Top Ka1 Ka2短 Ka2中 痕短 痕中 痕長 ONE短 ONE中 家計 月姫 Ka3短 Ka3中 Ka3超短 Ka4小 Ka4本 オリ肉 Ka5短 CLA1短 ONE2 Ka5中 CLA1中 オリ2 オリ3 Ka6小 Ka6本 AIR オリ4掌 オリ4短

○Time さん

001 アゲハ蝶〜哀シイ恋ノ唄〜 (採点:8)
発想が面白いですね。
久瀬の心理描写も読んでいて引き込まれるものがありました。
ただ、この作品に限らず、何かをモチーフとして持ち出したとき、読み手がそれを知るか知らないかで評価が変わってくると思います。
実際、自分は知っていたこともあり、素直に面白いと思えましたので…。
ちなみに、気付いたのはword1ではなく、word2でした。

002 鈴の音よ再び (採点:4)
祐一が真琴の虚像をみてしまうという話はいいのです。
しかし、真琴が帰ってきたという言葉を聞いたときの天野に、違和感を感じました。
祐一の言葉を、天野は簡単に信じるとは思えなかったので、そう思いました。

003 お泊まりパニック! (採点:7)
面白かったです。
で、とりあえず、どこが面白いと思った、または笑ってしまった場所を箇条書きしてみます。
〇終始北川(最後まで面白おかしく書かれてしまった北川に祝福を…)
〇クローゼット中の舞(想像したら、怖すぎ)
〇終始香里(北川と同じく、素晴らしいまでの、ギャグ調香里でした)
ALLだけど…、メインは香里、北川って感じの話でした。
最後に祐一がお泊り会で得た教訓も、香里と北川関係でしたしね。

004 The regret (採点:7)
意外な形の作品でした。
北川が死んでしまうとは…。
祐一が泣いたシーンで、こちらも何だか悲しくなってしまいました。
ある意味、経験したものにしか分からない悲しみとでもいうんですかね。
友人の死は、本当に辛いものです…。

007 冬の夜の過ごし方 (採点:9)
OK! OK!!
秋子さんだからOKです(爆
何かきわどい描写と、台詞がありまくりですが、OKです!
ええ…、全てを許しましょうぞ、秋子さんだから(笑

008 激辛 (採点:5)
祐一と真琴のやり取りが、結構面白かったです。
真琴らしいというか、何と言うか。

009 『例えばきみに聞いてみた』 (採点:4)
可も不可も付けられないような内容。
とりあえず言えることは…、ハーレム祐一に乾杯!!

011 残酷な代償のHappiness (採点:9)
真琴の部屋ってベッドあったけ? と突っ込むのはこれ一つのみ。
ランダム読みの二作目ですが、これも一作目に読んだものに続いて、凄く良い出来。
祐一視点と、あゆ視点が上手く書き分けられ、スムーズに視点の切り替えも出来ました。
それと、真琴の振りをしていたあゆには、完全に騙されましたし。
ただ、あゆ属性ながら言えることではないですが、個人的に望んだことは、
あゆには良い子ちゃんで終わって欲しくなく、真琴の振りをし続ける終わり方が良かったです。
しかし、それは読み手の主観によりけりなので、どちらが本当に良かったとまでは言い切れませんが…。

013 Conservation for Love (採点:1)
始まりから笑ってしまいました。
ふてぶてしい真琴が何か良かった。
でも、自分は愚物だったので、以降読んでません。
その前までの内容は、良かったです。
でも、愚物とまで言われて続きを読む気にもなれず、不快感を感じました。
よって…。

014 おまえの名前 (採点:8)
真琴以外の名前は付けれなかったんですか?
というような突込みをしようと思っていた自分が、何だか恥ずかしいです…。
ただ、真琴の方が妹だったのには、ちょっと『?』でした。
子供版の真琴が、子供なりの問題を抱え、生き生きと動いている様子が伝わってきたのは良かったです。

