○stein さん
- 01 スーパーラブストーリー (採点:3)
- 70年代サイケデリックアートのにおいがする。
嫌いじゃないけどつまんない。
- 02 寒太郎 (採点:6)
- すごい良い話!!!読みやすいし。
惜しむらくは「気象関連の、人ならざるものがやってくる」という点で
おりこん2・3位作『明日天気になあれ』に似ている、
と思ってしまったところ。それが無ければ8点だった。
- 03 GONSHAN (採点:6)
- 「自分はご令嬢より死ぬつもりではありません」
令嬢より「先に」?かなり痛い脱字です……。
登場する白秋の詩は全く存じませんでしたが文体と描写が美しくて好きです。
- 04 君は無口で、残酷 (採点:1)
- よく分かんない。
やおい。
- 05 ウミに漂う (採点:6)
- 「僕」と「俺」どちらを使うか、って人によっては重要な問題ですよね。
私はどちらも選択肢にありませんでしたが、
個人的にこの問題に興味があるのでちょっと高評価です。
地味で淡々としてるけど文章はとても読みやすかった。
- 06 下手れ (採点:5)
- (架空の世界で)よく聞く話。
これはいいヘタレっぷりですね。
- 07 ある兄妹のある日常 (採点:4)
- 血が繋がっていないことが示唆されているにしても
こんなベタベタした兄妹はいない。気持ち悪い。狙いすぎ。
この内容だったら冷蔵庫をタイトルに入れるべきだと思う。
こんな変わった冷蔵庫が出てくる時点で「日常」ではなない。
without涙攻撃とか、時々出てくるぶっ飛んだ表現は嫌いじゃないです。
西尾維新ぽいけど。
- 08 いつの日か栄光に満ちた自伝を書くための不快な備忘録 (採点:3)
- 文章と状況描写がバグってる。
説明不足。
でも不思議と嫌いではない。
文庫本で出版されても絶対買わないけど。
- 09 茜色の先 (採点:5)
- 現在と過去の交錯の描き方が映像的(減点対象)。
こういう物悲しさは嫌いじゃないです。
- 10 魔法使いのいた夏 (採点:8)
- すーごい良い話!!!!!
イイ!!!
綺麗な「天の川」が目に浮かぶようです。
温子さんと一緒に七夕過ごしたいです。
惜しむらくはあんまり「魔法使い」であることに必然性を感じないところ。
- 11 準備 (採点:4)
- これはよいショートショートですね。
ちゃんと伏線もはってある。
- 13 立入諌止地点 (採点:3)
- 西尾維新好きそう。
- 14 猫と祭りと夏の続き (採点:6)
- 悪くはないけど回想シーンの入れ方が漫画的で気になる。
- 15 嫁嫁パニック (採点:9)
- 途中からクレイジーケンバンド「右手のあいつ」をBGMにして読みました。
大抵のギャグ・コメディ小説は「これ漫画の方がおもしれーよ」と思うのですが
これは文章でないと面白くないところが高評価。ラストの一文とか。
脱帽です。わたしまけましたわ。勝ちたいとも思わないけど!
下ネタじゃなくてここまで笑わせられたら文句無しに10点つけられる。
どうしても下ネタで笑わせるのはズルいと思ってしまうので……。
- 16 手のひらの宇宙船 (採点:5)
- え、よく分からない……。
文章は綺麗。
- 17 キラーデイ (採点:6)
- 悪くない。
ドクソの名前の由来は笑った。
この後どうなるのか気になる。惜しい。
- 18 じれ☆んま (採点:3)
- まてつやさんのタイトル投票にも書きましたが、
時勢を読んで人の興味をひくタイトルは秀逸。
最後のトリックは上手いなあ、と思ったので
間に囚人のジレンマ云々言い出さなければもっと高評価だった。
囚人のジレンマっていう概念を使いたかっただけなんだろうなあ、と
思ってしまったので。
それにしても使用人さんカワイソス。
- 19 猛スピードで触手は (採点:5)
- ホラーだったんだ!コメディかとすっかり騙されました。
先輩が「触手」などという非日常的な単語に動じないのにも納得。
でも、残念ながらあまり面白くなかったです。
タイトルは上手い。
- 20 顔 (採点:2)
- 文章がきちんと書けているのでオチでがっくりしました。
最高につまんない。
