったと思う。特にテンポの悪さは苦痛だった。 技の応酬はまるで意味なし。モロに食らってもピンピンしてる一輝、さらに2度目は無効と緊迫感ゼロ。
    そもそも実力関係がまるで不明。「バ…バカな…。奴のスピードにまるっきりついていけぬとは…」と言っていた一輝が、翌週には

    「おまえの攻撃のスピードはさっき見せてもらった。おまえを倒すにはその上をいけばいい訳だ!」

    見ただけで上をいくスピードが出せるなら誰も苦労せんわい!(^^;

    こんなだから「納得いかない」バトルになるんだよ〜。そしてアイアコスは敗北、一輝は無傷。鳴り物入りで登場した冥界三巨頭のくせにほとんどザコ扱いの最期。何とも勿体ない話である。

    そしてこの後全編通じて最悪のシーンである、「一輝が瞬を殺した!? 瞬の体から化け物が! でも全部星矢の夢オチだった!(笑) 本当に考えて描いてるのか作者!?」へと続いていくのだった…。(このあたりで多分かなりの読者が離れたんじゃないかと思います)
  • ガルーダのアイアコスが放つ、銀河世界と幻惑世界が背後に飛び交うナゾの技。

  • キラーファングドコブラ
    智天使ケルビムのアシタロテ
  • 爪が伸び、蛇の牙のようになった両手での連続攻撃。
    実態は単なる爪攻撃、それも画面を見る限り一秒間に一、二発という遅さ(要するに普通の格闘家のような攻撃)だが威力はあり、ドラゴンの盾を砕いた。
    紫龍の腹に左腕を突き刺すが、死なない紫龍に腕を封じられる。「毒蛇の牙はもう一つ残っているぞ!」と右手で攻撃中に顔面に昇龍覇を食らい絶命。
    アシタロテの異名「双頭の白蛇王」の元ネタは不明だが、聖書関連で蛇だとやはりエデンの園の蛇だろうか。

  • クィンビーズスティンガー
    スキュラのイオ
  • スキュラのイオの六聖獣拳のひとつ。右の拳に装着されているハチの針で相手の急所をするどく突き刺す技。
  • スキュラのイオの六聖獣技のひとつ。女王蜂の一刺し。鱗衣の右拳に宿る。

  • 空気の防御壁
    蜥蜴星座リザドのミスティ・海馬のバイアン
  • 蜥蜴座のミスティの使った防御技。両手をマッハの速さで旋回させジェット気流を起こす。相手の拳はこの空気の壁にはばまれてしまいミスティに直接攻撃することができない。
  • 最初に使ったときは手など回転させてなかったが星矢が見えなかっただけということにしておこう。後にポセイドン編でバイアンが使用。こちらも最初に使ったときはただつっ立ってただけだった。波紋が出たとき「呼吸法か!?」と思ったのは私だけではないはずだ。(cf.ジョジョの奇妙な冒険)「湿度が高いため波紋が見える」というのはかなり無理があるが、ミスティの回想とその経験で敵を打ち破る星矢は長期連載ならではの歴史を感じるシーンだった。

  • 空拳(くうけん)
    鷲星座イーグルの魔鈴
  • 鷲星座の白銀聖闘士・魔鈴の放った見せかけの拳。銃でいう空砲にあたる。うけた者は実際の損傷はうけないが失神するほどのショックをうける。星矢を討たねばならぬ状況におちいった時起死回生の打開策として放ったのが、この拳である。

  • クラッグ流電撃百万ボルト
    幽霊聖闘士クラッグ
  • 幽霊聖闘士・クラッグの必殺技。別名百万ボルト電撃拳。その名の通り百万ボルト級の電撃を放射する技だが発電方法は不明。
  • 本編の台詞では百万ボルト電撃拳。瞬の星雲鎖を通じて電撃を食らわせた。

