チョピリチュアルのすすめ、その5(チョピ5) |
---|
☆ 『引き寄せの法則』 ☆ 『引き寄せの法則』は、 「思った事が、引き寄せられ、実現する」という法則です。 もう少し詳しく書くと、 「過去に、思い続けた、1番強い思いは、実現される」という法則です。 もうちょっと詳しく書くと、 「継続された強固な思い、1番強く思ったこと、 1番強く意識を向けた対象(たいしょう)を、 現実として、引き寄せる」という法則です。 例えば、A′さんという人間がいるとします↓ A′さんは、いつも同じ毎日の繰り返しで、 毎日がつまらない、毎日が面白くない、と、 ずっと思い続けていました。 ↓ その結果、引き寄せの法則通りに、 A′さんの思いが、実現されます。 堂々巡(どうどうめぐ)りのようですが↑ いつも同じことを考えていたので、その考え通りの現実が、 実現されているだけのことです。 引き寄せの法則とは、こんな感じのものです。 ある日、A′さんは、同じ毎日が、いやになりました。 この、つまらなくて、面白くない毎日が、 なんとかならないか?何かいい方法があれば、 誰か教えてほしい!と、強く思うようになりました。 すると、しばらくして、友人から、『引き寄せの法則』の存在を、 教えてもらいます。 (これは、偶然ではなく、A′さんの思いが、引き寄せたものです) A′さんは、同じ毎日のくりかえしから、抜け出せるならと思い、 早速、『引き寄せの法則(思った事が、引き寄せられ実現する)』を、 ためしてみることにしました。 ↓ A′さんは、『引き寄せの法則』をためし続けたのですが、 結局、思い通りの現実を、実現(引き寄せ)できませんでした↓ A′さんが、つまらない毎日、面白くない毎日から、 抜け出せなかったのは、『引き寄せの法則』が、 ウソだったからではありません。 『引き寄せの法則』は、ちゃんと働いていました。 この一連の流れを↑整理したいと思います↓ 先に述べましたが、『引き寄せの法則』は、 継続された強固な思いの対象を、 現実として、引き寄せます。 A′さんが、改めて、思い直したことは、 「このつまらない毎日が、楽しくなると思うぞ!」 「この面白くない毎日が、面白くなると思うぞ!」 でした。 普通の人が、A′さんの思いを聞けば、 「ああ、A′さんは、毎日が楽しく、 毎日が面白くなればいいと、思ってるんだな」 と、理解できます。 ところが、『引き寄せの法則』は、 融通(ゆうずう)がきかないというか、 人の気持ちを忖度(そんたく)できないというか、 とにかく、人が1番強く思っていること、 1番強く意識を向けている対象を、 純粋に、引き寄せちゃうのです。 実は、A′さんは、気付いていませんが、 A′さんが、1番強く思っていたこと、 1番意識を向けていたことは、 望む“現実”ではなく、 「つまらない毎日」や「面白くない毎日」という、 今、体験中の“現実”だったのです。 「楽しくなると思うぞ」や「面白くなると思うぞ」 という“思い”の根底(こんてい)には、 「つまらない毎日」や「面白くない毎日」という、 “現状”に対する、強い否定の思い、あるいは、 “現状”には、足りないものがある、といった、 強い思い(欠乏感=幻想)が、かくれていたのです。 その、かくれていた強い“思い”が、 今の“現状”、今体験中の“現実”である、 「つまらない毎日」や「面白くない毎日」 に向けられていたので、その“現実”が、 引き寄せられた、ということになるのです。 ★ まとめ ★ 『引き寄せの法則』は、 自分でも気付かなかった、 かくれた“思い”であったとしても、 その“思い”が、1番強いものであったら、 その対象となる“現実”を、引き寄せる。 ーーー< スピリチュマメ知識 >ーーー A′さんに限らず、人はとかく、 否定するものや、避けたいもの、恐怖を感じるものに、 意識を向けてしまう、傾向があります。 また、「やりたくない!」のに、やってしまったり、 「近寄りたくない!」のに、近寄ってしまったり、 思いとは反対の、行動をとってしまうことも、あります。 