Top Ka1 Ka2短 Ka2中 痕短 痕中 痕長 ONE短 ONE中 家計 月姫 Ka3短 Ka3中 Ka3超短 Ka4小 Ka4本 オリ肉 Ka5短 CLA1短 ONE2 Ka5中 CLA1中 オリ2 オリ3 Ka6小 Ka6本 AIR オリ4掌 オリ4短

○Alice さん

001 エターナリズム (採点:4)
永遠の解釈の仕方が斬新で面白いなと思いました。
ただ、キャラの描写が少しばかり薄い気がしました。
浩平のお母さんとかがいれば、それはそれで面白かったと思います。

002 彼女の理 (採点:8)
扱いの難しい――と私が思っている――繭でここまでやったのは凄いと思った。
私はこの作品、凄く好きです。
繭がわけもわからずに世界に向かって行こうとする姿を上手に書いていると思った。
これからも期待してます。

003 Fragment (採点:4)
嫌いではないのですが、中編でやるにはちとつらいプロットだったような…。
キャラクターの描写が断片的すぎるような感じがどうしても拭えませんでした。

浩平が転校してしまえる理由が御都合すぎるのはいただけないような気がします。
長編で、じっくりと煮詰めた内容であれば…あるいは…。

004 いつか、その日の為に (採点:6)
判断しずらい…。中編は本当にレベルが高いから…4作目にしてすでに感想挫折しそうな私。
読みました。なんていうか…はぐらかされてるなぁ〜っていう感触。
最初は七瀬かと思ってて、実は茜と付き合ってるってオチ。茜が結構ぽっと出てくるので違和感があったのです。
あと、巨大ハムスターとか司くんとかバリバリでてきて…正直良くわからなかったけど、完成度は高かったような……。

005 マジカル☆ワードを唱えよう (採点:8)
話の内容も構成もレベル高いですね。口惜しいと感じる自分がいます。
浩平のいない空白の一年ものSSというジャンル認定…。
茜の絡ませかたとかも、とりわけ上手いな〜と思わされてしまった作品でした。まる。

006 すてるす同盟 (採点:7)
変化球っすね。
シュンが某新世紀アニメのナルシスホモすぎてしかたありませんでいたが、ピッタリのキャラだったので違和感はありませんでした。フィフスの少年はバイだったのだかという事実とともに(ぉぃ
プロット自体は破綻もなかったと思います。すてるすについての概念の詳しい説明…ホントは欲しいところなのでしょうが、この作品であればいらないと思いました。テンポが良かったからなのだろうか?

007 とある騎士の物語 (採点:3)
発送は良いと思った。みさき先輩と盲導犬。なかなかコンペにふさわしい内容なのだろうと、結構期待しました。
けれども文章を読み、追っていくごとに、ノエルが擬人化しすぎてしまって…私はパス。
盲導犬…というのは本当に賢い犬なので、もうちっと盲導犬のことを勉強してから書くべきだったかと。浩平とフリスビーなんて…ダメですよ〜。
ホーリーナイトが出てきた時は、おいおい…って感じでしたし…。
確かにあのフラッシュは泣けるけれども…ちょっと違うよなぁ〜。
下手に擬人化しないで、徹底した三人称と盲導犬のきちんとした姿を追った作品であって欲しかったです。

008 Search for (採点:8)
アニマル擬人化SS第二段?
この作品は面白かったです。素直に言える。
最初は詩子さんかな? 案の定ひっかかりましたよ。作者さん。
考え方が詩子さんチックだったので。変に前向きだったりw
それにしても徹底した物語でしたね。私このお話は好き好きっす〜。

狐のおはなしとか…遊び心もあって良かったです♪

……詩子さんが「実はネコだった」という反意に満ちた視点が捨てきれないが。永遠と浩平と茜(ヒロイン)とネコ=詩子=司にとっての永遠の対象存在とか勝手な展開をしてみる。=Alice放置プレイ決定。

009 Replica (採点:9)
怖いお話。恐怖シリーズ。世にも奇妙な物語ONEコンペ出張版でござれ〜。あばかむれおるむばしるーら〜♪
こんばんわ、ALICEです。
ジャンルに不幸とあったので、どのようなUnhappyな展開が待っているのかと思えば…本気で嫌なラストでしたね。
長森と七瀬が二人して浩平のことを覚えている…。
おおう、二股恋愛泥沼劇で不幸になるのだなぁ! 包丁でぶっさりいってしまうのだなぁ! と思ってました。ごめんなさい。私が愚かでした。
本気で面白かったです。なんとなく私の知り合いに似ている文章だったので、なんとなくアレな感じがしたのですが……はてさてどうかな?

