○Xardion さん
- 002 彼女の理 (採点:10)
- 素晴らしい作品に感謝を。そして、椎名繭の未来が幸せであらんことを――
- 011 その果ての雨 (採点:9)
- …素晴らしく綺麗に騙されました。ん?と思い読み進め、浩平がえいえんに行った後の茜の夢?と思いきやそういう流れだったとは。
読み終わった後に思わず拍手をしてしまいました。
- 019 トライ (採点:8)
- 瑞佳バッド(やさしくしてしまった)からの友情ものでえいえんから帰還する、という内容でいいのかな?
悪友と親友と戦友、いいですなぁ。読後感も爽やかでしたし。
ただ、長森が付け合せのパスタと化しているのがちと惜しいかな、と思います。
氷上を入れた男三人のトライアングルから、浩平、住井、長森のトライアングルへの変化が綺麗に決まっていたら…と思ってしまったのです。
- 022 はやく昔になればいい (採点:10)
- 私、茜好きの南好きなのですよね…それなのにこれは不幸もの…あああああ。
降参です。
何がって、実際にこうなりそうで、情景が浮かぶようで。ああ、南…不幸よの…
家を燃やそうとも、茜の心が浄化されることはえいえんにないのでしょうなぁ…
それでは、楽しませて(?)頂いたことに感謝を。
- 024 【呪いの唄】 (採点:9)
- 途中から由起子さんが由紀子さんになっていますな。
まあそれはそれとして、最後の台詞にやられました。ぞくっと。こう、ありそうだと思ってしまったら負けですな。
- 026 ダンスインザダーク (採点:8)
- ぐは、ものの見事に騙されました。
みさきの目が見えるようになってる? と思い読み進めていったら…やられましたね。
ただ、誤読を引き起こすために作られた感がちと強すぎるかな、という印象も抱きました。
- 030 『パラダイス☆銀河〜愛と絶望の小豆洗い〜』 (採点:8)
- むむむ、終盤までは猛烈に笑わせていただきましたが、最後でなんかパワーダウンしたような気がしました。
ヒトメボレの米だけに、というのが一番笑いましたな。
- 031 空の在り処 (採点:9)
- なんというか、凄く綺麗なSSだったなぁ、と思います。
- 045 永遠と瑞佳のあいだ (採点:9)
- あっはっは。ダメ人間ですなぁ、この浩平。
2人とも、ただの男と女という感じがして妙に親近感が沸いてしまいました。
- 052 未来の二人に (採点:8)
- この雪見の造形、終盤のみさきとのやり取りのために考え出されたものではないかと推察いたしますが、いかがでしょうか。
現実として考えるのなら、みさきのような背景を持った人間に『普通に』接することができるのは極一部の人間だけではないか、と考えたからです。私が高校生の時に…と考えたら、残念ながら私はそう対応することはできなかったでしょう。今ならできるか、と言われれば首を横に振るしかありませんし。
そういったことを考えさせられた作品でした。
戻る