○SNOW さん
- 005 プライベート・ハンター (採点:1)
- 剣道は知りませんが、左右の手でまったく別々のことをするのはとても難しいですよ。右手で二拍子、左手で三拍子のリズムを取るとかすればすぐにわかります。特に相手にあわせることを考えると、一本さえ満足に使えない人間が二刀流は無理かなあと。現実世界で二刀流が多数派でないのはちゃんとした理由があるはず。や、詳しいわけじゃないんですけどね……。あ、話の筋に触れてない(汗)
- 007 冬の夜の過ごし方 (採点:8)
- ついつい笑ってしまいました。こんぺは年齢指定禁止なので、イエローカードかな(笑)
- 018 雪解け水 (採点:1)
- なぜか転がっているあゆ墜死の新聞など、不自然すぎ。伏線の貼り方を手抜きすると、作品が嘘臭く見えてしまいます。
- 022 笑い声がきこえる (採点:10)
- これぞダークという作品。ダークというと、やはり行動が裏目、裏目に出ていったり、心理的に痛いところをつかなければとしみじみと思いました。妖狐の設定も残酷童話になっていていいですね。
- 029 最後の奇跡 (採点:1)
- あまりにも奇跡というネタが安っぽすぎて見ていられませんでした。
- 040 楽園日記 (採点:6)
- ヒロインが登場しない友情ものとしてきっちり仕上がっていて楽しかったです。
個人的嗜好ですが、もともとサバイバル技術に長けていたのだ、なんていわれると萎え萎えなので、奇天烈な理由による祐一の活躍(役立ち度)がらしくてよかったです。
- 041 また逢えたらいいね (採点:6)
- 栞と早緒里のやりとりがいいですね。十年来の親友か姉妹のようです(笑)
早緒里が未来に帰ったあと、それまで固定だった視点が左右していてわかりにくいところが減点材料。
- 043 恋と素敵な魔法のはなし (採点:10)
- 読んでいて思わず顔がにやけてしまいました。
あちこちにちりばめられている小ネタに笑ったりもだえていたので、あっという間に読ませていただきました。祐一と美汐だけではなく、脇役の栞と名雪も存在感があって楽しかったです。
かわいくて素敵なお話をありがとうございました。
- 053 艱難汝玉のボーイ・ミーツ・ガール (採点:10)
- 好きです、こういう関係(笑) 名雪がめちゃくちゃかわいかったです。タイトルは《艱難、汝を玉にす》からだと思いますが……読めない(汗)
ところで石橋、お灸を据えるのに一体なにをやったんでしょう(笑)
- 059 『姉妹、或いは繰り返されていく物語』 (採点:6)
- 説明不足だなあ、わかりにくいなあ、山下達郎が新曲? なんて思っていたらひっくり返されたのでびっくり。
- 066 夢の終わりにもう一度 (採点:4)
- 真琴シナリオ後、名雪と結婚してゲーム本編時間に戻るのはいいのですが、なぜ?
名雪が眠り姫になった理由は真琴の幼稚化と対応させたのでしょうか。
あゆ消滅の謎。他はともかく、この伏線の放置だけはどうかなと思います。
十七日の夜間外出は、ぽんと投げられてもさすがにゲームをやり直さないとわからないのでは……。個人的にいうと、なかったことにするにはちょっともったいないネタのような。
キャラの特徴を出すのにあまりに口癖に頼りすぎ(特に名雪)で、正直、かなりいらつきました。書式といい、「…」ひとつだけ使用といい、ゲームのシナリオ形式のものを無理矢理小説にした印象。
ネタはとにかく濃縮して突っ込めばいいというものではなく、話には必要とする長さがあるはずです。この作品をこんぺに出したのは失敗でしょう。
突っ込みばかりでなおかつ点数もあれですが、麻枝氏らしいエンディングといい、最後の一言が真琴シナリオと対応しているところといい、作者の方はおねかの大好きなんでしょうね。再度プロットを煮詰めて書き直して欲しい、そしてそれを読みたい作品です。
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