例えば、車の運転中、道路脇(どうろわき)の、 側溝(そっこう)のフタが、はずれていたとします↓ 運転に、なれているドライバーなら、 別に気にすることなく、普通にそこを通り過ぎて行きます↓ しかし、運転になれていないドライバーの場合、 フタのはずれた、側溝の方に、車が寄って行ってしまう ことが、あります↓ 運転に、なれているドライバー、なれていないドライバー、 ともに、側溝のフタがはずれていることには、気がつきました。 (運転中は、まわりを注意することが、ドライバーの義務なので、当然気付きます) ただ、気付いた後の、両者には、違いが見られました。 運転になれているドライバー、は、 フタのない側溝が、運転に支障(ししょう)をきたすものではないと、 判断(安心)して、普通に、運転を続けました。 運転になれていないドライバーは、 側溝の方に、車が寄って行ってしまいました。 これは、初心者ゆえの、恐怖にかられた現象であり、 危険に対する、過剰反応(かじょうはんのう)が、 起こした現象だと、思われます。 初心者ドライバーとしては、運転経験があさいので、 未知の対象に出会うと、なにより先に、恐怖心が、わいてきがちです。 「もし、フタの空いた、側溝におちたら、大変だよな!うむうむ」 「よし!大変なことにならないように、側溝に落ちないようにしよう!」 と、危険と思われる対象、避けたいと思う対象に、必要以上に、 意識を集中させてしまいます。 なので、初心者ドライバーさんは、意に反して、側溝の方向に、 車が寄って行ってしまうのだと、思われます。 多分、この現象にも、『引き寄せの法則』が、働いているかと思われます。 ーーー< 以上です >ーーー スピリチュアルの世界では、 A′さんのように、『引き寄せの法則』を知っていても、 望む現実を、うまく実現することが、難しい人のために、 様々なアドバイスが、様々な存在から、なされています。 その様々なアドバイスの中から、私が、なんとなく理解できた、 『引き寄せの法則』のヒント、みたいなものが、 いくつかあるので、それらを、A′さんを例にして、 A′さんが、望む現実を引き寄せるまでの過程を、おりまぜつつ、 以下の順番で↓私なりにまとめてみたいと思います。 ● 『引き寄せの法則』ヒントその1=“今” ● 『引き寄せの法則』ヒントその2=“認める” ● 『引き寄せの法則』ヒントその3=“ゆるす” ● 『引き寄せの法則』ヒントその4=“感謝” ● 『引き寄せの法則』ヒントその5=“気付く” ● 『引き寄せの法則』ヒントその1=“今” 『引き寄せの法則』は、 「過去に、思い続けた、1番強い思いが、実現する」でした。 この、“過去”ということについて、少し詳しく、考えてみたいと思います。 私達は、“時間”というものを、「過去、現在、未来」 というふうに、常(つね)に連続して、変化し続ける存在として、 認識(にんしき)しています。 しかし、スピリチュアルの世界では、“時間”というものを、 人間が作り出した、“幻想(げんそう)”にすぎないと、考えています。 もし、“時間”があるとすれば、それは、“今”という時間だけだと、 スピリチュアルの世界では、考えています。 極端(きょくたん)な言い方をすれば、 “過去”のビッグバンから、“未来”のビッグクランチまで、 “今”という時の中に、すべて存在していると、考えられています。 なので、常に連続して、変化し続ける存在は、“時間”という幻想ではなく、 “存在する全て(私達人間を含む)”ということになると、思われます。 ということで、『引き寄せの法則』の、 「過去に、思い続けた、1番強い思いが、実現する」 というスピリチュアルの考えを、もっとスピリチュアル的に、言い換えると、 「今という時に、強く思ったことの、連続が、実現する」となります。 なんか、ややこしく、なってしまいましたが、 つまり、『引き寄せの法則』が働く場所は、 “過去”でもなく、“未来”でもない、 “今”ということになります。 『引き寄せの法則』が言っている、 「人の思い(力点)」と、「その対象の実現(作用点)」は、 ともに、“今”という場所にしか、存在しないということです。 そのことを、観覧車に例えて、説明させていただきたいと、思います。 