  • グランドアクスクラッシャー
    天牢星ミノタウロスのゴードン
  • 嘆きの壁前の戦いで紫龍に使用。「くらえ!このミノタウロスの斧(アクス)を!」とか言っていたが、要は右手で力任せに殴るだけ。
    しかし威力はあったようで、紫龍の左手首の骨を砕き、聖剣を粉砕した。
    それにしても紫龍には「その手首のすぐそばについている盾は一体何のためにあるんだい」と聞きたくなる…。そもそも、聖剣は右腕だったはずなのだが。
  • ミノタウロスのゴードンの必殺技。紫龍の聖剣さえも砕く豪斧の拳。

  • グリード・ザ・ライブ
    天哭星ハーピーのバレンタイン
  • コキュートスの氷地獄で弱った星矢をボコボコにした後、それでも倒れない星矢に「ならば完璧に倒してくれよう! その僅かな命の炎を吹き消してな!」と放った技。
    技自体は「よく分からないけど画面が光って敵が吹っ飛ぶ」パターン。両手を頭上で交差させ放つ。この時、普段は畳まれているハーピーの冥衣の翼も広がっている。
    「greed」は「欲望」。和訳すると「生への欲望」?
    星矢をダウンさせはしたが、主役がこんなところで死ぬはずもなく、アテナの小宇宙を感じて使命感に燃えた星矢の「一瞬のうちに数百発の蹴り」を食らって倒された。ちなみに檄と同じやられ方。
  • ハーピーのバレンタインの必殺技。コキュートスで弱りまくった星矢に放ったトドメの一撃にしては、派手で大仰。

  • クリスタルウォール
    牡羊座アリエスのムウ・牡羊座アリエスのシオン
  • 「一生技出さないんじゃ?」とか「ムウの技?ノミとカナヅチで相手の聖衣破壊するんじゃないの?」とか言われてたムウ様が初めて繰り出した記念すべき技。目に見えぬ壁が立ちはだかり、攻撃をすべてそのまま相手に跳ね返す。要するにドラクエのマホカンタ。こちらからの攻撃はどうなるのだろう…という疑問が出るが、簡単に出したり消したりできるようなので問題ないのだろう。(cf.ミューの卵戦)
    しかしある程度以上の攻撃には効果がなく、ムウのものはシオンに簡単に砕かれ、シオンが使ったときも童虎の百龍覇に粉々にされた。
  • 牡羊座のムウの防御技。透き通った壁で相手の技をはね返す。耐久力はそこそこ。

  • クリスタルネット
    牡羊座アリエスのムウ
  • 宙に張り巡らせたクモの糸。かかったものは二度と抜け出せず、ミュー及びフェアリーを一網打尽にした。
    正直言ってムウとクモの糸ではイメージ的に共通するものがなく、話の都合上唐突に出てきた技という印象は拭えない。何でできた糸をどうやって張ったのかも不明。
  • 牡羊座のムウがパピヨンのミュー捕獲のため、クリスタルな素材をクモ糸状にした技。

  • グリズリースラップ
    スキュラのイオ
  • スキュラのイオの六聖獣拳のひとつ。両ヒザに装着されたクマの爪で敵の体をひきさき、空中へ投げ上げる技。
  • スキュラのイオの六聖獣技のひとつ。クマ張り手。

  • グレート・アーデント・プレッシャー
    ベータ星メラクのハーゲンAS
    ハーゲンの灼熱拳。炎を帯びた拳が敵を焼き尽くす。
    氷原上で使った1発目はオーロラサンダーアタックの凍気を包み込んでかき消した。
    2発目以降は溶岩の煮え立つ火山洞内で使用。拳圧が溶岩をも巻き込み、熱に弱い氷河を苦しめた。
    「ardent」は「熱烈な、情熱的な」。灼熱とはちょっと違うような気もするが、嫉妬マスク・ハーゲンの性格には合っている。放映時はずっと「グレートハーゲンプレッシャー」だと思っていた。
    最後はオーロラエクスキューションとの撃ち合いに敗れる。

    グレートキャプチュアー
    アンドロメダ星座の瞬
  • 対イオ戦でのネビュラチェーンの変化技。六聖獣拳最後のひとつグリズリースラップに対し、イオ自身をふんじばる。後にカーサ戦でも使われる。
  • クマ縛り。スキュラのイオのグリズリースラップに対するアンドロメダ鎖の変化技。その他、リュムナデスのカーサや冥界の番犬ケルベロスなどに応用されている。