つーか、中編レベル高すぎる。

010 NOISY SILENCE (採点:5)
浩平がヒロインとなっているSS。
結構考えているようですが、私の雑感…。佐織では主役にはなりえない気がしました。
茜と対等…までは無理だとしても、詩子と茜、瑞佳と佐織という対比で佐織というキャラクターのアイデンティティを確立したかに見えたのですが…。
ラスト、佐織自身が言っています。
「敵うわけがない。これはもともと、あたしの問題じゃなかった」
このセリフを読んだ時……この時の佐織の動機、浩平をとりもどさんと"みずか"対峙した理由がわからなくなってしまいました。
佐織と瑞佳の関係がただならぬものであった…ということがきちんと描かれていたら? 浩平のことを密かに眺めていたとか……。
ONEって人と人の絆をテーマにした作品である! と私は思っています。ですから、この作品、私はとても宙ぶらりんな感じがしてしまいました。
主観の相違、私がこのお話のキモを見落としている可能性も否めませんが。生意気いってごめんなさい。

011 その果ての雨 (採点:6)
心象風景というやつなのだろうか?
私はまだ死んだことがないのでピンときませんでした。
どこかしら不条理な作品ではあったと思いますが、理解できるなぁ〜、とか、感覚的で、さらには勘っぽくてアレなんだけど……納得してる部分が多々ありました。
ひょっとして私自身が、既に二・三回飛んでたりしてw
夢落ちなんだろうって当りはつけてましたが、茜の今際(いまわ)の際であったということだったのですねぇ〜。

012 曇り色の時間 (採点:9)
釈然としないが納得してしまったので満点です。
なんか泣けそうになってしまったので。
悔しいなぁ〜。
ずるいなぁ〜。
私にはそこまで美化することはできない、と思った。
多分、現実っていうのはとってもとっても辛いものだから。
だから永遠なんてものが欲しくなるわけで……それでもこの浩平は寂しがりやで人より弱いくせに、自分の場所に立ち続けることを選んだわけで……。
それが羨ましくなってしまったわけで…。
感想になってない。言葉にするのが下手でごめんなさい。

013 『夕日の少年』 (採点:7)
抽象的過ぎて二回読みました。まだ理解しきっていません。もう一回読まなければならないのかもしれないのですが、眠いのでもう無理です。ごめん。
とりあえず私がこのお話を読んで思ったこと、純度100%のONE汁だったのですね! そーなんですね!? と、いうことです。
面白いというわけでもないし、長文だったけどうざくもなかったし、あっというまに読み終わってあれ? 終わってるよ…なんだかどこか遠い話だったなぁ〜って感じ。
一応、読み方としてはこんなんで合っていますよね? 作者さんの意図としてはこんな感じにして欲しいんじゃないかなって…思っているのだけれど……ご理解していただけましたでしょうか?
こっちの感想も曖昧で申し訳ないけれども、このSSは"そういうもの"なのだろうと私は結論付けました。サ
ブキャラ二名における、ONEの前哨戦SS――以上。

014 風の辿り着く場所 −Eternal Happiness− (採点:5)
あざとすぎるのではないでしょうか? ぶっちゃけ、つまりはわざとらしいということです。
物語に起伏を持たせて面白くするために、女の子を出したのだと思いますが、ラストが少し私の感覚とズレテイル。みさきが死ぬにしたって、女の子が死ぬにしたって、この作品のソレは安易な終わり方過ぎるきらいがあります。もっと別の終わり方はなかったのか? 作者さまにはそこを考えて欲しいって感じました。
浩平がいなくなった、その真実をみさきがじわりじわりと知ってゆく過程はとてもと〜て〜も良かったので、残念な作品でした。
中盤以降…下降する安っぽさがもったいないです。

015 その手を離す、その日まで。 (採点:8)
うむ。見事でございます。
言うことなし。
良い話としか言いようがないです。
丁寧だし、文句の付け所がない! と私は思いました。
でも、それだけなのです。感動したわけでもなければ、反意を訴えたいわけではないのです。
色が…薄い?

