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〜 『チョピリチュアル』のすすめ 〜
『チョピリチュアル』とは、『ちょっとだけスピリチュアル』
という言葉を、可愛い感じで、略した言葉(造語)です。

『チョピリチュアル』のすすめでは、
スピリチュアルの世界で、語られている、
様々な事柄の中から、
スピリチュアルに興味のない方にも、
興味を持っていただけるようなテーマ、
誰にとっても、大切かもしれないテーマを、
5つだけ、とりあげさせていただきました。

私は書くことが上手くないので、
読みづらいところがあったり、
分かりづらいところがあるかもしれません。
ごめんなさい。

そんなこんなで、
『チョピリチュアル』のすすめを、
チョピっとだけでも、読んで下さったら、
ありがたいです。



その1「全ては波であり、全ては1つ」    
その2「誰もが完全無欠の存在」       
その3「誰もがパワフルな創造者」      
その4「この世は鏡」            
その5「引き寄せの法則」          

チョピリチュアルのすすめ、その5(チョピ5)

☆ 『引き寄せの法則』 ☆


『引き寄せの法則』は、
「思った事が、引き寄せられ、実現する」という法則です。
もう少し詳しく書くと、
「過去に、思い続けた、1番強い思いは、実現される」という法則です。
もうちょっと詳しく書くと、
「継続された強固な思い、1番強く思ったこと、
 1番強く意識を向けた対象(たいしょう)を、
 現実として、引き寄せる」という法則です。


例えば、A′さんという人間がいるとします↓
A′さんは、いつも同じ毎日の繰り返しで、
毎日がつまらない、毎日が面白くない、と、
ずっと思い続けていました。



数日後

その結果、引き寄せの法則通りに、
A′さんの思いが、実現されます。

堂々巡(どうどうめぐ)りのようですが↑
いつも同じことを考えていたので、その考え通りの現実が、
実現されているだけのことです。
引き寄せの法則とは、こんな感じのものです。

ある日、A′さんは、同じ毎日が、いやになりました。
この、つまらなくて、面白くない毎日が、
なんとかならないか?何かいい方法があれば、
誰か教えてほしい!と、強く思うようになりました。
すると、しばらくして、友人から、『引き寄せの法則』の存在を、
教えてもらいます。
(これは、偶然ではなく、A′さんの思いが、引き寄せたものです)

A′さんは、同じ毎日のくりかえしから、抜け出せるならと思い、
早速、『引き寄せの法則(思った事が、引き寄せられ実現する)』を、
ためしてみることにしました。



数日後

A′さんは、『引き寄せの法則』をためし続けたのですが、
結局、思い通りの現実を、実現(引き寄せ)できませんでした↓

A′さんが、つまらない毎日、面白くない毎日から、
抜け出せなかったのは、『引き寄せの法則』が、
ウソだったからではありません。
『引き寄せの法則』は、ちゃんと働いていました。

この一連の流れを↑整理したいと思います↓

先に述べましたが、『引き寄せの法則』は、
継続された強固な思いの対象を、
現実として、引き寄せます。

A′さんが、改めて、思い直したことは、
「このつまらない毎日が、楽しくなると思うぞ!」
「この面白くない毎日が、面白くなると思うぞ!」
でした。

普通の人が、A′さんの思いを聞けば、
「ああ、A′さんは、毎日が楽しく、
 毎日が面白くなればいいと、思ってるんだな」
と、理解できます。

ところが、『引き寄せの法則』は、
融通(ゆうずう)がきかないというか、
人の気持ちを忖度(そんたく)できないというか、
とにかく、人が1番強く思っていること、
1番強く意識を向けている対象を、
純粋に、引き寄せちゃうのです。

実は、A′さんは、気付いていませんが、
A′さんが、1番強く思っていたこと、
1番意識を向けていたことは、
望む“現実”ではなく、
「つまらない毎日」や「面白くない毎日」という、
今、体験中の“現実”だったのです。

「楽しくなると思うぞ」や「面白くなると思うぞ」
という“思い”の根底(こんてい)には、
「つまらない毎日」や「面白くない毎日」という、
“現状”に対する、強い否定の思い、あるいは、
“現状”には、足りないものがある、といった、
強い思い(欠乏感=幻想)が、かくれていたのです。