「ぼやかして恐怖を煽る」というテクニックはありますが
それを狙ったんだとしたら失敗してると思う。
- 21 雪見酒 (採点:6)
- 面白い。
でも女将さんが死んでる理由が知りたかった。
私も雪見酒したくなりました。
- 22 テレフォンリング -Telephone Ring- (採点:4)
- 結局何が言いたいのかよく分からない。
すこしむかし、という舞台設定は面白いなあと思った。
- 23 不謹神話 (採点:3)
- おもしろくない。
- 24 放浪鯨 (採点:6)
- 空飛ぶくじら、という設定には
残念ながら目新しさを感じませんでしたが
人がなるものだ、という展開には驚かされました。
ジェット噴射とかの映像を思い浮かべて読むと面白いです。
- 25 A manufacturing onigiri line. (採点:7)
- 上手い。
きめぇけど上手い。
面白い。オチが秀逸。
- 26 賢人の恋 (採点:4)
- タイトルがちょっと上手いと思いました。
でも本当に紹介文そのままですね。
障害に対する説明も(サヴァンや自閉症に対して知識があまり無い私にとっては)過不足無く、文章もきちんと書けているのだから何かもうひとひねり欲しかったです。
みいこはそれなりに可愛い。
- 27 太陽と空の間にある橙 (採点:6)
- 地味だけど優しくていい話。
夕焼けの橙色が目に浮かぶような情景描写が素敵です。
- 28 腐臭 (採点:4)
- 撮影会にいたからって犯人と考えるのは早計過ぎでは……。
- 29 衛星軌道上のありす (採点:6)
- 悪くない。
かわいい。
- 30 はたらくぼくら (採点:5)
- お風呂とかツベルクリンとか細かいところですごく興味深い描写があるものの、結局よく分からない話。あんまり面白く無かったです。
- 31 不確定性の彼女 (採点:5)
- ちょっと仕掛けが分かりづらいと思う。
- 32 消滅した地球 〜alien cross road〜 (採点:6)
- 悪くない。
こういう描き方もありですね。
- 33 車輪つきベビーパウダー (採点:7)
- 上手い。
妹が前向きになって終わり、ではなくちょっとした不安感を残して終わらせるところが実に上手い。
改行微妙だけど。
テキストボックスに入れたままアップしちゃったんですかね。
- 34 Waltz #2 (採点:5)
- 申し訳ありませんが
寓意を読み取るまで読み込むほどの魅力を感じられませんでした。
もっと面白い話書けそうな人に感じます。
- 35 サプリメント (採点:5)
- 過去に戻れるならだんなさんがうつになる前に戻って忠告してあげればそれで済んだんじゃないでしょうか……。
あと、奥さんが崩れ落ちるような「だんなさんがおかしい決定的状況」を山場として描いて欲しかった。
- 36 もし人生が一篇の掌編だったら (採点:3)
- 折角面白い仕掛けを考え付いたんだからもう一ひねり欲しかった。
これであっと驚く展開があったら10点つけてたかも。
中身の文章自体は全く面白くないところが致命的。
- 37 二兎を追うものは一兎を逃す? (採点:3)
- (容量も含めて)すごくかわいらしい話だけどすごくどうでもいい話。
- 38 まんぷくアリの行進 (採点:5)
- オチてない……。
あとアリが喋り始めることに対する葛藤がもう少しだけ欲しかった。
でも文章はこなれていて上手いと思います。
- 39 メガネとピエロのための漸進的狂想曲 (採点:4)
- 可もなく不可もなく。
- 40 ボクの日常、そして七夕とヴォーグ・モント・メンソール1 (採点:6)
- 分からない固有名詞大量に出されるとヒく。
でも結構好みです。時折出てくる詩的な文もいい。
- 41 蜃気楼 (採点:3)
- 砂漠でカニバリズムは新しい。
けど、そんなオチですか……ガッカリしました。
あと、中東であることを感じさせる文がほとんど無いのも気になる。
この話の場合無くても大丈夫ですけどね。
- 42 SARUSAWA CHAINSAW (採点:5)
- 文章も話の流れも割と好みのタイプです。
出てくるフィクションの元ネタがオフィーリアしか分からないけど。