あ〜、なにを言ってるのでしょうか。私は。
む、むつかしいです。とても難しいのですが…。
それが釈然としない自分がいる。天邪鬼ですみませんでございました。

016 二人が刻む永遠 (採点:8)
レズっぽい終わり方だった……というのは流石に冗談として、このお話の締め方が余計だな、と思った。
多分この終わり方が好きだという人は大勢いると思うし、良いお話だと私も思う。
卒業を控え、今後の関係を憂う心情は丁寧であり、それにともなう一人称は客観的に描かれていたこともあり、私個人としてはすんなりと読めた。
でも、私は更に考える。二人が別れてお話が終わる。それで十分満足、いや、そっちの方が良いのではないか?
納得がいかなかったのは、安易…とまで言ってしまうのは酷だが、二人の将来が確定してしまっていること。
みさきはアメリカに行く、雪ちゃん先輩は今後を胸が締め付けられそうになりながらも迎えようとしていたのであれば……その未来が、後日談としてあっさりと語られることが酷くもったいないと思えたのです。
どうしてもその後の二人を書きたかったというのであれば、もっと控えめな内容にしてくれた方が、読後感――というか読み手に想像させる余地――をじっくりと味わう余裕が生まれたのでは? なんていってみる。

序盤、図書館独特の匂いの下り…賛成します。
ほんの少し日に焼けた紙の匂い。
誰に読まれることもなく、澱んだ時間を内包した古き図書の匂い。
それらがないまぜになった匂いが懐かしいです。

018 この世界は (採点:10)
"傷ついてるのに元気だったでしょ? なんか、いいなって思ったの"
本文より引用。

これにつきる。あぁ、詩子だな、と。

それから…泣いた浩平……冷や汗たらり。
いろんな意味でやられたよ。

これ以上はなにも聞かないで下さい。

019 トライ (採点:7)
うむ。青いね。
私が青っていうからAliceBlue……ふ、深い意味はないのですが………………。

―――し〜〜〜〜ん―――

い、いやあ…あははっ、うん。面白かったですよ。
氷上がなんか怪しかったです。
そこらへんの微妙さ加減が萌えに繋がるのかもしれません。
って自分! …んなわきゃないんでしょうが。作者さんすんませんでした。

(見当違いな意見にならざるを得ない、なかなか発言に困る作品でした)

020 Requiebros(愛の言葉) (採点:7)
今回のコンペはレベルが高いと思う私。
この作品もまとまってる。きちんとしてた。
瑞佳がどうしてもおさえきれない感情を茜にぶつけるシーン。
悪くはなかったが展開が急過ぎてもったいないと思った。
コンペの40kbは短いですねよね…。

021 夏ノ空ニ夢ハ初マリ (採点:6)
浩平自身が永遠を再確認意義を考えて見たが、その理由が私には思い浮かばなかった。
そもそも、このSSを書こうと思った切欠はなんだったのかを考えて見たが思い浮かびせんでした。

SS自体は丁寧でした。問題ありませんです。
ただ、どうしても展開が急作りですね。
文中、瑞佳が苛められそう(?)になっているところについては不問で良いです。
かなり強引だったけどねw
他の人はそれで嫌悪感とかいう単語を使いそうなので先手を打って……作者さん自身には必要な要素だったのだと思います。ONE本編の展開とかも交えて……。
……誰も上記の件についてのつっこみがなければ自分痛いですけど、まぁいいか。

今まで読んできた他の作品もだが、ONEのSSとはつくづく短くまとめるのが難しいのだと感じる。

022 はやく昔になればいい (採点:10)
ダメ女茜が嫌いじゃないです。寧ろ好きかも。
なんていうか振り回されることに慣れているつもりで、実はすげぇダメージ受けてる…そんなイメージですね。
それから、ちゅうと半端に理性的で、はじけっぷりが足りない気もするので、もっと弾けて欲しいです。
カタルシスがチト足りないです。
明義も災難だけど、最後の一線の時に彼こそがこのお話を盛り上げることができたのだろうに…。
本文中で、明義と浩平は同一線上の場所には立てたのだから……。
南明義だけが最後の糸だったのだし…あそこで流れが変わっていたら…それはそれで逝っちゃってるお話になれたのではないだろうかとか……色々と考えてしまいました。