その、かくれていた強い“思い”が、
今の“現状”、今体験中の“現実”である、
「つまらない毎日」や「面白くない毎日」
に向けられていたので、その“現実”が、
引き寄せられた、ということになるのです。

★ まとめ ★

『引き寄せの法則』は、
自分でも気付かなかった、
かくれた“思い”であったとしても、
その“思い”が、1番強いものであったら、
その対象となる“現実”を、引き寄せる。


ーーー< スピリチュマメ知識 >ーーー

A′さんに限らず、人はとかく、
否定するものや、避けたいもの、恐怖を感じるものに、
意識を向けてしまう、傾向があります。
また、「やりたくない!」のに、やってしまったり、
「近寄りたくない!」のに、近寄ってしまったり、
思いとは反対の、行動をとってしまうことも、あります。

例えば、車の運転中、道路脇(どうろわき)の、
側溝(そっこう)のフタが、はずれていたとします↓


運転に、なれているドライバーなら、
別に気にすることなく、普通にそこを通り過ぎて行きます↓


しかし、運転になれていないドライバーの場合、
フタのはずれた、側溝の方に、車が寄って行ってしまう
ことが、あります↓


運転に、なれているドライバー、なれていないドライバー、
ともに、側溝のフタがはずれていることには、気がつきました。
(運転中は、まわりを注意することが、ドライバーの義務なので、当然気付きます)

ただ、気付いた後の、両者には、違いが見られました。
運転になれているドライバー、は、
フタのない側溝が、運転に支障(ししょう)をきたすものではないと、
判断(安心)して、普通に、運転を続けました。
運転になれていないドライバーは、
側溝の方に、車が寄って行ってしまいました。
これは、初心者ゆえの、恐怖にかられた現象であり、
危険に対する、過剰反応(かじょうはんのう)が、
起こした現象だと、思われます。

初心者ドライバーとしては、運転経験があさいので、
未知の対象に出会うと、なにより先に、恐怖心が、わいてきがちです。
「もし、フタの空いた、側溝におちたら、大変だよな!うむうむ」
「よし!大変なことにならないように、側溝に落ちないようにしよう!」
と、危険と思われる対象、避けたいと思う対象に、必要以上に、
意識を集中させてしまいます。
なので、初心者ドライバーさんは、意に反して、側溝の方向に、
車が寄って行ってしまうのだと、思われます。

多分、この現象にも、『引き寄せの法則』が、働いているかと思われます。


ーーー< 以上です >ーーー


スピリチュアルの世界では、
A′さんのように、『引き寄せの法則』を知っていても、
望む現実を、うまく実現することが、難しい人のために、
様々なアドバイスが、様々な存在から、なされています。

その様々なアドバイスの中から、私が、なんとなく理解できた、
『引き寄せの法則』のヒント、みたいなものが、
いくつかあるので、それらを、A′さんを例にして、
A′さんが、望む現実を引き寄せるまでの過程を、おりまぜつつ、
以下の順番で↓私なりにまとめてみたいと思います。
『引き寄せの法則』ヒントその1=“今”
『引き寄せの法則』ヒントその2=“認める”
『引き寄せの法則』ヒントその3=“ゆるす”
『引き寄せの法則』ヒントその4=“感謝”
『引き寄せの法則』ヒントその5=“気付く”


『引き寄せの法則』ヒントその1=“今”

『引き寄せの法則』は、
「過去に、思い続けた、1番強い思いが、実現する」でした。
この、“過去”ということについて、少し詳しく、考えてみたいと思います。

私達は、“時間”というものを、「過去、現在、未来」
というふうに、常(つね)に連続して、変化し続ける存在として、
認識(にんしき)しています。
しかし、スピリチュアルの世界では、“時間”というものを、
人間が作り出した、“幻想(げんそう)”にすぎないと、考えています。

もし、“時間”があるとすれば、それは、“今”という時間だけだと、
スピリチュアルの世界では、考えています。
極端(きょくたん)な言い方をすれば、
“過去”のビッグバンから、“未来”のビッグクランチまで、
“今”という時の中に、すべて存在していると、考えられています。
なので、常に連続して、変化し続ける存在は、“時間”という幻想ではなく、
“存在する全て(私達人間を含む)”ということになると、思われます。

ということで、『引き寄せの法則』の、
「過去に、思い続けた、1番強い思いが、実現する」
というスピリチュアルの考えを、もっとスピリチュアル的に、言い換えると、
「今という時に、強く思ったことの、連続が、実現する」となります。

