○Xardion さん
- 003 NEVER TOO LATE (採点:3)
- あー、と、すみません。今、ものすごく食い足りない気分です。
選択肢を間違えたら修正〜、という単語、本編の栞、香里の行動と絡めてやれる言葉だと思うので、そのあたりがもうちょっと欲しかったな、と思いました。
- 005 恋人(ともだち) (採点:1)
- あー、うー。
あゆの心情描写みますと、この話の直前までに祐一はどれほどの愛をあゆに示していたのだろうか、と激しく疑問が沸いてきます。結婚とかの話が出るレベルではなさそうですが。ボクには友人はいない…祐一や名雪の友人はあゆに何も声をかけない、そういう関係だったのでしょうか。
あゆは、友達の延長では満足できないのですよね? その状態で祐一と名雪と、3人の結婚状態に満足行くのでしょうか?
私は感情的にはこういう3人の関係というのは好きではありませんが、3人同意の上でならそれもありなのかもしれん、と思わなくもありません。が、この作品からはとてもそのような関係であるようには見えなかったのです。
ウェディングドレスを着れなかったあゆ、ブーケを投げられなかった名雪…やるならば最初から3人で入ってきて、皆に祝福される結婚式にできたでしょうに。これではなんというか、あまりにヒロイン2人の立場がないかと。特にあゆが。もしかして騙されてるのでしょうか。表記が『ほのラブ』なんで結婚サギSSではないのでしょうが…多額の保険金をかけられたあゆがオホーツク海に浮かぶ、なんて展開ではないのですよね?
結婚という形にする必要はあったのでしょうか? 私にはとてもそうは思えません。
なお、大変言いにくいことではございますが、私が1をつけるのは300本以上採点していて初めてのことである、と付け加えさせていただきます。
- 006 スキスキスKiss!! (採点:3)
- 甘々な恋人の一日ってのはこういうのありますよね。なんですが…
初々しいカップルのほのラブは見ていて微笑ましく思えるのですが、こういちゃいちゃラブラブキスキスな2人、というのはどうにも苦手でして…暑苦しいといいますか、なんとなく殺意が沸いてくるというか。すみません。
- 009 たったひととき、それでも優しい夢のなか (採点:9)
- 佐祐理救済SS、その一つの方法を見せていただきました。
一弥の夢(?)を直接佐祐理さんに見せていないのが実に高ポイントでした。
- 010 歩行者優先 (採点:8)
- ヒロインが全部(真琴は分かりませんが)生きてるなぁ、と気にするのは無粋かな。
雰囲気がすごく、すごく良かったです。ああ思い出す卒業の時…
- 012 人の思いは常に一方通行 (採点:5)
- 反長さんですか。
この二人、対立しているというイメージがあったので、久瀬の眼中にないってのはちと意表をつかれました。とはいえそれが久瀬のような気もしますが。
ラスト一文、斉藤についての文が前過ぎてオチになってないような気がします。その後話の中心が久瀬と反長さんに移っていますので。
ちと食い足りないという感じですが、舞事件との絡め方が面白かったのでこの点数を。
- 013 名雪のライフスタイル (採点:6)
- ラブラブですねー。実は私、ラブラブは苦手なのです。ですが、この作中の名雪、嫉妬しているところも含めてかわいいな、と思いました。祐一が他ヒロインに囲まれているところは気になりましたが。
- 018 あいとまこと (採点:9)
- 激怒と赤面、ですか。
私は真琴が苦手だと思っていたのですが…すごく魅力的ですねぇ。
- 021 隠された想い (採点:3)
- うーむ。この形式、地の文と会話文が頻繁に交互にあると、途端に読みづらくなるようなきがします。
内容ですが、やはり会話文中心であるせいなのか、ちと唐突に思える箇所がありました。
- 025 普通の日常、輝きの灯火 (採点:3)
- むむぅ。もっとほのぼのとした朝を演出した方がこの作品にはプラスになったような気がします。
目覚まし、ジャム等のありきたりなものではなく、こう、見ているだけでほのぼの〜、となれるようなそんな描写が欲しかったかな、と思いました。
- 026 曖昧me、終わらせよう (採点:8)
- うーむ、この香里はいい。うっかり惚れそうです。
後半栞絡みでもうちょっと欲しかったかな、と思うのは私がそういう重い雰囲気を好むからなのかどうか。
- 027 冬空のキセキ (採点:8)
- ぬぬう。−20℃と見た時点でダイヤモンドダストだと予想がつきましたが、それでもよい気分になりました。私はまだ見たことないのですが。
- 031 ただそれだけの日常 (採点:2)
- あー。名雪シナリオで秋子さん死亡ルートなのでしょうか。
