OVA「ときめきメモリアル」Vol.1感想
(1999/06/28)
職場の人が貸してくれて見ることができました。感謝。
以下ネタバレ
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アニメイト「ちょっとAV」の全声優さんのコメント
○肯定的感想(Kanon風)
「めぐーめぐー」
「めぐーめぐー」
○否定的感想
眉毛の太い伊集院も、机に座る行儀悪い詩織も、片桐さんの「水恐怖症」が「カナヅチ」にすり替わってるのもまあ許そう。しかし俊敏かつ早口な古式さんだけは許せん!!
話はあって無きが如しなので、とにかく「ときメモキャラが動いている」という所に重点を置いたイメージビデオといったところ。
絵は…実際に動くとアニメ誌で見たほどの違和感はないですが、「上手い」と思えるほどでもないですね。(めぐ登場時とか、朝の学校の詩織とかいくつか可愛い絵はあるんだけど)
声優さんはさすがにもう演じ慣れてる感じです。
全体としてそこそこ。
○細かいつっこみ
・紐緒さん良いっスー。クールだし、殺人コアラとの暗闘(笑)
・ロボ…ダサい(汗) いやゲームのデザインそのままなんでしょうが。
・みのりちゃん…出ただけ(笑) 丹下さんのコメント読むと色々思うところも出てきますけどね。
・清川さん、片桐さん、古式さんは「恋に悩む」方が優先されて本来のキャラクターが生きてません。特に前の2人は暗い。清川さんの爽やかさ、片桐さんのマイウェイさ、古式さんの平和さを出してくれ…。
・詩織が借りた本「ONE」(笑) えいえんはあるのか?
でも真面目に考えると「藤崎さんてそんな本も読むんですね」と如月さんに言わせている以上「どんな本なのか」を視聴者が分からなければ意味がないのであって、こんな内容を想像しようもないタイトルは非常に不適当ですね。
・鏡さんは美しいと思いきや、結構可愛い。
・ずいぶん人が密集している教室だなあ…。(何を見ている)
・さてストーリーに力入れてないのは丸分かりなんですが、一応SS書きなのでストーリーに突っ込みます。辛口なので読む人は注意。
「キャラクターの気持ちみたいなものが恋愛というものに変わる瞬間というものをじっくりと描く」(脚本・黒田氏)
ってあれのどこが「じっくりと描」いてるんでしょうか。(泣)
(そもそも恋愛なんて「瞬間」があって発生するものじゃないと思うのだが…)
瞬間その1・みはりんに「その人がいないとどう感じるか考えてみて」と言われて考えてみたら涙が出てきた詩織。ベタ過ぎ。今時トレンディドラマでもやんねーぜッ! そしてそのとき浮かぶイメージが何故か如月・朝日奈・美樹原の3人。お前は如月さんとひなちゃんとめぐが好きなのか!?(笑)(まあ詩織が知ってる「恋してる人」を出したんだろうけど、かなり不自然だよ…)
瞬間その2・主人公の机に座って前を見ると、昨日の自分の姿が見える。「見ててくれたの…」って、オメーそりゃ単なる自意識過剰だろ!(笑) たまたま昨日は目が合っただけやん…。
まあ「ときめき」が全然感じられない時点でときメモの話としては失格ですね。
「私は恋をしているのかもしれない」
「私は恋をしている」
って言葉で説明してどうするよ。ドキドキ感が伝わるわけでもなく、詩織が頬を染めることもなく、あげくに相手の男はどんな奴かも分からないんじゃ「恋愛物」とは言えんです。
うぐぅ、本当にプリティサミー&トライガンの黒田洋介氏が書いたんだろうか…。まあ40分で13人+αを出し、ときメモのイメージを壊さないとなると当たり障りのない脚本にせざるを得なかったんですかねー。私としては濃いストーリー展開を見たかったですが。
後はそれぞれの好きな相手が誰なのかですね。全員詩織の幼馴染み目当てだったらもはやギャグでしかない…。清川さんと、(菊池さんのコメントからして)みはりんは泣きを見るの確定っぽいですが。
…とか何とか文句を言ってきましたが、めぐめぐが可愛いので全て許します。
さすがキャラデザの本橋氏が「美樹原愛さんのストレートな髪の毛」にこだわるだけの事はあります!
特にしおりんに「だーれだ」をかまそうとして失敗するシーン…えうう〜可愛すぎる〜(T_T) 詩織とのデート(笑)はあるし、回想は思い出深いバレンタインだし、めぐ好きにはめぐめぐシーンだけで十分お釣りが来ますね。詩織と並ぶとやっぱりちっちゃくて可愛いなぁ…。(ムクは光ってて怖い(笑))
部屋で泣いていたのが非常に気になるところです。詩織が平気な顔をしている所からして「同じ人を好きになっちゃって…」という展開ではないと思いたいですが、そこまで考えてるか不安…(笑) 幸せになってねん。
結局「メグ好きにはお勧め。それ以外はどっちでも」って所でしょうか。コミックアンソロジーもこんな感じだったのう。結構優遇されてる?(^^;<めぐ
「めぐーめぐー」
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