○2% さん
- 06 すくみず! (採点:7)
- とにもかくにも、アレな格好で校内を徘徊する非日常性がステキです。割に淡々と話が進むので、もしこれを映像化したらものすごく前衛的な画面になるんじゃないでしょうか、エロとか萌えでなく。
- 12 君のファンタジック…なんてねっ (採点:9)
- 45.00KBちょうどでこのネタを出されたら高得点を付けるしかないでしょう。ただ、できることなら64番目に読みたかった――しばらくは別のSSを採点できそうにありません。
- 14 いつもなかよし。 (採点:8)
- このストーリーにどう収拾を付けるのかとワクワクしながら読みました。その点、タイトルから漠然と「ラストは大団円」と期待してしまっていたので(若干)凹みました。
- 15 君がくれたもの (採点:7)
- 祐一くんがキュートです。
- 16 秋の枕詞と言えば? (採点:7)
- 種明かしをされるまで虫歯ネタだと気付きませんでした。私の負けです。
- 17 結婚談義、ある一夜 (採点:9)
- 登場人物たちが良く語るおはなしは基本的に苦手なのですが、このおはなしは運び方が上手いので素直に楽しめました。あと、太字も苦手なのですが、ここでは上手い演出になっていたような気がします。何となく、太字のところでストップモーションがかかる印象。予定調和なラストは大歓迎です。
- 22 『茜色のパラダイムシフト』 (採点:8)
- 無闇に可愛いヒロインとお約束なシチュエーションというのはSSの本道だと思います。いえ、本当に。理屈抜きで好きです。
- 23 ミギテとヒダリテ (採点:8)
- 優しい雰囲気がステキです。
- 24 針の上に天使は何人? (採点:8)
- 栞とあゆ二人きりの未来というのは通常の設定ではありえない配役なので新鮮でした。ナノマシンとか軌道エレベータとか、そういうネタは大好きです。
- 28 [メモリーリセット] (採点:9)
- 独特の雰囲気と文体のリズムに酔いました……実のところ内容をどのくらい理解しているものか微妙なのですが、まあ良いや、と。「天国は、こんな近くにあるんだ」とか、多分、深く考えない方がステキです。頭の中にひとつの解釈が浮かばないこともないのですが、筋を通すと逆に魅力が殺がれてしまう感じ。
- 34 Dandelion (採点:10)
- 語り口が軽妙すぎてヤバイくらいです。ご飯を掻き込む名雪とか、ハマりすぎ。もちろん、真琴も美汐もぴろもゴロちゃんもステキすぎるのですが(特にゴロちゃん)、私的には名雪が出色でした。何はともあれ、心底楽しんでしまったので満点を付けるしかありません。
- 38 そこに猫のいる季節 (採点:9)
- 猫がごろごろしているだけでも満足なのですが、文章が読みやすいのと話の先が気になるのとで最後まで一気に読破してしまいました。
- 40 誰的憂鬱/誰かさんの憂鬱〜Someone will surely be melancholy.〜 (採点:8)
- 雰囲気が良くて大好きな作品です。ただ、この場合タイムパラドクス云々は蛇足のような気がします。
- 41 ARIA 〜いつか見上げた空に〜 (採点:9)
- 何やらぴろと関西弁の組み合わせがものすごくしっくり来たので……あと、おはなしも最後にきっちりまとまっていて好印象でした。
- 43 自分の名前、まだ覚えてる? (採点:10)
- 作者さんの心のメッセージ、確かに受け取りました! 是非とも上位入賞を果たしていただきたいので、満点を差し上げます(とはいえ、これは「台本形式」の姿を借りた別物だと思いますが……)。ギャグとしてもバカ受けなのですが(若干下品なのが玉に瑕)、名前のあれこれで何やら深遠な展開になっている辺りもステキです。お疲れ様でした!
- 46 この果てしない大空より蒼く美しいブルー (採点:7)
- 祐一くんと北川くんには教育委員会やら果ては文部省(当時)に乗り込むくらいの気概を持ってほしかったところですが……とはいえ、何だかんだでこの二人、来年はショートパンツ評論家として再生しそうな気もしますね。
- 47 ミコバイト (採点:7)
- タイトルとジャンルからなぜか暴走ネタを想定しつつ読み始めてしまったのですが、そういえば「トンデモ」ってこんなのでしたっけ。
- 51 Childhood's End (採点:8)
- 存外普通の恋愛話だったので安心しました。いえ、ACクラークの同名SFを先日読了したばかりということもあって、若干身構えながら読み始めてしまったので。
- 54 雲と 飴玉と 涙を 丘から 涅槃へ (採点:9)
- 理由は分かりませんが、読んでいて何となく幸せな気分になれました。ありがとうございます。タイトルが涅槃とか言っているので読む前はビクビクしていたのですが……
- 56 風吹さいくりんぐ (採点:9)
- 北川くんは「近い」といいますが、自転車を丸二日も漕いだら相当な距離になりそうです。
- 63 保冷車の奥の冷蔵庫の中の製氷室の氷菓子と、貯水槽の底の金魚鉢の中の硝子瓶の炭酸水に、君の声が聞こえない。 (採点:9)
- 冒頭の「少女が降ってくる」で「これは傑作だ!」と確信しました。次の「起動したばかりの頭」で「アンドロイド!?」と勘違いしましたごめんなさい。シリアスパートでは、舞の「人を助けようと思ったら――」の辺りがツボでした。アホな小ネタは全部ツボでした。
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