・→ここから2001.12.1 加筆→・予定の第2弾/10月8日なのですが、放送時間になっても始まらない。チャネルはNHK総合TVですからよくありがちなお決まりの放送時間繰り下げです。1時間ちょっとがニュース番組になりました。前月に米国で同時多発テロが起き、この放送の日未明に米国はテロ犯の指導者が潜伏しているとされるアフガニスタンに対して空爆を開始。その為この日は直前のニュース10という番組が急遽放送枠拡大されたのでした。日付が9日に替わった頃、やっと 【浜田省吾”MUSIC ODYSSEY”】が始まりました。
この番組には、本人は演出・編集にタッチしなかったので、当日リアルタイムで(どうやら視聴率には気になった模様)画面をふいて正座して待ってた(笑)そうですよ。
それなのに!始まって1曲目「J.BOY」の2コーラスめにググーっと画面が左下へ縮小されて青背景があらわれ、映像右側にニュースの見出し、上に情勢のニューステロップが繰り返し繰り返し右から出てきて流れる。きっと抗議の電話しているファンがいるだろうなと思いつつあきらめていると、画面が元に戻ったり、また小さくなったり、戻ったりした。番組も佳境に入り最後の曲にかぶさって、ピピピッという信号音とともにさっきまでと違う速報テロップが...(泣)。そしてナレーターの時任三郎氏により締めの言葉がはじまると突如「ブチッ」と終わって「本日も空爆が始まった」とアナウンサーが出てきて「ニュースをお知らせします」となってしまいました。待てども待てども音楽番組には戻らず、解説員も出てきて対談による報道となり、後日再放送するとのテロップが出ました。
ビデオに録ったものを見るとですね、「愛の世代の前に」の時にニュースサイズになったり「君の名を呼ぶ」とかラブソングの時は普通サイズだったり、当番組スタッフが放送ルームに急遽来て操作していたのか?!と思うくらい計ったようになっていてですね、これはこれでひとつの社会報道番組?なんて思えるくらいです。。。放送時間は、あと3分何秒か残して...そこで切ってしまわずに終了まであと少し、緊急番組の開始を待って欲しかったが...。そしてずっと20年来出演することのなかった地上波TVに出ることになり 企画のときにはテロなんてなくて楽曲と結びつくはずもなかったのに、(「愛の世代の前に」は都内で新宿の高層群をバックにしての映像だった。ひょっとしてテロの後に「この曲だ」と思い、撮って番組に挿入したかも?)ましてや放送日に空爆が始まり、社会情勢が番組画面と同時に放送されるだなんて偶然とはいえ浜田省吾その人の星回りに、大きな力を感じたことでした。
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