○Foolis さん
- 01 赤白黒 (採点:7)
- 狂気的世界がいい感じで描けていると思います。
ただ、最後の展開がまったくといっていいほどわからないのですが(汗。
何度か読み直してもよくわかりませんでした、すみません……(汗
- 02 卒業 (採点:7)
- 従兄妹どうしの結婚。
それは確かに禁忌ではありませんが理解を得られるのはすこし難しいでしょうね。
そういうテーマは面白かったです。
また人物も良くかけていて良かったです。
ただ、ちょっと最後のしめがイマイチだったかなぁと。
- 03 例え、誰が覚えていなくとも (採点:5)
- 不思議な雰囲気を出すのに一役買っているのはわかるのですが前半部分もう少しなんとかならないものかなぁと。
おかげで話がわかりにくい(汗
狙っていたのかもしれないけど。
話の雰囲気としては好きでした。
- 04 交差感情 (採点:5)
- 佐祐理さんの気持ちが良く描けていたと思いました。
でも、それだけをやりたいのならもう少し書き込んでほしかったかなぁと。
まぁわがままですが(汗
- 05 風鈴の鳴く夜に (採点:9)
- ネタが非常に好き。待っている名雪が最高でした。
正直地の文は前半ややいまいちだなぁとおもっていたのですが…。
いやはややられました。
最後の方のラブーな雰囲気もいいですし。
よかったです。
- 06 シフクノセツナ (採点:9)
- my merry mayやってなかったら10点だったのに、10点だったのに!
…わけわからなかったらごめんなさい。
いや似たようなネタが(汗
それはともかく。
いや、はなしの筋としてはありがちなものだと思うんですよ。
でも見せ方が非常にいいですよね、参りました。
よかったです。
- 07 ふたりは391/199900*1/? (採点:6)
- すみません、タイトルの数字どこから出てきました?
1/2000C2
ではないですよね?
まぁそれはさておいて、面白いことを考えなさったなぁと思います。
またジグソーパズルを作る二人がいい感じで描けていてよかったと思います。
ほのぼのしていてよかったです。
オチも面白い感じでいいですし。
- 08 名残雪の人 (採点:7)
- 実際問題テーマとして非常に難しいものを扱っていると思います。
実際、中絶したり、生まれた子を病院に置き去りにしたカップルも結構いますしね…。
その点興味深かったです。
まぁ私個人の意見としてはやはり中絶という道をとったとしてもこの二人を責めることはできないですね…。
人間を育てるっていうのはほんとに大変ですし…。
…って少し話が脱線気味ですね。
とりあえずそこをもう少し中心に書いてほしかったかなぁと思います。
それが残念でした。
名雪の父親の使い方は面白かったので良かったです。
- 09 まことだった。 (採点:6)
- タイトルがややイマイチかなぁと。
それが残念でした。
話の筋としては面白かったです。真実の部分は楽しく読めました。
…でもその部分がうまくストーリーととけあっていなかったような気がしたのが残念。
あと少しストーリーがわかりにくかったのは残念でした。
- 10 さいごのにんむ (採点:3)
- はじめどこがKanonやねんと思っていたら、途中の少女が真琴なのですね…。
なるほどこういう切り口できましたか。
ただやはりKanonとして捉えるのは難しいかと。
『せかい』とかそういうものに関係しているのかなぁあの狐は。
絡ませると面白いと作者の方は思ったのでしょうが、個人的にはイマイチでした。
あと絵本調をだしたくて平仮名にしたのはわかるのですが、内容的には漢字を交えて表現したほうが個人的には上手く伝わったかと思います。
『せかい』とかの話になっているのですから。
#つーかよみにくいしね。
あとこの部分。
>そして、それはかみをこしたちからだったのです
こえたの方が良かったかと。
- 11 過去に捧げるプレリュード (採点:8)
- 東大の過去問をといているなんて香里はやはりすごいなぁとか
(ってなんでこんなことしってんだ自分)(汗
π(名雪)=π(香里)=π(栞)+4の式は素敵だなぁとか香里と祐一のアホっぽいやり取りは面白いなぁ
とか思いながら読んでいたわけですが、20KBという枠内でだんだんとシリアスにもっていき最後はしんみりとした雰囲気に仕上げたのは見事の一言かと。
非常に良かったです。
- 12 梅雨前線北上中 (採点:5)
- n>2(n∈N)のときのx^n+y^n=z^nとなる整数x,y,zの組→
x=z y=0 , y=z x=0
万歳(マテ
ていうかこれはこういう解がありますよというネタなんでしょうけどこのほかの部分も含めて色々わかりにくかったかと。
テンポをあげていたのはステキですが。
- 13 三顧の礼 (採点:6)
- なんていうかオチが非常にかわいらしいですね。
そして(それまでの経過も含めて)非常にあゆっぽい。
よかったです。
- 14 百花屋奇譚〜オトナとコドモ〜 (採点:6)
- 舞踏会を「楽しみにしていた学生」の立場からみた意見は珍しいかと。
KanonSSで案外なかった気がする。
佐祐理が子供って言う意見は案外見かけますが。
とりあえず二人のやり取りがよかったです。
あと最後のしめがいたずらっぽくで好きです。
- 15 美坂香里の熱い一日とクラスメート達 (採点:5)
- ばかだなぁ…素敵だなぁ…そんなことを考えながら読めました。
