○V さん
- 010 "けものたちのうた" (採点:8)
- とてもきれいな話だと思いました。描写も、内容も、すごくいい雰囲気が出ていたと思います。
ただ、あかねの口調が統一されていないように思えて、読んでいてとても違和感を感じました。
丁寧な口調と、くだけた口調が不自然にまざりあっていたように思えます。それであかねの混乱している様子を暗に示していた、ということでしたらごめんなさい。そのようには思えませんでした。
いいお話だったと思います。ありがとうございました。
- 012 たく、ない……から (採点:9)
- もしかしたらありえたかもしれないONEのかなしいサイドストーリー。
設定自体はかなり暗いものですが、文体と描写のうまさでスッと読めました。
秀逸だと思います。
- 015 証 (採点:9)
- すごくいい雰囲気にあふれていた作品だと思います。
あかねの心情の描写がとてもきれいに書かれている作品だと思いました。
ありがとうございました。
- 017 名枯れぼし (採点:9)
- 前向きな南を書いた作品ってはじめて読んだかもしれない…。意外です、こんなに魅力があるとは(笑)
文章もしっかりしていて、描写や話自体もきれいで、とてもいい作品だと思います。
ありがとうございました。
- 019 凄惨! 浩平VS長森 (採点:7)
- 長森が…。こういう話って、笑ってしまった時点でこっちの負けだって実感してしまいました。
おもしろかったです。
- 022 幸せの確信 (採点:8)
- 文章も話自体も、とてもきれいなSSだと思いました。うまいなー、と素直に思えます。
ただ、どちらかというと後半の部分にくらべて、前半部分は文が詰まってて妙に読みづらい印象を受けました。改行の度合いのせいでしょうか。それがちょっとだけ気になりました。
ありがとうございました。
- 032 乙女の聖域 (採点:8)
- 文自体がとてもうまいなあと思いました。書きなれている方なんだろうなあと思います。
ひとつひとつはおもしろいかったです。でも全体通してだとあまりよくわかりませんでした…。
どうやって評価すればいいのかな、と思いましたが、気に入ったことに変わりはないのでこの点数になりました。
ありがとうございました。
- 035 晴れた終わり (採点:10)
- すごく、いいお話です。茜と詩子の二人の雰囲気が、とてもうまく描かれているなあ、と思います。
一番からだいたい順番に読んでいますけど、この番号まできて、初めて10点です(笑)
なんというか、とても理想的な茜シナリオの後日談、といった感じです。
ありがとうございました。
- 038 永久にあなたと雨の中 (採点:5)
- 文体はとてもうまいですし、話としてもうまくまとまっています。別の内容でしたら、多分かなりの得点をつけたのではないかと思います。
…でも、この話については、なかなか納得がいきません。
初めにも書きましたが、話としてはとてもうまくまとまっていると思います。あの過去の場面で、過去を変えてしまう、という選択をしてしまったら、ここまでうまくまとまりはしないでしょう。
でも、本当にそこで過去を変えない、ということを選択できるでしょうか?
話中初めの問いに「あるよ」と答えることができる人が、目が見える未来があるかもしれない、ということに背を向けられるでしょうか?
私にはどうしてもそのように思えませんでした。その結果の点数です。申し訳ありません。
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