015 『雪の日の決意』 (採点:2)
まだ4分の1くらいですが、少々感想を…。
全部が、全部の、文という訳では、ないですが、読点の、使い方が、恐ろしくばらばら、多様している文もあれば、全く使っていない文もある。
読点の使い方に完璧な例題はないでしょうが使いすぎた文や全く使わなかった文は読みづらいだけです。
実際にやってみましたが、読みづらくないですか?
まあ、自分も人のことを言えるようなSSを書いてる訳ではないんで、強いことは言えませんが…。
内容にしても、話がだらだらしてる感じがあり、読んでいて疲れます。
これから残りを読みますが、面白いことを期待します。 ※現代階の点数は3点

さて、まだまだ途中ですが、一つ気になったので二回目の感想です。
『P,S各自の想像に任せる』
そんなことを言われても困ります(汗;
しかも、まったく想像出来ませんでした。
意味不明です。
途中で感想を書けるようなSSってどうなんでしょう。
それって、読み手はまったくその世界(SS)に溶け込んでいないってことですよね?
きつく言えば、面白くもないのに、いやいや読んでいるということです。
コンペ作品でなければ、既に読むの止めてるかも。 ※現代階の点数は2点

こりずに三度目の感想です。
『何故か名雪は欠席した』
理由を説明してくれると思ったら、読者置いてきぼりでした(汗;

さあ、読み終えましたので最後の感想です。
はっきり言って、最悪の終わり方です。
11ヶ月半が完全に抜け落ちてます、意図してやったんでしょうが、それで納得しろというのは無理。
し・か・も、祐一と栞が昔会っていたという話が出てこないまま。
またもや読者置いてきぼりです。
他にも色々突込みどころはありますが、容量の問題もありますしここでは割愛します。
多分、他の方がいろいろ突っ込んでくれるでしょうし…。

016 脱走と追跡のカノン (採点:4)
のりだけで読んでしまうほど、面白かったです。
でも、本当にのりだけです。
ちょっと笑ってしまった部分もあったので、点は(これでも)高め設定にしました。

017 『告白』 〜本当の俺〜 (採点:9)
これはまた、小難しい内容の話を書いてきましたね(汗;
話が重いです、なので北川と香里の登場する場面で少し救われました。
それにしても上手いですね、性同一性障害の祐の心理描写。
精神医学関係の参考書を読んだりして、得た知識なんでしょうか。
まあ、それは置いといて、内容全体を通しての感想ですが、
kanon本編とは全く違った内容にしたにもかかわらず、上手くまとめてあり、
筋(あゆを全く出さなかったこと、雪ウサギを壊した理由)も通っていたと思います。
ただ、こういう作品は、受け入れられるか、受け入れられないかで、
かなり評価が違ってくると思います。
後、少し気になったことを一点上げれば、3点リードを少々使いすぎていると感じました。
個人的に、内容はかなりレベルが高いのでは、と思います。

020 私の望み (採点:7)
初めの祐一と天野の会話が面白かったです。
後、名雪の問いに答える天野が良かったです。
何か、あそこまで聞かれたら、自分の気持ちに気付きそうなもなんですが、気付かなかったのは美汐ゆえだからでしょうか。
何にせよ、天野の望みは叶いそうでよかった。

021 想いの果てに (採点:7)
し、師匠ーーー!!
………。
と、取り乱してしまいました…。
内容は、法術?! ってな感じでしたが、面白かったです。

022 笑い声がきこえる (採点:2)
きゃはははは…。
何ですかね、これは。
良い感想が思い浮かばないです。
「人間の心なんざ、持っちゃあいねえんだよ」
この言葉、真琴が否定されたような感じがして、不快感を感じました。
いや、まあ、こういう話が好きな人も居るんでしょうがね…。

024 Fated Meeting And Casual One (採点:3)
英語読めないです(汗;
まあ、多少は分かりましたが…。

026 ステップ (採点:5)
事故の描写がリアルでしたねぇ(汗;

028 ”プレイ” (採点:3)
むむぅ…、今一?
何かよく分からなかったです。

029 最後の奇跡 (採点:2)
…どう感想を述べよと?
まあ、ニ三言だけ言えば、奇跡と言う言葉を使う重さを知ってもらいたいです。
いくら何でも、奇跡の範疇を越えているのでは? と思いました。