これは“引き寄せの観覧車”です↓ この観覧車は、A′さん専用の観覧車で、A′さん以外の人は動かせません。 観覧車は、“今”という時の中に存在します。 観覧車に、たくさんぶら下がっているゴンドラは、 A′さんが体験する可能性のある、“現実”というゴンドラです。 1番下のゴンドラに、赤い玉がくっついていますが、 その赤い玉は、A′さんの“思い”であり、観覧車を動かすための “重り(原動力)”でもあります。 A′さんは、全てのゴンドラ(現実)に、赤い玉(思い)を、つけることができます。 全てのゴンドラの中で、1番大きい赤い玉(思い=重り)がついたゴンドラが、 1番下に下がってきます(引き寄せられてきます)。 そして、1番下にきた(引き寄せられた)ゴンドラだけが、 A′さんの、実際に体験する(している)“現実”となります。 このように↓リモコンみたいなもので“思いを”ゴンドラ(現実)に、送ることで、 A′さんの“思い”=赤い玉が、そのゴンドラに、くっつく仕掛けです。 A′さんは、毎日が同じで「面白くない、つまらない」ゴンドラ(現実)に向かって、 “思い”を送り続けていたので、そこにくっついた、赤い玉が、巨大化しました。 その状態が続いたことで、A′さんは、「面白くない、つまらない」現実を、 体験し続けていたのです。ちなみに、左上にある、オレンジ色のゴンドラは、 A′さんにとって、「面白くて、楽しい」と思える対象の現実です。 では、A′さんは、いったい、どうしたら、 「面白くなくて、つまらない」現実から抜け出して、 「面白くて、楽しい」現実を、引き寄せられるのでしょうか。 それは、オレンジ色のゴンドラ、「面白くて、楽しい」現実に、 “思い”を向ければいいだけです↓ すると・・・ “思い”を向けられなくなった、黄色いゴンドラの、赤い玉がしぼんで小さくなり、 変わりに、オレンジ色のゴンドラに、赤い玉がくっついて、大きくなっていきます。 ここで大切なのは、オレンジ色のゴンドラ、「面白くて、楽しい」現実に、 “気付く”ことです。 気付かなければ、“思い”を向けることすら、できません。 そして、“気付く”ことができたら、 “思い”を、対象のゴンドラ(現実)だけに、“集中”させることです。 “思い”が、定(さだ)まらず、他のゴンドラに分散(ぶんさん)されると、 引き寄せたいゴンドラ(現実)の、赤い玉が、なかなか大きくならないのです。 (“気付く”ということに関しては、改めてふれます) A′さんのように、対象のゴンドラ(現実)に、 “集中”して、“思い”を送り“続ける”ことで、 徐々にではありますが、赤い玉が大きくなっていきます。 逆に、黄色いゴンドラの赤い玉は、どんどん小さくなっていきます。 その結果、赤い玉は↓ オレンジ色のゴンドラ(現実)だけに、くっつきました。 とうとう、オレンジ色のゴンドラについた、 赤い玉の重さに耐(た)えきれず、引き寄せの観覧車が、動きだします↓ そんなこんなで、いつの間にか、オレンジ色のゴンドラが1番下にきています↓ かくして、A′さんは、「面白くなくて、つまらない」現実から、 「面白くて、楽しい」現実を、体験することになります↓ A′さんが、ゴンドラに“思い”を向けたこと=“力点” A′さんの“思い”で、動かされた引き寄せの観覧車=“作用点” ともに、“今”という時の中に、あったのです。 ★ まとめ ★ “思い”の対象を選択できるのは、 “今”という時だけ。 “今の思い”の連続が、 その対象=“現実”を引き寄せる。 ● 『引き寄せの法則』ヒントその2=“認める” A′さんは、『引き寄せの法則』を知っていながらも、 なかなか望む現実を、引き寄せられませんでした。 それには、理由があります。 その理由は、 引き寄せに関する、ある重要なステップを、 踏(ふ)んでいなかったことにあります。 そのステップを踏んでいたら、 A′さんが気付かなかった、 かくれた“思い”、現状を否定する思いや、 現状には足りないものがある、といった思い(幻想)に、 気付くことも、できたはずなのです。 その重要なステップとは、“認める”ということです。 