なんか、ややこしく、なってしまいましたが、
つまり、『引き寄せの法則』が働く場所は、
“過去”でもなく、“未来”でもない、
“今”ということになります。

『引き寄せの法則』が言っている、
「人の思い(力点)」と、「その対象の実現(作用点)」は、
ともに、“今”という場所にしか、存在しないということです。

そのことを、観覧車に例えて、説明させていただきたいと、思います。
これは“引き寄せの観覧車”です↓

この観覧車は、A′さん専用の観覧車で、A′さん以外の人は動かせません。
観覧車は、“今”という時の中に存在します。
観覧車に、たくさんぶら下がっているゴンドラは、
A′さんが体験する可能性のある、“現実”というゴンドラです。
1番下のゴンドラに、赤い玉がくっついていますが、
その赤い玉は、A′さんの“思い”であり、観覧車を動かすための
“重り(原動力)”でもあります。

A′さんは、全てのゴンドラ(現実)に、赤い玉(思い)を、つけることができます。

全てのゴンドラの中で、1番大きい赤い玉(思い=重り)がついたゴンドラが、
1番下に下がってきます(引き寄せられてきます)。
そして、1番下にきた(引き寄せられた)ゴンドラだけが、
A′さんの、実際に体験する(している)“現実”となります。

このように↓リモコンみたいなもので“思いを”ゴンドラ(現実)に、送ることで、

A′さんの“思い”=赤い玉が、そのゴンドラに、くっつく仕掛けです。

A′さんは、毎日が同じで「面白くない、つまらない」ゴンドラ(現実)に向かって、
“思い”を送り続けていたので、そこにくっついた、赤い玉が、巨大化しました。

その状態が続いたことで、A′さんは、「面白くない、つまらない」現実を、
体験し続けていたのです。ちなみに、左上にある、オレンジ色のゴンドラは、
A′さんにとって、「面白くて、楽しい」と思える対象の現実です。

では、A′さんは、いったい、どうしたら、
「面白くなくて、つまらない」現実から抜け出して、
「面白くて、楽しい」現実を、引き寄せられるのでしょうか。

それは、オレンジ色のゴンドラ、「面白くて、楽しい」現実に、
“思い”を向ければいいだけです↓
すると・・・

“思い”を向けられなくなった、黄色いゴンドラの、赤い玉がしぼんで小さくなり、
変わりに、オレンジ色のゴンドラに、赤い玉がくっついて、大きくなっていきます。
ここで大切なのは、オレンジ色のゴンドラ、「面白くて、楽しい」現実に、
“気付く”ことです。
気付かなければ、“思い”を向けることすら、できません。
そして、“気付く”ことができたら、
“思い”を、対象のゴンドラ(現実)だけに、“集中”させることです。
“思い”が、定(さだ)まらず、他のゴンドラに分散(ぶんさん)されると、
引き寄せたいゴンドラ(現実)の、赤い玉が、なかなか大きくならないのです。
(“気付く”ということに関しては、改めてふれます)

A′さんのように、対象のゴンドラ(現実)に、
“集中”して、“思い”を送り“続ける”ことで、

徐々にではありますが、赤い玉が大きくなっていきます。
逆に、黄色いゴンドラの赤い玉は、どんどん小さくなっていきます。

その結果、赤い玉は↓

オレンジ色のゴンドラ(現実)だけに、くっつきました。

とうとう、オレンジ色のゴンドラについた、
赤い玉の重さに耐(た)えきれず、引き寄せの観覧車が、動きだします↓


そんなこんなで、いつの間にか、オレンジ色のゴンドラが1番下にきています↓


かくして、A′さんは、「面白くなくて、つまらない」現実から、
「面白くて、楽しい」現実を、体験することになります↓

A′さんが、ゴンドラに“思い”を向けたこと=“力点”
A′さんの“思い”で、動かされた引き寄せの観覧車=“作用点”
ともに、“今”という時の中に、あったのです。

★ まとめ ★

“思い”の対象を選択できるのは、
“今”という時だけ。
“今の思い”の連続が、
その対象=“現実”を引き寄せる。


『引き寄せの法則』ヒントその2=“認める”