悲しみを乗り越えて平和な、何気ない日常をおくる2人、ということなのでしょうけど、目覚ましに名雪イチゴジャム…という流れから予想されるものとしては、秋子さんの死はあまりに離れすぎているというかなんというか。謎ジャムが最大のアイテムな秋子さんって…
時間を大幅にすっ飛ばせばこのような光景になるのかもしれませんが、ちと脳がついていけませんでした。
- 032 make bread,eat shorts (採点:3)
- 一発ギャグですねー。
すみませんが、そこで笑えませんでしたので、この点数となりました。
- 034 栞にツノが生えた日 (採点:8)
- 実に電波で、実に愉快な作品であったな、と思います。
冒頭から電波を浴びせられて、不思議ワールドに迷い込みあちこちさまよった、という感覚ですか。エピローグがぴりりと辛味が効いていて現実に戻ってこれましたし。
ただ、フィボナッチ数列がちとしつこかったと感じてしまいました。1,2,3,5+『規則正しい』で終わりにして、分かる人だけ分かってください、的に使用されていましたならば私的には最高だったのですが。
最後に、『こんなものを書かれました貴方はつくづくアホですね。大好きです!』と(w
- 043 未来には・・・? (採点:2)
- ええと、激しく食い足りないといいますか、こう、じゅうじゅうと焼ける肉を目の前にしておあずけ食らったような気分です。
状況の説明が終わり、ここからさあどう展開する? と思いきや終了。この後互いに後ろめたさを感じながらの暗いシリアスが始まることを激しく期待したのですが。
- 044 − 光幕 − (採点:6)
- うーむ。途中までシリアスかと思い、ああっ、そこであっさり認め合っちまうのかよ! と身悶えしたのですが、こう流れるのですね。
ちと無粋ながら突っ込みを。
「原子レベルで物質が衝突する事で起こる分子の変化の事です」とありますが、これだと普通の化学変化のような。核反応は原子核レベルでの変化ですよね。
- 045 秋空は夕焼け、2つのあか (採点:3)
- んーむ。『祐一の癖』は微妙ですねぇ。話のテンポに水を差す効果の方が強いような。
展開がちと単純過ぎて読めてしまい、あまり楽しむことができませんでした。
- 051 むかしばなし (採点:2)
- ええと、原作から容易に推測される事象の追加だけで、しかも起こった事を淡々と羅列しているだけの文、と見えてしまいました。淡々としすぎていて舞の苦悩やら、ドラマになりそうなものがすっぽりと抜け落ちてしまっているように思えます。
- 055 世界にひとつの私の名前 (採点:5)
- 地の文が、『〜は〜した』の形が多く単調に感じてしまいました。
内容なんですが、惜しい、惜しい、あまりにも惜しすぎます。
『沢渡真琴』が真琴ただ一人の名ではない。このことを主軸に据えて書かれていたならば、おそらく私はもっと高く評価したでしょう。相当に魅力的な題材に思えます。
- 060 雪ウサギの憂鬱 (採点:4)
- ゆきうさぎとの会話(?)場面、名雪がいきなり悟ったのは惜しいかな、と思います。もうちょっと葛藤その他、ためて書かれていれば…と思ってしまいました。
- 061 ばかんす (採点:4)
- スイカバズーカとかは面白かったんですが、ちと後味が。
佐祐理と舞がにこやかに黒くて、祐一がまあさほどでもない、という位置付けで進んでいたと思ったのですが、最後の、『ウザイのが消えて清々している』が、それまでの祐一と違って黒いなぁ、と。やったのあんたらやんけ、と突っ込むところなんでしょうけど、この箇所だけ削られていた方が作中の雰囲気のままで良かったなぁ、と。もしくは『〜明らかになった。(改行)今日も学校は平和である――』とか。肩すくめてどこか冷めたような、第3者のような反応が欲しかったかな、と思います。
- 062 さくらのころ (採点:9)
- 序盤の雰囲気に完全に飲みこまれ、最後まで一気に読まされてしまいました。
真琴と祐一が直接触れ合わないというのが実にすばらしい展開だったと思います。
- 077 盲目考察 (採点:10)
- 絶句…
佐祐理さんと、祐一あゆをこう絡めるとは、お見事、としか言い様がありません。
すみません。言葉が…出てきません。
- 080 ガラスの森 (採点:5)
- うーん。話としてはすごく好きなんです、好きなんですが…ユキちゃんが祐一の気持ちを言ってしまった箇所がひっかかってしまいます。祐一側の苦悩を、回想という手で見せるとかであればもっと楽しめたと思うのですが…こう、とん、と軽く背中を押すくらいの印象で。
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