A′さんのように、望まない“現実”を、体験している人は、 大抵(たいてい)、その、望まない“現実”を、 『自分の“思い”の積み重ねが、引き寄せたもの』 ということを、認められないことが、多いようです。 そういう人は、周りの環境や、家族や友人、職場の仲間、 政治家、総理大臣、大統領、イルミナティ、マスメディア、 などなど、自分以外の存在によって、今の“現実”を、 しかたなく、体験させられていると、考えてしまう傾向があるようです。 本当は、誰もが、体験する“現実”を、引き寄せ、 創造するパワーを持っているのです。 体験する“現実”を、(他の誰でもなく)自分が引き寄せているのです。 そういった、自分の持つ“パワー”と、 自分が“現実”を引き寄せている、という事実を、 “認める”ことが、最初の、重要なステップになります。 A′さんは、 「なぜ、私は、望む現実を引き寄せられないんだ? 『引き寄せの法則』は、ウソなのか? それとも、私のやり方に、間違いでもあったのか? 誰か、いいアドバイスでもあったら、教えてくれ! ちょっとしたヒントでもいいから!」 と、心の底から、強く思うように、なっていました。 するとそこに、以前、『引き寄せの法則』を、 教えてくれた友人がやってきて、 引き寄せの法則に関する、ヒントを、 A′さんにしました。 「A′さん、望む現実が、なかなか引き寄せ られないようですね… もしかしたら、A′さんの思いの中に、 自分でも気付かない、かくれた思いがあって、 それが、悪さをしているのかもしれませんよ、 まずは、そのかくれた思いを、見つけ出すことが、 必要かもしれませんね… あ、そうだ、引き寄せの法則では、 最初に、“認める”というステップを、 踏むといいと、聞いたことがあります、 そのステップを踏むことで、かくれた思いを、 見つけ出せるかもしれませんよ」 みたいなことを、アドバイスしました。 A′さんは、 「ふむふむ、なるほどねぇ〜 そんなステップがあったのか、 ありがとうね、友人! 早速やってみるよ」 と、与えられたアドバイスを、 試してみることにしました。 すると、A′さんは、“認める”ステップを 踏んだことで、自分の思いの、根底にあった、 自分でも気付かなかった、ある“思い”を、 知ることになります。 ★ まとめ ★ 体験している現実は、 自分の“思い”で引き寄せたもの、 という事実を、“認める”ことが、 引き寄せの、最初のステップになります。 望まない“現実”を、体験している人の場合、 望まない“現実”を、自分が引き寄せていることを、 “認める”ことで、自分の“思い”が、 どんなものだったか、知ることができます。 気付かなかった、かくれた“思い”も、 知ることができます。 ーーー< スピリチュマメ知識 >ーーー 引き寄せの法則と、魂の関係について、 少しふれておきたいことがあります。 人は、生まれる前、魂の状態の時、 あらかじめ、人生で、何を体験して、 何を学ぶのか?といった、 人生の“テーマ”のようなものを、 ある程度決めてから、生まれてくると、 スピリチュアルの世界では、考えられています。 A′さんの“引き寄せの観覧車”の例でいうと、 観覧車にぶらさがっている、各ゴンドラ=“現実”は、 A′さんの、人生のテーマを学ぶために用意された、 A′さん専用の、特注ゴンドラ、ということになります。 (どこの国で生まれるとか、両親は誰にするとか、 どんな環境で育つかなど、特別仕様のゴンドラが、 用意されることに、なります) もし、 “タマネギの美味しさを学ぶ” という、テーマを持って、 生まれてきた人がいると、 その人の、引き寄せの観覧車には、 タマネギの美味しさを学ぶための、 ゴンドラ=“現実”が、用意されるわけです。 たとえば、あるゴンドラ=“現実”には、 オニオンスープという、料理が入っていたり、 あるゴンドラには、 オニオンとトマトのマリネが入っていたり、 あるゴンドラには、 タマネギを入れた、すき焼きが入っていたり、 あるゴンドラには、 炒めたタマネギをまぜた、カレーが入っていたり、 その人の、学びのテーマに合った、 様々なゴンドラが、用意されることになります。 どの料理を食べても (どのゴンドラ=“現実”を体験しても)、 タマネギの美味しさが、学べるように、 あらかじめ、その引き寄せの観覧車は、 設計されているのです。 