A′さんは、『引き寄せの法則』を知っていながらも、
なかなか望む現実を、引き寄せられませんでした。
それには、理由があります。

その理由は、
引き寄せに関する、ある重要なステップを、
踏(ふ)んでいなかったことにあります。
そのステップを踏んでいたら、
A′さんが気付かなかった、
かくれた“思い”、現状を否定する思いや、
現状には足りないものがある、といった思い(幻想)に、
気付くことも、できたはずなのです。


その重要なステップとは、“認める”ということです。


A′さんのように、望まない“現実”を、体験している人は、
大抵(たいてい)、その、望まない“現実”を、
『自分の“思い”の積み重ねが、引き寄せたもの』
ということを、認められないことが、多いようです。

そういう人は、周りの環境や、家族や友人、職場の仲間、
政治家、総理大臣、大統領、イルミナティ、マスメディア、
などなど、自分以外の存在によって、今の“現実”を、
しかたなく、体験させられていると、考えてしまう傾向があるようです。

本当は、誰もが、体験する“現実”を、引き寄せ、
創造するパワーを持っているのです。
体験する“現実”を、(他の誰でもなく)自分が引き寄せているのです。
そういった、自分の持つ“パワー”と、
自分が“現実”を引き寄せている、という事実を、
“認める”ことが、最初の、重要なステップになります。


A′さんは、
「なぜ、私は、望む現実を引き寄せられないんだ?
 『引き寄せの法則』は、ウソなのか?
 それとも、私のやり方に、間違いでもあったのか?
 誰か、いいアドバイスでもあったら、教えてくれ!
 ちょっとしたヒントでもいいから!」
と、心の底から、強く思うように、なっていました。

するとそこに、以前、『引き寄せの法則』を、
教えてくれた友人がやってきて、
引き寄せの法則に関する、ヒントを、
A′さんにしました。
「A′さん、望む現実が、なかなか引き寄せ
 られないようですね…
 もしかしたら、A′さんの思いの中に、
 自分でも気付かない、かくれた思いがあって、
 それが、悪さをしているのかもしれませんよ、
 まずは、そのかくれた思いを、見つけ出すことが、
 必要かもしれませんね…
 あ、そうだ、引き寄せの法則では、
 最初に、“認める”というステップを、
 踏むといいと、聞いたことがあります、
 そのステップを踏むことで、かくれた思いを、
 見つけ出せるかもしれませんよ」
みたいなことを、アドバイスしました。

A′さんは、
「ふむふむ、なるほどねぇ〜
 そんなステップがあったのか、
 ありがとうね、友人!
 早速やってみるよ」
と、与えられたアドバイスを、
試してみることにしました。
すると、A′さんは、“認める”ステップを
踏んだことで、自分の思いの、根底にあった、
自分でも気付かなかった、ある“思い”を、
知ることになります。

★ まとめ ★

体験している現実は、
自分の“思い”で引き寄せたもの、
という事実を、“認める”ことが、
引き寄せの、最初のステップになります。

望まない“現実”を、体験している人の場合、
望まない“現実”を、自分が引き寄せていることを、
“認める”ことで、自分の“思い”が、
どんなものだったか、知ることができます。
気付かなかった、かくれた“思い”も、
知ることができます。


ーーー< スピリチュマメ知識 >ーーー

引き寄せの法則と、魂の関係について、
少しふれておきたいことがあります。

人は、生まれる前、魂の状態の時、
あらかじめ、人生で、何を体験して、
何を学ぶのか?といった、
人生の“テーマ”のようなものを、
ある程度決めてから、生まれてくると、
スピリチュアルの世界では、考えられています。

A′さんの“引き寄せの観覧車”の例でいうと、
観覧車にぶらさがっている、各ゴンドラ=“現実”は、
A′さんの、人生のテーマを学ぶために用意された、
A′さん専用の、特注ゴンドラ、ということになります。
(どこの国で生まれるとか、両親は誰にするとか、
 どんな環境で育つかなど、特別仕様のゴンドラが、
 用意されることに、なります)

もし、
“タマネギの美味しさを学ぶ”
という、テーマを持って、
生まれてきた人がいると、
その人の、引き寄せの観覧車には、
タマネギの美味しさを学ぶための、
ゴンドラ=“現実”が、用意されるわけです。