やり取りはそれなりに楽しかったですが、もう少し何かがほしかったような気がしました。
- 16 何気ない日常、小さな幸せ (採点:5)
- これまたかわいらしい話。読んでいてほほえましい気持ちになれました。
ただもう少し何かが欲しかったような気がしますね…。
- 17 あわただしい最初の一ヶ月 (採点:1)
- オールエンドのプロットを書いた意気はいいのですが、流石にちょっと寂しすぎますね、内容的に。
もうわかりきっていることですし。
ここから先を書いてくれたほうが面白かったかなぁと思います。
- 18 はんばぁぐ (採点:3)
- オチはかわいらしくて好きですが…。
料理部分にイマイチ入り込めなかったです。
もう少しこの二人ならではのネタが欲しかったような気がします。
- 19 安っぽくても、それでも (採点:2)
- 奇跡がやすっぽいって感じる。
そういうネタは嫌いではないのですが、もう少しネタを練ってほしかったかなぁと思います。
ちょっと寂しい感じがしました。
- 20 しあわせ、もういちど (採点:5)
- あゆと栞のやりとりがステキでした。
読んでいて楽しかったです。
ただ、ちょっと細かいですが、在原業平をだして説明するよりは、
あいうえお作文をだして説明するほうがこいつららしいかなぁとは思いました。
在原業平がストーリーに絡んでいないですし。
(隠喩的に絡ませたのかもしれませんが、恋物語の部分しかちょっとわからないんです>伊勢物語
そのつもりだったらごめんなさい)
- 21 君を守る (採点:3)
- あゆがまいの力を借りるという話は面白いと思います。
しかし、イマイチ料理が上手くいっていないかなぁと。
容量の問題があるのはわかるけど淡々と流しすぎたかなぁと思います。
それが残念でした。
- 22 なゆきをあいしてる (採点:4)
- 作者さんは本当に名雪が好きなんでしょうね。
それがまっすぐに描かれていたと思います。
香里の馬鹿っぷりとして描かれていてよかったかなぁとおもいました。
ただそれだけでいくには少し勢いが足りなかったかなぁと。
それが残念でした。
- 23 いたずらかおりん (採点:5)
- 何気ない日常の雰囲気がよく出ていたと思います。
読んでいて楽しかったです。
ただ、最後の結論がやや唐突かなぁと思いました。
- 24 リフレイン (採点:6)
- 悶え苦しむあゆは良かったのですが…これはわざと?
それともなんかのミス?
全部の地の文等がリフレインされるのは少ししつこいかなぁと思います。
それが残念でした。
- 25 子の心親知らず 親の心子知らず (採点:5)
- 秋子さんの心情が描けていていいですが、後半の展開部分を考えると少し多いか。
ちょっとバランスが悪いかなと思いました。
- 26 サウンド・オブ・サイレンス (採点:8)
- 参りました。
ストレートにやられたかな、と思います。途中の長い部分がすごくいい。
まさかこうくるとはなぁと思いましたし。
また作品にながれる独特の雰囲気がよかったです。
- 27 きんにくまん (採点:9)
- すごくセンスがいいですね。テンポが非常によくよんでてたのしかったです。
微妙にエロイのもいいアクセントになっていましたし。
面白かったです。
- 28 みずたまり 〜逢魔が時に〜 (採点:4)
- ああ、なるほどそうきましたか。ネタとしては好きでした。
ちょっとあっさりしすぎな感がありますがこれはこれでいいかと思います。
- 29 心のゆくえ (採点:9)
- 難しいテーマを取り扱われましたねぇ。
確かにそうだと思います。
人間は不完全だから、他人を求める、本当にそういう存在なのだと。
そして最後の結論にも共感を覚えます。
よかったです。
- 30 君の名は…… (採点:3)
- ネタがこの上なく微妙だったなぁと。うーん、なんていうかほんとに。
途中の妄想部分は割りと好きなんですけど(ちょっと長い気がしますが)
- 31 青いゆりかご (採点:7)
- あゆと祐一の周りにいる人物がいいですね。
二人を見守っている感じが良く伝わってきてよかったです。
あと最後の一言が好きでした。
よかったです。
- 32 空回りのサーカス (採点:10)
- インタビュー形式。
これはしばしばSSで用いられる方法なのでまったく気にせず読んでいたのですが…
最後の最後でそうきますか。お見事。
…つーかほんとに参りました。
また、祐一と北川のやりとりが面白かったです。
- 33 心のかけら、幸せの太陽 (採点:3)
- どうも文体がこなれていない印象を受けました。
いい雰囲気をだそうとしているのはわかりますし、作者さんも十分わかっているとは思うのですが。
あと展開がちょっと唐突だったと思います。
あと佐祐理が5/5を忘れることはないと思いますし、この部分がイマイチ物語に絡んでいるように
は思えないですね。
あと文章規則として、文頭は一文字開けてほしかったです。
また鍵括弧の終りには。を付けないでください。
×「お誕生日おめでとう。佐祐理さん。」
↓
○「お誕生日おめでとう。佐祐理さん」
- 34 かえるところ (採点:5)
- 話の筋としては好きですが、もう少し何かが欲しかったでしょうか。
ちょっとこれで終わるのは寂しいかなぁと思いました。
話の雰囲気は結構好きなんですが。
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