面白かったです。

023 世界は終わり、或いは始まる。 (採点:10)
変化球だが…嫌いじゃない。
現実(?)になったしゅんかん、なんて落ちだと思ったのだが、読んでみれば面白かった。
瑞佳と浩平の結婚、友人たちとの語らい…それで良いんじゃないの? と思うが、そのままだったら10点はあげなかったと思う。
今回のコンペは良いなぁ〜。

024 【呪いの唄】 (採点:9)
怖いよ〜。瑞佳怖いよ〜。
こんな愛はいやだぁぁぁぁぁぁ!!

…愛されてみたいけどね♪ って違うw
3段落ちだったとは…べっくらこきましただ。
うむむ…永遠の解釈…すさまじきって感じですね。

かごめの歌…世にも奇妙な物語ちっくな怖さがあったっすよ〜。

025 もういいよ (採点:7)
設定が少し作為的すぎるかな? という第一印象。
浩平と関係を持った後の七瀬と広瀬の距離はなかなか自然な位置にいるのだが…高校生だからひいちゃうのかな? よくわからないや。
しかしてこのおはなし、永遠はあるのかな? ソレが知りたい。
もし、浩平が永遠に行っているといて…それでこの結末であればちょっと納得できない。
でも、このお話が永遠に行く前のものであるのならば……続きが気になるなぁ。

026 ダンスインザダーク (採点:8)
ちす。Aliceっす。
こちらの作品もおもろかったです。
瑞佳と思ったら実はみさきだったとはねぇ〜。
私はダマされ易いのすっかりとやられてしまいました。

展開として、こういうものもあるのかぁ〜とか思いました。
3段落ちとか期待してたりしてw
瑞佳⇒みさき・みさき⇒瑞佳・瑞佳⇒雪見……とか。
すみません。忘れてくらさい。

027 埋もれた夢に、あなたはいない (採点:5)
ちと微妙。
文章としては説明過多な一人称すぎるきらいがある。
物語の山場が理解しずらい。
決定的なのは、山場が理解しずらい=面白くないという図式になってしまいそうで。
私の読みが浅い可能性もありますが、佐織が傍観者すぎるのが面白く感じられない一因なのかも。
自分で書いていて、納得いっているものかどうかが気になった。

028 歩いて帰ろう (採点:8)
子連れの司に期待します。
「久しぶり、茜…」
「司、まさかその子…」
というのは冗談として。
面白かったです。
なんとなく…とか言ったら申し訳ないけれども。
ちとご都合ちっくだけど永遠ってなんでもありっぽいし。
読む方としては、少しくらいの違和感も、ま、良いかでごまかせました。
ほんなこつ、失礼。

029 澪とみさきと長森と (採点:9)
色んな要素がとりこんであって面白かった。
澪とみさきの交流も結構考えていて、かなり嫌いじゃないです。
月並な台詞でごめん。
でも、この長森と浩平はかなり良い感じだったので、上記の台詞は本当のこと。
自作も期待しちょります。

030 『パラダイス☆銀河〜愛と絶望の小豆洗い〜』 (採点:8)
小豆磨(と)ごうか、人とって喰おか〜、あ〜シャリシャリ
水木先生のファンをやっているAlice。

不条理な夢を見ているような感じでした。
というか、こんな感じでわけのわからない夢を見たことってありませんか?
私はあります。
ちんちん電車に乗せられて、何故が人型サイズのウルトラマン(A-type)に捕まって、無理矢理歯磨きさせられてました。
BGMはにこにこぷんの歯磨きの歌。しゅわしゅわくちゅくちゅしゅわしゅわ〜。

これと似たような不条理さを感じました。
なんというか、真っ白い紙に一本の線が引かれたと同時に、ぐしゃぐしゃと線が乱れるような。

もう私自身なにを言っているのか良くわかりませんが、とにかく空は青いわけです。
OK?