- 43 そしてお大事に,と殻人は言った (採点:5)
- 特殊な用語が多くてすごく読みづらかったのでがんばって読みました。
世界観は結構出来てると思います。MATRIXだけど。
- 44 蟲毒 (採点:4)
- タイトル上手いけどオチがつまんない。
- 45 八月水晶 (採点:7)
- 最終的にすごいイベントとか奇跡とかは起こらないでみんな水晶のことをいつの間にか忘れてしまう、というオチは地味だけどリアルでいい。そんなもんですよね。
- 46 青空 (採点:5)
- いい話ですね。
手紙の冒頭と最後の方が「ひぐらしのなく頃に」に出てくる手紙に似てるのが気になる。
- 47 光学概論 (採点:10)
- いい感じに寂しくてすごくいい。
終始ファインダー越しに見ているような
客観性が感じられる淡々とした語り方で、
その成熟した視点に惚れ惚れとする。
しかもずっと淡々としているようで
時折狂おしいほどの切望が顔を覗かせるところも良い。
- 48 佐竹、飛べ!! (採点:6)
- 同じ大学に進む幼馴染って実際どれだけいるんでしょうね……。
ともあれ普通に上手いと思いました。
ひねりとかどんでん返しとかないけどこれはこれで。
- 49 ゆりかごの歌 (採点:6)
- 設定が説得力に欠ける。
2504年には出生率低下や育児放棄以外にも重大な人類存亡の危機が訪れてそう。地球温暖化とか。
とは言っても書きたいものの為にバックボーンをしっかり書き込もうとする姿勢は評価に値すると思う。
タイトル前に印象的な台詞を持ってくる演出は良い。
文脈はどうあれ紹介文に「読んで下さい」ってモロに書いちゃうのは減点対象。
この紹介文の場合「なんでこのタイトルなのか興味なかったら読まなくてもいいのか」と
下らないことを思ってしまいました。
- 50 少女暗殺者とオルセイユの悪夢 (採点:3)
- ダイジェストのうちの書きたいところだけ書くなんて
自己満足の予告編としか思えません。
キャラクターの設定はかなり好みなんですが……。
- 51 野辺送り (採点:8)
- すごい。こんなの書いてみたい。
早くどこかへの投稿作を書くべきだと思います。
もうちょっと改行多くしてほしかったです。読みづらい。
- 52 夕焼けに彼女はいない (採点:5)
- タイトルと夕焼けと屋上と制服と文章は素敵。
- 53 体育館を燃やす (採点:6)
- 悪くはない。
- 54 彼女への笑顔 (採点:3)
- 相貌失認、っていう病気を書きたかっただけ……ですよね?
短すぎる。
- 55 時は過ぎてしまっても (採点:6)
- いい話。
ショッキングな題材にきちんと向き合って書いてる。
最後はご都合主義な展開だけど感動してしまう。
- 56 飛べない鳥 (採点:6)
- 飛べない鳥が可哀想過ぎる…………。
どうせならハッピーエンドにして欲しかった……ご都合主義でもいいから。
地震の影響で島が沈んでイタチが襲ってくるというのはなるほどと思った。
- 57 夏を見逃すな (採点:4)
- いい意味であほらしくてかわいらしい。
- 58 夏の扉を開けて時を駆け抜けていく少女のきのうとあした (採点:4)
- 短いながらもきちんとしたテーマ(読み手に伝えたいこと)があるのは素晴らしい。
- 59 プルシャの後裔 (採点:9)
- すごい。
通常、日本のような先進国(と言われている国)に住んでいる人間には
こういった状況下で従属し続ける人間の心理が理解しづらいと思うのですが
それにも関わらず従順なディディカの心情を書けているところがすごい。
細部の表現もリアル。
しかしディディカは薬のせいで男の子を生むどころかグレゴール・ザムザみたいになっちゃいそうな感じもする。
- 60 黒猫侍・片牙小太郎 (採点:9)
- すごい!上手い!!かっこいい!!!
片牙になる理由と「白い光。何の光だ」とかがかっこいいです。
旅の理由も泣かせる。
シメが劇みたいなところもいい。
まあ、ベタって言えばベタなんですけど(苦笑)でもいい。
- 61 缶コーヒー (採点:6)
- いろいろな意味で胸が苦しくなりました。
- 62 5人以内のごろつき (採点:1)
- 意味が分からん!!!