たとえば、あるゴンドラ=“現実”には、
オニオンスープという、料理が入っていたり、
あるゴンドラには、
オニオンとトマトのマリネが入っていたり、
あるゴンドラには、
タマネギを入れた、すき焼きが入っていたり、
あるゴンドラには、
炒めたタマネギをまぜた、カレーが入っていたり、
その人の、学びのテーマに合った、
様々なゴンドラが、用意されることになります。

どの料理を食べても
(どのゴンドラ=“現実”を体験しても)、
タマネギの美味しさが、学べるように、
あらかじめ、その引き寄せの観覧車は、
設計されているのです。

ちなみに、もしその人が、
生のタマネギしか、
食べられない“現実”を、
体験し続けていたら、
いやになることだって、あります。
あきることだって、あります。
タマネギの美味しさを、学べるどころ
では、なくなります。
そんな時、自分の“思い”に気付いて、
その“思い”を“認める”ことができれば、
それは、別の料理=“現実”を引き寄せるための、
最初のステップを、踏んだことになります。

ではタマネギの美味しさを学べたら?
そこから先は、もっと自由に、
人生を楽しめるようになると、思われます。

学び終わった後は、
人生のテーマにそった範囲内なら、
他のもっと別な、望むべきゴンドラ=“現実”を、
体験し、楽しむこともできると、思われます。
もしかしたら、新たなゴンドラ=“現実”を、
増設することも、できちゃうのではないかと、
思われます。

想像しうる(心に描くことができる、“思う”ことができる)、
望むべき、最高の現実は、
誰もが、創造し、引き寄せ、体験できるものなのです。
その力を、誰もが持っているのです。
と、スピリチュアルの世界では、よく言われています。

ーーー< 以 上 で す >ーーー


『引き寄せの法則』ヒントその3=“ゆるす”

A′さんは、『引き寄せの法則』を知っていながらも、
なかなか望む現実を、引き寄せられませんでした。
しかし、再び現れた、A′さんの友人によって、
「引き寄せの最初のステップ“認める”」という
ヒントを得ました。

早速、ヒント通りのことを、試したA′さんは、
自分でも気付かなかった、“思い”の根底にあった、
かくれていた“思い”を、知ることになりました。

A′さんが、“認める”ことで知った、
かくれた“思い”には、
“現状”に対する、強い否定の思い、あるいは、
“現状”には、足りないものがある、といった、
強い思い(欠乏感=幻想)が、ありました。

さらに、その“思い”をたどっていくと、
「自分は価値のない、つまらない人間だ」
という、信念にも似た、凝り固まった思いが、
存在していることにも、気付きました。

引き寄せの観覧車の例えでいうと、
ちょうど、ここの場面でのことです↓


A′さんのように、
“認める”という重要なステップを
踏むことにより、自分でも気付かなかった、
信念にも似た、凝り固まった思いに、
遭遇することがあります。

もし、その凝り固まった思いが、
「自分は価値のない、つまらない人間だ」という、
A′さんのような、自分に対して否定的なものだった場合、
少し、やっかいなことが、起こる可能性があります。
       ↓
「あぁ、なんてこったぁ…
 今まで自分は、自分を否定する“思い”を
 持っていたのか…
 知ってショックだよ…
 …
 そんな自分が情けなくなったよ…
 自分は、なんて否定的なヤツだったんだ…
 こんの〜っ、自分のバカヤロー!!」
       ↓
と、否定的な“思い”を持っていた自分を、
更に“否定”してしまうことがあります。
すると今度は、“自分自身を否定する現実”を、
引き寄せることに、なっていってしまいます。
こうなると、否定的な引き寄せの連鎖から、
抜け出すのは、難しくなります。

こうならないために、どうすればいいかというと…

自分が、否定的な“思い”を持っていたことを、
知ったのなら、そういう自分を、
“否定”するのではなく、
“ゆるす”のです。
       ↓
「あぁ、なんてこったぁ…
 今まで自分は、自分を否定する“思い”を
 持っていたのか…
 知ってショックだよ…
 …
 でも、どんな“思い”も、
 自分は選択することができるし、
 どんな“現実”をも体験できることがわかった!
 そうか、自分ってすごいんだなぁ!
 自分を否定する“思い”を選択していたとしても、
 そのすごさは変わらないんだ!
 どんな“思い”を持っていても、それを“認めて”、
 どんな自分をも、“ゆるし”てあげよう!」
       ↓
こんな感じで、“ゆるす”ことをすれば、
自分を“否定”することなく、
引き寄せの最初のステップ、“認める”ことが、
とどこおりなく、できちゃうと、
スピリチュアルの世界は、アドバイスしています。