031 空の在り処 (採点:8)
丁寧で良かった。
空白の一年間…みさきと雪見のエピソードをきちんと描いている。
納得の行く内容。
インパクトがどうしても薄くなってしまうのだが、ONEの日常とはかくあるべき。
そういったものを実践していたように思える。

032 ALive (採点:7)
うむ。話が臭すぎるが上手くまとまっている。
この音楽ネタは二本目だが、こちらの作品も詩子が良い味を出していた。
照れがしばしば入る浩平も悪くない。
シュンがどうしてもわざとらしすぎるのだが、気にしすぎるほどのこともないのだと考えれば、
このお話は十分面白いと思う。
毛色がONEじゃないんだけどね。
始めに「臭い」とはいったがこれは個人の感性なんのでさほど気にする必要はないです。

033 コイゴコロ (採点:10)
LOVE。
好きです。
好きだす。
好きざます。
どうも、Aliceです。辺境の地でSS系WebなんてやってるっぽいAliceっていいます。清き一票を下さい。(選挙ラッシュなので、思わず時事ネタ。時が過ぎれば寒いのでやっちゃぁいけないネ♪)

さて、脱線してしまったので感想です。
単純にこの作品、好きです。好きだす。好きざます。
詩子っていうキャラがとっても好きで、茜が二の次だったりするのですが…このSSで両方とも一辺に好きになりました。
どこが良い? というのは限定しません。いろんなところが面白かった。
ぶっちゃけ全部好きってことでしょうね。具体的に言うとほかにの部分がおざなりに思われそうなので言いません。とにかく全部良かった。
なんか変なのに捕まったと思って諦めて受け入れて下さい。

034 莫逆の友の恋 (採点:10)
No.33に続いてNo.34にも殺される俺。
このSSも好きです。好きだす。好きざます。柚木って本当に良いキャラだよな〜。
問答無用で10点。
あと、しゃぼんだまの歌…俺は笑いました。その後の展開なんて考えてなかったから。
腹を抱えて笑いました。
凄いセンスです。私の目もナスになりそうです。ぺろりん。
まもちゃんと詩子これからを祈ってます。なんていうかポスト浩平同士なんで相当はちゃめちゃになりそうです。
この続き…凄く見たいなぁ〜。

この作風…誰かに似てるような気がするんですけど外れそうなので止めときます。
当ってる場合はイットキャ良かったぁぁ! って後悔するんだろうけれども玉砕するのも嫌だし。

035 夢を観た日 (採点:8)
ONEだ。
見まごうことなくONEだ。
文章的な作法で相当減点されるだろうが、内容自体は申し分ない。
みさおの性格がかなりオリジナリティに溢れ、兄貴、兄さん、お兄ちゃんなどとなかなか筆舌に尽くし難い呼称を使い分けるなどなど…問題点は色々あるだろうが…このお話の帰結のさせ方が上手いと思った。
ONE本編の補完…にしては豪華すぎるかもしれないが。
SSというよりは、実際にゲームをプレイしている時に近い文体。SSチックに直してみるのも良いのではないでしょうか?

036 たいせつなひと (採点:9)
日本語が本当に下手な自分。呪い殺したいです。
上手くいえない。上手くいえないのです!
繭というキャラクターを自分が把握できていないことがもどかしい。
なにかくる感じのSSでした。
短くて御免。
でも、この作品も好きなんです。<今回のコンペは好きな作品が一杯あって困ります。

037 虚構少女 (採点:8)
なんていうか、私高得点の乱れ打ちやってます。いやっほい。
この作品も面白かった。問答無用に面白かった。
留美(このSSで敢えて乙女にならんとすることの敬意を表して名前で呼ぶことにします)の一生懸命さがきゃわゆいやつやな〜って思いました。十分乙女チックな奴です。
対して浩平が大人だったなぁ〜と。
このSS…その後は七瀬ルートになるんでしょうが…浩平のあがきと七瀬の接し方が気になったりもしました。
いじょ。

038 廻り廻るAffection (採点:8)
溜息。点数高くなります。
SSだったなぁ〜。良いSSだったなぁ。
私がなにか言うのははばかられるので、語ることなし。
良かったです。

039 フリップフロップ (採点:10)
ぎゃぁぁぁぁ! 満点。
面白すぎました。好き過ぎます。
ばっちりつかみはOKです。ごそっと心臓抜かれました。
みさおというファクター、浩平母のファクター…そして、瑞佳。
見事にパズルが組みあがっていた。
物語の展開が、徐々に明かされていく流れも良い。
なんていうかこの作品も問答無用で10点だす。
私、今回のコンペでは連発してるのでもうそれほど価値はないかもしれませんが、それでもこの作品は好きです。
読めて良かったと、そういわせて下さい。