030 奇跡のかわりに (採点:5)
う〜ん、何か微妙です。
というか、話が突拍子すぎのように感じました。
これなら、普通にほのぼのとして終わっていた方がよかったかな、と思いました。

031 グッナイ (採点:3)
普通に旅行をする、ほのぼのな話の方がよかったです。
なずなの話は、いらない、不要な感じがしました。

032 悪魔を憐れむ唄 (採点:7)
魔物視点からっていうのが良かったです。

033 エム (採点:7)
舞が先生…。
おぅ…、何か凄く似合っていると思ってしまったのは、自分だけなのでしょうか?
他の読者さんもそう思ったことを願います(笑
魔物があっさり消えてしまったのには、ちょっと物足りなさを感じましたが、内容は良かったと思います。

034 『佐祐理の笑顔』 (採点:7)
久瀬が懐から箸をだした部分は、おもわず用意がいいな、とか思ってしまいました。
面白かったです。

035 復讐という名の代償行為 (採点:10)
ヘ、ヘビィだ…。
1日目にして、拒絶反応を起した読者がいそうな展開。
う〜ん、しかし凄い。
終わり方が実に素晴らしいです!
多分、自分なら

―――――
そこには、引っかき傷があった。
その傷は、名雪が抵抗したであろうことをおもわせる、生々しい傷痕だった。
違う、違う、違う!
俺は狂ってなどいない。
――――――

なんて続かせそうな感じなのですが、あえて、火傷が引っかき傷かを書かなかったのは良かったです。
そうすることで、この後どうなったのかを無限に考えれることが出来ると思いました。
実際、自分は感想に続きめいたものを書いてしまいましたし(笑
何か、ある意味感動を覚えました。

036 ずっと伝えたかった思い (採点:8)
あゆシナリオの後に名雪はどうなるの?
そう言った問題を解決してくれたような作品でした。

037 美凪 (採点:3)
前半が読みづらかったです。
そして、読みづらいこともあったのか、内容も少し分かりづらかったです。

038 想い出 〜彼と彼女の宝物〜 (採点:9)
恋愛小説的な話としてはベタだけど、面白かったです。
その恋愛話を、実は栞が話していた、ってところも良かった。
ということで、話は面白かったし、あゆについてはあえて突っ込みません。

039 幻実、そして星 (採点:8)
ある意味、魔物視点からの話。
面白かったです。

040 楽園日記 (採点:8)
遭難とは…、また面白いことを考えますね。
初めに読み始めた頃の印象と、読み終えたときの印象が全く違っていて、斎藤が遭難日記から、楽園日記に書き換えたことにも頷けました。

041 また逢えたらいいね (採点:10)
う〜ん、面白い話でした。
栞と早緒里の会話が面白くて、読んでいて楽しかったです。
後、タイムスリップを説明する機械の言葉に、思わず笑ってしまいました。
で、最後に少々の感動を致しました。

042 『それぞれの手を携えるのは』 (採点:8)
何でもいいからくっ付けちゃえ、みたいな考えはどうかとも思いますが、こういうしんみりとした話も良いものです。
久瀬と佐祐理のことを理解した祐一と、久瀬との絡みが良かったです。

043 恋と素敵な魔法のはなし (採点:9)
逆行シュミレーション内の天野の姿が、あまりにもはまっていたので笑ってしまいました。
ルーン文字を使ったネタ、もとい、告白の方法などが変わっていて面白かった。
そして、祐一と天野だけでなく、栞もいい感じで話に加わっていたのが良かったです。
やはり、恋愛話は良い、そう感じた作品でした。

044 パンドラ (採点:7)
面白かったです。
美汐が最後に飴玉を投げるところが、印象に残りました。

045 桜が告げる春の風…… (採点:10)
この話は難しく考えることはない、書いてあることを素直に受け止めることで、真琴も美鈴も帰ってきてよかったと思えました。
オリキャラの美鈴と、美汐の母親が良かったです。