A′さんも、“認める”というステップを踏んで、
案の定(あんのじょう)落ち込みました。
「ああ、ショック…
 私は、心の底まで、否定的なヤツだったのか…
 私のバカヤロウ!
 この先、どうしたらいいんだ…
 だ、誰か、助けておくれよう!」
と、思った所に、みたび、A′さんの友人が現れました。

友人は、自分を否定していたA′さんに、
こんなアドバイスをしました。
「すごいよ、A′さん、
 “思い”の根底にある、
 信念とか、思いグセのような、
 そうとう深いところの“思い”に、
 気付けたなんて!
 なかなかできることじゃないよ、
 勇気のいることだからね。
 …でも、せっかく気付けた“思い”によって、
 自分を否定しても、何も始まらないよ…
 
 なぐさめには、ならないかもしれないけど、
 自分の価値を認められなかったり、
 自分を完全な存在だと認められなかったり、
 自分に対して、“否定的な思い”を、深いところで
 持っている人って、A′さんだけじゃないみたいだよ…
 けっこう、たくさんいるみたいだよ。
 
 それに、その“否定的な思い”は、誰もが、
 周りの人や、社会などによって、
 後天的(こうてんてき)に、
 与えられてきた、ものらしいんだよ…
 
 だから、そんなに、落ち込むことないよ、
 とにかく、どんな“思い”を持っていたか、
 分かっただけでも、すごいことだよ、
 後は、どんな“思い”を持っていたか、
 知った上で、自分を否定するのではなく、
 自分を、“ゆるし”てあげれば、
 いいだけだと思うよ」

そのアドバイスを聞いたA′さんは、
自分を否定しても、何も始まらないことに、
気付きました。
その結果、自分を否定する自分もひっくるめて、
…めんどくさいので、
いっさいがっさい、“全て”ひっくるめて、
“ゆるす”ことを、選択したようです。
そして、自分の持っていた、
深いところにあった“思い”を、しっかりと、
“認める”ことができました。

★ まとめ ★

引き寄せの最初のステップ“認める”ことが、
難しい時、自分自身を“否定”する変わりに、
自分自身を“ゆるす”ことで、“認める”ことが、
スムーズにいく。


ーーー< スピリチュマメ知識 >ーーー

自分を認めて、ゆるすことができれば、
他者がどんな思いを選択していようと、
それを認めて、ゆるすこともできるように、
なると思います。
その逆もまたしかりかと思います。

“認める”こと、“ゆるす”ことは、
自分を、ニュートラルな位置に、
戻す行為でもあると、
スピリチュアルの世界では、言っています。

ニュートラルな位置は、自分の中心にあり、
そこは、否定的でもなく、肯定的でもない、
中立な“愛”の位置だとも、言っています。

“認める”こと、“ゆるす”こと、
ともに難しいことかもしれませんが、
自分をニュートラルな位置、
中立な“愛”の位置に戻す行為は、
引き寄せの法則とか関係なくても、
自分にとっても、他者にとっても、
有意義な行為になるのかもしれません。

そうだ!
“認める”こと、“ゆるす”ことは、
自分の“思い”あるいは、“心”を、
リセットするための、いい機会でも、
あるかもしれませんね。

ーーー< 以 上 で す >ーーー


『引き寄せの法則』ヒントその4=“感謝”

A′さんは、『引き寄せの法則』を知っていながらも、
なかなか望む現実を、引き寄せられませんでした。
しかし、友人の、再三におよぶアドバイスにより、
“認める”ことや、“ゆるす”ことの大切さを知り、
ショックを受けながらも、自分を否定することなく、
思いの深いところにあった、信念にも似た“思い”に、
気付くことができました。

自分の持っていた、“思い”の深いところまで気付けた
A′さんは、ある意味、腹をくくれました。
別の言い方をすると、全てをありのままに受け入れる、
“覚悟”を決めました。

そのおかげで、
今まで目を向けなかったり、
今まで気付こうともしなかった、
自分が引き寄せている現実の、
細かい部分を含めた、“全て”を、
冷静になって、見つめることが、
できるようになりました。