  • グレートホーン
    牡羊座タウラスのアルデバラン
  • 牡羊座の黄金聖闘士・アルデバランの必殺技。腕を組んだ状態からくりだされる居合いの拳。拳圧だけで相手を吹き飛ばしてしまう。
  • 牡牛座のアルデバランの必殺技。腕を組んだままの状態で放ったように見える、居合の拳。

  • グレイテストコーション
    天猛星ワイバーンのラダマンティス
  • ラダマンティスの唯一の技にして決め技。内容は定かではないが、楕円形の弾のような効果が描かれていることと、カノンがくらった(26巻)傷が「銃弾を一度に撃ち込まれたような感じ」であることから、衝撃波か何かを散弾のように飛ばしているのではと思われる。
    背景はワイバーン(飛竜)であり、さしずめ敵を撃ち抜くワイバーンの咆哮…といったところか。
    放つときの姿勢は両手を前に突き出しているが、手の部分が光って見えないため、カミュのように組んでいるのかアイザックのようにかめはめ波なのかは不明。
    コーション=caution(用心、警告)?(「偉大な用心」じゃワケわからんか…)
  • ワイバーンのラダマンティスの必殺技。銃弾で撃たれたような痛烈なショックを受ける。

  • 幻朧魔皇拳(げんろうまおうけん)
    双子座ジェミニのサガ・双子座ジェミニのカノン
  • 双子座の黄金聖闘士サガの、相手の頭脳を支配してしまう伝説の魔拳。相手の頭脳の前頭葉をマヒさせることで自在の戦闘マシーンに変えるおそるべき拳。
  • ハーデス編でカノンがラダマンティスに使用…したと思わせておいて、後から「今のは中枢神経をマヒさせただけ。幻朧魔皇拳はこれからだ」とか言い出した。
  • 双子座のサガの技。相手の頭脳を支配する伝説の魔拳。いったん敵に攻撃されると悪鬼に変貌する。目の前で誰かが死なない限り、その支配から逃れることはできない。

  • ゴールデン・デスヘアー
    髪の毛座コーマのベレニケ
  • もみあげや後ろ髪を伸ばして(と書くと変人みたいだ)敵を締め上げたり、髪の毛に熱気を伝わらせて敵を燃やす技。「金色の乱れ髪」
    使い終わると髪は元の長さに戻るが、横から見るともみあげに収納されているように見える。
    締め上げ攻撃はミーメやオルフェウスの弦攻撃に類似。
    また、髪の毛なので無音での攻撃が可能。紫龍の背後から密かに攻撃し、反撃される前に倒した。
    最後は氷河の全力オーロラエクスキューションで凍らされる。

    しかし髪が自在に伸びたり、人を締め上げるような強度を持つのは、さすがに小宇宙や修行でも説明不可能である。
    冥衣を着けた者の体質が変化する(by聖闘士星矢大全)ように、髪の毛座の聖衣に選ばれた者は髪質が変化するのかもしれない。不気味ではあるが、ある意味便利か…。

  • ゴールデントライアングル
    海竜シードラゴンのカノン
  • 北大西洋に存在する「魔の三角地帯」(有名なバミューダ・トライアングル)を作り出し、相手を異次元へと送り込む。一度きりしか使われなかったが結構好きな技。宙に三角を描くところが格好良かった。カノンの守る北大西洋ともちゃんと関連づけてあるが、海闘士に化けた以降にわざわざ開発したのだろう。
    この技にかけられた一輝が帰還したときの台詞
    「オレはかつてサガのアナザーディメンションからも生還してきた男だ。そのA・Dに比べればおまえのゴールデントライアングルなど問題にならん」
    一輝はアナザーディメンションから生還したこともなければ、かけられたことすらありませんという突っ込みは星の数ほどあったに違いない…。
    (「愛蔵版では『ギャラクシアンエクスプロージョンから生還』と修正されている」という情報をいただきました)
  • シードラゴンこと双子座のサガの弟・カノンの必殺技。北大西洋に存在すると言われる「魔の三角地帯」に相手を引き込む。