ちなみに、もしその人が、 生のタマネギしか、 食べられない“現実”を、 体験し続けていたら、 いやになることだって、あります。 あきることだって、あります。 タマネギの美味しさを、学べるどころ では、なくなります。 そんな時、自分の“思い”に気付いて、 その“思い”を“認める”ことができれば、 それは、別の料理=“現実”を引き寄せるための、 最初のステップを、踏んだことになります。 ではタマネギの美味しさを学べたら? そこから先は、もっと自由に、 人生を楽しめるようになると、思われます。 学び終わった後は、 人生のテーマにそった範囲内なら、 他のもっと別な、望むべきゴンドラ=“現実”を、 体験し、楽しむこともできると、思われます。 もしかしたら、新たなゴンドラ=“現実”を、 増設することも、できちゃうのではないかと、 思われます。 想像しうる(心に描くことができる、“思う”ことができる)、 望むべき、最高の現実は、 誰もが、創造し、引き寄せ、体験できるものなのです。 その力を、誰もが持っているのです。 と、スピリチュアルの世界では、よく言われています。 ーーー< 以 上 で す >ーーー ●『引き寄せの法則』ヒントその3=“ゆるす” A′さんは、『引き寄せの法則』を知っていながらも、 なかなか望む現実を、引き寄せられませんでした。 しかし、再び現れた、A′さんの友人によって、 「引き寄せの最初のステップ“認める”」という ヒントを得ました。 早速、ヒント通りのことを、試したA′さんは、 自分でも気付かなかった、“思い”の根底にあった、 かくれていた“思い”を、知ることになりました。 A′さんが、“認める”ことで知った、 かくれた“思い”には、 “現状”に対する、強い否定の思い、あるいは、 “現状”には、足りないものがある、といった、 強い思い(欠乏感=幻想)が、ありました。 さらに、その“思い”をたどっていくと、 「自分は価値のない、つまらない人間だ」 という、信念にも似た、凝り固まった思いが、 存在していることにも、気付きました。 引き寄せの観覧車の例えでいうと、 ちょうど、ここの場面でのことです↓ A′さんのように、 “認める”という重要なステップを 踏むことにより、自分でも気付かなかった、 信念にも似た、凝り固まった思いに、 遭遇することがあります。 もし、その凝り固まった思いが、 「自分は価値のない、つまらない人間だ」という、 A′さんのような、自分に対して否定的なものだった場合、 少し、やっかいなことが、起こる可能性があります。 ↓ 「あぁ、なんてこったぁ… 今まで自分は、自分を否定する“思い”を 持っていたのか… 知ってショックだよ… … そんな自分が情けなくなったよ… 自分は、なんて否定的なヤツだったんだ… こんの〜っ、自分のバカヤロー!!」 ↓ と、否定的な“思い”を持っていた自分を、 更に“否定”してしまうことがあります。 すると今度は、“自分自身を否定する現実”を、 引き寄せることに、なっていってしまいます。 こうなると、否定的な引き寄せの連鎖から、 抜け出すのは、難しくなります。 こうならないために、どうすればいいかというと… 自分が、否定的な“思い”を持っていたことを、 知ったのなら、そういう自分を、 “否定”するのではなく、 “ゆるす”のです。 ↓ 「あぁ、なんてこったぁ… 今まで自分は、自分を否定する“思い”を 持っていたのか… 知ってショックだよ… … でも、どんな“思い”も、 自分は選択することができるし、 どんな“現実”をも体験できることがわかった! そうか、自分ってすごいんだなぁ! 自分を否定する“思い”を選択していたとしても、 そのすごさは変わらないんだ! どんな“思い”を持っていても、それを“認めて”、 どんな自分をも、“ゆるし”てあげよう!」 ↓ こんな感じで、“ゆるす”ことをすれば、 自分を“否定”することなく、 引き寄せの最初のステップ、“認める”ことが、 とどこおりなく、できちゃうと、 スピリチュアルの世界は、アドバイスしています。 A′さんも、“認める”というステップを踏んで、 案の定(あんのじょう)落ち込みました。 