- 63 貴方に勝ちは似合わない (採点:4)
- 誰が書いたかはっきりと分かる位にルサンチマンが伝わってくる。
この世からおさらばしないで下さいね。
- 64 花盤 (採点:8)
- 美しい言葉遣いながらグロテスクで、生理時のあの痛ーい重苦しーい熱苦しーい感じがするのがすごい。
すごく好みのタイプの美しさの文章。
単純ですが書き手さんの性別が気になります。
女性なら納得。
男性なら1本取られました。
男性なんだろうなー。
- 65 ハイブリッドアンビエント (採点:8)
- 大変美しい。
最後の演奏シーンはラルクアンシエルの
「snow drop」という歌のPVを思い出しました。
若い男女が二人、一つ屋根の下で
エロいことの一つや二つしないのはありえない、
と思ったのですがそこら辺もちゃんとフォローがあって過不足無い。
(下世話ですいません)
「主人公こんなんでどうやって今まで生きてきたんだ」という点と
「都合よく同系統の問題を持つ人と出会うなあ」という点が
気になる。そこで減点。惜しい。
- 66 サルベージ (採点:5)
- 文章はよみやすい。
- 67 純 (採点:5)
- 真司が自分本位でムカつく。
偏見を消そうともしない真司に純が付き合ってる理由がよく分からない。
そんなに真司のことが好きなんでしょうか。
そこまで大好きだとはこの中身からは感じられない。
けど理由はそれくらいしか思い当たらないので好きなんでしょうね。
本当に純が女の子の心を持ってるのだとしたら
「絶対セックスしない男友達」に
おっぱい揉みたいって言われても触らせないと思うし
「当たり前だ。気持ち悪くて出来るか」って
ハッキリ言っちゃった時点でこの二人の関係は終了すると思うけど、
純が真司のこと大好きでやっぱりいつかは抱いてもらいたい、
って思ってるなら上記2点は解決しますね。
そこまで書いてないので推測でしかないんですが。
いずれにせよ安易に男でも構わない、セックスする、
という展開にならないところは好感が持てます。
でもやっぱりノンケの男の子だったら
どんなに相手が美人でも
男だって分かった時点でヒくと思うんですよね……。
そうならない主人公こそまさに「純」なのかとも思いますが。
作者の方がどういうつもりでこの題材を選んだのか激しく気になります。
- 68 七夕 (採点:2)
- 最後の最後でメタ展開……なのかな。
深く読み込めば面白そうなんですが改行がなさすぎて
深く読み込むのが辛くてできません。
- 69 神の子と魔女の子 (採点:6)
- 滅茶苦茶アホだけどかなり面白い。
オチがイマイチだけど全然構わない。まいちゃんテラモエス。
- 70 ばべるの図書館だより (採点:2)
- 勘弁して下さい。すいません。衒学的なのは好きではないです。
いろんな本を読んでいるのは単純にすごいなあと思う。本当に!
- 71 幸せの処方箋 (採点:4)
- 難しい話はよく分かりませんv
どっかで見たことあるような話。
「実は死んでて……」みたいな話は
乙一の作品にも似たようなのがあります。
あっちの方はどうしようもなく絶望的ですけど。
- 72 雨の日の忘れ物 (採点:4)
- 山登りのコツの辺りは重要な部分だと思われるのに推敲不足か、改行とかおかしくて勿体ない。
雰囲気は好きだけど盛り上がりに欠ける。
- 73 あかんぱにい (採点:2)
- すごく……海明寺裕です……。
これぐらいのありがちな想像しか出来ない。
試みは面白いと思うが短すぎる上にそんなに珍しい中身でもない。
- 74 ヴァンパイア狩り (採点:4)
- どっかで見たことあるようなオチ。
文章は読みやすかったですけど、
カタカナの名詞がやたらと使われてるところが気になりました。
個人的にはあんまり多く使われるとカッコ悪く見えてしまいます。
- 75 ムーンサルト・ブルース (採点:4)
- プロレス興味ない人に対する説明完全放棄。
しかしそのおかげで試合シーンのスピード感はある。
「技とかよく分からないけどなんかすごいやり合いなんだろうな」
と思って読みました。
アツい。
- 76 シャーベット (採点:4)
- (架空の世界で)よくある話。
最後すごいどんでん返しとかないかな、と思って読んだけどありませんでした。残念です。文章は読みやすい。
- 77 ナイチンゲール・メール・サービス (採点:4)
- 設定が使いこなせてないように思う。
- 79 ユメオチ「 (採点:5)
- 確かにタイトルの「 は回収されてますね。上手いなあ。
これは許せる夢オチです(笑)
タイトルの「 が無かったら2点ですけど(笑)
- 80 リング (採点:7)
- いい話!
「『そこ』に水城がいることを疑わなかった」過程が自然だと思う。
「サッカーやりてぇ」のところちょっと泣きました。
- 81 ずっとずっと前から (採点:7)
- いい話。
心情描写や会話が自然で、登場人物に素直に感情移入できる。
- 82 あまいあいまいなあいまに (採点:6)
- 唯一無二の人を切望する心情の辺りは
読んでいて少し泣きそうになりました。
が、都合よくノンケの人に好かれるなあ、
と思ってしまいました。
オリンピック選手並みに頑張ったとはいっても
3ヶ月程度では足りないと思う。
というより、ノンケの人を振り向かせるのに
3ヶ月頑張るのでは恐らく行動の密度が高すぎて逆にヒかれると思う。
成功の背景にはまずハルからの歩み寄りがあった、という
事実も無視できませんが……。
ハルがいい子すぎる。
- 83 変わった趣味の男 (採点:2)
- 奇妙に面白いけどよく分かんない。です。
残念ながら深読みするために読み込むほどこの話に興味を持てない。
「自分ルネッサンス」は笑った。
- 84 ちかちゃん、甘えんぼ。 (採点:3)
- ち、父親の役でいいんスか!?