040 こんな愛の形も良いじゃない (採点:9)
こ、殺されると思った。
詩子と住井が頑張るSSってどれもレベルが高いなぁ〜。
このSSも然り、住井が詩子に浩平の影を見つけるっていうは素直に納得できる。
そこから恋愛に持っていくのが良いなぁ〜。
結構お約束な内容なのだろうけども、余りこれでSSを書いている人はいないと思うけれども、書かれて当然のような、それくらいの説得力がありました。
住井と浩平がカップルになる可能性も含めて、ONE―SSが熱くなりそうです。(ぉぃ)

041 Last Lovesong (採点:6)
御免、ちとやりすぎです。
ドラマすぎます。いや、SSなんだからわかり易いほうが良いのでしょうけれども……これはちょっとやりすぎ。
プロットはとても良いです。全体的な話の流れもOKです。
ただ、ONEでやるには少し生命力が溢れすぎているような気がする。(かといって私は生命力に溢れたONEを書けるはずもないのですが)
やるにしたって浩平と瑞佳、両方とももっと大人であって欲しいとか思ったりして。現実味がかけているっていうのが難点でしょうか。とはいえ、40kbが限界なので、細かい部分を削除しているかもしれないし。
根本的な主観の相違かもしれませんが…月9のドラマとかだったらいけるかも。ONEのSSとしては、厚みがまだ足りない、そう思いました。

042 オレとあいつと彼女の事情 (採点:7)
これからの佐織たんに期待します。
ビバ南くん。
浩平…出てこなくても面白かったかもって思ったっす。
内容としては普通に面白い作品だったなぁというところ。以上。

043 夕焼け色のシンデレラ (採点:7)
抽象的な世界でした。どう考えようか迷ったが、素直に自分の感じたことを言えば良いのだと思う。
「ごめんね。今日がほんの少しだけで」
このセンテンスで私は、いいなぁ〜って思いました。
センスって大事です。
内容は…さきに言った通り抽象的過ぎてわかりにくかったのだけれども、これが一つの成長であって欲しいと思う所存。

044 小さな幕間劇 (採点:10)
羊の矜持? それともなんだったのだろうか。
永遠? 違う。これは幕間劇であって永遠ではないのだと思う。
揶揄が多くて少し作者に底意地の悪さを感じるが、噛めば美味しい。
顎が弱った日本人には無理な難題かもしれないけれども…と、話がズレタので修正する。
基本的な面白みが6点。繰り返し読むことで4点という異色な採点になってしまった。
ミステリーでもないのに、乗せられてしまったのが口惜しい。
つまり10点をつけたこと、これは作者への嫌味だったりもする。
それくらい、やられたなぁ、と思ってしまったのだ。

045 永遠と瑞佳のあいだ (採点:10)
エッチです。物凄いエッチです。
ONEでこれを…いや、SS…二次創作でこんなことをやりやがるのかぁ? と声が裏返りました。
勿論、自分の作品については「心の棚に眠らせる、これ赤ワインのように…」ということです。フランスのことわざ(嘘
人のこと言えない変化球なげた癖に、人の変化球にはもだえっぱなしです。

このネタいつか借りそうです。インパクトでかいなぁ〜。
笑ったなぁ〜。面白かったなぁ〜。
Kanonじゃやれないネタだよな〜。
やっぱりONEは面白い。多分、Kanonよりも可能性がある……。
これからの時代はONEになりそうな…そんな気が少しだけしました。

バリ良かったバイ。

046 キャラメルのおまけ (採点:10)
子供のままでいつづけること。子供なのに大人になること。逆もまた然り。
理解できないのに理解させられること。遠くて近いもの。逆もまた然り。

怖い話だった。
よくやる、と畏怖するものまであった。
私にはここまでできなかった。ひょっとしたら失敗してしまったのかもしれない。

047 「わたしはあなたと歩きたい」 (採点:8)
ベタベタだが悪くない。前回、私のコンペでやりきれなかった…そんな内容だったりもして…ちと苦笑が漏れる。
女性からのプロポーズだったらもっと激情的であっても良いような気がする。
No.45ちっくないやらしさがあっても良いと思った。二人とも大人なんだしね…というと、私がたんなるおばちゃんみたくて、こんなこと言うの、本当は嫌なんですけどね。(でも言っちゃう)
それから、瑞佳はここまで弱い女だったかなぁ〜、とちと感じた違和感…それこそが面白味であると私は思いましたよ。
頑張って下さい。

