○Lv2 さん
- 003 お泊まりパニック! (採点:4)
- 全体的な話の骨格はまあ悪くは無かったと思いますが、
話の展開が強引すぎて無理があると思います。
また、これといった見せ場も特に無く、長い割には退屈でした。
話をもっと凝縮して、短く纏めた方が良かったと思います。
- 007 冬の夜の過ごし方 (採点:1)
- これは・・・ちょっと・・・
っていうかこれ18禁じゃ・・・?
18禁作品自体が悪いと言うわけじゃないですけど、
こういうコンペに出すのはまずくないですか?
そういう訳でコンペ作品としては評価不能です。
- 008 激辛 (採点:7)
- ほのぼのとギャグが上手く取り入れられて中々楽しめました。
作品の雰囲気が良いですね。
- 009 『例えばきみに聞いてみた』 (採点:6)
- うーん、各キャラクターとの会話のパートはそのキャラらしさが上手く出ていて
良く出来ていると思うのですが、シリアスで全員重婚エンドは少し無理があるような気がします。
まあ本人達が幸せならそれでいいという考え方もありますが、
現実問題として、たとえどれだけ全員が大切でも実際はそれでも一人に選ばねばならない
という厳しい現実があります。
そこを全員エンドで終わらせてしまうのはすこし甘いかな、と思うのです。
まあこれはあくまでも僕の個人的考えなのですけども。
重婚物にするなら、シリアスよりギャグの方が良かったのではないでしょうか?
- 010 スパイス・オブ・ライフ (採点:3)
- うーん、発想は面白いと思うのですけど、今一つよく解らないんですよね。
文章が読みにくいのと、話の展開が突飛すぎるので、理解しにくいです。
いやほんと、発想は面白かったのですけどねぇ・・・
- 013 Conservation for Love (採点:8)
- いや・・・こんなアホなネタなのにこんなにも面白いとは・・・
かなり爆笑してしまいました。
真琴の馬鹿さ加減と、美汐の適度な壊れ方が実に上手くマッチしていました。
- 016 脱走と追跡のカノン (採点:3)
- ギャグ・・・ですよね、これ。
うーん、アイデアは面白かったと思いますが、今一つノリについていけませんでした。
少しネタに走りすぎかと思います。
- 017 『告白』 〜本当の俺〜 (採点:8)
- 祐一が実は女って話は既にいろいろとありますが、これはかなりハイレベルだと思います。
北川や香里の対応、終盤の話が収束してゆく段階も、実に見事に描かれていると思います。
なかなかの秀作だと思いました。
- 020 私の望み (採点:4)
- うーん、全体的な内容は決して悪くなかったとは思うのですが、
祐一が美汐の事が好きだという動機付けが、真琴が消えた後支えてくれたから、というだけでは
弱いような気がします。
折角の純粋恋愛物なのですから、その二人が互いに好きあうまでの過程を
じっくりと描いた方が良かったと思います。
- 021 想いの果てに (採点:2)
- 何ていうか、あまりに型通りの展開ですね。
この祐一自己犠牲物はすでの幾つもありますが、この作品はそのジャンルの中でも
特に捻りも独創性もなく、パターン通りをなぞっただけという感じです。
最後の展開まであまりにお約束通りのご都合主義で、ちょっと白けてしまいました。
ここまでお約束通りだと、終盤の感動シーンも逆に陳腐に思えてしまいます。
確かにこれだけの長さの中篇ではそれ程凝った話は書けないかもしれませんが、
それでももう少し捻りというものが必要だと思います。
- 031 グッナイ (採点:2)
- 結論から言うと、なにがなんだか良くわからないお話でした。
仲居の娘や、夫婦喧嘩が描かれている理由も良くわからず、
尻切れ蜻蛉のような感じがします。
結局何が言いたかったのでしょうか?
もしかしてもっと長かった作品を強引に削ったのでしょうか?
また、情景を描写する地の文も長くてくどいわりには、
状況が今一つ頭に鮮明に浮かんできません。
内容も描写も、やや退屈でした。
- 042 『それぞれの手を携えるのは』 (採点:7)
- なかなか雰囲気が良かったと思います、実に興味深く読めました。
祐一の芝居の部分と、それを指摘する久瀬の当たりが最高潮に盛り上がっていました。
ただ、唯一気になったのは、佐祐理が祐一と結ばれる展開が少し急で強引かな、という事です。
もう少しじっくりと話を進めたほうが良かったような気がします。
- 043 恋と素敵な魔法のはなし (採点:7)
- ルーン文字を使った展開というのは中々に斬新で、新鮮でした。
内容も奇麗に纏まっていて、良作だと思います。
- 047 笑顔 (採点:8)
- おおっ、名雪の七年補完物ですね。
名雪、秋子、香里の心情が上手く組み合わされて、テンポ良く描かれていると思います。
なかなかの秀作だと思います。
- 051 ある牛丼屋の一週間 (採点:8)
- アホです、アホすぎます。
でも爆笑してしまったので僕の負けです。
いやほんと、面白かったです。
壊れは、ただキャラを壊してノリだけで突っ走っているものが多いですが、
これはギャグもちゃんと効いてて良かったです。
- 061 今宵、見知らぬ明日のために (採点:9)
- これは素晴らしいです、見事です。
序盤のギャグのキレもさる事ながら、終盤のシリアス部分も秀逸で、
ギャグとシリアスを一本に纏めるのが難しいという定説を見事にクリアしています。
また、祐一と北川の友情関係も見事に描き出されています。
見事な秀作だと思います。
- 065 作品No.2「春」 (採点:8)
- これはうまいです、実に見事です。
中盤のほのぼの感も、最後をきりっと引き締めるシリアス部分も、実に上手く出来ていると思います。
真琴や美汐のキャラクターも上手く描かれていると思います。
かなりの秀作だと思いました。
- 067 風邪の一日 (採点:6)
- ほのぼのとシリアスが上手く噛み合わされて、なかなか良かったと思います。
しかし、病気で看病と言うネタやら、真琴と高熱を絡めたネタはあまりに既出で、
物語の展開が最初の部分で大体読めてしまったので、新鮮味、斬新さが全く無かったのは
残念です。
- 073 ガールズ・ブラボー!! (採点:4)
- ちょっとノリがぶっ飛びすぎてついて行けませんでした。
これはこれで悪くないとは思うんですけどね。
- 075 True story (採点:3)
- うーん、序盤はなかなか良かったと思うのですよ。
しかし、途中からなにがなにやらわからなくなってしまいました。
名雪の話と美汐の話に関連性が見出せず、無理に内容を詰めこみすぎの感が否めません。
これは二つ全く別の話としたほうが良かったのでは無いでしょうか?
- 078 「dearest」 (採点:7)
- 純粋ラブものでも、甘甘なだけじゃなくてシリアス要素も上手く混ぜてあるのが良いと思います。
なかなか高度な良作だと思います。
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