  • コズミックマリオネーション
    天貴星グリフォンのミーノス
  • 見えない糸で相手を絡め取り、マリオネットのように自在に操る技。カノン相手には指を折ったり首を引きちぎろうとしたりとエグい攻撃だったが、氷河相手ではなぜか踊りを踊らせた(^^; 凍気によって糸を凍らされ、オーロラエクスキューションを食らい、それでも無傷だったが超次元に飛び出して消滅というトホホな最期だった。
    どうせ操るなら味方同士戦わせるとかすればいいと思うが、天貴星だからか戦い方も貴族らしい。
    中指を立てたせいでファンロードでさんざんネタにされた(笑)(真っ先に鳥坂先輩を思いだした私…)
    「糸が一本だけ君と私をつないでいたよ!」って恋人同士じゃないんだから(^^;
  • グリフォンのミーノスの必殺技。見えない糸で相手の腕や足を繋ぎ、さながら人形のように操る。

  • ゴッドブレス
    海馬シーホースのバイアン
  • ポセイドン七将軍・海馬のバイアンの得意技。息吹を小宇宙で増幅して突風をつくりだし、相手をふきとばす。
  • 海馬のバイアンの技。突風のような威力を持つ息吹。

  • コルネホロス
    ヘラクレス座のアルゲティ
  • ヘラクレス座の白銀聖闘士・アルゲティの得意技でギリシア語で”棍棒を持つ者”という意味。技の名前の通り相手の体を棍棒のように持ち上げ、空高く放り投げる。投げられた相手は受け身も取れず地面に激突する。モーゼスのカイトススパウティングボンバーより強力である。
  • ヘラクレス座のアルゲティの技。ギリシア語で「棍棒を持つ者」の意。相手の体を棍棒に見立て、高く放り投げる。
  • アニメでは両手の間に起こした竜巻を放ち、相手を空中に飛ばす技になっていた。


  • 【サ】

    サーパントストラングラー
    スキュラのイオ
  • スキュラのイオの六聖獣拳のひとつ。左手と両足をヘビのように敵の体にからませしめつける技。
  • 実際に想像するとむっちゃ気持ち悪いんですけど…。(プロレスか?)
  • スキュラのイオの六聖獣技のひとつ。左手と両足を蛇のように敵の身体にからませ、締めつける技。全身の骨が粉々に。

  • サザンクロスサンダーボルト
    南十字星座サザンクロスのクライスト
  • 南十字星座のクライストの必殺技。十文字に組んだ手刀で聖衣すら切り裂く。電光石火の早技だ。
  • 腕がウルトラマンのスペシウム光線の形。

  • サラマンダーショック
    リュムナデスのカーサ
  • カーサの最大の拳。相手の大事な人に化けて不意打ちで倒すのが彼の常道だが、一応決め技も作っておいたらしい。「吹っ飛ぶだけ」技なので詳細は不明。無防備の瞬は倒せたが、一輝には片手で止められた。
    背景に描かれているのは伝説の魔物リュムナデスなのだろうが、どうもサンショウウオっぽい。なお「サラマンダー」にはファンタジーに出てくる「火トカゲ」の他に「サンショウウオ」の意味もある。
    彼についてはカミュの姿でオーロラエクスキューションを使ったため、「サガに化けてGE使えば最強なんじゃ?」とか言われたが、あのオーロラエクスキューションも単なる幻覚であろうと思われる。同じジャンプの「封神演義」で、楊任というキャラが似たような術を使っていた。
  • リュムナデスのカーサの必殺技。返信に惑わされている相手にぶちこむとより効果的。

  • サンダーウェーブ
    アンドロメダ星座の瞬
  • アンドロメダ星座の青銅聖闘士・瞬の必殺技。右手の角鎖(スクエアチェーン)を、イナズマのようにとばし、敵が何光年の彼方にかくれていようとも必ず見つけだし攻撃する。
  • 瞬の必殺技。稲妻のような鋭さで右手の角鎖を飛ばし、隠れた敵を見つけて追撃する。