申し訳ないけどなんかいろんな意味でキモい……です。
文章の細かい割り方が漫画的。
- 85 童話 (採点:4)
- すごい自虐ですね…………。
作家参加もしてる側からするとションボリします。
- 86 NEET (採点:4)
- 自己肯定?
作者=作品とは限らないですけど。
ゴートゥーホームは英文法的に間違いだし慣用カタカナ英語でも普通ゴーホームって言う場合が多いように感じる。重箱の隅をつつくようですいません。
火事の原因と「昔と同じ住み込みのバイト」が気になる。ずっと実家住まいっぽいのにどうして。
あと女の子が非常に都合よく主人公のことを好きなのも気になる。人を好きになるのに理由はいらないですけどね。それでも。
- 87 黒揚羽と蜜柑の花 (採点:8)
- すごい良い!!!
感情移入してちょっと泣きました。
イチゴミルク味のあめとかジェリービーンズとかの小道具がいい。
- 88 探偵は誰だ? (採点:5)
- 滅茶苦茶ありがちな話なんだけど
こういうオチは私は見たことがありませんでした。
地味に面白いオチだったと思います。
- 89 午睡 (採点:6)
- かゆい うま
個人的に記憶がなくなる話にすごく弱いので泣きそうになりました。
語り方にも滅茶苦茶涙腺を刺激されます。
でも最後の方もうちょっと文体崩壊させてもよかったように思います。
- 90 R・P・G (採点:4)
- 冒頭があまりにもありがちな文章続きで読む気が大分無くなってしまいました。それを揶揄するかのようなメタ展開さえもありがち。
でも最後神視点が死んじゃうというのは面白かったです。てゆうか腰の低い神視点萌え。
- 91 鈴の音 (採点:6)
- 普通にいい話。
鈴ちゃんカワユス。
しかし「鈴の音」ってタイトルはエロいですね。
ごめんなさい。
- 92 神の子 (採点:7)
- 面白い。大変興味深い。
オチもいい。
1ヶ月以上落ち続けられる穴ってどんなんだよ、とか思いましたがそういう突っ込みは野暮な類のお話ですね。
- 93 妖精離れ (採点:3)
- 自動筆記をそのまま出されても困ります。
せめて推敲して下さい。
イメージは綺麗なんですけどね……。
あとネーミングが安易過ぎる。
- 94 Eternity (採点:4)
- なんで5歳の時の願い事が唐突に10年後に叶うんでしょうか?
その点に説明があって、ラストがイマイチでなければ6点だった。
妹モノは食傷気味ですけど兄と妹じゃないからまだマシ。
- 95 何かの間違い (採点:2)
- 気持ち悪い。
自分のことマジで殺そうとした妹とチューなんて出来ない。
というかキスするくらい好きなお兄ちゃんを殺して幸せになれるはずもないと
何で先に思い至らないのか……。
作者の都合よく動く人物の心情とその内容(近親相姦)が気持ち悪い。
気持ち悪い以前に、兄と妹の話はありふれすぎててそれだけでマイナス。
紹介文に「ちょっと考え方がおかしいかもしれない兄妹の話です」
なんて書いてもそれくらいでは免罪符にならない。
あと臓器移植の扱い方が適当なところも気になる。
唯一幸いなことに、文章は普通に読める。
- 96 走るッ! (採点:3)
- よく分からないけどタイトル通りの疾走感は感じられる。
でも基本的には出したいキャラを羅列しただけ。
もしかしてTYPE-MOON好きですか?
- 97 やさしい猫 (採点:4)
- 確かにやさしいしいい話だけど残念ながらどこかで見たような話。
- 98 足跡 (採点:3)
- 手塚治虫の短編に「バックネットの青い影」という似たような話があります。
(あくまで「私がこれを思い出した」というだけでパクリとか言ってるわけではありません)
多分それ知らないと思うんでこんな指摘をしてしまうのは申し訳ないんですが。
- 99 繋がっているものたち (採点:6)
- ああよかった!死ななくて!!!
死んでたらもっと点数下がってました。
美紀みたいな子が現実にたくさんいたらいいのになあ、と思います。
すごくどうでもいい指摘ですけど、
一番最後に、奈美って名前が唐突に出てきてしまっている……そこだけ残念。
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