046 ホワイト・ミュージック (採点:3)
読みながら書いたので、感想がぶつ切り状態ですがお許しを…。
時間軸が曖昧で理解出来ませんでした。
あゆに違和感を感じました。
美汐が登場するまでの、あゆの行動と思考が理解不能。
何で美汐が祐一のプリントを届けるんですか?
えっ?! 何時の間に家出をしていることに?
この時点で既に読者は置き去りです。
失敗でしょうこれは、人物を登場させすぎです。
これでは、まとまるものもまとまりません。
舞や佐祐理の登場はなくても、話に支障がなかったように感じますが…。
中盤で少し謎が解けましたね、家出の理由は何となく分かりました。
ただ、その理由を中盤で明かした理由が分かりません。
ここはもったいぶらずに、序盤の、あゆが家出をする前くらい、もしくは家出中にでも
理由を明かしていれば、読者置き去りという自体は、ほぼ回避出来ていたと思います。
その理由は、上記で書いた疑問をほぼ一掃出来るからです。
具体的に改善される点としは、家出の理由が分かることや、あゆの行動と思考も理解できるということ。
ということは、構成、時間軸、人物背景、キャラクタをきっちりすることで化けるか、この作品…。
う〜ん、実に惜しいです。

047 笑顔 (採点:8)
へんな祐一は面白かった。
子供時代の祐一と名雪の会話も読んでいて楽しかったです。

048 走る少年少女達 (採点:8)
『桜花際』、あったら楽しそうな行事ですね。
進行が早く、盛り上がりのある内容だったので、楽しく読まさせてもらいました。
久瀬がいい奴だし、祐一や北川といったキャラが、生き生きと動いている感じが伝わってきたのは良かったです。
まさに、題名どおりの、走る少年少女達って感じの話でした。

049 少年期 (採点:8)
う〜ん、三つ巴(爆
北川視点だけど、内容の軸は、祐一と香里と名雪っぽいです。
恋愛小説の始まりから中間までをぶった切ったような感じ。
これから面白くなるんですよ、恋愛小説なら。
是非とも、作者さんには、どろどろな関係になるであろう、続きの話を書いてもらいたいと思いました。

050 鮮やかなモノクローム (採点:7)
個人的には好きなタイプの内容でした。
ただ、冷静に考えてみると、結構難しい内容だとおもいます。
それだけに、突っ込みどころ満載と言った感じでしょうか。
特に名雪の扱い。
読み手が、それをどう受け止めるかで評価はかなり変わってきそうな感じです。

051 ある牛丼屋の一週間 (採点:3)
ギャグなので、どんな矛盾があろうと、基本的に突っ込みはなしでいきます。
長い作品なので、面白くて笑った部分や、逆に冷めた部分もありました。
そして、才能がないからコンパクトにまとめれないと決め付けず、必要のないものは切り捨て、コンパクトにまとめる努力をして欲しかったです。
でも、ギャグ作品をここまで長く書いたことは、凄いと思いました。
後は、容量制限がなければ、どんな作品になったかも気になるところです。

052 Give me a reason (採点:9)
大人な栞…、さぞかし美人なんでしょうね〜。
オリキャラもいい味を出していて、自分の役柄をきちんと演じてくれていました。
何と言っても北川がカッコよかったが、好印象。
全体的な内容も、きちんと話はまとめられていて、良かったです。

053 艱難汝玉のボーイ・ミーツ・ガール (採点:10)
う〜ん、GOOD!
祐一と栞の話を、ごく力短く書き、原作のシリアスを、軽くスルーさせたのは良かったです。
そして、過去の話から書くことによって、違和感なく北川は名雪が好きだということを受け入れられました。
後半部分の、石橋の登場はナイスタイミングです。
後、ダテ眼鏡装着済み名雪に萌えでした。(←眼鏡フェチ野朗を許してやってください(爆
最後に、全体的な感想を書くと、恋愛小説みたいな感じで楽しく読める話でした。