「ああ、ショック… 私は、心の底まで、否定的なヤツだったのか… 私のバカヤロウ! この先、どうしたらいいんだ… だ、誰か、助けておくれよう!」 と、思った所に、みたび、A′さんの友人が現れました。 友人は、自分を否定していたA′さんに、 こんなアドバイスをしました。 「すごいよ、A′さん、 “思い”の根底にある、 信念とか、思いグセのような、 そうとう深いところの“思い”に、 気付けたなんて! なかなかできることじゃないよ、 勇気のいることだからね。 …でも、せっかく気付けた“思い”によって、 自分を否定しても、何も始まらないよ… なぐさめには、ならないかもしれないけど、 自分の価値を認められなかったり、 自分を完全な存在だと認められなかったり、 自分に対して、“否定的な思い”を、深いところで 持っている人って、A′さんだけじゃないみたいだよ… けっこう、たくさんいるみたいだよ。 それに、その“否定的な思い”は、誰もが、 周りの人や、社会などによって、 後天的(こうてんてき)に、 与えられてきた、ものらしいんだよ… だから、そんなに、落ち込むことないよ、 とにかく、どんな“思い”を持っていたか、 分かっただけでも、すごいことだよ、 後は、どんな“思い”を持っていたか、 知った上で、自分を否定するのではなく、 自分を、“ゆるし”てあげれば、 いいだけだと思うよ」 そのアドバイスを聞いたA′さんは、 自分を否定しても、何も始まらないことに、 気付きました。 その結果、自分を否定する自分もひっくるめて、 …めんどくさいので、 いっさいがっさい、“全て”ひっくるめて、 “ゆるす”ことを、選択したようです。 そして、自分の持っていた、 深いところにあった“思い”を、しっかりと、 “認める”ことができました。 ★ まとめ ★ 引き寄せの最初のステップ“認める”ことが、 難しい時、自分自身を“否定”する変わりに、 自分自身を“ゆるす”ことで、“認める”ことが、 スムーズにいく。 ーーー< スピリチュマメ知識 >ーーー 自分を認めて、ゆるすことができれば、 他者がどんな思いを選択していようと、 それを認めて、ゆるすこともできるように、 なると思います。 その逆もまたしかりかと思います。 “認める”こと、“ゆるす”ことは、 自分を、ニュートラルな位置に、 戻す行為でもあると、 スピリチュアルの世界では、言っています。 ニュートラルな位置は、自分の中心にあり、 そこは、否定的でもなく、肯定的でもない、 中立な“愛”の位置だとも、言っています。 “認める”こと、“ゆるす”こと、 ともに難しいことかもしれませんが、 自分をニュートラルな位置、 中立な“愛”の位置に戻す行為は、 引き寄せの法則とか関係なくても、 自分にとっても、他者にとっても、 有意義な行為になるのかもしれません。 そうだ! “認める”こと、“ゆるす”ことは、 自分の“思い”あるいは、“心”を、 リセットするための、いい機会でも、 あるかもしれませんね。 ーーー< 以 上 で す >ーーー ●『引き寄せの法則』ヒントその4=“感謝” A′さんは、『引き寄せの法則』を知っていながらも、 なかなか望む現実を、引き寄せられませんでした。 しかし、友人の、再三におよぶアドバイスにより、 “認める”ことや、“ゆるす”ことの大切さを知り、 ショックを受けながらも、自分を否定することなく、 思いの深いところにあった、信念にも似た“思い”に、 気付くことができました。 自分の持っていた、“思い”の深いところまで気付けた A′さんは、ある意味、腹をくくれました。 別の言い方をすると、全てをありのままに受け入れる、 “覚悟”を決めました。 そのおかげで、 今まで目を向けなかったり、 今まで気付こうともしなかった、 自分が引き寄せている現実の、 細かい部分を含めた、“全て”を、 冷静になって、見つめることが、 できるようになりました。 引き寄せの観覧車の例えでいうと、 まだ、ここの場面でのことです↓ A′さんは、 現実の細かい部分まで、全て見つめたことで、 自分が引き寄せていた現実には、 悪いことばかりではなく、 感謝したくなるような、素晴らしいことも、 たくさんあることに、気付き始めました。 ↓ 「冷静になって、現実を、すみずみまで見つめてみると… 自分が引き寄せたとは、思えないほど、 素晴らしいこと、感謝したくなるようなことが、 たくさんあることに、気付いたよ… なんで今まで、気付かなかったんだろう… こうして、身体を自由に動かせる幸せ… いろんなことに気付かせてくれた、友人の存在… 他にももっと、私は多くの存在に助けられ、 支えられて、この現実にいるんだろうな… そういえば、私は、大好きな絵をかくための、 道具を持っていたっけ… 大好きな絵をかいている時は、 楽しくて、幸せを感じられるんだ、 これも、ありがたいことだよ… 全ての存在に、ありがとう!」 ↓ A′さんは、こんな感じで、 「つまらない毎日、面白くない毎日」という、 現実の中にも、“感謝”する対象が、 たくさん存在していることに、 気付くことができました。 ★ まとめ ★ スピリチュアルの世界では、 どんな“思い”を持っていようとも、 人が体験する、“現実”の中には、 必ず、“感謝”する対象や、 “良い感情”をいだく対象が、存在していて、 そのことに、気付こうとすれば、 いつでも、誰でも、気付くことができると、 考えられています。 また、“感謝”する対象や、 “幸せ”“喜び”“愛”などといった、 “良い感情”をいだく対象に、 心から“感謝”することで、その対象を、 今まで以上に、より強く、現実として、 引き寄せることができると、考えられています。 ーーー< スピリチュマメ知識 >ーーー 上の↑★まとめ★にもあるように、 スピリチュアルの世界では、 人は、どんな“思い”を持っていようとも、 体験する現実の中に、“感謝”する対象や、 “良い感情”をいだく対象を、見つけ出すことが できると、考えられています。 ですが…、 ネガティブ(否定的)な“思い”を持っている人も、 現実の中に、“感謝”する対象や、 “良い感情”をいだく対象を、 見つけ出せるというのは、 少し理解しがたい、ことでもあります。 その理解しがたい考えを、スピリチュアルの、 様々な知識をつなぎ合わせて、私なりに、 解明(かいめい)したいと思います。 人は、根本的に“愛”の存在である。 ↓ 人が、ネガティブな“思い”を持っていたとしても、 ポジティブな“思い”を持っていたとしても、 どちらにしても、“思い”の1番深いところには、 ネガティブでもない、ポジティブでもない、 中立で、純粋な“愛”が存在している。 ↓ どんな“思い”を持とうと、 その1番深いところに存在する、 “愛”も、現実の中に引き寄せられるため、 それが、“感謝”する対象となったり、 “良い感情”をいだく対象となって、現れる。 ということなんじゃないかと、思います。 ーーー< 以 上 で す >ーーー ●『引き寄せの法則』ヒントその5=“気付く” A′さんは、『引き寄せの法則』を知っていながらも、 なかなか望む現実を、引き寄せられませんでした。 しかし、友人からの様々なアドバイスのおかげで、 望む現実を引き寄せるための、ステップを、 着実(ちゃくじつ)に、踏むことができました。 更に、その過程の中で、自分が体験していた“現実”の中にも、 “感謝”する対象や、“良い感情”をいだく対象が、 たくさん存在していたことに、“気付く”ことも、 できました。 この“気付く”ということのおかげで、 A′さんは、望みの現実を引き寄せるための、 更なるステップを、踏むことになります。 というか、A′さんは、その更なるステップを、 自分でも気付かぬうちに、すでに、踏んでいました。 更なるステップとは、 A′さんが“気付く”ことができた、 “感謝”する対象の中に、 A′さんにとって、 ひときわ輝いて見える対象、 無条件に魅力を感じる対象、 ワクワクする対象、 面白そうで、楽しさを感じる対象を、 見つけ出したことです。 A′さんが見つけ出した、その対象は、 A′さんに、具体的で、明確な“思い” を、抱かせることに、なります。 その具体的で、明確な“思い”が、 A′さんにとっての、魅力を感じる現実、 A′さんの、望む現実(=楽しく面白い毎日)を、 引き寄せるための“力”になります。 