  • サンダークロウ
    蛇遣い星座オピュクスのシャイナ、ガイスト
  • 蛇遣い星座の白銀聖闘士・シャイナの必殺技。マッハの速さで鋭い爪を相手の全身の痛点に打ち込み、何万ボルトもの電撃をあびせたのと同じ様なショックを与える。
  • アニメでシャイナの妹分であるガイストが使用。
  • 蛇遣い星座のシャイナの必殺技。鋭い爪を音速で相手に打ち込み、電撃のような衝撃を与える。

  • 地獄の鋼球鎖(じごくのこうきゅうさ)
    地獄の番犬星座ケルベロスのダンテ
  • 地獄の番犬星座の白銀聖闘士・ダンテの必殺技。地獄の番犬ケルベロスをつなぎとめるという鋼球鎖が無数に増えて相手におそいかかる。

  • シベリアじこみの足封じ技
    白鳥星座キグナスの氷河・水晶聖闘士
  • 氷河がシベリアで水晶聖闘士から伝授された技、別名・凍結拳。相手の足元にすべりこみ両足も凍結してしまう技で、氷河は白クマを相手に特訓した。小宇宙を完全燃焼する技なので消耗が激しい上、敵に無防備の背中を向けるので、一気に凍結できなければ命の保障がないという危険な技である。
  • ゲラゲラゲラ〜(^^; こんなもん真面目に解説してんじゃね〜〜(笑)>アニメスペシャル アニメの氷河のイメージを地に叩き落とした技。「白クマ相手に」って檄レベルだよアンタ…。カミュが使わなかったのがせめてもの救い。
    しかもここまで危険(笑)でありながら効果はただの足止め、何らダメージを与えるわけではないという効率の悪い技である。こんなものD・D連打するだけで出来るわ。(ミロ戦参照)
    ドクラテス戦での初使用時は、技習得時の回想を長々とやった挙げ句、「凍らせた足を持って相手を持ち上げる」という意味不明な行動を取った。(足止めなら地面にくっつけりゃいいし、持ち上げたいなら普通に持ち上げるだけで良かったんじゃ…) その際散々背中をボコられたが、足止めされたドクラテスに星矢が流星拳を放って決着したので、この時だけは意味があったと言えなくもない。
    ドルバル戦、アルベリッヒ戦ではまったく無意味。なんだかなー。

    (追記)氷河VS水晶聖闘士で水晶聖闘士が使用。(1)相手の上に肩車で乗る。(2)そのまま前に回転し、両足で相手の身体と肩を固めつつ、逆立ち状態で相手の足を掴んで凍らせる。台詞「凍結拳!」
    ハッキリ言って氷河のとは比べものにならないほど改良されている。相手は肩を固められているため、氷河版とは違って凍らせる最中の攻撃は不可。(といっても無理すれば動けそうだが、氷河は「うわああ〜〜!」と叫ぶだけで何もできなかった) 駆けつけた星矢が流星拳で凍結部分を砕かなければ脱出不可だった。水晶もこっちを教えりゃいいのに…。つーか氷河も一度くらったならこっち使えよ…。

  • シャイニング・ヘルクロウ
    山猫座リンクスのジャオウ
  • (1) カミュ&シュラ戦で使用した時は、獣の形(山猫?)をした炎を放つ技。
    前屈みになって両肘を背中越しに上げると、ジャオウの背面から炎が燃え上がる。それを左手で叩きつけるように放つと、地面に当たった瞬間に獣の形になって敵を襲う。
    アトラスとベレニケは技名なしでバーニングコロナとゴールデン・デスヘアーを放ってた中、こいつだけ技名を叫んだのは、ここで言っておかないと結局どんな技か分からなくなるからかもしれない。
    (2) サガ戦ではなぜか接近技になり、技名を叫びながらサガに突進した。(同じくサガも「ギャラクシアンエクスプロージョン!」を叫びながら突進)激突寸前に画面が切り替わったため、技がどのように発動したのかは不明。爆発の後、サガに羽交い締めにされ上昇して相打ち。
    なおこのサガの最期については、その後ハーデス編でカノンが同じ道を辿ることになる。

