静かな光:後書き
あう〜書いてみるとムウのイメージってあやふやでつかみ所がない(^^;
「戦いは好まないがいざ戦うときは容赦ないムウ様」「知能犯でなんでもお見通しで他人をからかって楽しむムウ様」「ジャミールで貴鬼と平和にお茶をすすっているムウ様(笑)」とかとか。原作アニメは一番最初でなおかつ冷静沈着無表情ですが(なんですか騒々しい)、FRのおかげで「個性派揃いの黄金聖闘士の中で唯一の良識派」というイメージもありますね(笑)
このお方ハーデス編で戦うまではFRでも傍観者とか高みの見物とか色々言われてましたがやはり争い事は好まない方なのでしょう。(パピヨン戦でも「いかに敵でも命までは取りたくなかった」の台詞) しかし彼の場合瞬のように感情メインで戦いを避けているのではなく、あくまで深い深い考えのもと行動しているように見えます。
今回の話ムウの昔話で終わらせるか新たな聖戦(ただし内容は何一つ決まってない)への含みを入れるかで迷いましたが、やはり必殺技は出したいので(笑)後半もくっつけました。しかし帯に短したすきに長しで最初の構成に問題がありましたなぁ…。ホントは星矢と瞬も出てきたのですが。
しかしムウに関して言えばやはり彼は聖闘士の力を認めつつも可能な限り血を流さない解決を目指すであろうこと、先頭に立つよりも一歩引いたところから物事を見るであろうこと、そういう人だと思っています。
今回の勝手な設定〜
ヘルメス―幸○の科学によると愛の英雄らしいですが(笑)、それはともかくギリシア神話のヘルメスは頭が良くしたたかで杖とかサンダルとかアイテム持ってる知神、と個人的にはかなり好きな神です。「ゼウス編」はさかみはら色さんという方が既に同人誌で描いているので、私の方では他の12神でなにか話ができないかとヘルメスに登場いただきました。もっとも具体的な話はまだ何一つ考えてないんですけど(^^;
# 貴鬼のセリフがなんか難しい〜。
# サガがちょっとイヤンな人になってしまってますが、彼の場合清らかな心と同時に度が過ぎるほど潔癖な部分もあったんじゃないかと思います。だからカノンを岩牢に放り込むし(笑)、自分の中の汚い部分も絶対に許せなくて、それで苦しんであんなことになってしまったんではないかと。
(97/08/14)