引き寄せの観覧車の例えでいうと、
まだ、ここの場面でのことです↓


A′さんは、
現実の細かい部分まで、全て見つめたことで、
自分が引き寄せていた現実には、
悪いことばかりではなく、
感謝したくなるような、素晴らしいことも、
たくさんあることに、気付き始めました。
       ↓
「冷静になって、現実を、すみずみまで見つめてみると…
 自分が引き寄せたとは、思えないほど、
 素晴らしいこと、感謝したくなるようなことが、
 たくさんあることに、気付いたよ…
 なんで今まで、気付かなかったんだろう…
 こうして、身体を自由に動かせる幸せ…
 いろんなことに気付かせてくれた、友人の存在…
 他にももっと、私は多くの存在に助けられ、
 支えられて、この現実にいるんだろうな…
 そういえば、私は、大好きな絵をかくための、
 道具を持っていたっけ…
 大好きな絵をかいている時は、
 楽しくて、幸せを感じられるんだ、
 これも、ありがたいことだよ…
 全ての存在に、ありがとう!」
       ↓
A′さんは、こんな感じで、
「つまらない毎日、面白くない毎日」という、
現実の中にも、“感謝”する対象が、
たくさん存在していることに、
気付くことができました。

★ まとめ ★

スピリチュアルの世界では、
どんな“思い”を持っていようとも、
人が体験する、“現実”の中には、
必ず、“感謝”する対象や、
“良い感情”をいだく対象が、存在していて、
そのことに、気付こうとすれば、
いつでも、誰でも、気付くことができると、
考えられています。

また、“感謝”する対象や、
“幸せ”“喜び”“愛”などといった、
“良い感情”をいだく対象に、
心から“感謝”することで、その対象を、
今まで以上に、より強く、現実として、
引き寄せることができると、考えられています。

ーーー< スピリチュマメ知識 >ーーー

上の↑★まとめ★にもあるように、
スピリチュアルの世界では、
人は、どんな“思い”を持っていようとも、
体験する現実の中に、“感謝”する対象や、
“良い感情”をいだく対象を、見つけ出すことが
できると、考えられています。
ですが…、
ネガティブ(否定的)な“思い”を持っている人も、
現実の中に、“感謝”する対象や、
“良い感情”をいだく対象を、
見つけ出せるというのは、
少し理解しがたい、ことでもあります。

その理解しがたい考えを、スピリチュアルの、
様々な知識をつなぎ合わせて、私なりに、
解明(かいめい)したいと思います。

人は、根本的に“愛”の存在である。
 ↓
人が、ネガティブな“思い”を持っていたとしても、
ポジティブな“思い”を持っていたとしても、
どちらにしても、“思い”の1番深いところには、
ネガティブでもない、ポジティブでもない、
中立で、純粋な“愛”が存在している。
 ↓
どんな“思い”を持とうと、
その1番深いところに存在する、
“愛”も、現実の中に引き寄せられるため、
それが、“感謝”する対象となったり、
“良い感情”をいだく対象となって、現れる。

ということなんじゃないかと、思います。


ーーー< 以 上 で す >ーーー


『引き寄せの法則』ヒントその5=“気付く”

A′さんは、『引き寄せの法則』を知っていながらも、
なかなか望む現実を、引き寄せられませんでした。
しかし、友人からの様々なアドバイスのおかげで、
望む現実を引き寄せるための、ステップを、
着実(ちゃくじつ)に、踏むことができました。
更に、その過程の中で、自分が体験していた“現実”の中にも、
“感謝”する対象や、“良い感情”をいだく対象が、
たくさん存在していたことに、“気付く”ことも、
できました。

この“気付く”ということのおかげで、
A′さんは、望みの現実を引き寄せるための、
更なるステップを、踏むことになります。
というか、A′さんは、その更なるステップを、
自分でも気付かぬうちに、すでに、踏んでいました。

更なるステップとは、
A′さんが“気付く”ことができた、
“感謝”する対象の中に、
A′さんにとって、
ひときわ輝いて見える対象、
無条件に魅力を感じる対象、
ワクワクする対象、
面白そうで、楽しさを感じる対象を、
見つけ出したことです。

