○unnya さん
- 003 お泊まりパニック! (採点:6)
- うーん、少しメリハリが足りないかな、と感じました。伏線を入れるとか、こったところに力を入れようとする余り、基本的な流れが曖昧になってしまったのかな、と思いました。
- 007 冬の夜の過ごし方 (採点:8)
- ちょっとオチが弱かったかな〜と思いました。でもとても楽しかったです。こんな思いを一度はしてみたいものですね(←オイ)。
- 009 『例えばきみに聞いてみた』 (採点:9)
- うーん、あまりに都合のいいお話ですよね、と言ってしまいたい所なんですけど文章のテンポがあまりにいいのでついつい最後まで読まされて(^^;)しまいました。
文章のテンポと会話の「粋さ」がとにかく良かったです。ただ、やはりストーリー展開はあまりに都合がいいので(^^;)、一点引かせていただきました m(__)m
- 010 スパイス・オブ・ライフ (採点:9)
- なぜ香里が北川のために作っているのがカレーなのか?というのは、このSSでの勘どころの一つだと思うんですが、それが少しわかりませんでした。後、祐一に香里のことを「美坂」と呼ばせているのは、わざわざだとは思いますがちょっと不自然かな?
全体としてはすごくいいお話でした。上に書いたことがそれほどのマイナスだとは思えないほど読んだ後さわやかな読後感がのこって幸せでした。
- 015 『雪の日の決意』 (採点:2)
- うーん、ごめんなさい。テンポが悪くて途中からはほとんど流してしまいました。我慢しながら読まないといけないのはやはりつらいので。
前半の展開が後半にほとんど生きていないように見えました。これならば、前半をもっとコンパクトにまとめて短編にした方が良かったのではないかと思います。
きついコメントと点数でごめんなさい。
- 017 『告白』 〜本当の俺〜 (採点:4)
- シチュエーションとしては、ありかな、とも思いますが、最後の一ページは要らないかな、と思いました。そこからは読者の想像に任せた方が良かったかと。想像できる展開である上にオリジナルの使い回しが混ざってますし。
他の作者さんとかが怒るかな、と思いますがあえて言うと、やはりSSはこういった問題を正面から扱うには不向きかな、と思います。とにかくきれい事ですまない側面が大きいですから。
別にこういった話題を取り上げるな、といっているわけでも、ここの描写が間違っているというわけでないです(あっているのか、間違っているのかは僕にはわからない)。もちろん責めている訳でも全然ないです(そういうコメント、きっと出てくるでしょうから敢えて書いておきます)。
ただ、きれい事ですまない以上は、こういった話題を取り上げるにしても、話の中心に据えるよりは、脇のテーマにしてもう少し心理面を中心に書いたほうが良かったかなと。やはりこのようなテーマを主題として取り上げるには「一から」作り上げないとだめなのではないかなぁと思いました。
この作品の作者さんに限らず「そんなことはない」と感じた方はごめんなさい。あくまで一読者の考えと言うことで。では、次回作もがんばってください。
- 020 私の望み (採点:7)
- 良いお話だったと思います。適度にメリハリもあるし、文章もこなれているし。初めと段落間にある空白は少し長すぎると思いますが、それもささいなことだと思います。
3点引いた所のポイントの一つは、同様のシチュエーションが、既に多くのSSで使われていて、やや新鮮みに欠けた、という所でした。ただ、新鮮みに欠ける題材でも話のもっていきかたで読者を引きつけられればいいのですが、今回は残念ながらそこまでの魅力は感じられませんでした。
後、もう一つは「美汐をテーマにした作品」ということです。カップリングとか、キャラの好き嫌いとかそう言うことではなくて(僕は美汐好きです(^^;))、今回のこんぺでは中編も長編も美汐を題材にした作品は多かったです。すると、どうしても作品が多かった分、一つ一つの作品を見る目は厳しくなるわけです(別にこんぺで良い点数を取るためにキャラクターを選ぶ必要はないですけど(^^;))。
偉そうなコメントをつけてしまい恐縮ですが、次回作の参考にしていただければと思います。
- 029 最後の奇跡 (採点:8)
- いいお話だったと思います。文章のメリハリもきちんとしているし、テンポも整っていると思います。
でも、さすがに心臓が止まってからこれだけ時間がたって復活というのは無理がありすぎかと。最後の展開はやはり、王道の「止まりそうで、止まらない」を如何に読者を飽きさせずに書ききるか、という所に注力した方が良かったのかもしれません。
- 031 グッナイ (採点:6)
- うーん、なんだろ。なんとも捕らえどころのないお話でした(別に悪い意味ではなくて)。だから余計に終わりの唐突さがどうもしっくりとこないというか。もう少し続きが読んでみたいなと思いました。
採点としては「悪くないけど、これぞと言うところも感じられなかった」という感じです。次回作も期待しています。
- 034 『佐祐理の笑顔』 (採点:5)
- 話の筋が右に左に振れすぎて、全体的な一本の流れが感じられませんでした。一番不自然だったのは久瀬が出てきてからで、別に久瀬が実はいい人だったというのはそれでいいんですが、少し説明的になりすぎていて無理矢理はなしの帳尻を合わせているように思えました。
後、舞と佐祐理の台詞が、どうも「らしくなかった」ように思えます。舞については一つの台詞が少し舞にしては長すぎるのかなぁ。
きつい感想と点ですいません。次回の作品もがんばってくださいね。
- 043 恋と素敵な魔法のはなし (採点:10)
- うーん、最高です。とにかく最後まで引きつけられて離れませんでした。お話としてだけで十分10点なのですが、きちんと「カノンSS」している所もすばらしいです。栞なら、美汐ならこんな行動をとりそうだし、発言をしそうだと思いました。とっても楽しく読めました。ありがとうございました。
- 065 作品No.2「春」 (採点:10)
- すごく良かったです。中編はほとんど採点数ぎりぎりなので、10は一つしかつけまいと思っていたのに…。
そんなに凝ったところも変わったシチューエーションもないのに魅せる文章が書けるのはすばらしいと思いました。なにより読後感がもう最高でした。ありがとうございました。
- 073 ガールズ・ブラボー!! (採点:5)
- 楽しく読ませていただきました。コメディというよりは、壊れですねぇ。こういうのは嫌いじゃないんですけど、ストーリーに一貫性がなかったなぁと思いました。少しどんでん返しが多すぎる、というか、作者さんに都合のいいように話を振り回しているという感じを受けました。
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