  • シャドウバイキングタイガークロウ
    ゼータ星アルコルのバドAS
  • 四単語からなる長ったらしい名前を持つ、バド唯一の技。
    技の効果はバイキングタイガークロウと似たようなものだが、爪の直接攻撃というよりほとんど「指からビーム」と化していた。自称「暗黒の牙と爪」。
    影は嫌だと主張しながら、自分の技にこんな名前をつけているのでは「私は影です」と言っているようなものである。

  • ジャンピングストーン
    山羊座カプリコーンのシュラ
  • 山羊座の黄金聖闘士・シュラの技で相手が仕掛けてきた技の勢いを利用し逆に相手をふきとばす。両足を相手の脇の下にさしいれ、そのままジャンプして敵をけりとばす技。
  • 山羊座のシュラの技。相手が仕掛けてきた技の勢いを利用して、逆に相手を吹き飛ばす。

  • 襲撃群狼拳(しゅうげきぐんろうけん)
    ロキ
  • 狼のような幻影を六つ作り出し、その幻影とともに攻撃する。ロキ自身も狼のつもりなのか四つん這いに近い格好で飛びかかるので、よく見ると情けない。
    流星拳を腹に受けながらも、狼の一つ(ロキの右手だった)を星矢の喉笛に食らいつかせた。
    技の名前だけ見ると拳法漫画っぽい。

    ロキは北欧神話の邪神で、トリックスター的存在。オーディーンの義兄弟。光の神バルドル(ドルバルの元ネタ?)を殺した。
    フェンリル狼はロキの息子。襲撃群狼拳はここから取ったのかも。

  • シルキィスレード
    地妖星パピヨンのミュー
  • ミューの第二形態の技。訳すとそのまんま「シルクの糸」。芋虫の口から放たれた無数の糸が相手をからめ取り、繭の中に閉じこめる。敵は動くことも呼吸をすることもできずに死に至る。実際かなり強力な技で、ムウですら為すすべなく繭に閉じこめられ、死力を尽くした一撃でようやく脱出できた。(なぜテレポートで脱出しなかったのかは不明) この時気付かずに横を通り過ぎていった紫龍がかなり間抜けだった…。
    こんな技だが、要は最終的進化のための単なる時間稼ぎでしかなかった。人間形態より芋虫形態の方が強かったようなのは気のせいだろうか。(それ以前に聖域に来る前に進化してこいよ)
  • パピヨンのミュー、第二形態時の技。芋虫ミューの吐く糸によって繭に閉じ込められる。

  • スカーレットニードル
    蠍座スコーピオンのミロ
  • 蠍座の黄金聖闘士・ミロの必殺技。人差し指で相手の中枢神経を蠍座の15の星の軌跡にそってうちぬいていく。15発の気もくるわんばかりの激痛の間に降伏か死か敵に考える余裕をあたえる技。15発目はアンタレスという。
  • 蠍座のミロの必殺技。人差し指で、相手の中枢神経を蠍座の星の軌跡に沿って打ち抜いていく。15発打ち込む間に降伏か死かを選ばせる、さながら拷問じみた技。

  • スターダストレボリューション
    牡羊座アリエスのシオン・牡羊座アリエスのムウ
  • 直訳すると「星屑の回転」。大いなる星屑を無数に打ち出し、敵を粉砕する。ムウがミューに放ってかわされた際「このパピヨンに直接的な攻撃はムダということか…」と言っているところから見て打撃系の技と思われる。
    回転する軌跡が美しい。シオンの決め技らしく、童虎と決着をつけようという時にも使っていた。話はそれるがこういう「必殺技の打ち合い」シーンは緊迫感と迫力が最高に高まって良い。私が☆矢に没入していったのも、教皇の間での天魔降伏&ライトニングボルトの打ち合いの迫力に圧倒されてからだった。
  • 前教皇、牡羊座のシオンの必殺技。いくつもの星屑が相手をめがけて降り注ぐ。