048 待ち合わせ (採点:10)
欲望のままに10点をつけるAlice。ここにも参上。某所で公開されている感想・偏差一覧で、私がいかに天然なのかを知るでしょう。
すいません。引かないで下さい。
面白かったのでつい饒舌になってしまっただけです。

内容について…みさきの心情が手に取るように理解できた。
プライドとか、不安とか。作者の一生懸命さみたいのまで見えたのはちとオーバーかも?
ちなみにこのSSで私が高感度を持ったのは浩平です。
おもねることのない浩平の態度が凄く良く映って、あぁ、これならみさきも好きになるよなぁ〜と。
というか、こんな男だったらほとんどの女が好きになりそうな感じもするのだけどね。
自然にこういう人間になれたら良いなぁ〜。

049 雨音は誰が為の歌 (採点:6)
中々どうして…う〜んMOON.な内容。
物語の流れは理解できる。結構面白く、読ませるように作っているのだけれども、どうしてもツメが甘いんでないの? と感じました。
展開が安易なんですよね。ボリュームだってあるし、なんで? 理由は文章の贅肉とでも申しましょうか。
このSSはもっとシャープにしなければ全体的に浮いてしまう。どこが浮くかといえば、ストーリーの展開が…かな?
わかりにくい物言いで申し訳ないけれども、茜との今〜結婚しようまでの下りがこの物語のラインなのだが、浩平の母の死、その理由など肝心な部分がペライ(薄っぺらい)。それは瑞佳や留美や澪が出てきてしまったからかもしれない。現状説明としてのキャラクターベースを作るのであれば詩子で充分だと思う。私的にはそういった贅肉部分が、物語の要の部分を曇らせているように感じてならないのです。
40kbという配分はかなり難しいです。私は今回どちらかと言えばプロットそのもののバランスが崩れたSSになってしまい、今更にしてそれが口惜しいのですが、この話に至っては力の入れどころ、そのバランスをもう一度考え直せば充分に名作になれる器です。
今後にかーなり期待します。

050 セレナードで眠らせて (採点:7)
長く甘い。ちとくどかったかもしれない。最後のが説明臭くてちょっと減点です。
減点って言ってもそんなんしてません。私の採点法は直感となんとなくです。
うわぁ〜当てにならねぇ〜って思ってくれると嬉しいなっと♪

さて、内容ですが徹底して浩平と茜でしたね。
男性が女性の髪の毛を洗うというの…なんていうか嫌な感じしました。
想像してみたのだがすげぇ面倒臭そうです。
乳を揉むとかそっちの方が…ってそれじゃあコンペに参加できないわけで……難しいなぁ。

051 南西の風は瑞穂実る平原に (採点:6)
うーん、すまん。普通。
可もなく不可もなく。義明を茜が認めた瞬間に、浩平が帰ってくるのは予定調和になってしまい……。
物語のオチとヤマが場当たり的で…色んな意味でまだまだって感じっす。
タイトルセンス…これはもっと修行した方が良いんじゃないかな〜って思ったんだけど……ほかの人の意見も聞いてみると良いです。弱気で悪いけど。

052 未来の二人に (採点:10)
過剰なフェミニズムの揺り返しから男権の涙ぐましい見直しが叫ばれるほど、女性の強さは世に君臨している。
この一文で少し泣けました。なにもここまでいわなくたって良いじゃん! 意地悪っ!




とまぁ、これはどーでも良いとして…。
雪見不良説…えがった。えがったよ゛〜。
ストーリーに引き込まれてしまったし。自伝的な内容ではあるが、想像しやすい文章は好感度抜群かと。
みんなこーやって育っていくのだなぁ〜と。
みさきとの出会い編…きっぱりとした姿勢でいられる人間のSSとしては最高峰かも。
でも、この雪見って本編の立ち絵のイメージにピッタリだったかも。

この作品に対して雪見のイメージが合わない、とかのたまう人がいたら(……削除……)って言っても良いですか?

それくらい痺れたんです。

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