A′さんが見つけ出した、その対象は、
A′さんに、具体的で、明確な“思い”
を、抱かせることに、なります。

その具体的で、明確な“思い”が、
A′さんにとっての、魅力を感じる現実、
A′さんの、望む現実(=楽しく面白い毎日)を、
引き寄せるための“力”になります。

引き寄せの観覧車の例えでいうと、
この場面になった時の、出来事です↓

オレンジ色のゴンドラの中には、
A′さんにとって、
ひときわ輝いて見える対象、
無条件に魅力を感じる対象、
ワクワクする対象、
面白そうで、楽しさを感じる対象が、
含まれています。

ちなみに、A′さんが見つけ出した、
その対象とは、“絵をかくこと”です。

実はA′さん、小さい頃は、
絵をかくのが、大好きでした。
絵をかいていると、楽しくて、
夢中になれました。
しかし、
小学生時代、絵の授業中、先生に、
自分のかいた絵と、他の子のかいた絵とを、
比べられてしまい、クラスのみんなに、
笑われたことがありました。
それ以来、絵をかくことの楽しさを、徐々に、
忘れていってしまったA′さん。

そんな経緯があった、A′さんでしたが、
今回、ようやく、感謝する対象の中から、
絵をかくことの楽しさを、思い出す(気付く)、
ことができました。

「そういえば、私は小さい頃まで、
 絵をかくのが大好きだったんだよね…
 でも、みんなに、自分のかいた絵を、
 笑われたりして、それ以来、
 絵をかかなくなったんだよね…
 だけど、今また、絵をかく楽しさを、思い出したよ!
 今また、無性に絵をかきたくなったよ!
 ていうか、今から、大好きな絵をかくよ!
 人に笑われたって、そんなの関係ない!
 絵をかける幸せに、感謝感激!」

かくして、A′さんは、望みの現実を、
引き寄せることに、なります。

★ まとめ ★

「引き寄せの法則」は、
結局のところ、“気付く”ことが、
1番大切かと、私は思います。

様々な外的要因、社会通念や、常識、そういった、
後から植え付けられた、自分の“思い”に、
“気付く”こともそうですし、
感謝する対象や、良い感情をいだく対象、
自分にとって魅力ある対象を、
感じられる心=“思い”に、
“気付く”こともそうですし、
なんにせよ、“気付く”ことは、引き寄せる現実を、
大きく左右させるものだと、思います。

ーーー< スピリチュマメ知識 >ーーー

スピリチュアルの世界では、
“気付く”対象は、
自分の外ではなく、自分の中にあり、
“気付く”ことは、
自分でしかできないこと。
みたいなことも、言われています。

運命のカギ(気付き)は、
つねに自分の中にある。
という意味かと、思われます。

ーーー< 以 上 で す >ーーー




★★★ 『引き寄せの法則』のまとめ ★★★


『引き寄せの法則』は、
一般に知られている、自然界の法則のように、
常に、普通に、存在しているものです。

『引き寄せの法則』を一言で表すと、こうなります↓

この↑引き寄せの法則は、
法則を知っている人も、知らない人も、
法則を意識している人も、していない人も、誰にとっても、
万人(ばんにん)に等(ひと)しく働いていると、
スピリチュアルの世界では、考えられています。

「“思い”は実現する」という『引き寄せの法則』ですが、
その“思い”は、ある程度、継続されることが必要だそうです。
継続された“思い”(“信念”、“確信”、“思いグセ”など)が、
“現実”として、引き寄せられます。

チョピ3風に言い換えると、
今体験している“現実”は、
“思考”し続けた、強い思いが、
実現(“共振”)したもの、
ということになります。


ーーー< おまけ >ーーー

引き寄せの法則に関する、参考動画を、
ここに、いくつか貼らさせていただきます。
また、ここに書かせていただいた、いくつかの内容と、
関係していると思われる動画も、貼らせていただきました。


望むものが実現しないのはなぜか?宇宙にNOはない(引き寄せの法則)
エイブラハム・ヒックス

バシャールが語る「引き寄せの法則」望みを現実化させる方法bashar manifest

バシャール- 全く新しい自分を創造する「いまここ」の法則

間違った選択は無い  バシャール  No mistake on Your Choices, Bashar


更にもっと、引き寄せの法則をお知りになりたい方は、
引き寄せの法則に関する書籍をお勧めします。
私のお勧めは、
ロンダ・バーン著『ザ・シークレット』と、『ザ・パワー』です。
『ザ・シークレット』は、DVD化もされています。

最後まで、読んで下さり、
ありがとうございました。