055 煌めきの欠片 (採点:3)
淡々と物語が進む印象を受けました。
内容は、少し分かりづらかったです。

056 それ有る故に、それ在り。 (採点:7)
シリアスだからしょうがないんだろうけど、全体的に話が暗かったです。
内容は、淡々とシーンが進んでいくような感覚で、一人称の話にしては、何の感情移入をすることもできず、第三者から祐一を見るように、話を黙々と読んでいた感じでした。
でも、話の内容自体は良かったと思います。
価値観の問題、こういい出したらきりがないですが、文章も内容もレベルは高いかなと感じました。
ですので、点としては高めに付けさせていただきました。

057 移し火恋歌 (採点:10)
救われない…、流石ダーク作品といった感じです。
描写や文章は、上手いと感じました。
ですので、内容の把握はしやすかったです。
祐一視点と、佐祐理視点で、二つの視点で話が進んでいくのも良かった。
微妙に、平行している祐一の話と、佐祐理の話、いつどこで交わってくれるのかを考えるのが楽しかったです。
しかも、最後に交差しそうで、永遠に交わることのない平行線になったのには、やられました。
そして、祐一と出会わなかった場合の、佐祐理と舞の話は、アナザーストーリーとして、凄く良く出来ていると思いました。

058 30℃ (採点:9)
前半も面白かったですが、後半は前半より面白いと感じました。
個人的見解では、北川と栞の会話と、北川と香里の会話が楽く読めたから、そう感じたと思っています。
それに、酒にしろ、病院生活にしろ、読み手に分かりやすい描写は良かったです。

059 『姉妹、或いは繰り返されていく物語』 (採点:3)
ああ、秋子と秋子の姉のはなしだったんですね。
う〜ん、微妙に分かりづらかった話でした。
それとも、自分の読解力が乏しかったんでしょうか?

060 『月の兎のおとぎ話』 (採点:10)
凄い!
本気でそう思いました。
初めの方は、これってKanonか? というクエスチョンマークを浮かべながら読んでいましたが、読むにつれストーリーに引き込まれていきました。
始まりをいきなり否定した、Kanonなお話。
祐一が町を訪れなかったら、という発想はしても、こういう表現の仕方で書いてくるとは予想もしてませでした。
作者さんの想像力に屈服です。

061 今宵、見知らぬ明日のために (採点:9)
高校生かとおもったら、大学生だったんですね。
北川潤ニ十歳で初めて知りました。
内容は、妊娠させてしまった男(相沢)の心情が上手く書けていたことと、男(相沢)と男(北川) の友情が良かったです。
そして、不謹慎ながら、初めの方は笑わせてもらいました。
後、ラストに登場した香里は、ナイスタイミングでした。

062 壊れゆく世界の片隅で恋を歌った少女 (採点:10)
まず、病名をはっきりさせておくことが、ストーリーをリアルに感じさせた一つの理由だとおもいます。
治療方法もきっちり調べておられるようで、なかなかに感慨深いです。
骨髄移植をするための、まず自分の悪い骨髄を完全に殺すため、抗癌剤投与、放射線照射。
作中に書かれているように、治療や副作用は本当に辛いらしいです。
自分は、闘病生活のHPなどで、間接的にどんな生活かを見させてもらいましたが…、壮絶、としか言い表せないような内容でした。
………。
何か、SSの感想というより、MDSについての話になってしまいました。
ここは、気分を変えて感想に戻ります。
しかし、SSの内容はシリアス内容全快。
骨髄異形成症候群に、心房中隔欠損症の併発と来ました。
もはや、この状況では絶望という字しか思いつきません。
そして、初めにも書きましたが、内容がリアルです。
家族全体を焦点に当てたのは凄い。
大抵、栞SSで関わってくるのは香里と祐一だけで、栞の両親が出るのはほぼ皆無でしたから。
さらに、三章からは祐一の登場で、話はぐっと面白くなりました。
それと、四章で登場した、森緒綾子が最後までかっこよく、憧れさえ感じました。
特に、最後の方の台詞、『次の患者が待っている。私は、戦場に帰ります』
この台詞、最後に出てきたこともあり、もっとも印象に残っている台詞です。
それ以外にも、森緒綾子の台詞には、何かを感じさせるものが多くありました。