引き寄せの観覧車の例えでいうと、 この場面になった時の、出来事です↓ オレンジ色のゴンドラの中には、 A′さんにとって、 ひときわ輝いて見える対象、 無条件に魅力を感じる対象、 ワクワクする対象、 面白そうで、楽しさを感じる対象が、 含まれています。 ちなみに、A′さんが見つけ出した、 その対象とは、“絵をかくこと”です。 実はA′さん、小さい頃は、 絵をかくのが、大好きでした。 絵をかいていると、楽しくて、 夢中になれました。 しかし、 小学生時代、絵の授業中、先生に、 自分のかいた絵と、他の子のかいた絵とを、 比べられてしまい、クラスのみんなに、 笑われたことがありました。 それ以来、絵をかくことの楽しさを、徐々に、 忘れていってしまったA′さん。 そんな経緯があった、A′さんでしたが、 今回、ようやく、感謝する対象の中から、 絵をかくことの楽しさを、思い出す(気付く)、 ことができました。 「そういえば、私は小さい頃まで、 絵をかくのが大好きだったんだよね… でも、みんなに、自分のかいた絵を、 笑われたりして、それ以来、 絵をかかなくなったんだよね… だけど、今また、絵をかく楽しさを、思い出したよ! 今また、無性に絵をかきたくなったよ! ていうか、今から、大好きな絵をかくよ! 人に笑われたって、そんなの関係ない! 絵をかける幸せに、感謝感激!」 かくして、A′さんは、望みの現実を、 引き寄せることに、なります。 ★ まとめ ★ 「引き寄せの法則」は、 結局のところ、“気付く”ことが、 1番大切かと、私は思います。 様々な外的要因、社会通念や、常識、そういった、 後から植え付けられた、自分の“思い”に、 “気付く”こともそうですし、 感謝する対象や、良い感情をいだく対象、 自分にとって魅力ある対象を、 感じられる心=“思い”に、 “気付く”こともそうですし、 なんにせよ、“気付く”ことは、引き寄せる現実を、 大きく左右させるものだと、思います。 ーーー< スピリチュマメ知識 >ーーー スピリチュアルの世界では、 “気付く”対象は、 自分の外ではなく、自分の中にあり、 “気付く”ことは、 自分でしかできないこと。 みたいなことも、言われています。 運命のカギ(気付き)は、 つねに自分の中にある。 という意味かと、思われます。 ーーー< 以 上 で す >ーーー 『引き寄せの法則』は、 一般に知られている、自然界の法則のように、 常に、普通に、存在しているものです。 『引き寄せの法則』を一言で表すと、こうなります↓ この↑引き寄せの法則は、 法則を知っている人も、知らない人も、 法則を意識している人も、していない人も、誰にとっても、 万人(ばんにん)に等(ひと)しく働いていると、 スピリチュアルの世界では、考えられています。 「“思い”は実現する」という『引き寄せの法則』ですが、 その“思い”は、ある程度、継続されることが必要だそうです。 継続された“思い”(“信念”、“確信”、“思いグセ”など)が、 “現実”として、引き寄せられます。 チョピ3風に言い換えると、 今体験している“現実”は、 “思考”し続けた、強い思いが、 実現(“共振”)したもの、 ということになります。 引き寄せの法則に関する、参考動画を、 ここに、いくつか貼らさせていただきます。 また、ここに書かせていただいた、いくつかの内容と、 関係していると思われる動画も、貼らせていただきました。 望むものが実現しないのはなぜか?宇宙にNOはない(引き寄せの法則) エイブラハム・ヒックス バシャールが語る「引き寄せの法則」望みを現実化させる方法bashar manifest バシャール- 全く新しい自分を創造する「いまここ」の法則 間違った選択は無い バシャール No mistake on Your Choices, Bashar 更にもっと、引き寄せの法則をお知りになりたい方は、 引き寄せの法則に関する書籍をお勧めします。 私のお勧めは、 ロンダ・バーン著『ザ・シークレット』と、『ザ・パワー』です。 『ザ・シークレット』は、DVD化もされています。 最後まで、読んで下さり、 ありがとうございました。 |