  • スターライトエクスティンクション
    牡羊座アリエスのムウ
  • アリエスのムウ最大の奥義と思われる決め技。大いなる光の輪が相手の身体を包み込み、光に溶けるように消滅させる。エクスティンクション(extinction)は文字通り「消滅」の意味。クリスタルウォールがマホカンタなら、こちらはニフラム兼バシルーラ。つくづくドラクエなお人である。
    あくまで「この世から消滅」するだけで必ずしも「死ぬ」わけではない。(普通はこの世から消滅すれば死ぬんだろうけど) 星矢の場合はスターヒルに飛ばされただけで、デス&アフロも地上のハーデス城でピンピンしていた。普段の超能力から察するに、要は「ちょっと派手なテレポーテーション」だろうか? しかし星矢に仕掛けたときのポーズが格好いいので個人的に好きな技のひとつ。何より「星の光に溶けて消滅」というのが神秘的なムウの雰囲気に合っている。
    攻撃を跳ね返したり、光で消滅させたりと、実は紫煌剣の持ち主かもしれない…。
  • 牡羊座のムウの必殺技。星の光で相手を包み込み、消滅させる恐ろしい技だが、行き先は術者次第。

  • スチールハリケーン
    旗魚星座マリンクロス潮・小狐星座ランドクロス大地
  • スチール聖闘士初登場時(バベル戦)で使った技。技なんだかなんなんだか…。
    経緯:バベルが炎を放つ→翔が炎の玉にパンチ、スカイクロスの腕のパーツに炎が吸い込まれていく→潮、大地「スチールハリケーン!」と叫び、炎の周りをぐるぐる走る→炎は柱になって上空へ→潮、大地「ハッ!」と上空へ飛ぶ。炎が消える。→残った炎を翔が吸い込み完了→名乗り後、吸い込んだ炎が腕から放たれる→バベルも炎を放って相殺→氷河「今だ!」ダイヤモンドダストー!
    翔の行動が技に含まれるのかどうか不明だが…。やはり技名を叫んだ潮&大地の二人技で、『周囲をぐるぐる走ってハリケーンを起こす技』と考えるのが妥当かもしれない。

  • ストリンガーノクターン
    琴座ライラのオルフェ
  • オルフェの基本技。琴を弾くとなぜか敵が粉々になって吹っ飛ぶ。星矢・瞬を気絶させ、ファラオを倒した。
    ファラオの台詞に「オルフェ、貴様の攻撃的音階は〜」とある。『攻撃的音階』という怪しげな造語の実態は不明だが、真空、超音波、ソニック攻撃のようなものだろうか?
    ノクターンは「夜想曲」(静かな夜の気分をあらわす抒情的な曲)だが、稲光の飛び交う背景を見る限り、あまり抒情的な曲には思えない…。
  • 琴座のオルフェの技。琴から超音波らしきものが出ていると思われる。弾いただけでも敵が粉砕する超威力な技。

  • ストリンガーフィーネ
    琴座ライラのオルフェ
  • オルフェ最後の調べ。琴の弦を相手の身体に絡ませ、締め付ける。ファラオ戦の頃は「アニメの技(ストリンガーレクイエム)を使い回さないとはさすが」と思っていたが、結局最後になって使われてしまった…。
    ハーデスに放ったときは五体バラバラにまでしたが、実際はハーデスの幻だった。
    最後にラダマンティスに放ち、共に流星拳を食らって絶命。ラダマンティスはその後のカノン戦でボコられた後「バ、バカな体が重い…。オルフェのS・Fの傷あとが今になって効いてくるとは…」との台詞を残し、とりあえずオルフェを無駄死にから救った。(それにしても流星拳は全然効かなかったらしい…)
    ※なお、ジャンプ掲載時には「バ、バカな体が重い…。こ、これは一体…?」とかいう台詞だったと記憶している。何かの伏線だったのをオルフェのフォローに変更したのだろうか?
    フィーネは音楽記号のひとつで、ダ・カーポまたはダル・セーニョで戻った後演奏を終了する。イタリア語で「終わり、終局」の意味。
  • 琴座のオルフェ、最後の調べ。琴の弦を解き放ち、相手の体を締めつける。

  • ストリンガーレクイエム
    琴座ライラのオルフェウス
  • 亡霊聖闘士・琴座のオルフェウスの必殺技。手にしたハープから弦がクモの糸のように伸びて相手をしめつける。その美しい調べには神経を狂わす力がある。
  • 数ある似たような技の中で最初のもの。神経を狂わす力って何…。

