○Doll さん
- 004 Trivial Story (採点:4)
- 先の展開にわくわくしながら、とても楽しく読ませていただきました。タイトルはもう少しひねってみてもよかったのではと思います。
- 018 ただの女 (採点:4)
- 最後で鳥肌が立ってしまいました。本当に当り前のことを書いているだけで、だからこんなに強い言葉なのかなあとか考えてます。
- 052 「メアリーに祝福を」 (採点:5)
- 文章に展開された風景、それもかなり現実味に乏しい風景が現実感を伴って現れ、消えていく、そんな感覚を存分に味あわせていただきました。最高です。笑う美汐と泣く美汐がまるで彼女に触発されたように無邪気で、とっても気持ち良かった。
- 063 『集い』 (採点:4)
- 苺だけですべての話を持っていってしまうこのパワーは一体なんなのだろう。
- 076 バスルームで髪を切る100の方法 (採点:5)
- 地の文がリズミカルで素敵です。その上で登場人物一人ひとりが本当に生き生きと動いているので、読んでいて何か満たされる心持ちでした。甘さひかえめなユーモアも好みです。
- 085 おかえりなさい (採点:1)
- 内容をごまかすことができないタイトルだと思います。もっとゆっくりと、丁寧に話を進めてほしかったです。
- 088 『if...』 (採点:1)
- うーん。真琴と結婚式までやっておいてあっさり名雪とくっつくのは個人的には納得できないです。
- 093 ハンプティダンプティ (採点:4)
- 全体に漂う不思議な雰囲気の中に名雪と祐一君の現在の信頼関係が映し出されているようで、なんとも充実した読後感を覚えます。
- 101 或る雨の詩(an umbrella) (採点:4)
- 思わず画面の前でアテレコしてしまいました。その場にいたような気分が味わえて楽しかったです。
- 104 泡沫夜曲 (採点:2)
- 「ドラマみたいで格好いい」を取ってしまうのには笑わせていただきました。高ぶった感情を伝えるのにテンテンを多用すると、それ自体が「悲しみを表す一辺倒な符号」に見えてしまい、逆効果だと思います。
- 119 税別880円の笑顔 (採点:2)
- 冒頭のイチゴサンデー論が興味深かったので一気に読んでしまいました。イチゴサンデーに慰めてもらう名雪って、想像するとかなりカワイイかも。
- 140 フィルター (採点:4)
- 「勝負」といえば撮影会というのは非常に自然な発想だと思います。厳しい言い方ですが、面白すぎる前半部と、後半のシリアス部とのバランスがあまり取れていない気がしました。個別ではそれぞれ非常に面白いと思ったので、なおのこと残念に感じました。
- 142 二つの交わる思い…二つのぶつかる想い (採点:1)
- タイトルを見ても思うのですが、文章はもう少し考えながら書くものだと思います。本当に必要な言葉だけを使っていますか?
- 150 凍りついた季節 (採点:1)
- Kanon原作のテイストを強く残したこのような「軽い」文では、サイコホラーのようなジャンルを描くのは不向きだと思います。これを書くのなら、もっとふさわしい自分なりの文体をもって挑戦するべきでは。
- 152 温泉へ行こう (採点:1)
- 書き慣れていると思いました。しかし、そのせいか文章に緊張感が全く感じられないので、あまりよくない慣れ方だと思います。非常によくまとまったお話ですが、あまりに小さな場所でまとまりすぎているのではと感じます。読んでいて爽快ではありません。
- 170 佐佑理さん、舞さん!!漫才ですよ (採点:2)
- 実家がジャマイカになってましたって、これにつっこむのは半端ないですね。
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