これはもはや、SSの次元を超えているというか何と言うか…。
ここまでデータを収集して、こと細かく栞の生涯を書き連ねている。
もう、このSSは一つのドラマとして確立していいような気さえします。
10点をつけるだけでは満足できないほど、賞賛いたします。

063 丘の子守唄 (採点:7)
美汐が、子狐と出会って別れるまでの話だということは分かりました。
終わり方は、確かにあれでいい。
でも、何か歩に落ちない終わり方。
多分、美汐とそうの再会から、二度目の別れまでの話が見たいからそう思ったんでしょうか…。
端的にいえば、面白かったけど、物足りなさも感じた、そんな感じです。

064 面鉄の奥の恋 (採点:10)
久瀬の弟と川澄舞の話…。
読んでいる途中に10点を付けようと決めたぐらい、面白かったです。
文章も読みやすく、すんなりと話に引き込まれました。
何と言っても、真治と舞が良かったです。
ただカテゴリには、オリキャラがあった方が良かったかな。

065 作品No.2「春」 (採点:9)
初めのうちは、何か普通の話だと思っていたら、後半からぐいぐいきました。
部分的なところでは、美汐の壊れっぷりとか面白かったですね。
こんなん美汐じゃないと思う人も居るかもしれないけど、真琴がらみの美汐は予測不能です(笑
祐一と美汐のやりとりも、読んでいて楽しかったです。

066 夢の終わりにもう一度 (採点:5)
すいません、いまいち内容を掴みきれませんでした。
でも、理解できたら凄い面白い話なのでは、と思わせるような文が幾つかあったので、それだけに内容が掴みきれなかったことが心残りです。
もし宜しければ、簡単な説明をしてくれると嬉しいです。

067 風邪の一日 (採点:4)
いろいろ勿体無いと思う内容の話でした。
そして、どちらかと言うと、ほのラブよりはシリアスラブっぽい気がします。
話の核となる祐一の風邪と真琴の話、どこかでありそうな内容ですが、まとまれば面白くなる設定だと思います。
ただ、勿体無いといった思った部分を二点ほど。
名前の呼び方、人称が違うので、所々違和感を感じました。
後は、登場キャラが多すぎかな? と思いました。
出すなら出すで、それなりの役所が欲しかったです。
あえて名前を出すとすれば、舞、佐祐理、あゆ、栞の四人。
この四人が居なくても、話は進められたような感じがました。

068 名琴抄 (採点:8)
名雪を中心に進んでいく物語に引き込まれました。
読んでいて飽きがこない話に、これからどうなっていくのかと、楽しんで続きを読むことが出来ました。
ただそれだけに、ラストの急展開に頭がついていかなったことが心残りです。
が、全く分からなかったこともなく、何となくだが状況は整理できたと自分では思っています。
後、惜しかったのは語弊があったところです。
もう一度でも見直していれば、語弊は修正出来ていたとおもいます。

069 ふたつのねがい (採点:7)
秋子と栞の話とか、なかなかいけてて、結構面白かったです。
それと、天使さんがいい味出していました。
ただ、パフェも持てない祐一は、なんて軟弱なんだろうと思いました

070 ぷら☆ちな 〜the world of pain〜 (採点:10)
素直に面白いと思いました。
で、ここ良かったなぁ、とおもう点を幾つか上げておきます。
1.如月が食べていたパン
 30cmのチョココロネ…、おもわずどれくらいあるか30cmの定規を持ち出してしまいました。
 30cmのチョココロネって、実際にはないですよね?
 あったら、見てみたい、食べてみたいところです。
2.舞の登場シーン
 こういう神秘的なシーンが似合うのが、舞の良いところ。
 多分、この作品中もっとも印象に残ったシーンです。
3.かっこいい祐一
 何か、怪我をしながらお茶らけている祐一って、どこかで見たようなキャラっぽいです。
 っと、祐一は頭か、どっかで見たようなキャラは、押さえているのは腕だったかな。
 いやいや、かっこ良いですね祐一。