  • ストリンガーレクイエム
    エータ星ベネトナーシュのミーメAS
  • ↑のオルフェウスの技の使い回し。手にしたハープから弦がクモの糸のように伸びて相手を締め付ける。ミーメが曲を弾き終わったとき相手も死ぬ。
    曲を弾くことで弦に伝わる振動が、追加ダメージを与えてるっぽい。
    瞬の時は五体に弦が絡まる文字通りの緊縛だったが、一輝の時はぐるぐる巻きのイモ虫状態で非常に情けなかった。
    瞬は一輝の羽根手裏剣に助けられ、一輝は聖衣ごと弦を砕いて脱出。

    必殺技がこれ1つなのにあそこまで活躍したのはスゴい。通常の光速拳がやたらと強かった。
    ネビュラストームを破った唯一の人物でもある。(竪琴の弦を柱に結んだおかげで吹っ飛ばされなかった。それだけで防げてしまうのもどうかとは思うが…)

  • スパイダーネット
    アンドロメダ星座の瞬
  • 対イオ戦でのネビュラチェーンの変化技。クモの巣状の網になり、クインビーズスティンガーを止めた。最初に出てきた変化技。
  • 瞬のアンドロメダ鎖がクモの巣状に変化した技。スキュラのイオのクィーンビーズスティンガーを封じる。

  • スパイラルダクト
    アンドロメダ星座の瞬
  • 対イオ戦でのネビュラチェーンの変化技。サーパントストラングラーの大蛇を飲み込む形のコイル状になり、締め付けて破壊。ダクトは「導管」。
  • スキュラのイオの繰り出すサーパントストラングラーの封じ技。アンドロメダ鎖が螺旋に巻きつき、相手を縛り上げる。

  • 聖魔蟷螂拳(せいまとうろうけん)
    力天使バーテューのエリゴル
  • 伸びた爪での切り裂き技。手首を曲げてカマキリの鎌のようにして振り回す。
    瞬のスパイダーネットで動きを封じられたが、逆にチェーンを切り裂き、アンドロメダの聖衣もバラバラにした。

    しかしカマキリ…。ミミズ(ライミ)よりはマシかもしれないが、それにしたって黄金聖闘士がカマキリに倒されたかと思うと悲しくなる。
    「くらえゴールドの鎌を!」と言って背後にカマキリのイメージが出ても、むしろ笑うしかない。

  • 積尸気冥界波(せきしきめいかいは)
    蟹星座キャンサーのデスマスク
  • 蟹座の黄金聖闘士・デスマスクの必殺技。小宇宙を爆発させることにより霊魂があの世へとのぼる穴・積尸気の扉を開く。そして白いオーラを発して相手の魂をつつみ、金縛り状態にして積尸気にひきずりこみ冥界に送りこむ。
  • 蟹座のデスマスクの必殺技。地上の霊魂があの世へと昇る穴・積尸気を開き、白いオーラで相手の魂を包み、引きずり込む。

  • 千手神音拳(せんじゅしんおんけん)
    孔雀座パーヴォのシヴァ
  • 手刀による突きを無数に繰り出す、北斗百烈拳もどきの技。千手観音のように手が無数に見える。途中からお経を唱え初め、さらに唱える速度がアップしていく。繰り出される手刀が拳に変わってゆき、最後に右パンチでとどめ。
    一回目はシャカの小宇宙で身動きが取れない一輝を吹っ飛ばしたが、二回目はシャカの小宇宙がアテナにより妨害&「聖闘士に同じ技は〜」によりことごとく跳ね返された。
    シャカ直伝の奥義らしい。こんな弟子がいる時点でアレなのに、これ以上シャカのイメージを下げんでくれ…>アニメスタッフ

  • 円盤攻撃(ソーサーこうげき)
    御者座アウリガのカペラ
  • 御者座の白銀聖闘士・カペラの必殺技。御者座の聖衣の腰についている円盤を投げ敵を切り裂く。投げてもブーメランのようにもどってくるのだ。

  • タ〜
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