内容もきっちりまとめられていて、よく出来ている作品だと思いました。

071 一緒に生きたい (採点:10)
祐一とあゆに北川を絡ませて、さらに、北川×栞をやってのけるとは凄いです。
北川×ヒロイン否定派をどれだけ納得させれるかで、評価はかなり上がってきそうです。
話全体を通しても、おかしなところはなく、筋も通ってました。
特に見所なのは、北川と祐一のやり取りや、北川と香里のやり取りでしょう。
この二つの見所があったればこその、北川×栞です。
ようは、単純な北川×栞の話ではなく、筋を通した上での北川×栞なんで、
北川×ヒロイン否定派も、納得しなければならないくらい、素晴らしい出来でしょう。
ただ、北川×ヒロインを問答無用に切り捨てる方は別ですが…。
まあ、それでも低い点がつけられることは、少ないと思います。

072 彼と彼女のフォークロア (採点:8)
なかなか面白いことを考えますね。
丘での、祐一と美汐とのやり取りが良かったです。
美汐に違和感を感じることもなく、楽しく読ませて頂きました。

073 ガールズ・ブラボー!! (採点:7)
コメディなんで、あえて何も突っ込みません。
全体的には楽しめた内容(最後まで飽きずに読めた)でしたし。
でも、高得点を取るほどの話か? となると別問題です。
だからと言って、低得点を取るほど酷い話でもありませんでした。
ただ、のりも良く読むのに苦痛も感じなかったし、実は結構楽しんでいたので、どちらかと言えば、高得点側に点をつけたいところです。
そんな訳で、点はこんな感じになりました。

074 ダイヤモンド・ダストを抱きしめて (採点:9)
祐一と名雪の、しっとりした雰囲気が良かったです。
でも、全体的な印象としては、7点くらいかな、とか思ってたんですよ。
しかし、締めは最後に待っていました。
『だから、私は最後に立ち止まり、振り向いた』から『手を振る男の子が――』
までの部分でやられました。
感服です、自分はああいうシーンに弱いのです。
いや〜、良かった。

075 True story (採点:7)
凄い話だ…。
まずそれが、読み終わってから感じた一番の感想でした。
文章云々、キャラクタ云々の前に、ストーリーに引き込まれました。
なので、突っ込みたくはなかったんですが、二点ほど…。
三人称と一人称を混ぜたこと。
会話文のみでストーリー進行をしたこと。
これは意図的なものですよね?
ただ気になったのは、香里が登場したことです。
ここは、あえて香里は登場させず、女医もオリキャラにした方がよかったかな、なんて思ってしまいました。

076 夢の劇場 (採点:9)
ごめんなさい、少し涙目です…。
香里が、栞の切実な思いを聞いたときの場面で、ぞくぞくきました。
ストーリー進行が上手いです。
祐一が舞ルートを通ったとき、裏にはこんな話があったんですと言われたら、納得してしまうほどの話でした。
視点を香里と栞とに分けることによって、上手い具合に話がまとまっていたんじゃないでしょうか。
こんな一言で表すのもなんですが、面白かったです。

077 女王陛下と騎兵隊長 (採点:9)
体育祭の騎馬戦でここまで盛り上げるとは、恐れ入ります。
騎馬戦中の描写は分かりやすく、読んでいるこちらまで手に汗握る、そんな感じでした。
そして、ただの騎馬戦ではなく、祐一には勝たなければならないという状況を与えたのも良かったです。
もし、単純なルール上の騎馬戦だったら、普通の話だったな、で終わっていたと思います。

078 「dearest」 (採点:10)
恋する香里に萌えた。
えっ? それだけじゃ駄目?
それでは、もう少し感想を…。

まず、恋という誰にでも分かるものを軸に書いたのは良かったです。
恋する気持ちというのは、ほとんどの方が経験し、分かっているとおもうので、読み手に
香里の気持ちがストーレートに伝わってくる、そんな作品だったとおもっています。
人物関係をはっきりさせたところも良かったですね、特に北川とか。
それと、香里と名雪、香里と栞のやり取りも読んでいて微笑ましかったです。

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